JPS625390Y2 - - Google Patents

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JPS625390Y2
JPS625390Y2 JP15497880U JP15497880U JPS625390Y2 JP S625390 Y2 JPS625390 Y2 JP S625390Y2 JP 15497880 U JP15497880 U JP 15497880U JP 15497880 U JP15497880 U JP 15497880U JP S625390 Y2 JPS625390 Y2 JP S625390Y2
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JP
Japan
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outer casing
vibration
accelerator cable
engine
broken
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JP15497880U
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JPS5777038U (ja
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術はアクセルケーブルを内装するアウタ
ーケーシングによるエンジン振動の伝達防止を図
るものである。
而して、この考案はアクセルケーブルが内装さ
れたアウターケーシングの両端部が自動車のエン
ジン側とボデー側に固定支持されたアクセルケー
ブル支持装置に関する考案であり、特に、上記ア
ウターケーシングが途中に破断部を有して分割さ
れ、該破断部を介して相対向する上記アウターケ
ーシングの各端部がゴム製等の防振材を介して、
樹脂製等の接続具を外装され連結されたアクセル
ケーブル支持装置に係る考案である。
〈従来技術〉 従来、自動車におけるアクセルケーブル支持装
置は第1、2図に示す様な構造とされている。
即ち、エンジンのキヤブレターのスロツトルバ
ルブを開閉するカム1とアクセルペダルロツド2
とを結ぶアクセルケーブル3はアウターケーシン
グ4に内装されており、このアウターケーシング
4のキヤブレター側端部が固定具5に連結され、
該固定具5がブラケツト6によつて支持されて、
エンジン部としてのキヤブレター部に固定されて
いる。
又、アウターケーシング4のボデー側端部は固
定具7がクランプ8によつて固定接続されてお
り、該固定具7がガスケツト9を介して車室内外
を分離するボデー部としてのボデー鉄板10に固
定されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 而しながら、上述従来のアクセルケーブル支持
装置においては、エンジン振動がブラケツト6、
固定具5、及び、アウターケーシング4を介して
ボデー鉄板10に直接伝達されてしまうため、車
室内に騒音が発生する原因となつている不具合が
ある。
これに対処するに、これまではアクセルケーブ
ル3の両端取付部に防振構造を備えるようにして
いたが、それでも、ボデー鉄板8へのエンジン振
動の伝達は防止できず、又、コストも高くなる不
利点があつた。
この考案の目的は、上述従来の技術に基づくア
クセルケーブル支持装置の問題点を解決すべき技
術的課題とし、ボデー部へのエンジン振動の伝達
を防止し、自動車産業におけるプロテクター利用
分野に益する優れたアクセルケーブル支持装置を
提供せんとするものである。
〈問題点を解決するための手段・作用〉 上述目的に沿い先述実用新案登録請求の範囲を
要旨とするこの考案の構成は、前述問題点を解決
するために、アクセルケーブルが内装されたアウ
ターケーシングの一端が自動車のエンジン部に支
持され、他端がボデー部に支持され、而して、上
記アウターケーシングが途中に破断部を有し、該
破断部を介して相対向する上記アウターケーシン
グの各端部が防振材を介して接続部を外装され連
結されて、エンジン側の支持部からアウターケー
シングに伝わつたエンジン振動が該アウターケー
シングの途中に於ける切断部によつて伝達を阻止
し、アウターケーシングのボデー側支持部への伝
達をも阻止して車室内に発生する振動騒音の減少
を図るようにした技術的手段を講じたものであ
る。
〈実施例−構成〉 次に、この考案の実施例を第3図以下の図面に
基づいて説明すれば以下の通りである。尚、第
1、2図と同一態様部分は同一符号を付して説明
するものとする。
開示実施例はこの考案によるアクセルケーブル
支持装置の態様を示すものであり、第4図は第3
図の中央接続部を拡大して、半断面にて示したも
のである。
第3図において、アクセルケーブル3を内装し
ているアウターケーシング4の両端部は固定具5
と固定具7とに接続されており、各々ブラケツト
6とボデー鉄板10とによつてキヤブレター部、
及び、ボデー部に支持されている。
而して、上記アウターケーシング4は第4図に
示す様に、内側がインサート鉄板4aで、外側が
樹脂被覆4bで形成されており、このインサート
鉄板4aにより、アクセルケーブル3の取廻し中
における極度な折曲げが防止されるようになつて
おり、又、樹脂被覆4bによつてインサート鉄板
4aの錆発生防止が図られている。
上記アウターケーシング4は中央部が破断され
ており、この破断部9′にはゴム製の防振材1
0′、及び、筒状の樹脂製接続具11が外装され
ており、該接続具11の外周部がクランプ12に
よつて固定されている。
この場合、アウターケーシング4の破断部9′
に於いて、破断された両端面は接触させず、一定
の間隔を設けておくことが望ましい。
〈実施例−作用〉 上述構成において、エンジン稼動時に発生する
振動は、ブラケツト6、及び、固定具5を介して
アウターケーシング4に伝わるが、このアウター
ケーシング4は途中にて破断されており、この破
断部端面には防振材10′が外装されているの
で、アウターケーシング4のエンジン側からボデ
ー側へのエンジン振動の伝達は分断され、ボデー
鉄板10への振動伝達は阻止される。
次に、第5図以下の実施例は他の態様を示すも
のであり、第5図のものは接続具11′の両端位
置に於いて、アウターケーシング4の外周部に抜
け止めクランプ12′を設けて、接続具11′とア
ウターケーシング4とが分離することのないよう
にしたものであり、更に、この接続具11′の中
央部内面には破断部9′に対する突起11aを設
けて防振材10′にくい込ませ、接続具11′と防
振材10′との一体化を図つている。
又、第6図に示す実施例は、接続具11′を金
属製にしたものであり、該接続具11″の外周部
にカシメ部11bを設けて防振材10′、及び、
アウターケーシング4のクランプを行つている。
上述各実施例は、全てアウターケーシング4の
中間部分に破断部を形成した態様であるが、第7
図に示すものはアウターケーシング4のエンジン
側端部に破断部9″を設け、該破断部9″に防振材
10″を外装すると共に、接続具の代わりにエン
ジン側固定具5によつて破断部9″のクランプを
行つたものであり、接続具11を新たに設ける必
要がなく、構造の簡素化が図られる。
尚、この考案の実施態様は上述実施例に限るも
のでなく、ボデー側の固定具7を接続具として兼
用することができることも勿論である。
〈考案の効果〉 以上、この考案によれば、エンジン部の振動が
ボデー側へ伝達されず、振動騒音が防止され、自
動車の乗心地が向上され、又、防振材の劣化も防
止できるという優れた効果も奏される。
而して、アクセルケーブルが内装され、一端が
自動車のエンジン部に支持され、他端がボデー部
に支持されたアウターケーシングの途中に破断部
を形成したので、エンジン部の振動のボデー側へ
の伝達は阻止され、車室内での振動騒音の発生を
減少させることができ、乗心地も向上されるとい
う優れた効果が奏される。
又、アウターケーシングの破断部には防振材を
介して接続具を外装したのでアウターケーシング
の外装機能は損われず、且つ、防振材によつて接
続具による振動伝達が防止でき、更に、防振材は
接続具により、外気、紫外線等による劣化から防
止され、耐久性が極めて向上するという優れた効
果が奏される。
そして、アウターケーシングに防振材と接続具
を外装するだけの構造であるので、構造の複雑化
は防止できコストアツプも抑えることができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアクセルケーブル支持装置の全
体図、第2図は同要部拡大半断面図、第3図以下
はこの考案の実施例を示すものであり、第3図は
第1図相当全体図、第4図はアウターケーシング
破断部の拡大半断面図、第5図、第6図は他の実
施例による第4図相当半断面図、第7図は破断部
をアウターケーシングの端部に設けた場合の第4
図相当半断面図である。 3……アクセルケーブル、4……アウターケー
シング、9′,9″……破断部、10′,10″……
防振材、11,11′,11″……接続具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アクセルケーブルが内装されたアウターケーシ
    ングの一端が自動車のエンジン部に支持され他端
    がボデー部に支持されたアクセルケーブル支持装
    置において、上記アウターケーシングが途中に破
    断部を有し、該破断部を介して相対向する上記ア
    ウターケーシングの各端部が防振材を介して接続
    具を外装され連結されていることを特徴とするア
    クセルケーブル支持装置。
JP15497880U 1980-10-31 1980-10-31 Expired JPS625390Y2 (ja)

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JP15497880U JPS625390Y2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31

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JP15497880U JPS625390Y2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31

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JPS5777038U JPS5777038U (ja) 1982-05-12
JPS625390Y2 true JPS625390Y2 (ja) 1987-02-06

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ID=29514195

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0648198Y2 (ja) * 1987-02-16 1994-12-12 株式会社カンセイ たわみ軸の防振構造

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JPS5777038U (ja) 1982-05-12

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