JPS6264667A - 鉄道車両用台枠構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、鉄道車両の台枠に係り、特に該台枠下面に各
種機器を取付ける車両に好適な鉄道車両用台枠構造に関
するものである。

〔発明の背景〕

従来の鉄道車両用台枠において、その構成は「車両技術
」第１５９号（社）日本鉄道車両工業会１９８１年発行
第４３頁に記載のようｉこ１型あるいはコ型の横はりの
フランク部分に床下機器取付金を溶接によって取付け、
該床下機器取付金によって各種の床下機器を支持してい
る。このような従来の台枠構造を第７図ないし第１Ｏ図
によって説明する。第７図は従来の台枠構造を有する鉄
道車両の側面図、第８図は第７図の鉄道車両における台
枠の平面図、′＠９因は第７図の人−入部断面図、第１
０図は第９図のＢ−Ｂ部断面因である。

同図において、１は車両構体、２は該車両構体１下部２
こ配置される台枠、３は該台枠２の下部に設置される床
下機器である。４は前記台枠１の両側に平行に配置され
る側はり、５は台枠ｌの前後端部に配置される端はり、
６は該端はり５Ｏ車体中央側にｌ記側はり４に平行昏こ
配置される中はり、７は台枠１の台車設置位ｌｔＩこ設
けられる枕はりで前記中はり６の車体中央側に前記端は
り５に平行に配ぽされている。８は台枠ｌの両側に配Ｓ
された側はり４の間に配置される横はり、９は前記各種
はりの上面に配置されるキーストンプレートである。次
に、１０はｒｍ記記構り８の７ランジ部暑こ溶接によっ
て取付けられた床下機器取付金である。

１１は床下機器３を床下機器取付金１０に取付けるため
のボルトおよびナツトからなる結合具である。

このような構成においては、前記台枠２の横はり８で床
上の乗客および腰掛等の室内組装品の重量さらに各種の
床下機器３の重量を支持している。

したがって、前記構はり８は一般に５００ｍピッチで車
体長手方向に順次設置されており、その断面形状は前述
した重量を十分安全に保持できる剛性と強覆を有するよ
うに例えば第１Ｏ図に示すようにコ型鋼で適闇な高さお
よび断面形状のものとしている。このため、Ｈ記構はり
Ｂは台枠２の重量のうち２０チ前後を占めることになり
、構体ｌの軽量化を図る上で障害となりてぃた。また、
床下機器３を取付けるために、前記床下機器取付金１０
を横はり８下面に溶接によって結合する必要があり、ｌ
ｌｆｆｌｆｆ後器３を取付ける空間が狭く床下ｍｉｇ！
作業が非常に困難で製作工数が増大するという欠点があ
った。さらに、必要に応じて前記台枠２下面に断熱材を
設ける場合には、前記欠点が助長されるという欠点カメ
あった。

〔発明の目的〕

本発明の目的とするところは、台枠の軽量化を図るとと
もに床下機器取付空間を十分確保できる鉄道車両用台枠
構造を提供すること毫こある。

〔発明の概要〕

本発明は、従来の横はりに代えて箱型断面を有した横は
りを順次接合させて配置し、該客積はり接合部（こ床下
機器取付部材を設け、該床下機器取付部材を介して床下
機器を取付ける構成としたことを特徴とするものである
。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を第１（２）ないし第６図によっ
て説明する。第１図ないし第４図は本発明による台枠構
造の一実施例を示し、第１図は全体の平面図、第２図は
第１図のＣ−Ｃ部断面図、第３図は第１図のＤ−Ｄ部断
面図、第４図は第３図中の８部の拡大断面図である。同
図において、前記従来例と同一符号は同一部材を示すも
のである。

認は台枠両側に配置される側はりで、内側には横はり１
３を支持する７ランジ部１２ａが設けられている。なお
、前記構はり１３は薄板を塑性加工によって断面が箱型
となるように成形され、縦フランジ部１３　ａの下部に
はａａ取付部材である機器取付金具用レール溝１３ｂが
形成されている。１４は餌記構はり】３を車体長手方向
に順次接合して配置した上面に設置される床板である。

なお、該床板１４に代えてキーストンプレートを設けて
もよい。巧は前記構はり１３の１ｍ、器取付金具用レー
ル溝Ｂに嵌合するように形成された機器取付レールであ
り、１６は前記機器取付レールに挿入可能に形成された
床下機器取付金１７と一体に形成されている摺動接手部
材である。１８は断熱材で横はり１３内に設けられてい
る。

このような構成において、台枠構成時には、まず、側は
り戎を所定間隔で配置し、その間に横はり１３を順次そ
の側面を密着して接合する。この時、前記構はり１３相
互の結合はスポット溶接部１３．ｃを形成することによ
り行なう。また、機器取付レール巧は機器取付金具用レ
ール溝１３　ｂに挿入し、スポット溶接部１３　ｄを形
成することによって結合される。機器取付金１７はその
両端に摺動接手部材１６を溶接によって結合した後、該
摺動接手部材１６を機器取付レール巧に挿入し所定位置
に溶接によって固定される。そして、前記機器取付金１
７に床下機器３を結合具をこよって固定する。

このような構成によれば、機器取付レール１５を機器取
付金具用レール溝１３　ｂに挿入固定し、かつ、摺動接
手部材１６を前記機器取付レール巧に嵌合する構成であ
るため、箱型断面の横はり１３により形成された台枠で
あっても床下機器３の支持構造が特別な部材を設けるこ
となく簡単で小型軽盟なものにできる。また、上下方向
の寸法を極力矩鳴できるため、床下機器３の設置空間を
十分確保でき、作業性もよく製作工数を低減できる。さ
らに、断熱材１８は横はり１３内に設置されるため、台
枠下面に該断熱材詔を設置する空間を確保する必要がな
曵、床下機器３の設置空間確保を阻害することがない。

また、機器取付レール１５に摺動接手部材工６を挿入す
るだけで、床下機器３の重量は十分支持できるため、該
機器取付レール１５と摺動接手部材１６との接合は相対
的にずれない程度でよく、作業を非常に簡略化できる。

次憂こ、本発明による台枠構造の他の実施例を第５図お
よび第６図によって説明する。第５因は前記第３図と同
一部分に相当する断面図、第６図は第５図のＦ−Ｆ部所
面図である。同図において、本実施例とＩＩｉ前記一実
施例との相違点は、餌記−実施例の摺動接手部材１６お
よび機器取付金１７に代えて機器吊り金具１９によって
床下機器３を支持した点である。該機器吊り金具１９は
両端が機器取付レールエ５に嵌合する形状となっており
、かつ、中間部で床下機器３を支える構成となっている
。

このような構成によれば、機器吊り金具１９によって床
下機器３を支持するため、該床下機器３が長尺の電線ダ
クト等の場合に特に有効である。この場合、床下８！器
３の支持部材は前記機器吊り金具１９でよいため、部品
点数が少なくてすむとともに、工数も低減できる。また
、床下機器３を台枠に対して密着配置できるため、床下
の空間を有効に利用でき、保守作業等が容易に行なえる
。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、台枠の軽量化が行
なえるとともに、床下機器膜５空間を十分確保できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による台枠構造の一実施例を示す台枠の
平面図、第２図は第１因のＣ−Ｃ部所面図、第３図は第
１ｅｄのＤ−Ｄ部断面図、第４図は第３図のＥ部拡大断
面因、第５図は本発明による台枠構造の他の実施例を示
す台枠の車体長手方向垂直断面図、＠６図は第５図のＦ
−Ｆ部所面図。 第７図は従来の鉄道車両の側面図、第８図は第１図の台
枠平面図、第９図は第１図のＡ−Ａ部断面図、第１Ｏ図
は第９図のＢ−Ｂ部断面図である。 ３・・・−・・床下機器、Ｌ・・・・・・側はり、１３
・・・・・・横はり、１４・・・・・・床板、ｂ・・・
・・・機器取付レール、１６・・・・・・摺動第１図 第４図 オろ図 オフ邑

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、台枠両側に配置される側はりと、台枠前後端に配置
   される端はりと、該端はりの台枠中央側にそれぞれ配置
   される中はりおよび枕はりと、前記側はり間に順次接合
   して配置され断面が箱型の横はりと、該横はりの接合部
   に挿入固定される機器取付レールと、該機器取付レール
   に嵌合する摺動接合部材とから構成したことを特徴とす
   る鉄道車両用台枠構造。