JPS6237874Y2 - - Google Patents

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JPS6237874Y2
JPS6237874Y2 JP9438782U JP9438782U JPS6237874Y2 JP S6237874 Y2 JPS6237874 Y2 JP S6237874Y2 JP 9438782 U JP9438782 U JP 9438782U JP 9438782 U JP9438782 U JP 9438782U JP S6237874 Y2 JPS6237874 Y2 JP S6237874Y2
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JP
Japan
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metal
snow
metal tile
snow stopper
tile
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JP9438782U
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JPS59842U (ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は雪止金具を装着した屋根構造に関
し、特に金属瓦に雪止金具を装着したものの構造
に係るものである。
近時金属瓦と称し、鋼板をもつて焼瓦と同様に
成形し、これを屋根下地の桟材の上に釘で打ちつ
けた屋根が、一般民家のみならず神社仏閣などで
も多く実用に供されている。第1図はかかる金属
瓦の1個を図示したもので、これを屋根下地に取
りつけた場合の第1図A−A′断面を示したのが
第2図、また第1図B−B′断面を示したのが第3
図である。第1図で、1は金属瓦の全体を示し、
2はその谷部、3は山部、4は立上り部、5は谷
部重ねしろ、6は谷下り部、7は山下り部、8は
山部重ねしろである。また第2図、第3図で10
は野地板、11は桟木である。この金属瓦は第2
図あるいは第3図に示されているような野地板1
0上の桟11に釘でうちつけては順次重ね合わ
せ、屋根を形成していくものである。ところで、
かかる金属瓦を用いた屋根にあつてこれが降雪地
帯においては、これに雪止めを設ける必要があつ
た。これを従来のものでみると、それは第4図に
示されているようであつた。同図は雪止めを設け
た金属瓦の屋根の1部断面を示したもので、10
は野地板、11は桟木である。桟木11は予め野
地板10の固着12されており、この桟木11に
金属瓦1,1,1がそれぞれ重ねしろを重
ねて組み込まれ、図示しない釘で止着されるもの
である。そして、その際に雪止め金具13を組込
む。すなわち、金属瓦1,1の谷部に、第4
図に示すようにして嵌装し、止め具13を桟木1
1に固定するものであつた。しかしながら、この
ような従来の雪止め屋根の構造にあつては、雪止
めが瓦の谷部に取付けてあるところから、屋根の
上に木の葉やゴミが雪止めで溜り、その部分が腐
蝕するといつた欠点があつた。また多雪地帯では
第5図に示すように、雪の重さによつて雪止めが
曲り金属瓦を突破つて雨漏の原因となることもあ
つた。更に美観上も屋根の上に雪止めが点存し、
体裁もあまりよいものとはいえなかつた。この考
案はかかる従来の雪止めに代わる新規構造の雪止
めを得ようとしたもので、屋根下地に桟木を横方
向に間隔をおいて固着し、この桟木に直交して補
強材を金属瓦の山部の間隔で懸けわたし、これに
金属瓦をその山部が当接するようにして固着し、
前記金属瓦の山部にその下端側に鉤付突出部を有
する雪止め金具を固着し、更に該雪止金具の鉤部
を横方向に連結してなるアングル材をここに挿通
したことを特徴とする。以下に、この考案を図示
した1実施例をもとに説明する。第6図は、この
考案の1実施例になる屋根構造の部分断面を示し
たものである。同図において、10は野地板で、
この上に桟木11,11が屋根面の横方向に間隔
をおいて図示しない釘で固着されている。これま
では従来のものと同一である。しかしながら、こ
の考案では、この桟木11と直交する方向でかつ
金属瓦の山部の間隔で補強材14をまず懸けわた
す。この補強材14は止め具、例えば釘13で桟
木11に固く止められる。なお、この補強材の材
質は折曲げるところから金属製とする必要があ
る。この補強材14の上には、金属瓦1,1
,1を常法に従つて釘止めし、この金属瓦1
の山部に雪止金具15を止め金具、例えば下穴
不要ねじ16,16で固着する。この下穴不要ね
じはアメリカで開発されたねじであり、下穴あ
け、タツプ立て、締結の三工程を単一工程で行う
ことのできるものである。一般の方法として溶接
あるいは互いの金属板に穴をあけボートを通して
締めつける方法があるが、下穴不要ねじは互いの
金属板にあらかじめ穴をあける必要もなくねじ先
端部の錐によりねじをきりながら直接金属板へね
じこんで締めつけることのできるねじをいう。な
お、雪止金具の形状は、その下端側に折曲つた鉤
を有し、その鉤の先端が上方に突出した形状で、
雪止金具自体の長さは金属瓦の上下巾以内であり
補強材の立ち上がり部分から瓦の上部重ね部分わ
ずか手前までの長さを有し、雪止金具自体の巾は
金属瓦の山部の巾と同程度とする。そして雪止金
具15先端の鉤部には、ここに長尺のアングル材
17を挿入し、このアングル材17で金属瓦の山
部の上下方向に固着した多数の雪止め金具相互を
連結する。第7図は他の型式の金属瓦の斜視図を
示したものであり、この金属瓦にも上述したのと
同様の雪止金具を取りつけることが出来る。その
場合のD−D′断面を示したのが第8図である。
この考案の構成は以上の通りであるが、これに
よれば雪止金具は金属瓦の山部に設けてあるか
ら、屋根の上にたまつた木の葉やゴミは、谷部を
通つて雨水と共に落下して金属瓦を腐蝕させるよ
うなことも防止できる。また、雪止めの下部には
補強材が取りつけてあるから、如何なる豪雪地帯
でも従来の如く雪止めが曲つたり、金属瓦を突破
るようなことはない。更に美観上も横方向にアン
グル材が配列したために体裁上も非常によくな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は金属瓦の1部を示す斜視図、第2図は
第1図のA−A断面図、第3図は第1図のB−B
断面図、第4図は従来の雪止金具を有する屋根構
造の側断面図、第5図は雪止金具が金属瓦を突破
つた状態を示す従来の雪止金具付屋根構造の側断
面図、第6図はこの考案になる雪止金具を有する
屋根構造の側断面図、第7図は他の型式になる雪
止金具付金属瓦の屋根構造の一部斜視図、第8図
は第7図のD−D′断面図である。 1……金属瓦、2……谷部、3……山部、10
……野地板、11……桟木、13……雪止、14
……補強材、15……雪止金具、17……アング
ル材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋根下地に桟木を横方向に間隔をおいて固着
    し、この桟木に直交する方向でかつ金属瓦の山部
    の間隔で金属製の補強材を桟木から桟木へかけわ
    たし、止め具で桟木に固着し、その上に金属瓦を
    その山部が補強材に当接するように葺設し、この
    金属瓦の山部でかつ補強材の真上に位置するよう
    雪止金具を金属瓦上に配設し下穴不要ねじにて金
    属瓦を貫通させ補強材に固着するが、この雪止金
    具の形状は、その下端側に折曲がつた鈎を有しそ
    の鈎の先端が上方に突出した形状で、雪止金具自
    体の長さは金属瓦の上下巾以内とし雪止金具自体
    の巾は金属瓦の山部の巾と同程度かそれよりも小
    さい巾とし、該鈎部に長尺のアングル材を挿通す
    ることにより雪止金具相互を連結したことを特徴
    とする雪止金具を有する屋根構造。
JP9438782U 1982-06-25 1982-06-25 雪止金具を有する屋根構造 Granted JPS59842U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9438782U JPS59842U (ja) 1982-06-25 1982-06-25 雪止金具を有する屋根構造

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JP9438782U JPS59842U (ja) 1982-06-25 1982-06-25 雪止金具を有する屋根構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59842U JPS59842U (ja) 1984-01-06
JPS6237874Y2 true JPS6237874Y2 (ja) 1987-09-28

Family

ID=30225955

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JP9438782U Granted JPS59842U (ja) 1982-06-25 1982-06-25 雪止金具を有する屋根構造

Country Status (1)

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6115872U (ja) * 1984-06-29 1986-01-29 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 絶縁装置
JP2561892Y2 (ja) * 1990-08-02 1998-02-04 株式会社タニタハウジングウェア 雪 止

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59842U (ja) 1984-01-06

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