JPS6245973Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6245973Y2
JPS6245973Y2 JP8750283U JP8750283U JPS6245973Y2 JP S6245973 Y2 JPS6245973 Y2 JP S6245973Y2 JP 8750283 U JP8750283 U JP 8750283U JP 8750283 U JP8750283 U JP 8750283U JP S6245973 Y2 JPS6245973 Y2 JP S6245973Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
tire pan
vehicle body
floor
joined
tire
Prior art date
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Expired
Application number
JP8750283U
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English (en)
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JPS59190674U (ja
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Publication date
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Priority to JP8750283U priority Critical patent/JPS59190674U/ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車の後部にトランクルームを
形成し、その下面側にガソリンタンクを配設した
自動車の後部車体構造に関する。
(従来技術) 従来、スペアタイヤをトランクルームに収納す
るために、トランクルームの底面に横置き型のタ
イヤパンを接合し、この下面をクロスメンバーの
上面に結合する手段として例えば実開昭52−
128216号公報記載の車体構造があつた。しかし、
この構造では、スペアタイヤが横置きであるた
め、フロアのフラツト部が少なくなり、トランク
ルームの使用上不便であるという問題点を有して
いた。
上述のフロアのフラツト部を多く形成する手段
として、トランクルームの後部のリヤエンドパネ
ル側にスペアタイヤを起立状態で収納する構造も
ある。
この構成ではトランクルームの底面を形成する
車体フロアの後部中央を切欠いて、この切欠き部
分に、スペアタイヤを起立状態に収納する凹部を
形成したタイヤパンを結合しているため、フロア
のフラツト部が多くなり、さらにフラツト部の下
面側には広いスペースが取れるために、この部分
にガソリンタンクが配置でき、スペースを有効に
利用した後部車体構造となる。
しかし、上述のタイヤパンは凹部の上縁部分を
車体フロアに結合した垂下状態となつて、その下
部は支持のない不安定な状態であり、タイヤパン
が前後方向に倒れて変形しやすく、また追突事故
の場合、タイヤパンがガソリンタンクに当つてこ
れを破損させ、タンクの保護が不完全となり、さ
らにこもり音を発生させて不快感を与えるなどの
問題点を有する。
(考案の目的) この考案の目的は、上述の垂下状態に結合され
たタイヤパンの支持の剛性を高め、こもり音の発
生を防止することのできる自動車の後部車体構造
の提供にある。
(考案の構成) この考案は、リヤエンドパネルの前方であつて
車体フロアの後部中央に設けた凹部を形成してい
るタイヤパンと、車体フロアの下方に配置された
ガソリンタンクの前方に配置されているクロスメ
ンバーとに、断面ハツト状のフレームメンバーの
両端をそれぞれ接合し、さらにこのフレームメン
バーを車体フロアの下面にも接合した自動車の後
部車体構造であることを特徴とする。
(考案の効果) この考案によれば、タイヤパンは前後方向の強
度がクロスメンバーと車体フロアとに接合された
フレームメンバーによつて高められ、そのため前
後方向の傾倒が確実に防止され、さらにタイヤパ
ンの剛性が強化されることに伴なつて、追突事故
のとき、剛性の高いタイヤパンによつてガソリン
タンクの破損を確実に防止することができる。
しかもタイヤパンおよび車体フロアはフレーム
メンバーの接合によつて振動が発生しにくい状態
となり、これによりこもり音の発生を抑止するこ
とができる。
(実施例) この考案の実施例を以下図面に基づいて詳述す
る。
図面は自動車の後部車体構造を示し、第1図、
第2図において、自動車1の後部はルーフパネル
2と、左右のリヤフエンダ3と、リヤエンドパネ
ル4とによつてトランクルーム5の開口6が形成
され、この開口6にはルーフパネル2の口縁側に
枢着された後部ドアー7が開閉自在に設けられて
いる。
第3図、第4図にも示すように、後部車体は左
右の位置に前後方向に延在するリヤフレーム8を
有し、このリヤフレーム8は断面ハツト状であつ
て、その開口側に車体フロア9を接合することに
よつて閉断面を形成し、また車体フロア9はトラ
ンクルーム5の底面を形成している。
前述のリヤエンドパネル4の前方側であつて、
車体フロア9の後部中央には切欠き部10が形成
され、この切欠き部10の口縁部には、スペアタ
イヤ11を起立状態でほぼ半分程嵌め込んで収納
する凹部12を形成したタイヤパン13の上縁を
接合している。
上述のタイヤパン13の前部であつて、車体フ
ロア9の下方にはガソリンタンク14が配置され
て、左右のリヤフレーム8または所定の取付け部
(図示省略)に取付けられている。このガソリン
タンク14の前方には左右方向に延在するクロス
メンバー15が位置し、このクロスメンバー15
は断面ハツト状であつて、その左右両端は左右の
リヤフレーム8に接合され、さらに開口部が車体
フロア9の下面に接合されることによつて閉断面
を形成している。
上述のクロスメンバー15と前述タイヤパン1
3の前面16の上部との中央位置には前後方向に
伸びる断面ハツト状のフレームメンバー17が位
置し、このフレームメンバー17の両端はそれぞ
れクロスメンバー15とタイヤパン13の前面1
6に接合され、さらに開口側は車体フロア9の下
面に接合して閉断面を形成している。
また第5図にも示すように、上述のフレームメ
ンバー17が通るガソリンタンク14の上面には
凹部18が形成されている。
第3図において、左右のリヤフレーム8の延長
上部であつて、リヤエンドパネル4の前部にはス
トライカタワー19が接合され、このストライカ
タワー19の上端にはフツク式またはフオーク式
のロツク装置20が構成され、これに対応する後
部ドアー7の位置にはストライカ21が装着さ
れ、これらロツク装置20およびストライカ21
の係合によつて、後部ドアー7はロツクされる。
なお、符号22はロアーエンドパネルである。
またリヤフレーム8とタイヤパン13とは連結メ
ンバー23によつて連結されている。
このように構成した後部車体構造は、タイヤパ
ン13の前面16に前方のクロスメンバー15
と、車体フロア9とに接合されたフレームメンバ
ー17が接合されているため、このタイヤパン1
3の剛性が高まり、このタイヤパン13の前後方
向の傾倒が防止され、また追突事故においては剛
性が高い故にガソリンタンク14の保護が確実と
なり、しかもフレームメンバー17の接合によつ
て車体フロア9およびタイヤパン13が振動しに
くい状態となつて、こもり音の発生が抑止され
る。
なお、上述の実施例において、フレームメンバ
ー17の上面側の車体フロア9を切欠きこのフレ
ームメンバー17の断面ハツト状の形成を利用し
て、ジヤツキの収納部とすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は自
動車後部の斜視図。第2図はその側面図。第3図
は第1図のA−A線断面図。第4図は後部車体の
一部切欠き斜視図。第5図は車体フロアを取除い
た状態の要部の拡大斜視図である。 1……自動車、4……リヤエンドパネル、6…
…開口、7……後部ドアー、11……スペアタイ
ヤ、12……凹部、13……タイヤパン、14…
…ガソリンタンク、15……クロスメンバー、1
7……フレームメンバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体後部の開口を開閉する後部ドアーと、車体
    後部開口の後部開口縁を形成しているリヤエンド
    パネルと、 リヤエンドパネルの前方に、起立状態で収納さ
    れるスペアタイヤを嵌め込むべく車体フロアの後
    部中央に凹部を形成しているタイヤパンと、 タイヤパンの前部の車体フロア下方に配置され
    るガソリンタンクと、 ガソリンタンクの前方に配置され、車体フロア
    下面に接合されて、車体の左右方向に伸びる閉断
    面を形成している断面ハツト状のクロスメンバー
    と、 タイヤパンとクロスメンバーとに両端が接合さ
    れていて、車体フロア下面に接合されて車体の前
    後方向に伸びる閉断面を形成している断面ハツト
    状のフレームメンバーとを備えた 自動車の後部車体構造。
JP8750283U 1983-06-07 1983-06-07 自動車の後部車体構造 Granted JPS59190674U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8750283U JPS59190674U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 自動車の後部車体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8750283U JPS59190674U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 自動車の後部車体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59190674U JPS59190674U (ja) 1984-12-18
JPS6245973Y2 true JPS6245973Y2 (ja) 1987-12-09

Family

ID=30217414

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8750283U Granted JPS59190674U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 自動車の後部車体構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0813670B2 (ja) * 1989-09-30 1996-02-14 マツダ株式会社 車両の後部車体構造

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Publication number Publication date
JPS59190674U (ja) 1984-12-18

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