JPS6243306A - 空気タイヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は車輌空気タイヤの技術に関し、そしで、更に詳
細には、その側壁に装飾的なアップリケ（ａｐｐｌ　１
ｑｕｅｓ　）を有しているそのようなタイヤに関する。

特に、本発明はタイヤの側壁が実質的に垂直な表面と接
触するとき側壁アップリケをスカッフィング（ｓｃｕｍ
ｉｎｇ）から保護することができる空気タイヤにおける
側壁デザインに関する。

従来の技術及び発明が解決しようとする問題点車両タイ
ヤのための装飾的な側壁は一般消費者によってよく受は
入れられてきた。典型的に、これ等の装飾的な側壁は側
壁の周りに周辺に位置づけされた白又は明るく彩色され
たアップリケを含んでいる。このようなタイヤの特定の
型式は一般的に「白い側壁（ｗｈｉｔｅ　ｓｉｄｅｗａ
ｌｌ）　Ｊとして知られるようになった。このような装
飾的なアップリケを有しているタイヤは縁石によって、
即ち通路の縁石の如き実質的に垂直な表面に対するタイ
ヤの側壁の回転によって損傷を与えられる。このような
接触は一般的に装飾的な表面の掻き傷又はスカッフング
を生じて、その装飾的な外観を損なう。

白又は彩色されたゴムの押出し成形品より成っているそ
の上に側壁バンドを有しているタイヤの場合には、スカ
ッフ（５ｃｕｆｆ　）は典型的には装飾的なアップリケ
の完全な破壊とはならない。これは装飾的な押出し成形
品が幾分か実質的な厚さを有しており、且つ製造工程か
ら生ずる黒ゴム（旧−ａｃｋ　ｒｕｂｂｅｒ）の層によ
って縁において保護されているという事実による。完全
に破壊しないが装飾的な側壁の外観は永久に損なわれる
ことがある。

本出願の譲受人であるファイアストンタイヤアンドラバ
ーカンパニイ（Ｆ　ｔｒｅｓｔｏｎｅ　　Ｔｉｒｅ　＆
Ｒｕｂｂｅｒ　Ｃｏｍｐａｎｙ）に譲渡された係属中の
米国特許出願用　　　　　　ｉｉ＋＜代理人ドケットＷ
−４２２７）は薄い転写印刷（ｄｅｃａｌ　）の形の装
飾的アップリケを含むタイヤを提供している。その出願
によって教示されている如く、この転写印３りは加硫工
程中にタイヤに転写される重合ペンキの薄層の形である
。重合ペンキ層は極めて薄く、０゜００３インチ（約０
．０７６ｍｍ）程度であり、従ってアップリケに与えら
れるスカッフは、アップリケのスカッフされた領域を実
際に除去するほど、過度に損傷を与えることがある。更
に、この出願によって教示された如くアップリケの縁は
黒ゴムのオーバラッピング層によって保護されていない
、従って縁自身は垂直な縁石表面の損傷効果に露出され
ることがある。このような接触はアップリケをタイヤか
ら実際に［はがす（ｐｅｅｌ＋ｎＯ）　Ｊ好ましくない
効果を有している。タイヤと歩道の縁石との間のショッ
クのいくらかを吸収するために乗用者のタイヤ上にカー
ブリブ（Ｃｕｒｌ）　ｒｉｂｓ　）を設けることは今ま
で公知であった。このようなカーブリブはタイヤの白い
側壁領域を保護する際に幾分成功してきたが、このよう
な状態ではなお損傷が起きることが判明した。また側壁
をカバーするのに使用される遮蔽物の形の側壁プロテク
ターが今まで知られている。なお更に、タイヤはまた側
壁バンドの周りに突起したリブを含むように予め設計さ
れてきた。しかし乍ら、突起したリブの目的は装飾的な
バンドの美的外観を改良して、そのよりよい限定（ｄａ
ｅｆｉｎｉｔｉｏｎ　）又は解決（ｒｅｓｏ−１ｕｔｉ
Ｏｎ）をそれに与えることであった。典型的に、これ等
のリブは装飾的な側壁を含んでいる押出し成形品の１部
分として形成されていて、その押出し成形品の部分が加
硫後側壁に露出するように研摩又はみがいて除去されて
、そして内方及び外方の周辺のリブを保持する。

しかし乍ら、今までは、実質的に垂直な表面に接する際
に側壁の装飾的部分をタイヤの内方に偏向できるように
して、保護リブと側壁のデカップリング（ｄｅｃｏｕｐ
ｌｉｎｇ）作用との組合わせによって保護されている空
気タイヤの提供はなかった。このような組合わせは２つ
の異なる方法で側壁を保護しようと努めており、その後
者は保護されるべきタイヤのその部分を脅威のある表面
から実際に引っ込めることである。

問題点を解決するための手段 上記に照らして、本発明の第１の観点は装飾的な側壁ア
ップリケが接触の際に接触した垂直な表面から離れて偏
向して、タイヤからデカップルする空気タイヤを提供す
ることである。

本発明の他の観点は装飾的なアップリケの最外方縁が縁
石に接触の際にアップリケの露出した外縁を上下に転が
る保護リブによって縁石接触から保護されている空気タ
イヤの提供である。

本発明のなお他の観点は黒と白及び／又は彩色したゴム
の高価な押出し成形品よりもむしろ薄いアップリケの使
用を可能にして側壁に対して装飾的な特徴を与える空気
タイヤの提供である。

詳細な説明が進行するに従って明らかとなる本発明の前
記及び他の観点はトレッド領域と、トレッド領域に連結
された側壁領域と、側壁領域に対してその端において連
結されており、且つ車輪を収容するための開口を規定し
ているビードとを有していて、前記側壁領域がスムーズ
な側壁表面によって規定された中立外部側壁軸線を有し
ている空気タイヤの改良によって達成され、このような
改良は、側壁領域上に維持された装飾的なアップリケと
；ドレッド領域と該装飾的なアップリケとの間の側Ｗ！
領領土上維持されており、且つ中立側壁軸線からタイヤ
の外方に延びている保護リブとを具備していて、該保護
リブが溝によって該装飾的なアップリケから分離されて
いることを特徴としている。

本発明の他の観点は、トレッド領域とニドレッド領域か
ら延びている側壁領域と；該側壁領域に連結された装飾
的なアップリケと；該トレッド領域と該装飾的なアップ
リケとの間の該側壁領域から突出しているリブと；該リ
ブ及び該アップリケを相互に連結している溝とを具備し
ている空気タイヤによって達成される。

本発明の目的、技術、及び構成を完全に理解するために
は、以下の詳細な説明及びその中の添付図面を参照すべ
きである。

実　　施　　例 図面、そして更に詳細には第１図を参照すると、本発明
による空気タイヤが全体的に数字１０によって示されて
いるのが判るであろう。空気タイヤ１０はトレッド領域
１２、側壁領域１４、及び幾分標準様式のビード領域１
６を含んでいる。ビード領域１６は図示の如く車輪１８
のリムとかみ合い係合するようになっている。

装飾的なデカルＤ’？ニア（ｄｅｃａｌｃＯＩＩａｎｉ
ａ＞又はアップリケ（ａｐｐｌｉｑｕｅ）　２０が第１
図の断面図に示された如くタイヤの側壁領域１４にあて
られている。この場合図示されたアップリケ２０はタイ
ヤのビード１６と実質的に同心であり、側壁表面上に周
辺に維持されているバンドを具備していることが理解さ
れるであろう。上記の如く、アップリケ２０は０．００
３インチ（約０．０７６ｕ＋）程度の厚さを有している
重合ペンキの接着層の如き極めて薄いアップリケである
ことができる。しかしながら、本発明の構想は、従来技
術から公知である如きゴム押出し成形品の適用によって
与えられるかも知れない装飾的なアップリケ２０にも同
様に適用可能であることは理解されるであろう。

アップリケ２０の保護はアップリケ２０と同心にタイヤ
１０の側壁１４の周りに設けられた、保護リブ２２によ
って達成される。物理的完全性を維持しながら材料の使
用を最小にする目的のために、リブ２２は図示の如く断
面において実質的に３角形である。それはタイヤの側壁
領域１４と同一平面の点２８において始まり、且つ中立
外部側壁軸線２４を越えて文字Ｂによって図面内に示さ
れている最大リブ深さまで延びている。中立外部側壁軸
線２４はリブ２２及びアップリケ２０がない、完全にス
ムーズ（均一な深さ）な側壁表面に対してタイヤ１０の
側壁表面１４がとると仮定した表面であることは理解さ
れるであろう。勿論、リブ２２はこの目的と一致した他
の幾何学的断面であることができることは理解されるで
あろう。

デカップリング（ｄｅｃｏｕｐｌｉｎａ）溝２６がリブ
２２の最大深さの点とアップリケ２０の外縁とを分離し
ている。第１図に示された如く、溝２６はリブ２２とア
ップリケ２０との双方を相互に連結しており、且つ中立
外部側壁軸線２４と同一平面にある、溝２６の底部によ
って規定された最大の深さを有している。しかし乍ら、
溝２６は中立外部側壁軸線２４に及ばない最大深さまで
延長できることがもくろまれている。

リブ２２及びデカップリング溝２６は下記の方法でアッ
プリケ２０を保護するように作用する。

側壁領域１４が垂直な縁石（ｃｕｒｂ）とスカッフィン
グ（ＳＣｕｆｆｉｎ（Ｉｔ）接触等をするとき、リブ２
２はアップリケ２０の外縁をカバーしながら、ビード１
６の方に半径方向内方に押される。同時に、デカップリ
ング溝２６は、その名が意味する如く、溝の点において
タイヤの側壁領域をデカップルして、アップリケ２０に
含まれている側壁領域をタイヤの中心線の方にタイヤの
内方に偏向する＜ｄｅｆｌｅｃｔ　）のを可能にする。

この偏向は更にリブ２２をアップリケ２０の外縁上方に
延長可能にする。アップリケ２０を含んでいる側壁領域
の内方の偏向はアップリケを摩耗性の縁石表面から引っ
込ませ、一方リプ２２はその外縁をシールし、且つ保護
する。従って、アップリケ２ｏは縁石表面との接触係合
から除かれる。

効果的には、デカップリング溝２６は側壁領域１４にお
いて最も弱いラインを規定している刻み目（ｓｃｏｒｅ
　＞ラインの如く作用し、従って側壁領域との強制的な
接触から生ずる側壁領域のいがなる偏向もこのような刻
み目ラインの周りにある。

第２図を参照すると、本発明のなお他の実施態様が見ら
れることができる。これでは、タイヤ１０は第１因に関
して、上記に論述したのと実質的に同様であり、ドレッ
ド領域１２、側壁領域１４、車輪１８のリムにかみ合っ
ているビード１６を含んでいる。また、アップリケ２ｏ
は現状のままでリブ２２を備えている。しかし乍ら、第
２図の実施態様では、デカップリング溝３０は側壁領［
１４内に、且つ中立外部側壁軸線２４を越えて内方に延
びている。この深い溝は、側壁領域１４と実際に干渉し
て、第１図の構成で実現されたものよりもタイヤの偏向
に対してより明確な刻み目ラインを提供する。すべての
他の面では、２つの実施１１様の構造は同じである。

リブ２２及びデカップリング溝２６．３０に関する確実
なパラメータが存在することが判った。

実施例によれば、アップリケ２０の外表面を越えるリブ
２２の最大延長部は少なくと逆、０．１５０インチ（約
３．８ｍｍ）でなければならないことが判った。この制
限内で、保護リブ及びデカップリング溝の設計対する他
のパラメータは下式によって第１図及び第２図に示され
たディメンションに関して与えられる： Ｂ−［（Ｃ−１，１２）　Ｘ　Ｏ，０１］　Ｘ　Ｏ，７
１［Ｊｄｅｆｌ／Ｈｄｅｆｌ−Ｆ／　２］　＋Ｇ、この
場合：Ａ＝最小保護リブ幅　−３，５Ｂ Ｂ−中立外部側壁軸線上方の最小保護リブ深ざ、Ｃ−ア
ップリケ表面の膨らんだ外径。

Ｄ−アップリケ表面の膨らんだ内径。

Ｅ−第２図の最小デカップリング溝深さ、但しこの場合
溝は中立外部側壁軸線を越えて側壁内を通過する　−０
，１５Ｂ Ｆ−車輪の軸線を通り測定ぎれた保護リプ高ざの最も広
い点の外径 Ｇ−０，００６５（Ｃ−Ｄ）（最小） Ｈ−タイヤ外径 ）（ｄｅｆｔ−標準設計リム上への定格膨張圧力及び荷
重において偏向したタイヤ外径−Ｈ／２＋静荷重半径、
但しこの場合、静荷重半径は定格荷重及び膨張圧力にお
けるタイヤ軸高さである。

■−公称ビード直径 Ｊ−全タイヤ幅 Ｊｄｅｆｌ−０，８５Ｊ 最小デカップリング溝幅は（Ｆ−Ｃ）／２−０．００７
１　＜ｒ−２，２４）に等しい。デカップリング溝に対
する最大幅は０．３５インチ（約８．９ｍｍ）である。

前記において、すべての寸法はインチである。

上記に提供されたパラメータは、側壁のアップリケ部分
を、垂直表面に対して側壁の回転スカッフィング（ｓｃ
ｕｆｆｉｎｇ＞の際に側壁の他の残りの部分から有効に
偏向し得ることが判った。これ等のパラメータは更にリ
ブ２２をアップリケ２０の外方周辺縁に亘って下方に延
長可能にし、このような縁を縁石表面の剥！！ｌｆｔ　
（ｐｅｅｌｉｎｇ）作用から保護することが判った。

前記の説明によるタイヤは８インチ（約２０３ｍｍ）の
高摩耗性のコンクリート縁石に対して試験された。縁石
と一定の接触で完全に５０回転後バンドの形でタイヤ上
に存在していた装飾的な側壁アップリケの明らかな傷つ
け又はスカフリングは全くなかった。

従って、本発明の目的は上記に提供された構造によって
満足さだことは理解されるであろう。特許規則に従って
本発明の最もよい、且つ好ましい実施態様のみが提供さ
れ、且つ詳細に説明されたが、本発明はそれに対して又
はそれによって限定されないと理解されるべきである。

従って、本発明の真の範囲及び広さの評価は特許請求の
範囲を参照されるべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施！！ｍａｌによるタイヤの
部分的断面図である； 第２図は本発明の第２の実施態様によるタイヤの部分的
断面図である。 １０・・・空気タイヤ １４・・・側壁領域 １６・・・ビード領域 １８・・・車　輪 ２０・・・アップリケ ２２・・・リブ ２４・・・中立外部側壁軸線 ２６．３０・・・溝 ＦＩＧ、　１ ■ ＦＩＧ、　２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、トレッド領域と、該トレッド領域に連結された側壁
   領域と、該側壁領域に対してその端において連結されて
   おり、且つ車輪を収容するための開口を規定しているビ
   ードとを有しており、該側壁領域がスムーズな側壁表面
   によつて規定されている中立外部側壁軸線を有している
   空気タイヤにおいて、 該側壁領域上に維持されている装飾的なアップリケと； 該トレッド領域と該装飾的なアップリケとの間の該側壁
   領域上に維持されており、且つ該中立側壁軸線からタイ
   ヤの外方に延びている保護リブとを具備しており、該保
   護リブが溝によつて該装飾的な側壁アップリケから分離
   されていることを特徴とする空気タイヤ。 ２、該リブが実質的に３角形断面を有している特許請求
   の範囲第１項記載の空気タイヤ。 ３、該リブが、その１つの縁において、該中立外部側壁
   軸線と実質的に同一平面にある特許請求の範囲第２項記
   載の空気タイヤ。 ４、該リブが少くとも０．１５インチ（約３．８ｍｍ）
   の距離、該装飾的なアップリケの外部表面を越えて延び
   ている特許請求の範囲第１項記載の空気タイヤ。 ５、該リブがその深さの少くとも３．５倍に等しい幅を
   有している特許請求の範囲第３項記載の空気タイヤ。 ６、該溝が該リブ及び該アップリケを相互に連結してい
   る特許請求の範囲第１項記載の空気タイヤ。 ７、該溝が該タイヤビードと同心である特許請求の範囲
   第６項記載の空気タイヤ。 ８、該溝が連続しており、該アップリケと該リブとの間
   の該タイヤの該側壁の周りにリングを形成している特許
   請求の範囲第７項記載の空気タイヤ。 ９、該溝の底部が該中立外部側壁軸線の上にある特許請
   求の範囲第１項記載の空気タイヤ。 １０、該溝が該中立外部側壁軸線を通り該側壁領域の内
   方に延びている特許請求の範囲第１項記載の空気タイヤ
   。 １１、トレッド領域と； 該トレッド領域から延びている側壁領域と；該側壁領域
   に連結されている装飾的なアップリケと； 該トレッド領域と該装飾的なアップリケとの間の該側壁
   領域から突出しているリブと； 該リブ及び該アップリケを相互に連結している溝と を具備することを特徴とする空気タイヤ。 １２、該リブが実質的に３角形断面である特許請求の範
   囲第１１項記載の空気タイヤ。 １３、該リブの第１の外方縁が該側壁領域と実質的に同
   一平面にある特許請求の範囲第１２項記載の空気タイヤ
   。 １４、該溝が該リブの第２の内方縁から該アップリケの
   外方縁に延びている特許請求の範囲第１３項記載の空気
   タイヤ。 １５、該リブが該側壁領域からの該リブの突起の深さの
   ３．５倍に等しい、内方縁と外方縁との間の最小幅を有
   している特許請求の範囲第１４項記載の空気タイヤ。 １６、該溝が該側壁領域と実質的に同一平面である底部
   を有している特許請求の範囲第１１項記載の空気タイヤ
   。 １７、該溝が該側壁領域を越える点まで該タイヤの内方
   に延びている底部を有している特許請求の範囲第１１項
   記載の空気タイヤ。 １８、該リブが０．１５インチ（約３．８ｍｍ）以上の
   距離、該装飾的なアップリケの外表面を越えて延びてい
   る特許請求の範囲第１１項記載の空気タイヤ。