JPH0457536B2 - - Google Patents

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JPH0457536B2
JPH0457536B2 JP60209903A JP20990385A JPH0457536B2 JP H0457536 B2 JPH0457536 B2 JP H0457536B2 JP 60209903 A JP60209903 A JP 60209903A JP 20990385 A JP20990385 A JP 20990385A JP H0457536 B2 JPH0457536 B2 JP H0457536B2
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JP
Japan
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beams
underframe
cross
cross beam
width direction
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60209903A
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English (en)
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JPS6271754A (ja
Inventor
Michifumi Takechi
Sueo Kawai
Keiji Oomura
Yukimasa Murakami
Masato Okazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6271754A publication Critical patent/JPS6271754A/ja
Publication of JPH0457536B2 publication Critical patent/JPH0457536B2/ja
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  • Metal Rolling (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、鉄道車両用台枠構造に係り、特に客
電車に好適な鉄道車両用台枠構造に関するもので
ある。
〔発明の背景〕
従来の鉄道車両用台枠は、例えば文献「車両技
術」159号1982年8月社団法人 日本鉄道車両工
業会発行 第29頁に記載のように、側梁および横
梁を接合し、その上面にキーストンプレートを床
板として敷き製作していた。このような台枠構造
を第9図ないし第11図によつて説明する。同図
において、台枠1は、その両側に車体長手方向に
配置される側梁2、該側梁2の間に車体幅方向に
配置される横梁3、車端部に設けられる端梁6、
車端寄りの前後台車に対応する位置にそれぞれ設
けられる枕梁5および前記枕梁5と端梁6との間
に車体長手方向に設けられる中梁7から成る骨組
と、該骨組の上面に設けられるキーストンプレー
ト4から構成されている。このような構成の台枠
1においては、床上の乗客あるいは腰掛などの各
種ぎ装品、床下に各種の電気機器などそれぞれの
重量による荷重が作用し、該荷重の負担はその大
部分を横梁3で支える。このため、該横梁3は一
般に500mm前後のピツチで車体長手方向に順次配
置されており、かつ、その断面形状は前述の荷重
を安全に保持できる剛性と強度を有するように例
えば第11図に示すコ形剛で強度上必要な高さと
断面積を有したものとなつている。したがつて、
前記横梁3自体の重量は台枠1全体の20%前後と
なり、車体全体の軽量化を図る上で大きな障害と
なつていた。さらに、床下に各種の電気機器やダ
クトなど多数の機器を取付ける場合、前記横梁3
の高さが高いために、機器を取付ける空間が減少
し、該各種機器の取付作業が非常に煩雑でしかも
上向作業であるため、製作工数の増大等の欠点が
あつた。また、車体の仕様によつて、床下に厚さ
数十mmの断熱材を台枠1の全面にわたつて敷きつ
める場合は、床下の空間がさらに減少して複雑と
なり、上向作業も増大するため、製作工数がさら
に増加するという欠点があつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的とするところは、厚さすなわち垂
直方向の高さ寸法を短くして台枠自体を薄型なも
のとし、溶接入熱による変形を極力低減した鉄道
車両用台枠構造を提供することにある。
本発明は、台枠の幅方向両側位置に車体長手方
向に引き通して配置される側梁と、該各側梁の間
で台車設置位置に対応して台枠幅方向に引き通し
て配置され各端部を前記側梁に接合した枕梁と、
前記側梁間で前記各枕梁の間に台枠幅方向に引き
通し各端部を前記側梁に接合して配置される横梁
を備えた鉄道車両用台枠構造において、 前記横梁をそれ自体に幅方向断面形状が矩形で
あつて上部に開口部を有し、かつ、両側部に前記
上部平面に直行して連続形成された平面部を有し
た箱型断面とし、 前記各側梁はそれぞれの台枠幅方向中央側側面
に前記横梁の端部を載置して支持するフランジ部
を有しており、 前記横梁を前記各側梁の間であつて前記枕梁間
に、前記横梁を車体長手方向に順次隣接配置しそ
れぞれの側平面部を互いにスポツト溶接にて接合
し、かつ、各横梁の各端部を側梁の前記フランジ
部に載せてスポツト溶接によつて接合したことを
特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明による一実施例および他の実施例
を第1図ないし第8図によつて説明する。まず、
本発明による一実施例を第1図ないし第3図によ
つて説明する。同図において、台枠1は両側に車
体長手方向に配置された側梁9、端部に設けられ
た端梁6、前後台車に対応する位置に設けられた
枕梁5および前記端梁6と枕梁5との間に車体長
手方向に設けられる中梁7から構成される骨組構
造に、該骨組構造における前後の枕梁5の間に第
2図に示す断面が箱型をした横梁8を車体幅方向
に順次並べ接合することにより構成されている。
なお、前後横梁8は薄板を塑性加工によつて箱型
に形成した構成となつており、該箱型構造の各縦
フランジ部を接合するように設置され、台枠1に
断熱材10を設ける必要がある場合には第2図に
示すように該横梁8の内部に入れて配置する。一
方、側梁9は第3図に示すように前記横梁8を受
けるリブ9aを有し、該リブ9aは横梁8を支持
した状態で該横梁8と側梁9の上面が面一となる
ように塑性加工によつて形成されている。横梁8
と側梁9とはスポツト溶接あるいはリベツト等の
機械的結合により接合される。
このような構成によれば、横梁8が箱型断面で
あつて、それ自体の上面に一体成形された平面部
すなわちフランジ部が形成され、また、該平面部
に直行して連続形成された側平面部すなわち縦フ
ランジ部を隣接した横梁同士で互いに接合してい
るため、薄板材で製作し、かつ、高さ寸法が従来
の横梁よりも短くても十分な強度を確保すること
ができる。また、前記横梁8は上部に平面部が形
成されているため、客室床面をなす床材を支障な
く支持することができ、従来の横梁およびキース
トンプレートからなる構造に比べて高さ寸法を短
くし厚さの薄い台枠を構成することができる。な
お、前記台枠の構成によれば、その製作も前記横
梁8を順次並べて相互に接合するとともに側梁9
に接合するだけであり、作業が容易である。さら
に、前記各横梁8は側梁9のリブ9aに載せ、ス
ポツト溶接によつて該リブ9aに接合される構成
となつていることにより、溶接入熱による台枠の
変形を防止することができ、精度の良い台枠を製
作することができる。また、前記横梁8は、上面
に開口部すなわち両側の平面部分の間に隙間を形
成していることから、該横梁8内に断熱材10を
挿入することができ、該断熱材10の設置作業が
容易、かつ、確実に行なえる。
次に、第4図に示す本発明の他の実施例につい
て説明する。本実施例の前記一実施例との相違点
は、側梁9に形成されたリブ9bが該側梁9の下
フランジ部を塑性加工することによつて形成され
ている点である。なお、この構成の場合、横梁8
は荷重条件が厳しくその剛性を高めるために高さ
寸法を大きくしたものにおいて好適である。この
ような構成によれば、前記一実施例と同様な効果
を有するとともに、前述のように横梁8の高さ寸
法が高い場合に前記一実施例の構成よりも重量を
軽減することができる。ところで、前記一実施例
および本実施例においては側梁9およびそれに形
成されるリブ9a,9bがともに一体に形成され
ているので、部品点数が少なくてすむとともに強
度的には有利である。
次に、第5図および第6図に示す別の他の実施
例について説明する。第5図に示す実施例の前記
一実施例との相違点は、側梁9の横梁8を支持す
る位置にZ形断面を有する横梁受11を設けた点
である。すなわち、側梁9の上フランジ部内側位
置に横梁8の高さ寸法に対応する形状に成形され
た前記横梁受11をスポツト溶接あるいはリベツ
ト等の機械的接合手段によつて接合する構成とし
たものである。このような構成によれば、前記一
実施例と同一の効果を有するとともに、高さ寸法
の異なる横梁8を設置でき、床下機器の重量に合
わせて前記高さ寸法の異なる横梁8の組合せが自
由に行なえる。また、側梁9の製作については、
簡単な構成のみであり、製作性がよく、かつ、横
梁受11については側梁9とは別部材であるた
め、横梁8に合せて任意の形状に成形できるもの
である。
次に、第6図に示す実施例の前記一実施例との
相違点は、前記第5図の実施例と同様に側梁9の
横梁8を支持する位置にZ形断面の横梁受11を
設けた点で、本実施例においては前記横梁受11
を側梁9の下フランジ部内側位置に設けている。
このような構成によれば、前記第5図の実施例と
同様な効果を有するとともに、横梁8の高さ寸法
が高くなつた場合に該横梁受11を軽量なものと
することができる。
次に、第7図に示す本発明の他の実施例につい
て説明する。同図において、前記一実施例との相
違点は、側梁9は従来の構成のものとほぼ同様な
ものであり、これに嵌合する側内梁12を接合し
た点である。該側内梁12には、内側部分に横梁
8を支持接合するためのリブ12aが形成されて
いる。このような構成によれば、側梁9の強度的
に厳しいと考えられる部分に応用することによ
り、部分的に側梁9の強度を向上できるととも
に、横梁8の支持部材となるため、補強部材を特
別に設ける必要がなく、結果的に台枠全体の軽量
化が図れる。
次に、第8図に示す本発明の他の実施例につい
て説明する。同図において、前記一実施例と異な
る点は、側梁9を強度面において長土台を兼用す
る構成とするために箱型断面とした点である。該
側梁9は箱型断面となつているため、強度的に強
く、長戸台13を薄肉で軽量なものとすることが
できる。したがつて、構体全体としての軽量化を
図ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、箱型断面
に形成した横梁を隣接接合して側梁間に設置する
ことにより、従来の横梁と該横梁上に設置される
キーストンプレートとからなる台枠に比べて強度
を確保して厚さの薄い台枠を構成することができ
る。また、前記横梁は側梁のリブに載置されスポ
ツト溶接により接合される構造となつていること
から、溶接入熱による台枠の変形を極力低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による台枠の一実施例を示す平
面図、第2図は第1図のC−C部断面図、第3図
は第1図のD−D部断面図、第4図ないし第8図
は本発明による台枠の他の実施例をそれぞれ示す
第3図と同一部分の断面図、第9図は従来の台枠
を示す平面図、第10図は第9図のA−A部断面
図、第11図は第10図のB−B部断面図であ
る。 1……台枠、5……枕梁、6……端梁、7……
中梁、8……横梁、9……側梁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 台枠の幅方向両側位置に車体長手方向に引き
    通して配置される側梁と、該各側梁の間で台車設
    置位置に対応して台枠幅方向に引き通して配置さ
    れ各端部を前記側梁に接合した枕梁と、前記側梁
    間で前記各枕梁の間に台枠幅方向に引き通し各端
    部を前記側梁に接合して配置される横梁を備えた
    鉄道車両用台枠構造において、 前記横梁をそれ自体の幅方向断面形状が矩形で
    あつて上部に開口部を有した平面部を有し、か
    つ、両側部に前記上部平面に直行して連続形成さ
    れた平面部を有した箱型断面とし、 前記各側梁はそれぞれの台枠幅方向中央側側面
    に前記横梁の端部を載置して支持するフランジ部
    を有しており、 前記横梁を前記各側梁の間であつて前記枕梁間
    に、前記横梁を車体長手方向に順次隣接配置しそ
    れぞれの側平面部を互いにスポツト溶接にて接合
    し、かつ、各横梁の各端部を側梁の前記フランジ
    部に載せてスポツト溶接によつて接合したことを
    特徴とする鉄道車両用台枠構造。
JP20990385A 1985-09-25 1985-09-25 鉄道車両用台枠構造 Granted JPS6271754A (ja)

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JP20990385A JPS6271754A (ja) 1985-09-25 1985-09-25 鉄道車両用台枠構造

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JPS6271754A JPS6271754A (ja) 1987-04-02
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