JPS6010213Y2 - 車両用燃料タンク - Google Patents
車両用燃料タンクInfo
- Publication number
- JPS6010213Y2 JPS6010213Y2 JP10190080U JP10190080U JPS6010213Y2 JP S6010213 Y2 JPS6010213 Y2 JP S6010213Y2 JP 10190080 U JP10190080 U JP 10190080U JP 10190080 U JP10190080 U JP 10190080U JP S6010213 Y2 JPS6010213 Y2 JP S6010213Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel tank
- fuel
- tank
- vibration
- vehicle fuel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両用燃料タンクに関する。
車両用燃料タンクでは車両の急発進、急停止並びに急旋
回時に燃料タンク内の燃料が激しく流動して搭乗員に不
快感を与える燃料流動音を発生する。
回時に燃料タンク内の燃料が激しく流動して搭乗員に不
快感を与える燃料流動音を発生する。
この燃料流動音は大きく分けると燃料同志が衝突して発
する流動音と、燃料が燃料タンク内壁面に衝突した際に
タンク壁が振動して発生する音との2つがある。
する流動音と、燃料が燃料タンク内壁面に衝突した際に
タンク壁が振動して発生する音との2つがある。
これらの燃料流動音を低減するために従来では燃料タン
ク内部の構造を改良して燃料の流動を抑制し、それによ
って燃料同志の衝突を弱め、かつ燃料タンク内壁面への
燃料の衝突を弱めるようにしてきた。
ク内部の構造を改良して燃料の流動を抑制し、それによ
って燃料同志の衝突を弱め、かつ燃料タンク内壁面への
燃料の衝突を弱めるようにしてきた。
しかしながらこのように燃料タンク内部の構造を改良し
たもののうちで実際に実用化しうるものでは十分に燃料
流動音を低減することが困難であり、一方十分に燃料流
動音を低減しうるものでは構造が複雑となって実用化に
は適していないという問題がある。
たもののうちで実際に実用化しうるものでは十分に燃料
流動音を低減することが困難であり、一方十分に燃料流
動音を低減しうるものでは構造が複雑となって実用化に
は適していないという問題がある。
一方、昭和1稗実用新案出願公告第15585号公報に
は燃料タンク外周面をゴム層によって覆うようにした燃
料タンクが記載されている。
は燃料タンク外周面をゴム層によって覆うようにした燃
料タンクが記載されている。
この公報に記載された考案は燃料流動音を低減すること
を意図したものではないが燃料タンク外周面をゴム層に
よって覆うことによって燃料流動音を低減することかで
きるものと考えられる。
を意図したものではないが燃料タンク外周面をゴム層に
よって覆うことによって燃料流動音を低減することかで
きるものと考えられる。
しかしながらこのようなゴム層を用いた場合にはゴム層
を燃料タンク外周面上に接着剤を用いて接着しなければ
ならず、斯くして接着剤が別途必要になるばかりでなく
接着剤を塗布し次いでゴム層を貼布しなければならない
ために燃料タンクの製造に多くの工程と時間を要すると
いう問題がある。
を燃料タンク外周面上に接着剤を用いて接着しなければ
ならず、斯くして接着剤が別途必要になるばかりでなく
接着剤を塗布し次いでゴム層を貼布しなければならない
ために燃料タンクの製造に多くの工程と時間を要すると
いう問題がある。
本考案はアスファルトシート自体の有する粘着性を利用
してアスファルトシートを燃料タンク外周面上に固着し
、それによって燃料タンクの製造工程を簡素化した車両
用燃料タンクを提供することにある。
してアスファルトシートを燃料タンク外周面上に固着し
、それによって燃料タンクの製造工程を簡素化した車両
用燃料タンクを提供することにある。
以下、添付図面を参照して本考案を詳細に説明する。
第1図並びに第2図を参照すると、その全体を符号1で
示す燃料タンクは金属製の上部タンク部分2と下部タン
ク部分3により構成され、これらの両タンク部分2,3
はそれらの周縁フランジ4.5を浴接することによって
互いに連結される。
示す燃料タンクは金属製の上部タンク部分2と下部タン
ク部分3により構成され、これらの両タンク部分2,3
はそれらの周縁フランジ4.5を浴接することによって
互いに連結される。
上部タンク部分2の内壁面上には燃料の流動を抑制する
ために下部タンク部分3まで延びる一対の仕切板6,6
が固定される。
ために下部タンク部分3まで延びる一対の仕切板6,6
が固定される。
更に、本考案によれば上部タンク部分2並びに下部タン
ク部分3の外周面はそのほぼ全体に亘ってアスファルト
シートからなる防振材料層7によって覆われる。
ク部分3の外周面はそのほぼ全体に亘ってアスファルト
シートからなる防振材料層7によって覆われる。
この防振材料層7はアスファルトシートをタンク部分2
,3の外周面上に溶着あるいは融着することによって形
成される。
,3の外周面上に溶着あるいは融着することによって形
成される。
アスファルトシートはそれ自体粘着性を有し、従ってア
スファルトシートは何ら接着剤を用いることなくタンク
部分2,3の外周面上に溶着あるいは融着することがで
きる。
スファルトシートは何ら接着剤を用いることなくタンク
部分2,3の外周面上に溶着あるいは融着することがで
きる。
従ってアスファルトシートの固着工程が極めて簡素化さ
れる。
れる。
この防振材料層7は燃料タンク1内で発生する音を遮断
する作用と、タンク部分2゜3の振動を減衰させると共
に振動周波数を変える作用とをなす。
する作用と、タンク部分2゜3の振動を減衰させると共
に振動周波数を変える作用とをなす。
従って、燃料タンク1内で燃料同志の衝突により発生す
る燃料流動音は防振材料層7によって遮音され、かつ燃
料がタンク部分2゜3の内壁面に衝突した際に発生する
タンク部分2.3の振動は防振材料層7によって減衰せ
しめられると共に振動周波数が変えられるために搭乗者
に不快感を与えるタンク振動音が低減せしめられる。
る燃料流動音は防振材料層7によって遮音され、かつ燃
料がタンク部分2゜3の内壁面に衝突した際に発生する
タンク部分2.3の振動は防振材料層7によって減衰せ
しめられると共に振動周波数が変えられるために搭乗者
に不快感を与えるタンク振動音が低減せしめられる。
以上述べたように本考案によれば燃料タンクから発する
音を低減するための防振材料としてアスファルトシート
を用いることにより防振材料を接着剤を用いることなく
それ自体の粘着性により燃料タンク外周面上に固着する
ことができるので燃料タンクの製造工程を簡素化するこ
とができる。
音を低減するための防振材料としてアスファルトシート
を用いることにより防振材料を接着剤を用いることなく
それ自体の粘着性により燃料タンク外周面上に固着する
ことができるので燃料タンクの製造工程を簡素化するこ
とができる。
第1図は本考案に係る燃料タンクの側面断面図、第2図
は第1図の■−■線に沿ってみた断面図である。 1・・・・・・燃料タンク、2・・・・・・上部タンク
部分、3・・・・・・下部タンク部分、7・・・・・・
防振材料層。
は第1図の■−■線に沿ってみた断面図である。 1・・・・・・燃料タンク、2・・・・・・上部タンク
部分、3・・・・・・下部タンク部分、7・・・・・・
防振材料層。
Claims (1)
- 金属製燃料タンクの外周面のほぼ全体をアスファルトシ
ートからなる防振材料層によって覆った車両用燃料タン
ク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10190080U JPS6010213Y2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 | 車両用燃料タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10190080U JPS6010213Y2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 | 車両用燃料タンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5725028U JPS5725028U (ja) | 1982-02-09 |
JPS6010213Y2 true JPS6010213Y2 (ja) | 1985-04-08 |
Family
ID=29463328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10190080U Expired JPS6010213Y2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 | 車両用燃料タンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6010213Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01242074A (ja) * | 1988-03-24 | 1989-09-27 | Mitsubishi Electric Corp | 位置決め装置 |
JP6794830B2 (ja) * | 2016-12-28 | 2020-12-02 | スズキ株式会社 | 車両用燃料タンク |
-
1980
- 1980-07-21 JP JP10190080U patent/JPS6010213Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5725028U (ja) | 1982-02-09 |
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