JPS6261411B2 - - Google Patents

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JPS6261411B2
JPS6261411B2 JP14851079A JP14851079A JPS6261411B2 JP S6261411 B2 JPS6261411 B2 JP S6261411B2 JP 14851079 A JP14851079 A JP 14851079A JP 14851079 A JP14851079 A JP 14851079A JP S6261411 B2 JPS6261411 B2 JP S6261411B2
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JP
Japan
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adhesive
adhesive tape
rubber
vulcanized
waterproof sheet
Prior art date
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Application number
JP14851079A
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JPS5684940A (en
Inventor
Masanori Kakehi
Yoshitaka Higashida
Kenzo Iwamoto
Hikari Kano
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Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
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Publication date
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

Landscapes

  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は加硫合成ゴム系防水シート同志の接着
工法に係り、更に詳しくは、貯水池、ため池、産
業廃棄物の処理池、用水路、河川などの土木関係
および屋内(便所、風呂場等)、地下鉄、共同
溝、高架橋梁などの建築関係の遮水に使用する加
硫合成ゴム系防水シート同志の現場接合におい
て、ラツプ部に自然加硫タイプの粘着テープを介
在させ加圧加熱せずに該粘着テープを自然加硫さ
せることにより接着せしめ、接合部を遮水する工
法に関する。 従来、貯水池などの遮水用ライニング材として
は、主としてコンクリート、アスフアルトが一般
的に使用されてきたが、最近では歪量が大きく、
耐候性が良く、下地の動きに追従できるものとし
て加硫ゴムシートが広く使用されるようになつ
た。 しかしながら、加硫ゴムシートの製造技術から
して、製造設備に寸法上の制制があり、長さの方
は長尺(200m程度)可能であるとしても、幅の
方は精々、1.0〜10m程度である。従つて、この
ような加硫ゴムシートはこれを施工現場まで運搬
し、現場において加硫ゴムシート同志を接合して
いるのが実状である。 ところが、この接合部の漏水防水処理に関して
は、従来より種々の方法が提案されているが、未
だこれと云つた決め手がなく、接着剤による方
法、未加硫ゴムを使用する方法が主に採用されて
いる。 しかし、接着剤を使用する方法は、塗布むらが
生じ、均一な被膜ができないため接着不均一にな
る傾向があり、また、オープンタイムの取り方に
より接着力の変化が大きく、更に決定的な欠点と
しては材料がいくら良くても施工者の能力によつ
て接着状態が大きく左右される。 例えば、強風時にはオープンタイム時に砂ほこ
りの付着によつて接着阻害を生じたり、高温時に
はオープンタイムが短かくなり乾燥オーバーによ
る接着不良になつたり、更には接着表面に結露水
が付着して接着不良となつたりし、また、低温時
にはオープンタイムが長くなり、施工能率に影響
するため、環境条件を十分に把握しなければなら
ない。そのため、接着剤を使用する方法において
は、加硫ゴム防水シート間の接着力、そして遮水
機能を保証することは非常に困難であつた。 一方、未加硫ゴムのテープを使用する場合では
該テープを介在された加硫ゴムシートの上下から
150〜200℃の加熱及び100〜150Kg/cm2の加圧によ
つてスポツト加硫する方法があるが、この場合、
施工現場に加硫機を持込む必要があり、また高
温、高圧にて加硫しなければ目標とする接着力が
得られず、更には作業時間を要し作業能率が低下
することを免れない。 本発明は上述の様な従来法の諸欠点を改善する
もので、その目的とするところは、加硫機を用い
ず作業能率を上げ、しかも自然加硫によつて加硫
ゴムシートを強固に接合して遮水効果をあげるこ
と、更には加硫ゴムからなる防水シートを現場に
て接合することにある。 しかして、上記目的を達成する本発明の特徴は
エチレン−プロピレン−ターポリマー、ブチルゴ
ムの少くとも1種を含む加硫合成ゴムからなる防
水シート同志を接合するにあたり、接合現場にお
いて該防水シートのラツプ部にエチレン−プロピ
レン−ターポリマー、ブチルゴムあるいはエチレ
ン−プロピレン−ターポリマーとブチルゴムのブ
レンド物からなるゴム質ポリマーに加硫剤と該加
硫剤と反応を促進する加硫促進剤粘着剤、軟化剤
を含む自然加硫タイプの粘着テープを介在させ、
該粘着テープを自然加硫させることにより防水シ
ート同志を接合する加硫合成ゴム系防水シートの
接着工法にある。 以下、本発明接着工法の具体的実施態様を添付
図面を参照しつつ詳細に説明する。 第1図は、本発明の一例を示し、接合すべき加
硫ゴムシート(防水シート)1,1′のラツプ接
合部の間に接合幅と同幅の自然加硫タイプの粘着
テープ2を挾み、接合部の上下をローラ等により
転圧して貼り合わせることによつて行なつてい
る。 この場合、本発明において用いる粘着テープの
防水シートのラツプ部への介在方法は、例えば、 (a) 接合現場において予め工場内で製造した加硫
剤、粘着剤そして軟化剤等の混入したゴム配合
物(A)と加硫促進剤、粘着剤そして軟化剤等を混
入したゴム配合物(B)を夫々混合押出機に投入し
混合した後、テープ状に押し出して一旦粘着テ
ープにし、その後ラツプ部に介在させる方法。
なお、この方法で粘着剤あるいは軟化剤はゴム
配合物(A)(B)のどちらか一方に添加してもよい。 (b) 接合現場において予め工場内で製造した加硫
剤、粘着剤、軟化剤を混入したゴム配合物(A)
と、加硫促進剤、粘着剤、軟化剤を混入したゴ
ム配合物(B)を夫々ポータブルアプリケータ等の
簡易押出機に投入して該ポータブルアプリケー
タから押出されつつある粘着テープを直接ラツ
プ部に介在させる方法。 なお、この場合、粘着剤及び軟化剤の添加配
合はこれに限定されるものではなく、粘着テー
プ内に必要量だけ含まれていればよい。 (c) 工場内において製造した加硫剤、加硫促進
剤、粘着剤そして軟化剤を含む粘着テープを接
合現場へ持ち込みラツプ部に介在させる方法。 等、種々の方法があり、(a)(b)の方法は貯蔵安定性
が悪く、加硫速度が速い粘着テープにおいて使用
され、一方、(c)の方法は加硫速度が遅く貯蔵安定
性が良い粘着テープにおいて通常、適用される。 ここで使用する自然加硫タイプの粘着テープは
耐候性の優れた、例えばエチレン−プロピレン−
ターポリマー(EPT)、ブチルゴム(IIR)ある
いはそれらEPTとIIRのブレンド物からなるもの
が好適であり、これらは加硫剤、加硫促進剤、粘
着剤そして軟化剤の外、ステアリン酸、カーボン
ブラツク、無機充填剤、ZnO等が適宜必要に応じ
て混合配合される。 このうち、加硫剤としては硫黄、モルホリン、
ジスルフイド、含リンポリスルフイド、塩化硫黄
等の含硫黄化合物からなる硫黄系、P−キノンジ
オキシム、P−P−ジベンゾイル、キノンジオキ
シム等のオキシム系、あるいはα−クミルハイド
ロパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキ
サイド、過酸化水素、アセチルアセトンパーオキ
サイド、t−ブチルハイドロパーオキサイド、t
−ブチルパーオキシベンゾエート等のパーオキサ
イド系などが挙げられ、これらの加硫剤の使用量
はゴム質ポリマー100重量部に対して通常1〜6
重量部である。 また、加硫促進剤としては2−メルカプトベン
ゾチアゾール、ジ・ベンゾチアゾル・ジサルフア
イド等のチアゾール系、テトラメチルチウラム・
モノサルフアイド、テトラメチルチウラム・ジサ
ルフアイド、ジペンタメチレンチウラム・ヘキサ
サルフアイド等のチウラム系、あるいはZn−ジ
−n−ブチルジチオカルバメート等のジチオカル
バメート系、そしてPbO2、トリメンベース等が
ある。 そして、これらの加硫促進剤の使用量は通常、
ゴム質ポリマー100重量部に対して2〜10重量部
である。 更に、混配合される粘着剤としては、石油系炭
化水素樹脂であるペトロジン(三井石油化学社
製)等の芳香族系炭化水素樹脂、ハイレツツ(三
井石油化学社製)等の脂肪族系環状炭化水素、エ
スコレツツ(エツツケミカル社製)等の不飽和炭
化水素の重合体、クツクエース(三井石油化学社
製)等の炭化水素系粘着化樹脂、あるいはフエノ
ールホルムアルデヒド樹脂であるフエノール樹脂
等が挙げられる。これらの粘着剤の使用量はゴム
質ポリマー100重量部に対して30〜100重量部であ
る。又、これらの粘着剤と共に使用される軟化剤
としては公知のものが使用され、その代表的なも
のとしてプロセスオイル、ポリブデン、流動パラ
フイン、パインタール、その他石油系高沸点化合
物などがある。これらの軟化剤の使用量はゴム質
ポリマー100重量部に対して30〜150重量部であ
る。 なお、接合現場において製造される比較的加硫
速度の速い自然加硫タイプの粘着テープの配合と
してはゴム質ポリマー100重量部に対してP−キ
ノンジオキシム、P−P′−ジベンゾイル・キノ
ン・ジオキシム等のオキシム系の加硫剤1〜2重
量部、PbO2の加硫促進剤3〜4重量部、粘着剤
30〜100重量部、プロセスオイル等の軟化剤30〜
150重量部を添加すればよい。 一方、工場において製造される比較的加硫速度
の遅い自然加硫タイプの粘着テープの配合として
はゴム質ポリマー100重量部に対して硫黄、モル
ホリン・ジスルフイド、含リンポリスルフイド、
塩化硫黄等から選ばれた硫黄系の加硫剤1〜3重
量部、チアゾール系、チウラム系あるいはジチオ
カルバメート系から選ばれた加硫促進剤2〜6重
量部、粘着剤33〜100重量部、プロセスオイル等
の軟化剤30〜150重量部を添加すればよい。 本発明で使用する自然加硫タイプの粘着テープ
は空気中あるいは水中における環境温度で加硫で
きるもので、従来法におけるような現場において
加熱加圧などをする必要が全くなく、また加硫ゴ
ムからなる防水シート同志の接着力も大きいため
遮水効果もある。 この粘着テープは防水シートのジヨイント部の
初期強度、即ち、自着力として1〜3Kg/25cm程
度発生しなければならず、この自着力がなければ
施工時において接合した防水シートの巻付けたり
引張つたりした場合に接合部で防水シートのずれ
変形が起る。そのため、この自着力を満足させる
ためには粘着剤をゴム質ポリマー100重量部に対
して30〜100重量部加えて表面タツクをもたせ、
更に軟化剤を30〜150重量部添加して粘着テープ
のムーニー粘度(ML1+5100℃)を5〜25の範囲
にしなければならない。また、このムーニー粘度
であれば防水シートのジヨイント表面にゴミ、砂
ほこり等が付着していても、粘着テープがこれら
の異物を包囲し、かつ、該異物が粘着テープの内
部へ侵入するために、防水シート間の接着力はあ
まり影響を受けない。 そして、この粘着テープの厚みは0.5〜2mmと
し、2mm以上にすると接合部において防水シート
間に段差ができ、接合初期に剥離し易くなるので
好ましくない。 また、本発明工法の適用される加硫合成ゴム系
防水シートは耐候性の優れた、例えばエチレン−
プロピレン・ターポリマー(EPT)、ブチルゴム
(IIR)あるいはEPTとIIRのブレンド物からなる
ものである。 本発明において防水シートのラツプ部に粘着テ
ープを介在させた後、該ラツプ部をローラ等によ
つて押圧すれば防水シート間の接着力の向上なら
びに防水シート間に存在するエアーだまりを除去
するためにも望ましい。しかも、時間が経過する
に従つて、粘着テープが加硫するため防水シート
同志はより一層強固に接着することから現場施工
は極めて安心である。そして、粘着テープは柔軟
で、かつ一定の厚みを有するため転圧によつて防
水シートと均一に密着し遮水機能を十分に果す。 第2図は第1図の変形実施例であり、加硫ゴム
シート1,1′のラツプ接合部の間に接合巾と同
巾の自然加硫タイプの粘着テープ2を挾むが、こ
の場合、該粘着テープ2の1端を防水シート1の
1端から露出させるようにする。そして、接合部
の上下をローラ等によつて転圧して貼り合わせ
る。 このように粘着テープ2の1端を防水シート
1′の1端より露出させ段差のないようにすれば
防水シート1の末端段部のめくれを防止できると
共に、水の浸入を防止するものに有効である。 第3図乃至第5図は本発明の更に他の変形実施
例であり、特に加硫合成ゴム系防水シートの現場
接合の初期接着を補強する目的で使用する場合を
示し、第3図では防水シートの接合部の末端段部
に該粘着テープを使用している。即ち、加硫ゴム
部5と自然加硫タイプの粘着テープ6を粘着テー
プの両端が露出するように積層した粘着テープ付
加硫ゴムテープ7を該粘着テープ6が内側になる
ようにして防水シート3,3′の接合部末端段部
4に貼り合わせる。この場合、防水シート3,
3′の接合部は従来通り接着剤8を用いて接合し
てある。このようにすれば、防水シートの末端段
部から水が浸入することがないため、遮水の効果
が良好であり、また接合部の補強をも行なう。 なお、本実施例のように粘着テープ6を加硫ゴ
ム部5より広巾にして両端を露出すれば熱時の凝
集力を上昇させ、また加硫ゴム部5の伸縮を押え
ることもできる。 第4図は第3図と類似した施工例であるが、防
水シート3,3′間にも粘着テープ6を使用して
いる点においては相違するものであり、一方、第
5図は防水シート3,3′間に粘着テープ6、防
水シートの接合部の末端段部に加硫ゴム部5に接
着剤8を塗布して加硫ゴムテープを貼り合わせて
いる。 これら第4図、第5図の施工例は何れも前記第
3図と同じような効果を有する。 次に、本発明を実施例によつて更に説明する。 実施例 1 工場内で第1表に示す加硫剤を含むゴム配合物
(A)と加硫促進剤を含むゴム配合物(B)を製造し、該
ゴム配合物(A)及び(B)を接合現場へ持ち込んで同重
量の該ゴム配合物(A)及び(B)を混合押出機に投入し
て混合し、厚さ1.0〜1.5mm、巾100mm、ムーニー
粘度15の自然加硫タイプの粘着テープを押出し
た。 この粘着テープを第1図に示す状態でEPT及
びIIRをブレンドし充填剤を加えた加硫ゴムから
なる厚さ1.5mmの2枚の防水シートの100mmのラツ
プに介在させローラ転圧(線圧0.5Kg/cm)によ
つて圧着した。
【表】 しかして、上記防水シートは夏季にあつては太
陽熱の直射によりシート表面が70〜80℃に達する
ため、80℃のギヤーオーブン中と70℃の温水中に
保存して経時の剥離接着力を調べた。その結果を
第6図に示す。また、暴露における経時接着力を
調べた結果を第7図に示す。 なお、剥離接着試験用のテストピースは接合し
た防水シートを1×6インチに打ち抜く。そして
このテストピースを引張試験機で20〜25℃、50
mm/minの速度でT字剥離テストに準じて試験し
た。 また、コーナー部におけるジヨイント性能を調
べるため第8図に示す如き角部のあるモルタル9
に防水シート10を貼りつけジヨイント部11に
粘着テープ12を貼りつけ暴露させた後、接合コ
ーナー部の浮きを調べた。その結果を第2表に示
す。
【表】 実施例 2 工場内で第3表に示すゴム配合物から厚さ1.0
〜1.5mm、巾100mm、ムーニー粘度15の自然加硫タ
イプの粘着テープを形成し、該テープを形成後、
2日間25℃の条件で保存した後、接合現場へ持ち
込んだ。 この粘着テープを第1図に示す状態で実施例1
と同様の防水シートのラツプ部(20mm)に介在さ
せ、ローラ転圧(0.5Kg/cm)によつて圧着し
た。 しかして、上記防水シートを80℃のギヤーオー
ブン中に保存して経時の剥離接着力を調べた。そ
の結果を第4表に示す。
【表】
【表】 実施例 3 工場内で第5表に示す加硫剤を含むゴム配合物
(A)と加硫促進剤を含むゴム配合物(B)を製造し、該
ゴム配合物(A)及び(B)を接合現場へ持ち込んで該ゴ
ム配合物をポータブルアプリケータの簡易混合押
出機にて巾100mm、厚さ1.0mm、ムーニー粘度8の
粘調な粘着テープを連続的に押出し、第1図に示
す状態で実施例1と同様な防水シートのラツプ部
に介在され、ローラ転圧(線圧0.5Kg/cm)によ
つて圧着した。 しかして、上記防水シートを80℃のギヤーオー
ブン中に保存して経時の剥離接着力を調べた。 その結果を第6表に示す。
【表】
【表】 比較例 第1図と同じ接合状態で実施例1で示された加
硫ゴムからなる防水シートのラツプ部(100mm)
に溶剤系自然加硫型ブチル接着剤を0.4〜0.5mm膜
厚に塗布し、塗布後、オープンタイム30分でロー
ラ転圧(線圧05Kg/cm)によつて防水シートを圧
着した。このようにして得られた接着剤工法によ
る防水シートを80℃のギヤーオーブン中に保存し
て経時の剥離接着力を調べた結果を実施例1、
2、3と対比して第7表に示す。また。この接着
剤工法と実施例1の粘着テープを使用した場合の
施工性について第8表に示すが、施工時期は日本
の9〜10月(屋外表面最高温度56〜64℃)、防水
シートのラツプ部の巾は100mmであつた。
【表】
【表】 以上のように、本発明に係る接着工法は自然加
硫タイプの粘着テープを用いるために、接合現場
まで加硫機を持ち込む必要がなく、その作業能率
を上げることができ、かつ接合直後の接着力も従
来の接着剤を使用する場合に比べて何ら変りがな
いために遮工における接合部のずれは起らず、ま
た一定時間経過すれば接着力も上昇する。 更には、該粘着テープは防水シートと均一に密
着するため遮水機能にも優れている。 又、その上、本発明には以下の如き各効果も認
められる。 (1) 粘着テープが自着性を有するために施工時に
おいて接合した防水シートを巻付けたり、引張
つたりしても接合部のずれは全く発生しない。 (2) 粘着テープが前述の如き所要範囲のムーニー
粘度を有することによりジヨイント部表面にゴ
ミ、ほこり等が付着しても粘着テープがこれら
を包囲することになり防水シートの接着力に対
する影響を殆んど与えることがない。 (3) 接合に際し、押圧接合するためにシート間の
空気除去を図り、接着力をより向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の接着工法に係る防水シート接
合部の1例を示す断面図、第2図乃至第5図は何
れも本発明の変形実施例に係る防水シート接合部
の断面図、第6図は実施例1において得られた防
水シートの80℃のギヤーオーブン中と70℃の温水
中に保存した場合の経日後の剥離接着力の変化を
示す図表、第7図は実施例1において得られた防
水シートの暴露における経時接着力の変化を示す
図表、第8図は実施例1における防水シートの下
地角部への貼着状態を示す斜視図である。 1,1′,3,3′……防水シート、2,6……
粘着テープ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エチレン−プロピレン−ターポリマー、ブチ
    ルゴムあるいはエチレン−プロピレン−ターポリ
    マーとブチルゴムとのブレンド物の加硫合成ゴム
    からなる防水シート同志を接合するにあたり、接
    合現場において該防水シートのラツプ部に、エチ
    レン−プロピレン−ターポリマー、ブチルゴムあ
    るいはエチレン−プロピレン−ターポリマーとブ
    チルゴムとのブレンド物からなるゴム質ポリマー
    に加硫剤、加硫促進剤、粘着剤、軟化剤を含み5
    〜25のムーニー粘度(ML1+5、100℃)を有し、
    自着性をもつ自然加硫タイプの粘着テープを介在
    させて押圧し、該粘着テープを自然加硫させるこ
    とにより防水シート同志を接合することを特徴と
    する加硫合成ゴム系防水シートの接着工法。
JP14851079A 1979-11-15 1979-11-15 Bonding technique for vulcanized synthetic rubber waterproof sheet Granted JPS5684940A (en)

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JPS5684940A JPS5684940A (en) 1981-07-10
JPS6261411B2 true JPS6261411B2 (ja) 1987-12-21

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ID=15454370

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