JPS6266599A - Ｘ線透視撮影装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、Ｘ線透視撮影装置に係り、特に、Ｘ線を用い
た消化器等の診断における撮影条件の設定、Ｘ線照射野
の設定等を診断手段に従って自動的に設定するようにし
たＸ線透視撮影装置に関するものである。

〔背景技術〕

消化器等のＸ線診断（以下、単に診断という）において
は、食道から胃までをくまなく診断するため５食道操影
法、胃の充盈法、二重造影法、圧迫法などの手順及び撮
影の順序が学会などで検討されて決定されている。

また、消化器等の診断では、造影剤を投与して行うが、
それが適正な位置に存在している間に診断を行わなけれ
ばならないという迅速性が要求される。そのため、Ｘ線
透視撮影装置では、撮影条件の設定、照射野の設定、フ
ィルムのセツ］−１白！ｌ］露出の濃度タップ切換等の
操作釦をなくすか。

あるいはそれらの操作を能率的に行わなければならない
という問題があった７ 〔発明の目的〕 本発明の目的は、前記問題点を解消するため、消化器等
の診断時における撮影順序をプログラムしておいた手順
に従って行えるようにすることにより、診断に際する操
作者の疲労を軽減し９診断が能率よく行うことができる
ようにしたＸ線透視撮影装置を供給することにある。

本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。

〔発明の概要〕

本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要をＹＭ嘔に説明すれば、下記のとおりである。

すなわち、本発明は、前記目的を達成するため。

消化器等の診断で必須に定められている撮影法に必要な
ＸｖＡ管電圧（以下、管電圧という）、Ｘ線管電流（以
下、管′Ｑ！流という）バックアップ時間、自動露出の
濃度タップ、照射野を決める分割板の選択又は絞りの開
角を決める信号、フィルムサイズなどを撮影法ごとに記
憶又は設定しておき、その撮影法の記憶内容は自由に変
更でき、その組み合わせた撮影法の順序を記憶又は設定
しておき、その順序にしたがいその撮影法の条件が自動
的に設定され、撮影が終了するごとに、次の撮影法の条
件が自動的に設定されるように制御するようにしたもの
であり、操作者は撮影開始を操作器で操作するだけでよ
いようしこシたものである。

〔発明の構成〕

以下、本発明の構成について、実施例とともに説明する
。

なお、実施例を説明するための全図において。

同一機能を何するものは同一・符号を付け、その繰り返
しの説明は省略する。

第１討は１本発明をＸ線透視撮影装置に適用した一実施
例の［略楕成を示すブロック図である。

第１図において、１は電源端子であり、商用電源が供給
される。２は管電圧を与えるための単１変圧器であり、
管電圧を可変するための刷子３を有する。この刷子３は
モータ４により駆動され。

管電圧を設定するためのものである。５はＸ！＠照射開
閉器であり、Ｘ線照射している時間だけ閉路し、高電圧
発生装［６に交流電圧を供給するためのものである。こ
の供給された交流電圧は高電圧発生装に６で高電圧整流
さ扛、この整流された高電圧はＸ線管７に供給されＸ線
を発生するようになっている。

８はフィラメント加熱用変圧器、９は加熱電圧を与える
電源端子、ｌＯは管電流を決めるために必要な電圧を与
えるための管電流設定用紙尻であり、管電流値に応じて
接点群１１により適正直になるように切換えられるよう
になっている。

１２は被写体を透過したＸ線ｆｆｉを検出するＸ線検出
器、１３はＸ線検出器１２の出力を積分する積分器、１
４は積分器１３の出力が一定値に達したとき、Ｘ線照射
停止Ｆ信号を発生する比較器であり、抵抗１５とスイッ
チ群１６で設定される所定の比較基＋（！！電圧が入力
されている。前記ス（、フチ群１６は、ス、（ツチ制御
回路１７により切換え１）れるようになっている。１８
は、タイマ制御回路であり、コンピュータ１９の指什に
より適」［なバックアップタイマを設定したり、比較器
１４の信号によりＸ緑薫）Ｉ停止信号・を発生してＸＸ
！Ａ照１・］開閉器５を制御するためのものである。

２０はコンピュータ１９からの管電圧指令により、所定
の管電圧値となるようにモータ４を制御するモータ制御
回路、２１はコシピユータ１９の指令により所定の管電
流値を設定するための接点群１１を動作させる管電流制
御回路、２２はＸ線照射野を決めるための信号２３をＸ
線透視撮影台へ送るＸ線照射野設定回路、２４はフィル
ムの選択信号２５をＸａ透視撮影台に送るフィルムセッ
ト回路、２６は撮影開始をコンピュータ１９ノ＼指令す
る操作者からの撮影開始信号、２７はコンピュータ１９
へ、第２図に示す撮影法Ｔ、〜Ｔｉごとの条件を入力し
たり、撮影法の順序を自由にプログラムするための操作
指令信号である。

前記コンピュータ１９には、第２図に示すように、撮影
法Ｔ１〜Ｔ１ごとに、その撮影に必要な管ｆｆｉ圧Ｋ　
Ｖ　ｌ−Ｋ　Ｖｌ、　ｒｒＩＭｌ流ｍＡ＋−ｍＡｉ、バ
ッグアップタイマＳ＋−５ｉ、照射野を決める信号ｘ　
Ｆ　ｒ〜ｘＦｉ、適正なフィルム濃度を午える自動露出
の濃度タップ又は自動露出のフィルムよ度条件を選択す
る条件Ｄ　Ｉ−Ｄ　ｉ、　ｔｉ影に使用するフィルムＦ
Ｌ＋〜ＦＬｉ等をセットする信号がプログラムされてい
る。

この撮影法は、２０数種以上記憶できるものである。こ
こで、撮影法ＴＩとは１例えば、食道充盈撮影に該当し
、この場合であれば、撮影法に適正なＸ線条件を記憶し
であると同時に、左右２分割撮影をするための分割板を
セットする信号が記憶されている。

次に、本実施例の制御動作を簡単に説明する。

第１図において、前記撮影法Ｔ＋　、Ｔ２　、Ｔ３・・
・・・Ｔｉ−＋　、Ｔｉの順序は、使用者が日常診断し
ている順序に自由に組み替えられるものであって。

例えば、Ｔ＋　ＨＴｚｔ　Ｔｓ　ＨＴ４　＋　Ｔｓ　＊
　Ｔ、＋Ｔ７　、Ｔａ　、Ｔｅと組んであれば、操作者
が撮影開始信号２６をコンピュータ１９に与え、その撮
影法が終了するとともに１次に組んである撮影法の諸条
件がコンピュータ１９より出力されて、Ｘ線制御装置、
Ｘ線透視撮影台などはその指令に従って条件を設定する
ものである。

また、操作指令信号２７をコンピータ１９に入力するこ
とにより、第２図に示す撮影法Ｔ１〜Ｔｉごとの条件を
入力したり、撮影法の順序を自由にプログラムすること
ができる。

ここでは、各条件の記憶及び設定は、コンピュータ１９
により行う例をしめしたが１通常の電子回路網により１
条件の記憶及び設定を行っても。

その目的とするところは同様に達成できる。

また１図示しないが、第２図で示した撮影法による記憶
及び設定内容において、管電圧、管電流バックアップタ
イマの条件の設定は、最近多用されている゛自動露出回
路を用いて設定し、第３図に示すように、照射野ｘＦ＋
−ｘＦｉ、自動露出の濃度タップ又はフィルム濃度（黒
化度）条件Ｄ＋〜Ｄｉ、フィルムＦＬ＋〜ＦＬｉ等だけ
を記憶し、撮影手段により自動設定しても、その目的と
するところは、同様に達成できる。また、図示していな
いが、自動設定撮影を解除して手動で条件設定できる機
能も当然有するものである。

以上の説明かられかるように、本実施例によれば、複数
の撮影法及び各撮影法に最適な管電圧。

管電流、撮影のバックアップ時間、自動露出の濃度タッ
プ等の設定、各撮影に合致したＸ線照野とフィルムを決
めるための信号等をコンピュータ１９の記憶部に少なく
とも数種類記憶又は設定し、これらの撮影条件を前記撮
影法の撮影手順にしたがって自動的に組み合わせて設定
するプログラムにより、操作者は、操作器で、撮影開始
信号をコンピュータ１９に入力してやるだけで、消化器
等の診断に適切な撮影ができるので、診断に際する操作
者の疲労を軽減し、診断の能率を上げることができる。

〔効果〕

以上説明したように、本発明によれば、使用者が日常使
用している撮影法の順序に従って、Ｘ線条件、Ｘ線照射
野の設定、フィルムのセット等がコンピュータの指令に
より自動的に行うことができるので、消化器等の診断の
能率を向上でき、操作者の疲労度も軽減することができ
る。

なお１本発明は、前記実施例に限定されるものではなく
、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であ
ることは言うまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明をＸ線透視撮影装置に適用した一実施
例の概略構成を示すブロック図、第２図は、コンピュー
タの中に撮影法ごとにＸ線条件、Ｘ線透視撮影台の制御
信号を記憶しである様子を示した図。 第３図は、自動露出回路を用いた場合のＸ線条件、Ｘｍ
透視撮影台の制御信号を記憶しである様子を示した図で
ある。 図中、２・・・単捲変圧器、４・・・モータ、５・・Ｘ
線照射開閉器、６・・・高電圧発生装置、７・・・Ｘ線
管。 １０・・・管電流設定用抵抗、１４・・・自動露出系の
比較器、１５・・・抵抗、１８・・タイマ制御回路、１
９・・・コンピュータ、２０・・・モータ制御回路、２
２Ｘ線照射野設定回路、２４・・フィルムセット回路、
２６・・・撮影開始１８号である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）消化器Ｘ線診断のためのＸ線条件の設定が可能で
   あり、Ｘ線照射を自動露出制御装置の信号により停止す
   るようにしたＸ線透視撮影装置において、複数の撮影法
   及び各撮影法に最適なＸ線管電圧、Ｘ線管電流、撮影の
   バックアップ時間、自動露出の濃度タップなどの設定、
   各撮影に合致したＸ線照射野とそれに適したフィルムを
   決めるための信号のうちの少なくとも数種類を記憶又は
   設定する手段と、これらの撮影条件を前記撮影法の撮影
   手順にしたがって自動的に組み合わせて設定する手段と
   を備えたことを特徴とするＸ線透視撮影装置。