JPS6277346A - 新規なビスヒドロキシアルキルフエノンおよびそれを有効成分とする光重合開始剤 - Google Patents

新規なビスヒドロキシアルキルフエノンおよびそれを有効成分とする光重合開始剤

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JPS6277346A
JPS6277346A JP21364185A JP21364185A JPS6277346A JP S6277346 A JPS6277346 A JP S6277346A JP 21364185 A JP21364185 A JP 21364185A JP 21364185 A JP21364185 A JP 21364185A JP S6277346 A JPS6277346 A JP S6277346A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規なビスヒドロキシアルキルフェノンおよ
びそのラジカル重合性不飽和化合物の光重合開始剤とじ
−Cの用途に関する。
(従来の技術) 感光性物質を重合、硬化させる場合に、光重合法、光硬
化法は、熱重合法、熱硬化法および酸化硬化法に比べ゛
C1低温、迅速に重合、硬化でき、生産性向上、省エネ
ルギー、蕪公害等の多くの長所があり、また、選択的硬
化も可能であるため、印刷インキ、塗料、接着剤、印刷
板、プリント配線基盤の加工等に広く使われている。
光重合法、光硬化法においては、各種の重合開始剤が開
発さnてきた。例えば、ベンゾイン、ベンゾインエーテ
ル類、ベンジル、了り−ルジアゾニウム塩、ベンゾフェ
ノン誘導体、アセトフェノン誘導体、キサンテート類、
チオキサントン類、ハロゲン化炭化水素類、有機過酸化
物等の、紫外線の作用下でラジカルを発生する光重合開
始剤が知られている〔ジャーナル・オン・オイル・アン
ド・カラー・ケミスッΦアソシエーション、59巻、1
66〜171頁(1976年)〕、〔ケミカル・レビュ
ー、68巻、125〜151頁、(1968年)〕。ま
た、〕2−ヒドロキシー2−メチルー1フェニル−プロ
パン−1−オン等のヒドロキシアルキルフェノン*(特
開昭’58−144589号)や、4,4′−ビス−(
2−ヒドロキシ−2−メチル−プロパノイル)−ベンジ
ル等のビスヒドロキシアルカノイルベンゾフェノンまた
はベンジル(特開昭56−189478号〕が光重合開
始剤として有用であることが知られている。
(発明が解決しようとする問題点) 前記従来の光重合開始剤は、それぞれ有用であるが、な
お改良すべきいくつかの欠点を持っている。例えば、 (1)  ベンゾイン、ベンシイ/エーテル類は、暗所
保存安定性が悪い。
(2)  ベンゾフェノン誘導体は、重合物、硬化物が
黄変する。
(3)  チオキサントン類は、モノマーおよび樹脂へ
の溶解性が低い。
(4)特開昭56−189478号に開示されている化
合物は、鮎造工程が長く、また、世性のある化合物を使
用する必要があり、工業的に不利である。
などがあげられる。
本発明の目的は、従来の光重合開始剤の欠点を改良した
、熱安定性が良く、重合物や硬化物の黄変が少なく、シ
かも、製造が安全で容易である工業的価値の高い新規な
光重合開始剤を提供することにある。
(問題を解決するための手段) 本発明の目的は、新規なビスヒドロキシアルキルフェノ
ンによって達成された。
本発明のビスヒドロキシアルキルフェノンは、新規な化
合物であり、次の一般式(1)で表わされる。
(J180H8 具体的な化合物としCは、 (1)  1.2−ビス(4−(2−ヒドロキシ−2−
メチル−プロパノイル)−フェニル)−エタンUH80
00H8 (2)  2.8−ビス(4−(2−ヒドロキシ−2−
メチル−プロパノイル)−フェニル)−2,8−ジメチ
ル−ブタン サン をあげることができる。
本発明の一般式(I)で示きれる化合物は、次の方法で
製造することができる。
すなわち、下記反応式で示すように、まず、芳香族化合
物(11)を、例えば、塩化アルミニウムのよウナルイ
ス酸の存在下、α−ハロカルボン醸ハライド([0と反
応させ、ビスα−ハロケトン(ロ)を製造する。次いで
、この化合物■を、例えば、イソプロバノールのような
水溶性溶媒に水W化アルカリ金属、好ましくは水酸化ナ
トリウム水溶液を添加した溶液と共に加熱し、ケン化す
ることにより、一般式(1)で示される化合物が得られ
る。
H8 (n)          @) (式中、Aは前記のとおりである。また、Xはハロゲン
原子、好ましくは塩素または臭素を表わす。) この内、最初の化合物(II)と化合物(紛との反応に
おいて、反応温度は−10〜90°C1好ましくは30
〜50°C1反応時間は、0.25〜8時間、好ましく
は、0.5〜165時間、また、化合物(If)と化合
物(11)と塩化アルミニウムのモル比G;!1:2:
x〜1.3が好ましい。
次に、化合物時のケン化の反応では、反応温度は40〜
100°C1好ましくは70〜90℃、反応時間は0.
5〜8時間が好ましい。水酸化ナトリウム水溶液の濃度
は、5〜50チ、好ましくは、10〜25チである。
以上のようにし゛C製造される新規なビスヒドロキシア
ルキルフェノンは、白色の固体として得られ、それぞれ
の融点は約98°C,136℃、150℃程度である。
また、得らnたそれぞれの化合物は、赤外吸収スペクト
ル、紫外線吸収スペクトル、核磁気共鳴スペクトルおよ
び元来分析によりその構造を同定することができる。
本発明の一般式(I)で示される化合物は、単独で、ま
たは他の成分と混合し、光重合開始剤としてラジカル重
合性不飽和化合物の光重合または光硬化に使用する。こ
の際、1種または2種以上のラジカル重合性不飽和化合
物と、本発明の光重合開始剤との混合物中に、通常用い
られている顔料、フィラー、色素、F!!、重合禁止剤
、可塑剤、溶媒、増感剤、また、他の既知の光重合開始
剤などの添加剤を適宜配合することもでき、このような
感光性組成物が塗料、接着剤、印刷インキ、印刷板、プ
リント配線基板などに使用される。
本発明の光重合開始剤を配合して光重合または光硬化さ
せうるラジカル重合性不飽和化合物としては、重合性単
量体、重合性オリゴマー、および重合性不飽和重合体が
あげられる。重合性単量体は、一つ以上の重合性二重結
合を持つ化合物であって、例えば、アクリル酔、メタク
リル酢、マレイン酸、フマール酸、クロトン酸、イタフ
ン酸などの不飽和カルボン酷、および、こわらの不飽和
カルホン酸の誘導体、例えば、メチル(メタ)アクリレ
ート、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシ
ル(メタ)アクリレート、フェニル(メタ)アクリレー
ト、ベンジル(メタ)アクリレートなどのモノエステル
類、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートなどのヒドロ
キシアルキルエステル類、エチレングリコールジ(メタ
)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリ
レート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレ
ート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレー
トなどの多価エステル類、(メタ)アクリロニトリル、
(メタ)アクリルア1ミド、および、N−m換(メタ)
アクリルアミド等、ビニルアセテート、ビニルプロピオ
ネート、ビニルアクリレート、および、ビニルスクシネ
ート等のビニルエステル類、ビニルエーテル類、スチレ
ン、アルキルスチレン、ハロゲン化スチレン、ジビニル
ベンゼン、ビニルナフタレン、N−ビニルピロリドン、
ジアリルフタレート、ジアリルマレート、トリアリルイ
ソシアネート、および、トリアリルホスフェート等のビ
ニル化合物などがあけられる。
重合性オリゴマー、重合性不飽和重合体とし°Cは、例
えば、マレート基、フマレート基、アリル基、(メタ)
アクリレート基を持つ硬化性樹脂、不飽和ポリエステル
、不飽和アクリル樹脂、および、イソシアネート改質ア
クリルオリゴマー、ポリエステルアクリルオリゴマー、
および、ポリエーテルアクリルオリゴマーなどがあげら
れる。
本発明の光重合開始剤の使用孟は、基本的にはラジカル
重合性不飽和化合物に対して0.O1〜No重量係、好
ましくは、0.1〜4重量%であるが、添加剤の種類お
よび量の影響を受ける。例えば光透過性の悪い顔料を混
合する場合は、増量することが必要なこともある。しか
し、iが多すぎると、重合体の中に未反応の光重合開始
剤が残存し、重合の物性を低下するおそnがある。また
、少なすぎると重合が完結せず、未反応の不飽和化合物
が残存する。
本発明の光重合開始剤を配合したラジカル重合性不飽和
化合物の光重合または光硬化は、既知の方法により25
0〜500nm、好ましくは、300〜400 nmの
波長節回の光の照射により行なう。
使用できる光源は、日光、水銀ランプ、水素数′1ユ管
、キセノンアークランプ、閃光放電′α、タンクステン
ランプ、ハロゲンランプ、色素レーザー、クリプトンイ
オンレーザ−などがあげられる。
(発明の効果) 本発明のビスヒドロキシアルキルフェノンは、従来の光
重合開始剤に比べて次の特徴を持っている0 (1)  本発明のビスヒドロキシアルキルフェノンは
三官能であるため、こしを用いて光重合を行なった場合
、高分子逗の重合体が得らnる。即ち、強度、耐溶剤性
などの優れた重合体を得ることが期待できる。
(2)  本発明のビスヒドロキシアルキルフェノ/を
光重合開始剤として用いて得らnた重合体は黄変しない
(s)  本’A明のビスヒドロキシアルキルフェノン
は、熱安定性が良く、シたがって、こnを光重合開始剤
として含む光重合組成物は、重合およびゲル化すること
なく、長期間保存できる。
(4)本発明のビスヒドロキシアルキルフェノンの製造
は、簡便でかつ好収率であり、また、用いる化合物も毒
性の少ないものである。
以上ノように、本発明のビスヒドロキシアルキルフェノ
ンは、光重合開始剤として優nた特徴を持ち、かつ、製
造が容易であり、工業的価値は極めて高い。
(実施例) 次に、実施例により、本発明を更に詳細に説明する。
実施例に 硫化炭素200gLtに塩化アルミニウム7(1を懸濁
させ、その懸濁液に、室温でα−ブロモイソ酪酸クロリ
ド(こnは、α−ブロモイソ酪酸を塩化チオニルと、ベ
ンゼン溶液中、10時間還流することによって得られる
)97gを加えた。この混合物を激しく攪拌しながら、
室温で2,8−ジメチ/l/−2,8−ジフェニルブタ
ン60gの二硫化炭素溶液90−を滴下した。滴下終了
後、1時間還流し、次いで、氷水20〇−中に攪拌しな
がら入れた。有機18を公然し、飽和炭酸ナトリウム水
溶液、次いで、水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥、
溶媒を留去した後、攪拌下、メタノール150fnl中
に入れ、結晶化させた。濾過し、真空乾燥することによ
り得らnた化合物(融点168’C)を攪拌下、加温し
ながらイソプロピルアルコール800−に溶解した。こ
の溶液を、25%水酸化ナトリウム水溶液100fnl
と共に1時間加熱還流させ、次いで、水200−に注い
だ。この混合物をLルエン100−で抽出し、有機層を
2回水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥、溶媒留去後、イ
ソプロピルアルコールで再結晶することにより、白色固
体93りを得た。この化合物の融点を測定した結果、下
記のとおりであった。次いでこの化合物について赤外線
吸収スペクトル、紫外線吸収スペクトル、核磁気共鳴ス
ペクトルおよび元素分析を行なった結果、下記のとおり
であり、この化合物が2,8−ビス(4−(2−ヒドロ
キシ−2−メチル−プロパノイル)−フェニル)−2,
3−シメチル−ブタンであることを確、′、召した。
CH300H8CH80CH8 融点 139〜141℃ 赤外綜吸収スペクトル 3480cm  (0−ag&合) 1675 Cm−” (c−o結合) 紫外線吸収スペクトル(ジオキサン中)260 nm 
(ε24400) 320nm、(ε260) 核磁気共鳴スペクトル(δ) 1.38 ppm (12H) 1.62 ppm (12H) 4.80 ppm (2H) 7.2〜8.2 ppm (8H) 元素分析 C; 76.84係(計算値76.06係)H;8,4
・2%(計算値 8.85%)実施例2 2.3−ジメチル−2,3−ジフェニルブタンの代りに
、1,2−ジメチルエタン469を用いて、実施例1に
述べた製造方法に準じた方法で操作して、白色固体77
りを得た。この化合物について実施例1と同じ方法で融
点と各分析を行なった結果、下記のとおりであり、この
化合物が、■、2−ビス(4−(2−ヒドロキシ−2−
メチル−プロパノイル)−フェニル)−エタンであるこ
とを確認した。
融点 97〜99℃ 赤外線吸収スペクトル 8450cm  (0−H結合) 1670cm  C0−0結合) 紫外線吸収スペクトル(ジオキサン中)258 nm 
(ε29000) 324 nm (ε230) 核磁気共鳴スペクトル(δ) 1.62 pI)m (12H) 8.01 I)pm (4H) 4.10 ppm (2H) 7.2〜8.1 ppm (s H) 元素分析 C! i 74.58条(計算値74,55チ)Hi 
 ’7.43%(計算値 7.89%)実施例8 2.8−ジメチル−2,8−ジフェニルブタンの代りに
、3,4−ジフェニル−3,4−ジメチルヘキサン67
りを用い゛C1実施例1に述べた製造方法に準じた方法
で操作し゛C1白色固体949を得た。
この化合物について実施例1と同じ方法で融点と各分析
を行なった結果、下記のとおりであり、この化合物が、
3,4−ビス(4−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プ
ロパノイル)−フェニル)−3,4−ジメチル−ヘキサ
ンであることを確認した。
融点 148〜151°C 赤外線吸収スペクトル 3470 Cm  (0−H結合) 1675cm  (C−0結合) 紫外線吸収スペクトル(ジオキサン中)262 nm 
(ε23000) 320 nm (ε260) 核磁気共鳴スペクトル(δ) 1.01 ppm (a H) 1.38 ppm (e H) 1.62 ppm (12H) 2.06 ppm (4H) 4.2  ppm (2H) 7.2〜8.2 ppm (8H) 元素分析 C; 76.77 % (計算値76.68%)Hi8
,80%(計算値 8.73%)実施例4 石英製光重合管に、重合781止剤を含まないメタクリ
ル最メチル100重量一部に対し゛C本発明の光重合開
始剤をそnぞれ0.2重量部添加し、凍結融解法で窒素
置換した後、15°Cの恒温槽でメIJ−ゴーランド凰
光照射装置(大斜工業社製、商品名MGR−P型)を用
い、400W高圧水銀灯(tJVT36Aフィルター使
用)で365 nmの紫外線を8(mの距離から30分
照射した後、メタノール沈降法による重量法で重合転化
率および重合速度(Rp)を測定した。また、採取した
ポリメタクリル酸メチルを、ゲルパーミェーションクロ
マトグラフィー(東洋曹達社製、商品名HLO802A
型)により、重合体のスチレン換算分子量(数平均分子
量面及び重量平均分子置方)を求めた。得られた結果を
第1表に示す。
比較例1 本発明の光重合開始剤に変え、第1表に示さnる従来の
光重合開始剤を用いた以外は、実施例4に準じてメタク
リル酸メチルを重合した。実施例4と同じ方法で重合転
化率、重合速度を測定し、また、重合体のスチレン換算
分子量を求めた。それぞれの結果を第1表に示す。
l)「ゾロキュア11フ8Jiメルク社製商品名2)「
イルガキュア651にチバーガイギー社製商品名8)「
イルガキュア184にチパーガイギー社製商品名第1表
の結果は、本発明の化合物が充分な光重合開始性能を持
ち、また、こnらを用いることにより、高分子量の重合
物が得られるということを示している。
実施例5 メタクリル酔メチル100重量部に対して本発明の光重
合開始剤をそnぞ00.2重量部添加し、実ha例4と
同じ装#1を用い、同じ操作で、光照射時間を変えて重
合させ、重合転化率を測定した。
得られた1重1射時間と重合転化率との関係を第1図に
示す。
比較例2 本発明の光重合開始剤に変え、従来の光重合開始剤を用
いた以外は、実施例5に準じてメタクリル酸メチルを重
合し、?1工られたI[・1射時冊と重合転化率との関
係を第1図に示す。
第1図から、本発明の光重合開始剤を用いると、光重合
活性が犬で、直ね的に重合が進むことがわかる。
実施例6 ガラスプレート上に、本発明の光重合間・治、′1すを
それぞれ2重1辻部添加したエステルアクリレート樹脂
〔組成は、「アロエックスM−8060J(東亜合成社
製商品名)/「アロエックスM−5700J(東亜合成
社製商品名)−4/6 )を、100μmの膜厚に塗布
し、コンベア式紫外線硬化装置(集光型)を用いて、コ
ンベアスピードを10m/分とし°C’A外線を照射し
、閏脂を硬化させ、下記に示される方法で硬化速度を求
めた。なお、使用した光源は、2 KW (80W /
 Cm )オゾンレスタイプ高圧水銀灯1灯とし、照射
距離は20(mとした。?Gられた硬化速度および、目
視での黄変性を第2表に示す。
(硬化速度の測定) 塗膜を指で雀くこすってもすりあとのつかない硬化乾燥
(JIS K −5400)に達するのに妥する光源下
の通過回数をPa5s回数とし゛で表わした。
このPa5s回数の少ない程、硬化速度の速いことを示
す。
比較例3 本発明の光重合開始剤に変え、第2表に示ぎnる従来の
光重合開始剤を用いた以外は、実施例6に準じてエステ
ルアクリレート樹脂を硬化させた。
それぞれの硬化速度および目視での黄変性を第2表に示
す。
第  2  表 1)「ゾロキュア1lフ3Jiメルク肚製商品名2)「
イルガキュア651Jiチバーガイギ−社製商品名8)
「イルガキュア184にチバーガイギー社製商品名実施
例7 本発明の光重合開始剤をそt’LPn2重量部添加した
ウレタンアクリレート樹脂〔組成は、「ア四ニツクスM
−1100J  (東亜合成社製商品名)50重量部、
テトラヒドロフルフリルアクリレ−)25重量部、2−
ヒドロキシエチルメタクリレ−)25FtlS)をガラ
スプレート上に100μmの膜厚で塗布し、実施例6の
装置および光源を用い、コンベアスピード10m/分、
照射距離10cmで樹脂を硬化させ、硬化乾燥に達する
のに要するPa5s回数を測定した。得られた硬化速度
および目視による重合物の黄変性を第8表に示す。
比較例4 本発明の光重合開始剤に変え、第8表に示される従来の
光重合開始剤を用いた以外は、実施例7に準じてウレタ
ンアクリレート樹脂を硬化させた。
それぞれの硬化速度および目視での黄変性を第8表に示
す。
1)「ダロキュア1173にメルク社製商品名2)「イ
ルガキュア651Jiチバーガイギ−社製商品名3)「
イルガキュア184Jiチバーガイギー社製商品名実施
例8 本発明の光重合開始剤を2fLm部添加したエポキシア
クリレート樹脂〔組成は、リポキシ5P−1590(昭
和高分子社製商品名)50.fi量置部トリメチロール
プロパントリアクリレート20’fl(置部、エチルカ
ルピトールアクリレ−)20fi遺部、N−ビニル−2
−ピロリドンlO’iJ童部〕をガラスプレート上に1
00μmの膜厚で塗布し、実施例6の装置および光源を
用い、コンベアスピードxoom/分、照射距離20c
mで樹脂を硬化させ、硬化乾燥に達するのに要するPa
5sl数を測定した。得らnた硬化速度および目視によ
る重合物の黄変性を第4表に示す。
比較例5 本発明の光重合開始剤を変え、第4表に示される従来の
光重合開始剤を用いた以外は、実施例8に準じてエポキ
シアクリレート樹脂を硬化させた。
そnぞれの硬化速度および目視での黄変性を第4表に示
す。
第  4  表 1)「プロキュア11フ8Jiメルク社製商品名2)「
イルガキュア651Jiチバーガイギー社製商品名8)
「イルガキュア184Jiチパーガイギー社製商品名第
2.8.4表の結果より、本発明の光重合開始剤は、光
硬化性樹脂においても良い硬化性能を持ち、特にエステ
ルアクリレートおよびエポキシアクリレート樹脂におい
て、優れた光重合114始剤であることがわかる。
実施例9 ガラスびん中に、本発明の光重合開始剤をそnぞれ2重
量部添加したエステルアクリレート樹脂〔組成は、実施
例6で用いた樹脂と同じ〕を入れ、インキュベーター内
、60°Cで暗所保存安定性を調べた。結果は、目視で
ゲル化の生じた田数で表わした。得られた暗所保存安定
性を第5表に示す。
比較例6 本発明の光重合開始剤に変え、第5表に示される従来の
光重合開始剤を用いた以外は、実施例9に準じて暗所保
存安定性を測定した。得らnた結果を第5表に示す。
第  5  表 1)東京化成試薬1級 2)「イルガキュア651j;チバーガイギー社製商品
名δ)「ダロキュア1178にメルク社製商品名
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明における実施例5および比較例2にお
ける光重合開始剤の照射時間と重合転化率との関係を示
す線図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Aは−CH_2CH_2−基、▲数式、化学式
    、表等があります▼基、または▲数式、化学式、表等が
    あります▼基を表わす。)で示される 化合物。 2、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Aは−CH_2CH_2−基、▲数式、化学式
    、表等があります▼基、または▲数式、化学式、表等が
    あります▼基を表わす。)で示される 化合物を有効成分とする光重合開始剤。
JP21364185A 1985-09-28 1985-09-28 新規なビスヒドロキシアルキルフエノンおよびそれを有効成分とする光重合開始剤 Granted JPS6277346A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005508378A (ja) * 2001-11-08 2005-03-31 チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド 新規な2官能性光開始剤
JP2012237011A (ja) * 2003-05-06 2012-12-06 Ciba Holding Inc 新規三官能性光開始剤
US8857800B2 (en) 2010-10-29 2014-10-14 Tokai Rubber Industries, Ltd. Tank rubber cushion

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