JPH11126697A - X線制御装置 - Google Patents

X線制御装置

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JPH11126697A
JPH11126697A JP9290812A JP29081297A JPH11126697A JP H11126697 A JPH11126697 A JP H11126697A JP 9290812 A JP9290812 A JP 9290812A JP 29081297 A JP29081297 A JP 29081297A JP H11126697 A JPH11126697 A JP H11126697A
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imaging
ray
inspection
inspection item
photographing
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Application number
JP9290812A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Masuda
勝秋 益田
Makoto Furuyama
誠 古山
Hideki Fujii
英樹 藤井
Tatsuhiro Mori
達弘 森
Takahiro Kamitake
高啓 上武
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一術式による複数の異なる撮影を操作性良
く効率的に行うことができる。 【解決手段】 被検体Mを透過した透過X線像をX線フ
ィルム5に撮影するためにX線管3などを制御するX線
制御装置において、カラー液晶表示器22に表示された
部位・方法項目表示メモリ30の内容を操作者が見て、
検査依頼箋に基づきタッチセンサー23を介して所要の
検査項目を選択する。この検査項目に関連付けられた複
数個の撮影条件が撮影条件記憶メモリ32から読み出さ
れ、最初の撮影条件で各部が制御される。曝射スイッチ
43が押されると最初の撮影条件によって撮影が行わ
れ、正常終了した場合には、次の撮影条件に従って各部
が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被検体を透過し
た透過X線像をX線フィルムに直接的にあるいは間接的
に記録するためのX線撮影装置を制御するX線制御装置
に係り、特に、そのX線管や高圧発生器を指定された撮
影条件に制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】病院においては、医師が患者を診察した
後、必要と思われる検査を各検査室に依頼する。放射線
科において実施される、透過X線像を直接的にあるいは
間接的にX線フィルムに撮影するX線写真撮影もその一
つであり、医師が必要であると判断した頭部や胸部など
の撮影部位と、単純撮影や断層撮影などの撮影方法とを
含む検査項目を書き込んだ検査依頼箋が医師からX線撮
影装置の技師に対して発行される。
【0003】医師から発行された検査依頼箋を受け取っ
た技師は、検査依頼箋に記載された検査項目に基づい
て、検査室内に設置してある複数台のX線撮影装置のな
かから適切なものを選択した後、そのX線管や高圧発生
器などを制御するX線制御装置から撮影条件を設定して
撮影を行うようになっている。なお、撮影条件は、検査
項目に応じて放射線科で標準的なものが予め設定されて
いるのが一般的であり、X線写真撮影法を基にしてX線
フィルムおよび増感紙の特性などを考慮して設定されて
いることが多い。特に、整形外科の分野においては、厳
密に標準的な撮影条件が設定されているのが一般的であ
る。
【0004】ここで、上述した撮影条件の設定を、図1
1に示した従来のX線制御装置の操作パネルの一例を参
照しつつ説明する。
【0005】まず、技師は、検査項目に基づいて複数台
のX線撮影装置のうちいずれを使用するかを術式選択キ
ーによって選択する。次いでプリセット選択キーによ
り、予め各キーに設定されているX線管電圧を含む撮影
条件を選択する。
【0006】なお、X線制御装置には、各術式選択キー
(各X線制御装置)ごとに、それぞれプリセット選択キ
ーの数だけ撮影条件が予め記憶されている。したがっ
て、X線制御装置内では、術式選択キーが選択された時
点で、その術式選択キーに対応する撮影条件群が読み出
され、プリセット選択キーが選択された時点で、先に読
み出した撮影条件群のなかからそのプリセット選択キー
に対応する撮影条件が読み出される。そして、X線制御
装置がその撮影条件でX線管や高圧発生器などを制御
し、技師の指示により検査依頼箋に応じた撮影が行われ
るようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、X線写真撮影では、同一の術式選択キ
ーにて複数の異なる撮影を順次に行うことが多いが、プ
リセット選択キーには1つの撮影条件しか記憶できない
ので、複数個のプリセット選択キーを撮影の度に選択し
直して撮影条件を変更するか、操作パネルに設けられて
いる「+」,「−」などの変更キーなどによって撮影条
件を変更しなければならず、操作性が極めて悪いととも
に、撮影が煩雑となって誤操作が生じやすい。X線フィ
ルムに撮影した透過X線像は現像した後でなければ適正
濃度で撮影できているか否か判断できないので、誤操作
により不適切な撮影条件による撮影、つまり誤撮影が行
われるとX線フィルムが無駄になるとともに撮影をやり
直す必要があって、病院にとって損失となる。特に、撮
影方法が単純撮影の場合には、患者の数が多く撮影回数
が非常に多くなるので、誤撮影が多くなるとその損失が
非常に大きなものとなる。
【0008】また、検査依頼箋に記載されている検査項
目は、撮影部位や撮影方法を含むものである。したがっ
て、技師は、それらを読み替えて、どのX線撮影装置を
使用するかを術式選択キーによって選択するとともに、
その検査項目に対するX線撮影を行う撮影条件をプリセ
ット選択キーで選択しなければならず、未熟な技師にと
っては撮影条件の設定が難しいという問題がある。な
お、病院によっては、検査項目ごとに術式と複数個の撮
影条件を一覧表形式にして検査室の壁などに貼り付けて
いるところもある。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、同一術式による複数の異なる撮影を
操作性良く効率的に行うことができ、また、誤撮影を防
止することができ、さらには検査依頼箋に基づいて容易
に撮影を行うことができるX線制御装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載のX線制御装置は、被検体を透過し
た透過X線像をX線フィルムに撮影するために、指定さ
れた撮影条件に従って高圧発生器やX線管などを制御す
るX線制御装置において、(a)医師からX線撮影装置
の操作者に対してX線撮影を指示するための検査依頼箋
に記載された撮影部位および撮影方法に対応する検査項
目と、前記高圧発生器から前記X線管に印加される管電
圧を含む撮影条件を前記検査項目ごとに複数個設定する
設定手段と、(b)前記検査項目を記憶する検査項目記
憶手段と、(c)前記検査項目ごとの複数個の撮影条件
を前記検査項目ごとに関連付けて記憶する撮影条件記憶
手段と、(d)前記検査項目または/および前記検査項
目に対応する撮影条件を表示する表示手段と、(e)前
記検査依頼箋に基づいて、前記表示手段に表示されてい
る検査項目の中から所望の検査項目を選択する選択手段
と、(f)前記選択手段により選択された検査項目と、
これに対応する撮影条件とに応じて前記高圧発生器や前
記X線管などを制御する制御手段と、を備えていること
を特徴とするものである。
【0011】また、請求項2に記載のX線制御装置は、
請求項1に記載のX線制御装置において、撮影が正常に
行われたことを判別する判別手段を備えるとともに、前
記制御手段は、選択された検査項目に対応する複数個の
撮影条件による撮影を行う際に、先の撮影条件による撮
影が前記判別手段によって正常であると判断された場合
にのみ、次の撮影条件に応じて前記高圧発生器やX線管
などを制御することを特徴とするものである。
【0012】また、請求項3に記載のX線制御装置は、
請求項1または請求項2に記載のX線制御装置におい
て、前記検査項目記憶手段に記憶されている検査項目を
所望の表現に変更する変更手段を備えていることを特徴
とするものである。
【0013】〔作用〕請求項1に記載の発明の作用は次
のとおりである。医者から操作者(技師)に発行される
検査依頼箋に記載された撮影部位および撮影方法に対応
する検査項目と、X線管に印加される管電圧を含む複数
の撮影条件を検査項目ごとに設定手段から設定する。設
定された検査項目は、検査項目記憶手段に記憶され、検
査項目に対応する複数個の撮影条件は検査項目ごとに関
連付けられて撮影条件記憶手段に記憶される。表示手段
には、検査項目または検査項目とこれに対応する複数個
の撮影条件が表示されるので、操作者は検査依頼箋に基
づいてその中から所望の検査項目または所望の撮影条件
を含む検査項目を選択手段によって選択する。このよう
にして選択された検査項目と、これに対応する撮影条件
とに応じて制御手段が高圧発生器やX線管などを制御し
て撮影が行われる。
【0014】また、請求項2に記載の発明によれば、複
数個の撮影条件によって順に撮影を行ってゆく際に、各
撮影が正常に行われたか否かが判別手段によって判別さ
れる。制御手段は、先の撮影条件による撮影が正常に行
われたときのみ、次の撮影条件に応じて高圧発生器やX
線管などを制御し、次の撮影条件の準備を行う。したが
って、判別手段により撮影が異常であると判断された場
合には、次の撮影条件に応じた制御を行わない。
【0015】また、請求項3に記載の発明によれば、検
査項目記憶手段に記憶されている撮影部位および撮影方
法に対応する検査項目を、所望の表現、例えば、ある病
院で使用されている表現に変更手段を介して変更するこ
とができるので、表示手段に表示された検査項目を見て
必要な撮影を判断することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施例を説明する。図1は、実施例に係るX線制御装
置およびX線撮影装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【0017】図中、符号1はX線撮影装置であり、被検
体(患者)Mを挟んでX線管3およびX線フィルム5を
対向支持している。X線フィルム5は、被検体Mを透過
した透過X線像を写し込むものであり、その被検体M側
にはX線が照射されるとその強度に応じて発光するX線
蛍光パネル7が配設されている。X線蛍光パネル7の光
量は光電子増倍管9によって検出される。なお、図示省
略しているが、後述するX線制御装置20には上記のよ
うなX線撮影装置1が複数台接続されているのが一般的
で、切換器を介していずれか1台が選択されるようにな
っている。
【0018】X線制御装置20は、マイクロコンピュー
タ21と、カラー液晶表示器22と、タッチセンサー2
3などで構成されている。マイクロコンピュータ21
は、プログラムメモリ24に書き込まれたプログラム
を、CPUバスライン25を経てCPU(中央演算処理
装置)26が読み込み、読み込んだプログラムに従って
動作するようになっている。CPUバスライン25に
は、タッチセンサー入力回路27と、グラフィックディ
スプレイコントローラ(以下、GDCと称する)28
と、カラーパレット29と、部位・方法項目表示メモリ
30と、撮影条件表示メモリ31と、撮影条件記憶メモ
リ32と、ホトタイマ濃度メモリ33とが接続されてい
る。
【0019】カラー液晶表示器22への表示を制御する
GDC28は、GDCバスライン34を備えており、こ
れには映像情報を記憶するビデオメモリ35と、漢字や
記号などの文字情報を記憶している漢字メモリ36が接
続されている。
【0020】部位・方法項目表示メモリ30には、医師
からこの装置の操作者に対してX線撮影を指示するため
の検査依頼箋に記載された撮影部位(頭部,胸部など)
および撮影方法(単純撮影,断層撮影,さらに撮影方
向)に対応する検査項目が記憶されている。記憶されて
いる検査項目は、カラー液晶表示器22に表示される。
この検査項目の表現は、病院・検査室ごとなどに異なる
のが一般的であるが、装置が据え付けられた時点では装
置の製造メーカーが設定した一般的な呼称が記憶されて
いる。なお、部位・方法項目表示メモリ30がこの発明
の検査項目記憶手段に相当するものである。
【0021】撮影条件表示メモリ31には、カラー液晶
表示器22に表示される画面構成に関する情報が記憶さ
れている。撮影条件記憶メモリ32は、後述するように
X線管3の管電圧や、X線管3の焦点選択(小焦点,大
焦点)などの撮影条件を、検査項目ごとに関連付けて記
憶するものである。なお、撮影条件記憶メモリ31がこ
の発明の撮影条件記憶手段に相当するものである。
【0022】上述した部位・方法項目表示メモリ30
と、撮影条件記憶メモリ32は、CPU26によって書
き換え可能に構成されており、例えば、電気的に書き替
え可能なEEPROM(Electrically Erasable and Pro
grammable ROM)によって構成されている。したがって、
装置の電源が遮断された状態であったもその記憶内容を
保持することができる。
【0023】この発明の制御手段に相当するCPU26
はプログラムメモリ24に記憶されているプログラムに
従ってGDC28を制御し、GDC28がGDCバスラ
イン34を介してビデオメモリ35に図形、線画、文字
などの映像情報を書き込む。ビデオメモリ35に書き込
まれた図形、線画、文字などの映像情報は、読み出され
てカラーパレット29を経て色付けされて映像信号とな
り、カラー液晶表示器22に表示されるようになってい
る。色付けされる色はCPU26がカラーパレット29
の情報を書き換えることにより変更することができる。
【0024】なお、このカラー液晶表示器22はこの発
明の表示手段に相当するものであるが、カラー液晶表示
器22に代えてモニターTVや、EL(Electro Lumines
ence) ディスプレイユニットなどを採用してもよい。
【0025】カラー液晶表示器22の表示部に取り付け
られたタッチセンサー23は、この発明の設定手段、選
択手段、変更手段に相当するものであり、操作者が指示
したカラー液晶表示器22の画面上における位置に関連
する信号をタッチセンサー入力回路27に出力する。タ
ッチセンサー23から出力された信号は、タッチセンサ
ー入力回路27によってカラー液晶表示器22の画面上
の位置を示す位置信号に変換される。CPU26は、タ
ッチセンサー入力回路27からの位置信号を読み取り、
操作者が指示した位置を特定してプログラムの実行に反
映させるようになっている。
【0026】CPU26は、撮影条件記憶メモリ32に
記憶されている撮影条件を読み出して、その管電流や管
電圧に応じて、D/A変換器37,38を介してインバ
ータ制御回路39のスイッチング周波数などの設定を行
う。また、ホトタイマ濃度メモリ33に予め記憶されて
いる『フィルム濃度データ』を読み出し、D/A変換器
40を介してホトタイマ制御器41に『濃度設定信号』
として設定する。そのフィルム濃度データは、X線フィ
ルム5に写し込まれる透過X線像の濃度(黒化度)を示
すものであり、X線フィルム5や増感紙などの特性に応
じて設定される。この設定は、例えば、病院の標準撮影
条件にて撮影を行い、図示しないフィルム濃度測定器を
用いてフィルム濃度を測定し、濃度が適正なものとなる
までフィルム濃度データを調整しつつ撮影を繰り返し行
うことによってなされる。そして適正濃度となった時点
のフィルム濃度データを、ホトタイマ濃度メモリ33に
記憶しておく。なお、適正濃度となったフィルム濃度デ
ータの他に、一定の範囲内でアンダー/オーバー濃度と
なるフィルム濃度データも測定されて記憶されているの
が一般的である。
【0027】タイマ42には、X線フィルムの黒化度を
保証するためや、被検体Mの安全のためにバックアップ
撮影時間が予め設定されている。操作者が曝射スイッチ
43を押すと、『X線操作信号』がX線放射基本回路4
4に出力され、X線放射基本回路44からインバータ制
御回路39およびタイマ42に『X線放射信号』が出力
される。するとインバータ制御回路39は、設定された
撮影条件にて高圧発生器45を制御し、X線管3に高電
圧を印加する。このようにしてX線管3から被検体Mに
X線が曝射される。また、透過X線はX線フィルム5の
直前に配置されたX線蛍光パネル7で捕らえられ、光電
子増倍管9でその光量に応じた電気信号に変換される。
光量に応じた電気信号はホトタイマ制御器41が内蔵す
る図示しない光電流積分器で積分され、この積分値が
『濃度設定信号』に一致すると、X線フィルム5が適切
濃度に達したと判断して、ホトタイマ制御器41からX
線放射基本回路44にX線遮断信号が出力される。これ
によりX線管3からのX線の曝射が停止される。このよ
うにして各撮影条件に応じてX線の曝射時間が制御さ
れ、X線フィルム5の濃度が一定化されるようになって
いる。
【0028】また、撮影条件によっては、X線フィルム
5の濃度に関連する光電流の積分値が濃度設定信号に達
しない場合がある。この場合にはX線操作信号がX線放
射基本回路44に与えられた時点からの経過時間が、タ
イマ42に設定されたバックアップ撮影時間に達した時
点で、撮影条件が不適切であると判断してX線遮断信号
がX線放射基本回路44に出力されて、被検体Mに対す
るX線の曝射が停止される。つまり、X線の曝射時間が
バックアップ撮影時間と一致した時点で、不適切な撮影
が行われたと判断され、その撮影が中止されるとともに
カラー液晶表示器22に警報を出力して操作者にその旨
を報知する。したがって、不適切な撮影条件によって撮
影が継続されることを未然に防止することができる。な
お、X線蛍光パネル7と、光電子増倍管9と、ホトタイ
マ濃度メモリ33と、ホトタイマ制御器41と、タイマ
42とがこの発明の判別手段に相当する。
【0029】次に、図2ないし図8の模式図を参照し
て、撮影部位・撮影方法項目の設定方法について説明す
る。なお、これらの図は、カラー液晶表示器22に表示
される画面表示の一態様を示している。
【0030】初期状態は、図2に示すような検査項目選
択画面であり、カラー液晶表示器22の検査項目表示領
域A1に装置の製造メーカーが設定した項目が表示され
ている。つまり、第1検査項目C1が撮影方法:水平ブ
ッキー撮影、撮影部位:頭、撮影方向:2方向として設
定され、第2検査項目C2が撮影方法:水平ブッキー撮
影、撮影部位:頭、撮影方向:3方向として設定され、
第3検査項目C3が撮影方法:水平ブッキー撮影、撮影
部位:首、撮影方向:5方向、第4検査項目………とし
て設定されている。
【0031】ここで一例として、第3検査項目C3の内
容を変更する場合について以下に説明する。まず、カラ
ー液晶表示器22の右下画面上に表示されている設定変
更キーK1を指示する。この指示は、操作者がその部分
に軽く触れるだけでよく、設定変更キーK1に触れたこ
とがタッチセンサー23によって検出される。すると、
CPU26,GDC28がカラー液晶表示器22の画面
表示を図3のような変更検査項目選択画面に書き替え
る。
【0032】この画面では、検査項目表示領域A1中に
表示されている複数個の検査項目のうち、いずれかをど
のように変更するかを指定するキーが表示される。つま
り、検査項目の名称を新たに作成する名称作成キーK2
と、検査項目の名称を所望の表現に変更するための名称
変更キーK3と、既にある検査項目を複製するための名
称複製キーK4と、既にある検査項目のうち不要になっ
たものを削除するための名称削除キー5である。ここで
は、まず、第3検査項目C3(ハッチングで示す)を変
更するためにその部分に触れ、名称変更キーK3(ハッ
チングで示す)に触れる。
【0033】するとカラー液晶表示器22の画面表示が
図4のような検査項目変更画面に変更される。図中、符
号SCは、上記のようにして選択された検査項目(第3
検査項目C3)の内容を示す検査項目表示部である。ま
た、その右側には、現在、検査項目表示部SCに表示さ
れている第3検査項目C3に設定されている撮影方法
(水平ブッキー撮影でありハッチングで示す)を知らせ
るとともに、その設定変更を行うための撮影方法設定部
SPが表示されている。なお、この場合に設定可能な撮
影方法として表示されているのは、左端から単純撮影、
水平ブッキー撮影、直接速写撮影、その下の左端から立
位ブッキー、断層撮影、間接速写撮影である。なお、選
択可能な撮影方法は、装置によって異なり上記のものは
一例である。また、間接撮影は、図示しないイメージイ
ンテンシファイアを介してX線フィルム5に撮影するも
のである。
【0034】検査項目表示部SCの下方には、文字情報
表示部CDが表示され、この中に選択可能な文字情報が
表示されている。文字を選択するには4方向への移動を
指示するカーソルキーK6を用い、文字情報表示部CD
中に表示されている矩形状のポインタP1を移動させ
る。そして、所望の文字(ここでは「頭」とする)にポ
インタP1が移動した時点で、選択キーK7に触れると
検査項目表示部SCの撮影部位が「頭」に変更される。
このようにして行った変更を取り消したい場合には、取
消しキーK8に触れる。すると、検査項目表示部SCの
撮影部位が元の部位である「首」に戻される。この例で
は、撮影部位を「首」から「頭」に変更する。したがっ
て、カーソルキーK6を用いてポインタP1を「頭」の
文字にまで移動した後、選択キーK7に触れる。そし
て、この変更で良い場合には、確定キーK9(ハッチン
グで示す)に触れる。
【0035】すると、カラー液晶表示器22の画面表示
は図5のようになり、図3の画面表示からは第3検査項
目C3(ハッチングで示す)の撮影部位が所望のものに
変更されたものとなる。このように画面表示が変わると
ともに、ビデオメモリ35に書き込まれた撮影部位・撮
影方法を含む検査項目が、部位・方法項目表示メモリ3
0に書き込まれて変更内容が記憶される。
【0036】必要な変更が終了した場合には、その表示
画面中の終了キーK10(ハッチングで示す)に触れ
る。すると、カラー液晶表示器22の画面表示が図6の
検査項目選択画面に書き替えられ、検査項目の設定・変
更作業が終了する。このように検査項目が所望の表現に
設定・変更できるので、病院ごとあるいは検査室ごとに
使用されている呼称に設定でき、検査依頼箋を見てどの
検査項目を選択すればよいかが容易になる。
【0037】次に、撮影部位・撮影方法に対応する検査
項目ごとに複数個の撮影条件を設定してゆく。この検査
項目ごとの複数個の撮影条件としては、病院あるいは検
査室ごとに決められている標準的な一連の撮影条件であ
る。なお、撮影条件の設定は、非常に難しい面があるの
で未熟な操作者が撮影しても適切な撮影が行われるよう
に、熟練した操作者が行うことが好ましい。
【0038】今度は、図6の検査項目選択画面から設定
変更キーK1ではなく、検査項目表示領域A1に表示さ
れている複数個の検査項目のうち、撮影条件を変更する
検査項目に触れる。ここでは上述したようにして検査項
目を変更した第3検査項目C3に触れて選択したとす
る。
【0039】するとカラー液晶表示器22の画面表示
は、図7に示すような撮影条件編集画面に切り替わり、
撮影条件表示領域A2には第3検査項目C3とともに現
在設定されている撮影条件(1つのみ)が表示される。
この撮影条件表示領域A2中を、その右側に表示されて
いる上下移動キーK11を用いて移動しつつ条件を設定
してゆく。選択キーK12は、左からホトタイマ撮影を
行うか否かを選択する撮影選択、3コントロールまたは
2コントロールを選択する撮影方式選択、X線管3の小
焦点/大焦点をいずれかに切り換える焦点切換、フィル
ム濃度設定である。撮影方式で3コントロールを選択し
た場合には、増減キーK13を用いて条件表示部A3に
表示されるX線管3の管電圧(kV)、管電流(m
A)、撮影時間(sec)を設定し、撮影方式で2コン
トロールを選択した場合には、管電圧(kV)、管電流
時間積(mAs)を設定する。また、フィルム濃度を設
定する場合にも、増減キーK13を用いる。
【0040】図7に示すように第1撮影条件を設定し終
わると、上下移動キーK11を用いて下方に下線を移動
させ、上述した選択キーK12および増減キーK13を
用いて撮影条件を設定する。図8は、5つの撮影条件を
設定し終えた状態を示している。さらに、自動変更キー
K14に触れて、複数個の撮影条件を順次に実行してゆ
く際に、先の撮影条件が正常に完了した場合にのみ次の
撮影条件に自動的に制御するように設定しておく。な
お、この例では、5個の撮影条件が条件表示領域A2に
表示されるようになっているが、これは1つの検査項目
に対して5個までしか撮影条件が設定できないものでは
なく、上下移動キーK11により下線を下方に移動させ
るとそれより多くの撮影条件を設定することができるよ
うになっている。
【0041】上述したようにして全ての撮影条件を設定
し終えた場合には、WRITE キーK15に触れることによ
って、設定した複数個の撮影条件および自動変更キーK
14による設定が第3検査項目C3と関連付けられて撮
影条件記憶メモリ32に書き込まれる。書き込みが完了
すると、カラー液晶表示器22の画面表示は図6の検査
項目選択画面に戻る。
【0042】次に、医師から操作者に渡された検査依頼
箋に基づいて撮影を行う場合の動作について図9のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0043】ステップS1(検査項目の選択) 操作者は、図6の検査項目選択画面を見て、検査依頼箋
に記載されている検査項目(撮影方法、撮影部位、撮影
方向)に一致する検査項目を選択する。ここでは、検査
依頼箋に記載されている検査項目が第3検査項目C3と
一致するものであるとして説明する。具体的には、カラ
ー液晶表示器22の検査項目表示領域A1の中から第3
検査項目C3の部分に操作者が触れる。
【0044】するとタッチセンサー23からの位置信号
がCPU26に読み込まれ、撮影条件表示メモリ31か
ら表示画面構成の映像情報が読み出され、GDC28、
GDCバスライン25を経てビデオメモリ35に書き込
まれる。また、位置信号に対応、つまり検査項目に関連
付けられた一連の撮影条件(図8参照)が撮影条件記憶
メモリ32から読み出され、上記と同様にしてビデオメ
モリ35に書き込まれる。ビデオメモリ35に書き込ま
れた内容は、カラーパレット29で色付けされてカラー
液晶表示器22に表示される。このときのカラー液晶表
示器22の画面表示は、図8のようになっている。
【0045】このようにカラー液晶表示器22に表示さ
れた検査項目を見て選択するだけで、同一術式による複
数個の異なる撮影条件によって撮影を行うことができ
る。したがって、異なる撮影条件への変更操作などが必
要なく、操作性を向上させることができる。
【0046】ステップS2(撮影条件に応じて制御) マイクロコンピュータ21は、上述したD/A変換器3
7,38を介して、上述したようにして読み出された撮
影条件のうちの第1撮影条件に応じて、インバータ制御
回路39を設定するとともに、図示しないフィラメント
加熱回路を制御してX線管3のフィラメントを加熱す
る。さらに、ホトタイマ濃度メモリ33からフィルム濃
度データを読み出し、これを第1撮影条件のフィルム濃
度設定値に応じて調整してD/A変換器40を介してホ
トタイマ制御器41に濃度設定信号を出力する。X線管
3からの曝射準備が整うと、条件表示部A3の上部に曝
射レディランプ(図8参照)が点灯する。
【0047】ステップS3(曝射スイッチON?) 各部は曝射スイッチ43がオンされるまで待機し、操作
者が曝射スイッチ43をオンにすると、以下のようにし
て撮影が行われる。
【0048】ステップS4(撮影) X線操作信号がX線放射基本回路44に入力され、X線
放射基本回路44からX線放射信号がインバータ制御回
路39に出力される。なお、X線操作信号がX線放射基
本回路44に入力された時点から、タイマ42はバック
アップ撮影時間まで計時を行う。インバータ制御回路3
9は、撮影条件に応じて高圧発生器45からX線管3に
高電圧を印加し、これによって被検体Mに対して撮影条
件に応じてX線が曝射される。被検体Mを透過したX線
は、X線蛍光パネル7を発光させるとともにX線フィル
ム5を露光する。X線蛍光パネル7の光量は、光電子増
倍管9にて電気信号に変換され、ホトタイマ制御器41
で積分される。積分信号が濃度設定信号に一致すると、
ホトタイマ制御器41からX線放射基本回路44にX線
遮断信号が出力され、インバータ制御回路39およびタ
イマ42にも同様に信号が出力される。これによってX
線管3からのX線が遮断される。このようにして予め
〔熟練者によって〕設定された撮影条件のフィルム濃度
に基づく濃度設定信号となるようにX線曝射時間が制御
されて、X線フィルム7に到達する透過X線量が一定化
されるので、X線フィルム7の黒化度が一定になる。し
たがって、誤撮影を防止することができる。
【0049】ステップS5(正常終了?) マイクロコンピュータ21は、バックアップ撮影時間内
にX線遮断信号が入力されたか否かによって、撮影が正
常に終了したか否かを判断する。つまり、バックアップ
撮影時間内にX線遮断信号が入力されなかった場合に
は、撮影条件に何らかの不備があるか、または装置にい
ずれかの部分に故障が起きていると考えられる。まず、
撮影が正常終了した場合について説明する。
【0050】ステップS6(全撮影終了?) CPU26は、撮影条件記憶メモリ32から読み出され
た一連の撮影条件(図8参照)による撮影を全て行った
か否かを判断する。ここでは、第1撮影条件による撮影
が終了しただけであるので、次の撮影条件である第2撮
影条件に応じて各部を制御するため上述したステップS
2に戻る。
【0051】そして、上述したようにして第2撮影条件
による制御が行われ、曝射レディランプの点灯を確認し
たのちに操作者が曝射スイッチ43をオンにする。する
と第2撮影条件に応じた撮影が行われ、その撮影が正常
終了した場合にのみ第3撮影条件に応じた撮影に自動的
に移行し、最後の第5撮影条件による撮影が終了すると
撮影が完了する。
【0052】次に、上述した第1撮影条件による撮影時
に異常が発生した場合について説明する。つまり、バッ
クアップ撮影時間内にホトタイマ制御器41からX線遮
断信号が出力されなかった場合である。この場合には、
ステップS5からステップS7に処理が分岐する。
【0053】ステップS7(警報出力) CPU26は、タイマ42による計測時間がバックアッ
プ撮影時間を越えた時点で異常発生と判断する。そし
て、GDC28を介してビデオメモリ35に異常発生を
知らせるメッセージを書き込み、操作者に異常発生を報
知する。さらに、図示しない警報発生装置を動作させ
て、異常が発生したことを音によっても知らせる。この
警報が発せられた場合には、第1撮影条件の次の条件で
ある第2撮影条件による制御は行われない。
【0054】このように複数の撮影条件による撮影を順
次に行う際に、先の撮影条件による撮影が正常に終了し
た場合にのみ次の撮影条件に設定を行い、先の撮影条件
が不適切で撮影が正常に行われなかった場合には処理を
中断するので、誤撮影が継続して行われるような不都合
が防止される。特に、X線フィルム5は、現像後でなけ
れば濃度が適切か不適切かの判断ができないので、多く
の誤撮影が行われるとX線フィルム5が無駄になるだけ
でなく、再撮影の時間も必要となって時間的な損失も生
じる。しかしながら、この発明に係るX線制御装置20
によれば、警報が発せられた時点で撮影条件を見直すこ
とにより、X線フィルム5の損失も抑制することができ
て迅速に再撮影を行うことができるので、そのような不
都合を防止することができる。
【0055】なお、上記の説明においては検査項目を撮
影方法、撮影部位、撮影方向としたが、病院ごとあるい
は検査室ごとの所望の表現に設定するようにしてもよ
い。
【0056】例えば、図10の第1検査項目C1および
第2検査項目C2に示すように、胃の手術後にその経過
を診断するための定期的な検査用に撮影条件を設定し
て、その検査項目を「胃術後検査」、「胃定期検査」と
したり、第3検査項目C3に示すように、特定の患者向
けに撮影条件を設定して、検査項目にその患者名を設定
するようにしてもよい。これにより検査依頼箋に基づい
て所要の検査項目を選択する際に、操作者が見誤って不
適切な検査項目を選択するようなミスを防止することが
できる。
【0057】また、上述した実施例では、検査依頼箋に
基づいて検査項目選択画面(図6)から所要の検査項目
を選択するようにしたが、一度に表示される検査項目の
数を少なくして、各検査項目に対応する複数個の撮影条
件を同時に表示するようにしてもよい。この場合には、
検査項目が似ているものがあっても撮影条件を見て所要
の検査項目を判断することができる。
【0058】また、この発明に係る判別手段としては、
X線蛍光パネル7、光電子増倍管9、ホトタイマ制御器
41などに代えて、X線TVを採用してもよい。この場
合には、透過X線像をデジタル信号に変換してその濃淡
に応じて撮影の適不適を判別すればよい。
【0059】また、上記実施例では、タッチセンサー2
3を設定手段、選択手段、変更手段として用いたが、カ
ラー液晶表示器22とは別体のキーボートで画面上の特
定位置を指示したり、マウスなどのポインティングデバ
イスと組み合わせて上記各手段を構成するようにしても
よい。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、表示手段に表示された検査項
目または検査項目とこれに対応する複数個の撮影条件を
見て選択するだけで、同一術式による複数の異なる撮影
条件によって撮影を行うことができる。したがって、異
なる撮影条件への変更操作などが必要ないので、操作性
を向上させることができる。
【0061】また、撮影の熟練者が設定手段を介して検
査項目ごとに適切な撮影条件を設定しておけば、操作者
の技量に係わらず適切な撮影を行うことができ、撮影を
効率的に行うことができる。
【0062】また、請求項2に記載の発明によれば、判
別手段によって先の撮影条件による撮影が正常であると
判断されたときのみ、次の撮影条件による撮影に移行す
るので誤撮影が防止できる。したがって、多量のX線フ
ィルムが無駄になることを未然に防止でき、再撮影の時
間を抑制できるので、病院の損失を最小限に抑えること
ができる。
【0063】また、請求項3に記載の発明によれば、検
査項目記憶手段に記憶されている撮影部位および撮影方
法に対応する検査項目を所望の表現に変更することがで
きるので、表示手段に表示された検査項目を見て必要な
撮影を判断することができる。したがって、検査依頼箋
に記載されている撮影部位および撮影方法から、容易に
撮影を始めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るX線制御装置およびX線撮影装置
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】カラー液晶表示器の検査項目選択画面を示す模
式図である。
【図3】カラー液晶表示器の変更検査項目選択画面を示
す模式図である。
【図4】カラー液晶表示器の検査項目変更画面を示す模
式図である。
【図5】カラー液晶表示器の変更検査項目選択画面を示
す模式図である。
【図6】カラー液晶表示器の検査項目選択画面を示す模
式図である。
【図7】カラー液晶表示器の撮影条件編集画面を示す模
式図である。
【図8】カラー液晶表示器の撮影条件編集画面を示す模
式図である。
【図9】撮影時の動作を示すフローチャートである。
【図10】検査項目の設定例を示す模式図である。
【図11】従来例に係る操作パネルの構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
M … 被検体 1 … X線撮影装置 3 … X線管 5 … X線フィルム 7 … X線蛍光パネル(判別手段) 9 … 光電子増倍管(判別手段) 20 … X線制御装置 22 … カラー液晶表示器(表示手段) 23 … タッチセンサー(設定手段,選択手段,変更
手段) 26 … CPU(制御手段) 30 … 部位・方法項目表示メモリ(検査項目記憶手
段) 32 … 撮影条件記憶メモリ(撮影条件記憶手段) 33 … ホトタイマ濃度メモリ(判別手段) 41 … ホトタイマ制御器(判別手段) 42 … タイマ(判別手段) 43 … 曝射スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 達弘 京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式会 社島津製作所三条工場内 (72)発明者 上武 高啓 京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式会 社島津製作所三条工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体を透過した透過X線像をX線フィ
    ルムに撮影するために、指定された撮影条件に従って高
    圧発生器やX線管などを制御するX線制御装置におい
    て、(a)医師からX線撮影装置の操作者に対してX線
    撮影を指示するための検査依頼箋に記載された撮影部位
    および撮影方法に対応する検査項目と、前記高圧発生器
    から前記X線管に印加される管電圧を含む撮影条件を前
    記検査項目ごとに複数個設定する設定手段と、(b)前
    記検査項目を記憶する検査項目記憶手段と、(c)前記
    検査項目ごとの複数個の撮影条件を前記検査項目ごとに
    関連付けて記憶する撮影条件記憶手段と、(d)前記検
    査項目または/および前記検査項目に対応する撮影条件
    を表示する表示手段と、(e)前記検査依頼箋に基づい
    て、前記表示手段に表示されている検査項目の中から所
    望の検査項目を選択する選択手段と、(f)前記選択手
    段により選択された検査項目と、これに対応する撮影条
    件とに応じて前記高圧発生器や前記X線管などを制御す
    る制御手段と、を備えていることを特徴とするX線制御
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のX線制御装置におい
    て、撮影が正常に行われたことを判別する判別手段を備
    えるとともに、前記制御手段は、選択された検査項目に
    対応する複数個の撮影条件による撮影を行う際に、先の
    撮影条件による撮影が前記判別手段によって正常である
    と判断された場合にのみ、次の撮影条件に応じて前記高
    圧発生器やX線管などを制御することを特徴とするX線
    制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のX線制
    御装置において、前記検査項目記憶手段に記憶されてい
    る検査項目を所望の表現に変更する変更手段を備えてい
    ることを特徴とするX線制御装置。
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