JPS6240919A - 熱間連続粗圧延機の板幅制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 粗圧延前のスラブ幅圧下による粗圧延後のシートバーの
幅制御に関してこの明細書では、スラブ幅集約化の利益
の下で所望のシートバー幅を得る最適なプレス幅圧下値
を指令する方法についての開発研究の成果を示す。

近年、省エネルギー、物流の効率化などを目的として連
続鋳造−熱間圧延の連続化および同期化が推進されてい
る。すなわち連続鋳造により製造されたスラブをこのス
ラブによってつくろうとする製品の板幅に応じる所定の
幅変更、とくに幅圧下してから粗圧延を行うことにより
、該スラブの鋳造幅を集約する便益が著しい。

そして板幅制御は粗圧延機の入側に備えられｆｃ、ｌ・
・プレス式スラブ幅圧下装ｆ（以下幅圧下装置という）
の圧下式の調節によって行われる。

（従来の技術） 幅圧下装置の圧下式は、スラブの幅として連続鋳造での
スラブ出鋼命令幅又は圧下装置の入側に１・て測定した
幅を採用し、この幅と粗圧延終了時の所望板幅（以下シ
ートバー幅という）を得るべくスケジュール計算によっ
て求めたプレス後の幅圧下材の目標幅とを比較して決定
していた（公知文献なし）ｏ４・・ スケジュール＃Ｆ算の手順としては、まずシートバー幅
から粗圧延時の幅変動量が最小となるＲ□（粗圧延機群
の第１スタンド）ミル出側の目標幅Ｗ１′ｆｔ決定する
。次にＲ□ミルでの水平圧延後の幅拡がり量ＡＷが下記
（］）式なる関係で表わされるこさから、この（］）式
を整理した下記（２）式を解析的に解いて求めるＷ、を
決定する。

記 ΔＷ＝ｆ（Ｗ３　、　ＨＢ　、　Ｈ，、Ｗｐ　）　　　
　”（１）ここで　Ｗｓニスラブ幅 Ｈｓニスラブ厚 Ｈｌ　’　Ｒ１出側厚 ＷＰニブレス後のスラブ幅 ＝Ｗ、−ΔＷ ａＩＷｐ　＋ａ、Ｗｐ”＋ａａＷｐ＋　Ｒ４”’　０　
　　　　　　　””　（２）止揚のスケジュール計算Ｅ
こよるブレス後のスラブ幅の決定方法では、スラブ幅と
粗圧延後の板幅（以下シートバー実績幅という）とが正
確なデータとして得られるのみで、シートバー実績幅は
目標幅に対して誤差、ばらつきともに大きくなる。

この誤差、ばらつきを改善しようとしても、幅圧下材の
Ｒ，ミルでの幅拡がりの予迎へさら１こ続く粗圧延後の
板幅挙動の予測というように、予測につぐ予測を重ねて
いる現状では、どのモデルの予測か誤っていたのかを推
定することは難しく、シートバー実績幅の目標幅に対す
る梢髪を向上させる際の大きな障壁となっていた。

（発明が解決しようとする問題点） 粗圧延機のミル出側Ｅこて幅測定を竹ってこの幅測定に
よる実測板幅を次材の圧下ｌこ反映することにより、粗
圧延での幅拡がり挙動を把握して予測モデルの推定精度
を飛蘭的ｌこ向上させることが、この発明の目的である
。

（問題点を解決するための手段） この発明は、粗圧延機の入０１＋１にプレス式スラブ幅
圧下装置を備えている圧延機設備列からなる熱間連続粗
圧延機で板幅制御を行うに際し、上記粗圧延機のスタン
ド出側で幅測定を行うこと、この測定での幅実測値と上
記測定位置における幅目標値との差に基づき、上記プレ
ス式スラブ幅圧下装置の圧下設定値を修正すること、の
結合からなる熱間連続粗圧延機の板幅制御方法である。

以下この発明の詳細を、圧延機群の配置を示す第１図に
従って説明する。第１図には熱間連続粗圧延機として、
幅圧下装置とこれに続く５スタンドの粗圧延機群を示し
である。

まずスラブを加熱炉】で加熱し、幅圧下装置２に供給す
る。幅圧下装置２の圧下式は、所望のシートバー幅より
決定したＲｔＢ側の目標幅Ｗ０および幅計側点８−】１
こて測定したスラブ幅に基づき上述のスケジュール計算
により決定されている。

幅圧下装置２で圧下を完了した幅圧下材を、次のＲ０圧
延機により所定板厚まで圧延し、その後幅計測点８−２
にてＲ，ミル出側の実績幅Ｗ１を測定する。このとき実
測［７た実績幅Ｗ、／と目標幅Ｗ０とから求められる板
幅予測誤差（Ｗ、’−Ｗ、）に基づいて、次のスラブ幅
圧下の際のスケジュール計算多こ学習計算として付加修
正を行って、Ｗ□とＷ０′の一致率を大きく向上できる
。

さらに止揚の学習に基づき、Ｒ０ミル以降のミルＩこお
ける板幅挙動の予測を正確に行うことができ、最適スケ
ジュールを組み易い。

なおＲ□ミル出側（幅計測点８−２）にて板幅測定を行
ってこの測定による板幅実測値を用いて学習する制御は
、Ｒ，ミル出側での測定に限定されず、Ｒ２ミル以降の
各ミル出側１こて板幅測定を行ってその実測値を利用し
ても同様の効果が得られることは勿論、複数位置で幅計
測を行って各実測値を用いることも可能である。

また連続鋳造−熱間圧延の同期化の観点からは、粗圧延
の上流側、例えばＲ１ξル出側にて幅計測を行ってこの
実測値を用いて幅圧上代の修正をただちに行うことが望
才しい。

（作用） 粗圧延による板幅挙動を粗圧延のミル出側にて測定した
実測値から正確に把握し、この実際の板幅挙動全幅圧上
代の設定に反映することにより、粗圧延機の目標幅に対
する誤差を極力抑えることができる。

（実施例） 長さ４ｆｉ００ｍ＋１．幅１０００〜１９００　ｍｒｇ
、厚さ１９０〜２ｆｉＯｍｍの連鋳スラブ全加熱炉Ｉこ
て１２ＦｌＯて】＃こ加熱後、圧下装置にて１００〜１
３００ｉｘＯ幅川下を竹い、次いで５スタンドの粗圧延
機群１こより８５１１厚の７−トバーさする第１図に示
した粗圧夕止を１丁った。

またこの工程ｌこおいて、粗圧延機のシートバーの目標
幅全製品ｒｌ〕＋　ｄ　Ｉ翼とする板幅制御＃を竹った
。

ここでスラブ幅は圧下装置の入側（３−１）にて計則し
、シートバー幅は最終スタンド出９１＋１（８−８）１
こて肘測した。

板幅制御方法としては、従米通りスケジュール計算によ
る制御（従来例）と、第１スタンド出側）こて板４ｖｉ
１肘測を打っての実測値に基づく制御（適合例）とであ
り、それぞれの制御精度を（実測値−目標値）、すなわ
ち誤差として従来例を第２図１こ、適合例全第８図に示
す。

、Ｒ□〜Ｒ５・・ミル 第２図および第８図から、この発明の実施後のシートパ
ー幅精度が大きく向上していることがわかる。

また第４図１こ適合例における第１スタンドでの圧延後
の幅拡がり量（こ関する予測精度を示すとおり、誤差は
すべて±５龍以内で精度の向上が著しい０ （発明の効果） この発明によれは、粗圧延機の入側に幅圧下装置を備え
る熱間連続粗圧延機において板幅制御を行う場合の板幅
梢（ｆをざらに肩めることができ、板幅不良および余幅
の減少などによる歩留り向上に寄与するところ大である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は熱間連続粗圧延機の配置を示す説明図、第２図
および第３図は板幅制御の梢ｉを示すグラフ、 第４図は幅拡がり予測精度を示すグラフ、である。 ２・・プレス式スラブ幅圧下装置 畷　　８　　　）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、粗圧延機の入側にプレス式スラブ幅圧下装置を備え
   ている圧延機設備列からなる熱間連続粗圧延機で板幅制
   御を行うに際し、 上記粗圧延機のスタンド出側で幅測定を行 うこと、 この測定での幅実測値と上記測定位置にお ける幅目標値との差に基づき、上記プレス式スラブ幅圧
   下装置の圧下設定値を修正すること、 の結合からなる熱間連続粗圧延機の板幅制 御方法。