JPH0541210Y2 - - Google Patents

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JPH0541210Y2
JPH0541210Y2 JP15783687U JP15783687U JPH0541210Y2 JP H0541210 Y2 JPH0541210 Y2 JP H0541210Y2 JP 15783687 U JP15783687 U JP 15783687U JP 15783687 U JP15783687 U JP 15783687U JP H0541210 Y2 JPH0541210 Y2 JP H0541210Y2
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spherical
exhaust pipe
casing
exhaust
abutting portion
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は自動車等の排気系に組込まれる振動吸
収可能な排気浄化装置に関する。
〈従来の技術〉 従来より使用されている自動車等の排気系に組
込まれる排気浄化装置は、排気管の途中で排気管
Aと排気管Bの中間に位置し、浄化装置ケーシン
グの両端は排気管ABに設けられているフランジ
構造に対して強固に締付固定により接続されてい
た。この排気浄化装置の内部には触媒が充填され
ており、その重量も3〜5Kg程度で、これを支え
るため排気管ABの軸芯と浄化装置ケーシングの
軸芯とが常に一定の関係となるよう締付は強固に
されていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 そこで、このようなフランジによる締付固定構
造であつたから、振動吸収は無く、エンジンによ
る振動、路面からの振動が排気系を介してキシミ
音のような異音や不快な振動となつて車内に伝達
し、騒音の発生源になつたり、乗心地を悪くした
り、更には排気管のフランジ溶接部、あるいは排
気管の曲げ部等に折損の生じる虞があつた。
〈問題点を解決するための手段〉 そこで、排気浄化装置を排気管へ強固に組付け
ることが可能で、しかも、振動に対する対策を構
じることの可能な構造について検討した結果、以
下に示す振動吸収型排気浄化装置を開発したので
ある。
その構造は、球面状膨出部2を有する排気管A
1と、その球面状膨出端部の外周面の一部を覆う
漏斗形のフレア端部4を有する排気管B3又はケ
ーシング6とにより球面状突合部5を形成し、こ
の球面状突合部5内又は球面状突合せ部5が端部
に設けられたケーシング6内に触媒7を設け、か
つ、球面状突合部5にその円周上を覆うべく締付
バンド8を設けたことを特徴とするものである。
〈作用〉 このような構造であると、排気管Aと排気管B
間の触媒7を安定に保持した状態のままで、加え
られた振動に対して球面状突合部5がフレキシブ
ルに対応して振動を吸収し、消音作用をもたらす
と共に他の部分へ無理な力が作用しない。
〈実施例〉 以下図面によつて本考案の実施例を詳細に説明
する。
第1図及び第2図は本考案の第1実施例を示す
もので、第1図は第2図中X−X部に相当する中
央縦断面図であり、第2図は斜視図である。
本実施例は球面状膨出部2を有する排気管A1
と、球面状膨出端部の外周面の一部を覆う漏斗形
のフレア端部4を有する排気管B3とにより球面
状突合部5を形成し、この球面状突合部5内に触
媒7を設けた構造である。そして、前記球面状突
合部5にその円周上を覆う締付バンド8を設け
て、これをねじ9により締結して、排気管Aの球
面状膨出部2とこれを一部覆つている排気管B3
の漏斗形のフレア端部4とが離れないようにして
いる。このような構造であると、第1図中二点鎖
線でも示したように、排気管A1と排気管B3の
双方に、または、いずれか一方の軸芯にずれが生
じるような振動が加わつても、その部分で屈曲し
てフレキシブルにこれに対応することができる。
第3図は本考案の第2実施例を示す縦断面図で
ある。この例では、触媒7は円筒状のケーシング
6内へ充填されている。ケーシング6の両端部は
漏斗形のフレア端部4,4となつており、排気管
A1と排気管B3にそれぞれ設けられている球面
状膨出部2,2へこのフレア端部4,4が結合さ
れる。このような構造であると、排気浄化装置ケ
ーシング6の両端で振動吸収がなされる。この例
ではケーシング6の両端部にフレア端部を設け、
排気管A,Bを球面状膨出部としているが、その
逆に、ケーシング6の両端部に球面状膨出部を設
け、排気管A,Bを漏斗形のフレア端部とするこ
ともできる。また、ケーシング6の両端部でなく
片方のみに球面状突合部5を設け、他端部には第
5図に示したように従来のフランジ継手9やシー
ルリングを用いることもできる。
第4図に示した本考案の第3実施例の構造は、
排気浄化装置ケーシング6が筒状かつ両端部が従
来と同様に絞られた構造で、両端にある細径の接
続口13,14へそれぞれ第1図に示したと同様
な球面状突合部5,5を介して排気管A1と排気
管B3を接続した構造である。この球面状突合部
は片方のみに設けてもよい。このような構造も良
好に振動吸収がなされる。
なお、本考案における実施態様はこれ以外に
も、例えばケーシングの一方のみを第3図のよう
に球面化し、他方は第4図のように絞つて球面状
突合部5を介して排気管に接続するといつた構造
をとることもできる。
〈考案の効果〉 本考案は以上のような構造であるから、排気浄
化装置自体で振動を吸収することができ、そのこ
とにより装置の強度と耐久性を高めることが可能
となつた。また、排気ガス浄化、消音を同時に可
能とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の第1実施例を示す
もので、第1図は第2図中X−X部に相当する中
央縦断面図であり、第2図は斜視図である。第3
図〜第5図は本考案の他の実施例を示す縦断面図
である。 1……排気管A、2……球面状膨出部、3……
排気管B,4……フレア端部、5……球面状突合
部、6……ケーシング、7……触媒、8……締付
バンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 球面状膨出部2を有する排気管A1と該球面状
    膨出端部の外周面の一部を覆う漏斗形のフレア端
    部4を有する排気管B3又はケーシング6とによ
    り球面状突合部5を形成し、該球面状突合部5内
    又は該球面状突合部5が端部に設けられたケーシ
    ング6内に触媒7を設け、かつ、前記球面状突合
    部5にその円周上を覆う締付バンド8を設けてな
    る振動吸収型排気浄化装置。
JP15783687U 1987-10-14 1987-10-14 Expired - Lifetime JPH0541210Y2 (ja)

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JPH0161418U JPH0161418U (ja) 1989-04-19
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JPH06274524A (ja) * 1993-03-22 1994-09-30 Hitachi Ltd 直交変換回路および逆変換回路
FR2821117B1 (fr) * 2001-02-21 2004-04-23 Faurecia Ind Dispositif nettoyable de depollution des gaz d'echappement d'un moteur

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JPH0161418U (ja) 1989-04-19

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