JPS6252245A - 遊星歯車式中央差動装置 - Google Patents

遊星歯車式中央差動装置

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Publication number
JPS6252245A
JPS6252245A JP60192079A JP19207985A JPS6252245A JP S6252245 A JPS6252245 A JP S6252245A JP 60192079 A JP60192079 A JP 60192079A JP 19207985 A JP19207985 A JP 19207985A JP S6252245 A JPS6252245 A JP S6252245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
planetary
differential
suction
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60192079A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Hiraiwa
一美 平岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP60192079A priority Critical patent/JPS6252245A/ja
Publication of JPS6252245A publication Critical patent/JPS6252245A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、4輪駆動車用の遊星歯車式中央差動装置に関
するものである。
(ロ)従来の技術 従来の遊星歯車式中央差動装置としては、前輪又は後輪
側が無負荷状態となったときに差動を制限して駆動可能
とするために、粘性クラッチ式差動制限装置を設けたも
のがある(英国特許第1357106号など)。すなわ
ち、プラネタリ−キャリアを人力軸と連結し、サンギア
を前輪側出力軸と連結し、リングギアな後輪側出力軸と
連結し、サンギアとリングギアとの間に粘性クラッチが
設けられる(特開昭59−130737号など)。これ
により所定以上の差動状態を制限することができる。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、上記のような粘性クラッチを用いた差動制限装
置には、差動制限状態が粘性クラッチの特性によって決
定されてしまい、必要に応じて差動制限装置の働きを制
御することができないという問題点があった。このため
、走行路の滑り易さに応じて適切な差動制限状態を得る
ことができなかった。本発明はこのような問題点を解決
することを目的としている。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、差動装置を構成する遊星歯車機構によってギ
アポンプを構成することにより、上記問題点を解決する
。すなわち、本発明による遊星歯jij式中央差動装置
は、プラネタリ−ギヤリアをポンプハウシングとして、
サンギアとプラネタリ−ピニオンギアとのかみ合い部、
及びインターナルギアとプラネタリ−ビニオンギアとの
かみ合い部でギアポンプを形成し、ギアポンプの吐出側
と吸入側との間には所定の流路抵抗を与えである。
(ポ)作用 前輪と後輪とが同一回転速度で回転している場合にはサ
ンギアとリングギアとの間に回転差が生じないためギア
ポンプはポンプ作用を行わず、通常の遊星歯車式差動装
置と同様の作用を行う。前輪と後輪との回転速度差が発
生し、サンギアとインターナルギアとの間に差動回転を
生ずると、サンギアとブラネタブーピニオンキアとのか
み合い部及びインターナルギアとプラネタリ−ビニオン
ギアとのかみ合い部に形成されるギアポンプが差動し、
吐出側と吸入側とで圧力差を生じ、各キアの相対回転に
対して抵抗として作用する。すなわち、差動回転を制限
するように作用する。ギアポンプの吐出側と吸入側との
間の流路抵抗を可変制御するようにすれば、差動制限作
用を制御することが可能となる。従って、例えば流路抵
抗を実質的に0にすることにより、差動制限作用を停止
トさせることもできる。また、インターナルギアとサン
ギアとの間に油圧式クラッチを設りてギアポンプの吐出
圧によって締結させるようにすれば、より大きい差動制
限作用を得ることができる。
(へ)実施例 以下、本発明の実施例を添付図面の第1及び2図に基づ
いて説明する。
第1図に本発明による遊星歯車式中央差動装置を示す。
エンジンからの駆動力が人力される人力軸10にプラネ
タリ−キャリア12がスプライン10 aによって一体
に回転するように連結されている。プラネタリ−キャリ
ア12はこれに固着されたピニオンシャフト14の外周
に回転可能に支持されたプラネタリ−ビニオンギア16
を有している。プラネタリ−ビニオンギア16はサンギ
ア18及びインターナルギア20と同時にかみ合って遊
星歯車機構を構成している。なお、サンギア18とプラ
ネタリ−ビニオンギア16とのかみ合い部及びインター
ナルギア20とプラネタリ−ビニオンギア16とのかみ
合い部は、プラネタリ−キャリア12を構成する壁部1
2a及び12b間にあり、これにより後述のようにギア
ポンプが構成されている。サンギア1日は前輪側出力軸
22と一体に形成されている。前輪側出力軸22はベア
リング24によって人力軸10に対して回転可能に支持
されている。前輪側出力軸22は図示してない前輪側差
動装置を介して前輪と連結される。インターナルギア2
0は後輪側出力1M26のフランジ部26aとスプライ
ンによって結合されると共にスナップリング28によっ
て軸方向にも拘束され、一体に回転するようにされてい
る。
後輪側出力軸26は入力軸10に対してベアリング30
によって支持され、またプラネタリ−キャリア12とフ
ランジ部26aとの間にはスラストベアリング32が設
けられている。後輪側出力軸26は図示してない後輪用
差動装置を介1ノで後輪と連結される。上記のような遊
星歯車機構に隣接して多板式の油圧クラッチ34が設け
られている。油圧クラッチ34は前輪側出力iMt+ 
22と一体に回転するようにスプラインによって結合さ
れたハブ36の外周スプライン36aとかみ合うクラッ
チプレート38、及びインターナルギア20に形成され
た内周スプライン20aとかみ合うクラッチプレート4
0と、このクラッチプレート38及びクラッチプレート
40に押圧力を作用可能なピストン42と、を有してい
る。ピストン42の押圧力はプレッシャープレート44
を介してスナップリング46によって支持される。ピス
トン42はプラネタリ−キャリア12に一体に形成され
たシリンダ48内にはめ合わされており、皿ばね50に
よって常に戻し力を受けている。
シリンダ゛48には後述のように油圧が供給される。
プラネタリ−キャリア12の壁部12a及び12bの内
面側には、プラネタリ−ピニオンギア16、サンギア1
8及びインターナルギア20が相対的に回転したとき吸
入ボート又は吐出ボートとして作用するボート52a、
52b、54a及び54bが設けられており、各ボート
52a、52b及びボート54a、54bは第2図に示
すように接続されている。すなわち、ボート52a及び
54aが油路56と接続され、またボート52b及びボ
ート54bが油路58と接続されている。油路56と油
路58とはオリフィス60を介して連通している。また
、油路56及び油路58は吸入吐出切換えバルブ62と
も図示のように接続され、吸入吐出切換えバルブ62は
油路68.69を介して手動切換バルブ64及びオイル
タンク66と図示のように接続され、また手動切換バル
ブ64は前述のシリンダ48と接続されている。これら
の詳細については作用と共に説明する。
次にこの実施例の作用について説明する。前輪側負荷と
後輪側負荷とが同一の場合にはプラネタリ−キャリア1
2、プラネタリ−ピニオンギア16、サンギア18及び
インターナルギア20は一体となって回転し、人力軸1
0の駆動力は前輪側出力軸22及び後輪側出力軸26に
等分配される。すなわち、差動回転は生じない。
前後輪の負荷が変動して差動回転を生ずると、インター
ナルギア20とサンギア18とは相対的に逆方向に等速
度で回転することになる。このため、プラネタリ−ピニ
オンギア16が回転し、プラネタリ−ピニオンギア16
とインターナルギア20とのかみ合い部、プラネタリ−
ピニオンギア16とサンギア18とのかみ合い部でギア
ポンプ作用が得られ、例えばボート52a及びボート5
4aが吸入ポートとなり、ボート52b及びボート54
bが吐出ポートとなる(なお、回転方向が逆になると、
吐出及び吸入ポートの作用は逆になる)。このため、油
路56側が吸引され、油路58側に油圧が吐出されるこ
とになる。油路58の油圧はオリフィス60を通して油
路56に流れる。従って、ギアポンプにはオリフィス6
0による所定の負荷が作用することになる。
油路58の油圧は吸入吐出切換えバルブ62にパイロッ
ト圧としても作用し、吸入吐出切換えバルブ62を第2
図に示す状態とするので、油路68にも油路58からの
油圧が供給される。運転者によって操作される手動切換
バルブ64が図示の状態にあると、油路68の油圧はシ
リンダ48に供給されることになる。シリンダ48に油
圧が作用するとピストン42が押圧され、クラッチプレ
ート38とクラッチプレート40との間に摩擦力が作用
する。すなわち、インターナルギア20とハブ36(す
なわち、これと一体に回転するサンギア18)の相対回
転を阻止しようとする抵抗力が発生する。従って、所定
以上の差動回転が発生することが防止される。この差動
制限力はシリンダ48に作用する油圧に応じて大きくな
るため、ギアポンプの吐出圧が高いほど、すなわち差動
回転が大きいほど大きい差動制限力が得られることにな
る。なお、油圧クラッチ34による差動制限を解除した
い場合には、手動切換バルブ64を図示の状態とは逆の
状態に切換えればよい。こうすることによって油路68
の油圧のシリンダ48への供給が遮断される。なお、前
後輪の負荷状態が逆となってプラネタリ−ピニオンギア
16の回転方向が逆になると、油路56が吐出用の油路
となり、油路58が吸入用の油路となる。この場合にも
オリフィス60によってギアポンプに対する負荷が与え
られる。また、吸入吐出切換えバルブ62は図示の状態
とは逆の状態に切換えられるため、プラネタリ−ピニオ
ンギア16の回転方向にはかかわらず、基本的に同様な
作用が得られる。
なお、上記実施例では油圧クラッチ34を設け、これに
手動切換バルブ64を通して油圧を作用させるようにし
たが、これらを除去して油路56と油路58との間に設
けられたオリフィス60によってのみギアポンプに抵抗
を与えて差動を制限するようにすることもできる。また
、才リフイス60を可変オリフィスとすることによりギ
アポンプの負宿丁を制御することもできる。
(+−)発明の詳細 な説明してきたように、本発明によると、遊星歯車式中
央差動装置を構成する遊星南中機構によってギアポンプ
を構成し、これに負荷を′jえるように1ノだので、粘
性クラッチなどを用いることなく、差動制限を行うこと
ができる。また、ギアポンプの吐出油によって差動制限
用の油圧式クラッチを作動させることにより、さらに大
きな差動制限力を発生させるようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による遊星歯車式中央差動装置を丞す図
、第2図は本発明による遊星歯車式中央差動装置の油圧
回路を示す図である。 12・・・プラネタリ−キャリア、16・・・ブラネタ
ブービニオンギ゛ア、18・・・サンギア、20・・・
インターナルギア、34・・・油圧クラッチ、60・・
・オリフィス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、遊星歯車を用いて駆動力を分割するようにした遊星
    歯車式中央差動装置において、 プラネタリーキャリアをポンプハウジングとして、サン
    ギアとプラネタリーピニオンギアとのかみ合い部、及び
    インターナルギアとプラネタリーピニオンギアとのかみ
    合い部でギアポンプを形成し、ギアポンプの吐出側と吸
    入側との間に所定の流路抵抗を設けたことを特徴とする
    遊星歯車式中央差動装置。 2、上記ギアポンプからの出力油圧によって差動制限用
    油圧クラッチを作動させるように構成される特許請求の
    範囲第1項記載の遊星歯車式中央差動装置。
JP60192079A 1985-09-02 1985-09-02 遊星歯車式中央差動装置 Pending JPS6252245A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60192079A JPS6252245A (ja) 1985-09-02 1985-09-02 遊星歯車式中央差動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60192079A JPS6252245A (ja) 1985-09-02 1985-09-02 遊星歯車式中央差動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6252245A true JPS6252245A (ja) 1987-03-06

Family

ID=16285286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60192079A Pending JPS6252245A (ja) 1985-09-02 1985-09-02 遊星歯車式中央差動装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS6252245A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5078246A (en) * 1989-06-02 1992-01-07 Dr.-Ing. Ulrich Rohs Device for changing the flow rate in a torsional oscillation damper

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5078246A (en) * 1989-06-02 1992-01-07 Dr.-Ing. Ulrich Rohs Device for changing the flow rate in a torsional oscillation damper

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