JPS6265657A - 絹こし豆腐の定形切断整列移送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は非常に柔らかく壊れ易い絹こし豆腐をその凝固
後、死菌温度を保つ水槽内で定形に切断すると共に整列
せしめて自動包装機へ供給するようになした装置に関す
るものである。

従来の技術 極めて柔らかく壊れ易い絹こし豆腐は凝固箱内にて凝固
した後、この箱内にてしかも手作業で定形に切断し、そ
の後、水槽内へ投入するようになしている。このため定
形に切断された豆腐は水槽内で不整列となる。これを自
動包装機に供給してパック包装をするためには作業者に
て一丁づつ整列して移送する必要がある。

発明が解決しようとする問題点 水槽内ｔこ投入された定形豆腐は不整列となるので、こ
れを整列して包装機へ送るために水中内で作業者が手作
業をする必要がある。このため水槽内の水温を手を浸す
ことのできる温度範囲とすることが必要となる。従って
この温度は数度−ＶｌＯ数度の範囲内で、この温度では
定形切断後からパック包装までの区間内にて豆腐を無菌
状態を保つことは困難となり、作業者の手（コ附着した
雑菌が混入されたりする。

このため定形豆腐の整列に手数を要し、かつ賞味期間の
近い製品しか提供することができない。

問題点を解決するための手段 水槽内温度を死菌温度に保つようになした水槽内１こ移
送コンベアを配設し、かつこのコンベア上部両側にガイ
ドな対設すると共にこの対向ガイド間のコンベア上に凝
固箱内にて凝固させた柔かい豆腐を供給することにより
、コンベアにより搬送される途中で設けた固定カッター
にて定形に切断され、かっこの固定カッターにて連設さ
れた各仕切板及びガイドにて整列せしめられ、整列板に
てその方向を一定に揃え自動包装機へ移送供給する。

実施例 次に本発明装置を図面にもとづいて説明する。

第１図は発明要部を示す斜視図、第２図は平面図、第３
図は縦断面図を示し、この実施例は所要の幅、長さ、深
さを有する水槽ｌ内に死菌温度をもつ湯（又は液）を所
定水位まで注水し、かつその内底部に水［１１の全長に
ｎってコンベア２を配設し、このコンベア２の−Ｆ方に
定形切断整列装置が配設して成るものである。

水槽ｌには加温装置例えば水槽外底部にガスバーナーや
赤外線バー１−を設けるが又は水蒸器により加熱するヒ
ータ電気ヒータを設け、これにより水槽内湯温文を予め
設定した温度即ち雑菌等が死滅する温度１こ加温保持で
きるようになす。

また水槽ｌ内の長手方向にはぺｔｖ　）コンベア、ネッ
トコンベア等豆腐を水中内にて搬送せしめるコンベア２
を配設し、望ましくは少くともその終端側を豆壱が水面
−Ｆに持ち上げられ、この水槽と隣接される自動包装機
（図示省略）へ供給されるようにコンベア端部を傾斜せ
しめるようになす。

水槽内コンベア２上には定形に切断した後整列する装置
が配設されるが、これは対向するガイドとこのガイド間
を複数に（ｌ切る仕切板とこの各仕切板先端に設ける固
定カッターとよりなる。ガイド８．３は一ンベア２の始
端側を平行とした導入部８１とこの導入部８１　よりあ
る長さの後外側方へ折り曲がって対向するガイド間が拡
大されるようになす分離部８２　と、この分離部よりさ
らに平行となり、整列して移送する整列移送部８Ｂ　と
を一連としたもので、導入部８１の満幅は整列移送部８
８　よりも幅狭即ち凝固箱で形成された豆腐幅となるよ
うをこ定められる整列移送部８８の横幅は定形切断後の
豆腐を整列し、方向を揃えて移送するのに適当な広幅と
なっている。そしてこの対向するガイド８．８間にはこ
のガイド間を定ピツチに仕切るようにして仕切板４．４
・・・を配設する。この仕切板番はガイド８と同様にガ
イドの導入部、整列部をこあってはこれと平行となるよ
うに、そして分離部にあっては斜方向になるようにその
始端側より平行面４１、傾斜面４２、整列面４３を屈曲
した状態で連設された形状に形成される・と・共に、こ
の隣接する仕切板４．４の平行面４１，４１間あるいは
ガイド８の導入部８１と仕切板の平行面４１間はカット
豆腐−子分となるようにしてその間隔が定められるそし
てこの仕切板の傾斜面４２には対向しいずれか一方の仕
切板の側面との間隔が定形σ腐−子分幅となるようにこ
の傾斜面と平行となる補助板へが設けられ、これにて定
形に切断された豆゛腐は一次整列を行ないつつ移送され
るようになす。またこの各仕切板番の先端に固定カッタ
ー５を突設し、対向するガイド８．８の導入部内にしか
もコンベア２上に載置された大形の豆腐がコンベアの駆
動にて搬送されるとき、水中にある豆腐先端が固定カッ
ターに当接し、さらに進行することｔこより、自動的に
切断され、定形の大きさとなる。これはあたかもところ
天を切る如くして行なわれる。定形に切断された豆腐は
そのままガイドと仕切板あるいは汁切板間に導びかれ、
コンベアの進行とともに水中を移送され、そして幅が強
々に拡大される分離部８２を通過するとき、定形に切断
された豆腐は撞−列に略等間隔づつ互いに離間するよう
になす、この分離部８２を通、過した豆腐は定形に切断
されていても縦長状態となっているもの、横長状態とな
っているものなどその方向が必ずしも一定に揃えられて
いない、そこでこの分離部を通過した豆腐は整列移送部
８Ｂに進入したとき・確実に方向を揃えるため各整列移
送部の内面に整列板７を斜方向に突出せしめる。従って
整列移送部へ移された豆腐はこの整列板７に当接され、
方向が強制的に揃えられ、整列し、さらにコンベアにて
搬送され、隣接された包装機へ自動的に供給されるもの
である。

なお上記説明では水槽内へ投入される豆腐は凝固箱で凝
固された大形のものであるが、その横方向即ちガイド８
．８間方向に対しては定形豆腐の複数丁合を一体とした
もので、しかもコンベアの進行方向に対しては定形の一
子分とすることもあるいは重数個分を一体とすることも
ある。コンベア進行方向に対して複数丁合を一体とした
大形のものでは、ごのコンベア進行方向に対して直交す
る方向即ちガイド間方向に一子分づつの大きさとなるよ
うにカッターを配設し、このカッター８を昇降させて切
断することが必要である。

発明の効果 本発明によれば極めて柔らかい絹こし豆腐を凝固箱より
水中で取り出し、そのままコンベア上に移載することに
よりコンベアにて移送時、固定カッターにて自動的に定
形に切断され、しかもガイド、仕切板にて分離整列され
るので、水槽内での作業者の作業を省くことができると
共に水槽内温度を品質を変えずに雑菌が死滅する温度ま
で高められるので、このまま自動包装すれば、従来品に
比べ無菌に近い状態で包装され要冷蔵にて４５倍の賞味
期間を長くすることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第７図は要部を示す斜視図、第２図は平面図、第３図は
縦断面図、第１図は定形切断から整列移送を行なう説明
図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水温を死菌温度もしくはそれに近い温度を保つようにし
   た水槽内底部に、移送コンベアを配設し、このコンベア
   の上部で両側に末広状にしてガイドを対設すると共にこ
   の対向するガイド板に複数の仕切板を所要間隔にして配
   設し、かつ各仕切板先端に固定カッターを備え、この対
   向ガイド間のコンベア上に凝固箱内にて凝固させた豆腐
   を供給することによりコンベアによる搬送途中にて定形
   に切断され、かつ仕切板又はガイドに突然した整列板に
   て整列して搬送するようになしたことを特徴とする絹こ
   し豆腐の定形切断整列移送装置。