JPS6236933B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は梱包品、例えば煙草の梱包品を処理す
るために使用される梱包品処理装置に関する。

煙草製造業においては製造機械間（たとえば梱
包機と包装機間）を梱包品がコンベヤーによつて
転送されるが、本発明はかような工程において需
要と供給とがつりあわない場合などに利用し得る
梱包品処理装置に係り、より詳しくは、連続した
梱包品を整列させて移動する第１のコンベヤー
と、第１のコンベヤー上に梱包品の集団を形成す
るための装置と、第１のコンベヤーに隣接して配
置された無端帯の貯蔵コンベヤー装置を含む緩衝
貯蔵装置と、貯蔵コンベヤー装置に担持されてい
て一連の区画を画成する複数の隔置部材と、貯蔵
コンベヤー装置に隣接して配置されていて複数の
隔置部材によつてとじ込められた梱包品の集団を
区画内に保持するための固定した案内装置と、貯
蔵コンベヤー装置の可逆駆動装置とを備えた梱包
品処理装置に関するものである。

（従来の技術） 従来技術の１つは実願昭48−79364号の明細書
及び図面（実開昭50−27897号公報）に開示され
たごときもの（以下、第１従来技術という）があ
り、ここにおいては、送出用開口を有する固定棚
と該棚に対する間欠的相対運動につれて該棚上に
おいて存在する物品を順次上記開口に送つてそこ
から送り出す送出部を含む複数の送出用アームと
を多段に形成した送出機構と、該送出部から送り
出される物品を受取位置において停止状態で受け
取つた後、移送されて放出位置に到達次第上記物
品を放出する搬送棚を上記固定棚に臨んで設けた
搬出部を具備した搬出装置が提案されている。

また従来技術の他の１つは実願昭47−44053号
の明細書及び図面（実開昭49−4698号公報）に開
示されたごときもの（以下、第２従来技術とい
う）があり、ここにおいては、一側に物品の取出
口を設けた本体と、この本体内に装置され駆動機
構によつて駆動されるチエーンコンベアと、この
チエーンコンベアに配設され上面に物品を載置で
きるように形成された複数の台板と、上記チエー
ンコンベアを回動して上記台板を上記取出口位置
に停止させる機構とを具備する物品の供給機が提
案されている。

更なる従来技術として特許第94622号明細書
や、独国特許出願公告第1268060号明細書に開示
されたごとき装置（以下、第３従来技術という）
がある。この装置はコンベヤーによつて移送され
た物品が、一対の無端ベルトで構成された貯蔵コ
ンベヤー装置の、一対の無端ベルトの間に収容さ
れ貯蔵されるようになつている。

（発明が解決しようとする問題点） 前述した第１従来技術においては、送出機構の
固定棚上に収容されている物品が送出用アームで
送出用開口から順次排出され、搬送棚がこの物品
を受取つて或る位置に移送するようにしており、
固定棚は物品を排出するだけのものであつて、搬
送棚から固定棚へ物品を収容し貯蔵することはで
きない。これでは、或る位置から隔離された他の
位置へ物品の集団を搬送している時に需要と供給
のバランスがくずれた場合に、物品の集団を供給
したり一時貯蔵したりするために第１従来技術を
利用することはできない。また、第１従来技術に
おいては搬送棚が必然的に垂直方向に配置されて
しまい、或る位置から水平方向に隔置された他の
位置に物品の集団を搬送することはできない。

一方、前述した第２従来技術においては、物品
を載置できる複数の台板を有するチエーンコンベ
アが提案されているだけであり、或る位置から隔
離された他の位置へ物品の集団を搬送している時
に需要と供給のバランスがくずれた場合に、物品
の集団を供給したり一時貯蔵したりするために第
２従来技術を利用することはできい。物品の集団
を或る位置から水平方向に離れた他の位置に移送
させる手段と、この手段と第２従来技術のチエー
ンコンベアとの間に物品の円滑な受け渡しを可能
とする手段とをこの第２従来技術は具備してはい
ない。

更に、前述した第３従来技術においては、貯蔵
コンベヤー装置の物品貯蔵用空間が、一対の無端
ベルトの間だけに限定されるので、貯蔵コンベヤ
ー装置が大型になつてしまうわりには物品収容能
力が極めて小さなものになつてしまつていた。

（問題を解決するための手段） 本発明は、前記貯蔵コンベヤー装置は前記第１
のコンベヤーの上方に配置された垂直方向に延び
ている無端の一連の前記区画を有し、前記第１の
コンベヤーは前記貯蔵コンベヤー装置が静止して
いる時に最下位置にある前記区画を長手方向に通
過する通路上に梱包品を搬送し、前記貯蔵コンベ
ヤー装置が移動している時に前記隔置部材は前記
通路を横切つて掃くように移動し前記第１のコン
ベヤーから直接に且つ横断方向に梱包品の集団を
取り除くか、或いは直接に且つ横断方向に前記第
１のコンベヤー上に梱包品の集団を返還するよう
になつており、各梱包品の集団は当接した関係に
ある複数の梱包品を含み、前記案内装置が前記第
１のコンベヤーの各側において且つほぼ同じ高さ
において梱包品の集団を支持するように配置され
たほぼ水平方向の案内面を包み、もつて、前記貯
蔵コンベヤー装置が前記第１のコンベヤーとほぼ
同じ高さにおいて、当接している梱包品の複数の
集団を収容するようになつていることを特徴とす
る。

（作用） 本発明において、貯蔵コンベヤー装置は梱包品
の集団を搬送している第１のコンベヤーからそれ
らを受取つて順次収容し、また、第１のコンベヤ
ーに順次それらを排出させ得る。この受け渡し
は、第１のコンベヤーとほぼ同じ高さにおいて梱
包品の集団を支持するように配置されたほぼ水平
方向の案内面を有する案内装置によつて極めて円
滑に行なわれる。貯蔵コンベヤー装置は第１のコ
ンベヤーよりも上方に配置されているので結果的
に第１のコンベヤーは低い高さに設置できる。

更に、本発明における貯蔵コンベヤー装置は、
比較的小型に構成することができるとともに、そ
の貯蔵コンベヤー装置の梱包品の収容能力を極め
て大となすように、梱包品の集団をとじ込める一
連の区画を無端のものとして構成することができ
る。

（実施例） 第４図を参照すると本発明の一実施例である梱
包品処理装置が示されている。

第１のコンベヤー１１０は連続した梱包品を整
列させてその長手方向に且つほぼ水平に移動して
いる。図示されていないが、この第１のコンベヤ
ー１１０上に梱包品の集団を形成するための装置
が備えられている。第１のコンベヤー１１０に
は、隣接して無端帯の貯蔵コンベヤー装置１１８
を含む緩衝貯蔵装置が備えられている。貯蔵コン
ベヤー装置１１８は複数の隔置部材１２０で画成
され且つ第１のコンベヤー１１０の上方に配置さ
れた垂直方向に延びている無端の一連の区画１１
２を有しており、上部プーリ１３０と下部プーリ
１３２の周囲を通過する。図示しない可逆駆動装
置によつて貯蔵コンベヤー装置１１８は第４図で
時計方向にも反時計方向にも駆動自在である。第
１のコンベヤー１１０は貯蔵コンベヤー装置１１
８が静止されている時に最下位置にある区画１１
２を通過して梱包品を長手方向に且つ水平方向に
搬送する。貯蔵コンベヤー装置１１８が移動して
いる時には隔置部材１２０が第１のコンベヤー１
１０上を横切つて掃くように移動し第１のコンベ
ヤー１１０上から直接に梱包品の集団を取り除い
て位置１１２ａ，１１２ｂ，……へ順次移動させ
るか、或いは、貯蔵コンベヤー装置１１８から第
１のコンベヤー１１０上に直接に梱包品の集団を
返還するようになつている。各梱包品の集団は当
接した関係にある複数の梱包品を含んでいる。

案内装置１３４が第１のコンベヤー１１０の各
側において且つ第１のコンベヤー１１０とほぼ同
じ高さにおいて梱包品の集団を支持するように配
置されたほぼ水平方向の案内面１３５を含んでい
る。案内面１３５，１３５は、第１のコンベヤー
１１０の１側から他側へ延びていて無端帯の貯蔵
コンベヤー装置１１８とともに区画１１２を画成
する案内装置１３４の一部分である。

本発明のこの実施例において、第１のコンベヤ
ー１１０は例えば、梱包機と包装機との間を連絡
して梱包品の集団を一方から他方へ搬送してい
る。梱包品の集団の供給が過剰になると貯蔵コン
ベヤー装置１１８が反時計方向に駆動され第４図
に図示されているように梱包品の集団を順次、貯
蔵コンベヤー装置１１８の一連の区画１１２内に
収容して、一時ここに貯蔵する。梱包品の集団の
需要が供給を越えると、貯蔵コンベヤー装置１１
８は時計方向に駆動されて梱包品の集団を第１の
コンベヤー１１０上に返還する。

第１のコンベヤー１１０に対して貯蔵コンベヤ
ー装置１１８は上方に延びて設けられるので、第
１のコンベヤー１１０の高さは低くすることが可
能である。

なお、貯蔵コンベヤー装置１１８は所定の間隔
をおいて溶接された複数のブロツクを有する熱可
塑性のタイミングベルトから構成することもでき
る。この場合には隔置部材１２０を、このブロツ
クに連結された金属製の仕切り部材として構成す
ることができる。

（発明の効果） 本発明によれば或る位置から隔離された他の位
置へ梱包品の集団を搬送している時に需要と供給
のバランスがくずれた場合に、貯蔵コンベヤー装
置から梱包品の集団を供給したり或いは貯蔵コン
ベヤー装置に梱包品の集団を一時貯蔵するように
したりすることのできる梱包品処理装置を得るこ
とができる。そして、本発明によれば、梱包品の
集団を第１のコンベヤーと貯蔵コンベヤー装置と
の間において直接に且つ極めて円滑に受け渡しす
ることが可能である。更に、第１のコンベヤーを
低い高さに設置できるので、梱包品の状態が常に
より良く監視でき、また、貯蔵コンベヤー装置の
区画がすべて第１のコンベヤーより上方に位置し
ているので、梱包品の貯蔵状態が常により良く監
視できる。また、本発明の貯蔵コンベヤー装置に
よれば小型で梱包品の収容能力を極めて増大する
ことが可能である。

（参考例） 第１図から第３図に示された梱包品処理装置は
本発明の実施例ではないが、本発明を理解するた
めに参考となるものであり、また、その一部分が
本発明に利用可能なものであるので説明しておき
たい。

参考例で説明する梱包品処理装置は、特に、貯
蔵コンベヤー装置の収容能力において、本発明に
対して劣るものである（この点で参考例は前述し
た第３従来技術と類似している）。

第１図は一連の梱包品１２を保持してほぼ水平
走行をおこなう循環型帯状の第１のコンベヤー１
０の一部を示す。

この装置の作動の一様式では第１のコンベヤー
１０が梱包品１２を移動位置１４へと（第１図で
は左方へと）移動する。第１のコンベヤー１０の
両側には把持機１６を有する停止装置が備えられ
る。

移動位置１４は第１のコンベヤー１０の上部走
行部と、第１のコンベヤー１０の反対側に配置さ
れ第１のコンベヤー１０上の梱包品の寸法より僅
かばかり大きな間隔をもつほぼ垂直に平行な無端
帯輪１８ａ，１８ｂを有する一組の貯蔵コンベヤ
ー装置１８との交叉点によつて画成される。第２
図から分かるように第１のコンベヤー１０の幅は
梱包品１２の大きさより幾分短かい。帯輪１８ａ
と帯輪１８ｂのおのおのは第１のコンベヤー１０
を妨害しない丈の広さをもつた端末で梱包品１２
を保持可能とするに足る大きさの内部に向けられ
た隔置部材２０を取付けている。帯輪１８ａと帯
輪１８ｂとの隔置部材２０，２０間の間隔は梱包
品１２の深さより幾分大きい。

この装置の前記作動の一様式では、帯輪１８ａ
と帯輪１８ｂは隔置部材２０の間の間隔を等しく
保つて各段階ごとに断続し乍ら移動可能である。
したがつて梱包品１２は12個の梱包品１２からな
る集団が帯輪１８ａと帯輪１８ｂ上の隔置部材２
０間の第１のコンベヤー１０にのるように第１の
コンベヤー１０によつて移動場所１４へと連続的
に供給される。梱包品の集団が移動位置１４にあ
り、また帯輪１８ａと帯輪１８ｂとが作動される
と仮定すれば、この梱包品の集団は第２図に示す
ように位置１２ａから位置１２ｂへと帯輪１８
ａ，１８ｂによつて係合され上方へと引上げられ
る。この種の方法で移動位置１４へ供給された梱
包品の集団は帯輪１８ａと帯輪１８ｂとによつて
連続的に移動される。

帯輪１８ａと帯輪１８ｂへと移動されるばかり
になつている第１のコンベヤー１０上に梱包品の
集団を形成するために把持機１６が作動しはじめ
る。移動位置１４の第１のコンベヤー１０上に梱
包品がなくて移動位置１４の上流に位置する把持
機１６によつて一連の梱包品が保持されている状
況を想像されたい。すなわちこれは梱包品の集団
が帯輪１８ａと帯輪１８ｂとによつて移動された
直後の状態を示すものである。把持機１６は先願
の梱包品を解放するように作動し、また第１のコ
ンベヤー１０は一連の梱包品を移動位置１４へと
移送する。

先頭の梱包品が移動位置の最先端に到着した場
合（これはコンベヤー速度によつてセンサーない
しタイミングによつて決定されるが）、把持機１
６は把持機１６に近接している梱包品を把持する
のに作動しその僅かあとで第１のコンベヤー１０
は停止する。このようにして移動位置１４にある
梱包品の集団はあとに続く梱包品の集団と分離さ
れその後帯輪１８ａと帯輪１８ｂは梱包品の集団
を上方に移動するように作動する、その場合この
サイクルは繰り返えされる（これは外部のセンサ
ーがこの装置の作動様式を変化させないことを前
提とする）。

把持機１６の作動の下で第１のコンベヤー１０
上で形成された互いに当接している梱包品の集団
は第１のコンベヤー１０に送りこまれる一列の間
隔をあけた梱包品から形成可能で、この間隔は第
１のコンベヤー１０が静止している期間に供給装
置によつてふさがれて梱包品が互いに当接される
ようになつている。この供給装置は第１のコンベ
ヤー１０と整列した他のコンベヤーの形でつくら
れ第１のコンベヤー１０より幾分速度をおとして
運転することが可能である。かわりとして、この
コンベヤーは吊上げ作業が完了する直前だが、梱
包品の集団が貯蔵コンベヤー装置１８によつて第
１のコンベヤー１０から持上げられてしまつた直
後把持機１６と一緒に連動するようにすることが
できる。

もう一つの運転の態様では、第１のコンベヤー
１０は把持機１６、帯輪１８ａ帯輪１８ｂの作動
なしで、移動位置１４を通つて梱包品を輸送す
る。かりに帯輪１８ａと帯輪１８ｂとの間に形成
される貯蔵場所が必要となるように需給状態が変
化するとすれば、把持機１６は一個の梱包品の移
動を阻止しその結果第１のコンベヤー１０が一連
の梱包品の下を滑り続けている間把持機１６は一
連の梱包品を保持している。この把持機１６は梱
包品が常に同一な位置で確実に保持できるように
ある型式のセンサーと連動可能である。

梱包品の集団形成作業の変形として移動位置１
４の下流端に把持機１６をつかうという機械配置
が使用されても差支えない。この方式は必要なら
ば第１のコンベヤー１０に連続作業をおこなわせ
ることが可能である。

梱包品の集団を帯輪１８ａと帯輪１８ｂから第
１のコンベヤー１０へと返送することは簡単なこ
とである。第１のコンベヤー１０は断続運転また
は連続運転可能でまた逆転可能かまたは逆転不可
能である。

貯蔵コンベヤー装置１８への移送は第１のコン
ベヤー１０あるいは第１のコンベヤー１０と連動
する（把持機１６のような）停止装置の状態に応
答する制御装置によつて行なわれる。

帯輪１８ａと帯輪１８ｂは第３図に示すごとく
必要とあらば梱包品の集団の末端を保持するに役
立つ４本の固定したすみに取つけた案内柱２２と
連動する。内部にむけて張り出している案内柱２
２の部分は帯輪１８ａと帯輪１８ｂが梱包品の集
団を持上げるとき第１図のように梱包品が案内柱
の末端２２ａによつて損傷されないようにテーパ
ーがついている。

帯輪１８ａと帯輪１８ｂは梱包品の集団が第１
のコンベヤー１０へと戻されそのあとそこから立
去ることが可能であるように逆転可能である。か
りに第１のコンベヤーが逆転可能であれば、梱包
品は第１図に示すようにそのあと右方へと移動さ
れる。かわりとしてコンベヤー１０は移動位置１
４の左方にまでのび、戻つてきた梱包品の集団を
元の方向へ運搬することが可能である。

梱包品が一台ないし数台の梱包機の間をまた一
台ないし数台の包装機の間をつぎつぎと移動する
ようなシステムでは、例えば、第１のコンベヤー
１０を貯蔵コンベヤー装置１８で形成された緩衝
貯蔵装置と連絡できるように主流とつなげること
が可能である。このようなシステムを自動的に作
動することができるセンサーはすでに周知のこと
である。

第１のコンベヤー１０の上部の帯輪１８ａ，１
８ｂの間の空間が貯蔵場所の全体の広さをつくり
出す。このような配置では制御装置は帯輪１８
ａ，１８ｂがすでに容量一杯に達してしまうとそ
れ以上の梱包品の集団を貯蔵コンベヤー装置１８
が受入れないようにさせる。第１のコンベヤー１
０が端部解放型のものであり、その末端で内部か
ら支持されている型式のものであれば、帯輪１８
ａ，１８ｂのたの支持構造物を備え且つ貯蔵場所
が一杯になつた場合に第１のコンベヤー１０から
梱包品を持ち去るために第１のコンベヤー１０に
対して平行に移動し得るようにされた可動貯蔵装
置を利用することができる。そして、移動してし
まつた可動貯蔵装置は、空になつた別の可動貯蔵
装置と代えられる。

この可動貯蔵装置を移動するための車輪が取付
けられており、この可動貯蔵装置はこのシステム
内の正味の流れを調整するため一台または数台の
梱包機と一台または数台の梱包機との間のコンベ
ヤーシステムと関連づけるのに使用可能である。
このようにしてこのシステムへ梱包品を収容する
ことを可能とし、このシステムから梱包品を供給
することを可能とする。かような可動貯蔵装置の
帯輪のための駆動装置としては、他のコンベヤー
を駆動するための駆動出力から借用して、可動貯
蔵装置がそのコンベヤーと係合するよう移動され
るとき、その可動貯蔵装置は自動的にこの駆動出
力に接続されるようにすることが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図から第３図までは参照図であつて、第１
図は第１のコンベヤーと貯蔵コンベヤー装置を含
む梱包品処理装置の斜視部分図、第２図はこの梱
包品処理装置の第３図の−線に沿う垂直断面
図、第３図は第２図の−線に沿う水平断面略
図、第４図は本発明の一実施例の梱包品処理装置
の正面図である。 １１０……第１のコンベヤー、１１２……区
画、１１８……貯蔵コンベヤー装置、１２０……
隔置部材、１３０……上部プーリ、１３２……下
部プーリ、１３４……案内装置、１３５……案内
面。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 連続した梱包品を整列させて移動する第１の
   コンベヤーと、該第１のコンベヤー上に梱包品の
   集団を形成するための装置と、前記第１のコンベ
   ヤーに隣接して配置された無端帯の貯蔵コンベヤ
   ー装置を含む緩衝貯蔵装置と、前記貯蔵コンベヤ
   ー装置に担持されていて一連の区画を画成する複
   数の隔置部材と、前記貯蔵コンベヤー装置に隣接
   して配置されていて前記複数の隔置部材によつて
   とじ込められた梱包品の集団を前記区画内に保持
   するための固定した案内装置と、前記貯蔵コンベ
   ヤー装置の可逆駆動装置とを備えた梱包品処理装
   置において、前記貯蔵コンベヤー装置１１８は前
   記第１のコンベヤー１１０の上方に配置された垂
   直方向に延びている無端の一連の前記区画１１２
   を有し、前記第１のコンベヤー１１０は前記貯蔵
   コンベヤー装置１１８が静止している時に最下位
   置にある前記区画１１２を長手方向に通過する通
   路上に梱包品を搬送し、前記貯蔵コンベヤー装置
   １１８が移動している時に前記隔置部材１２０は
   前記通路を横切つて掃くように移動し前記第１の
   コンベヤー１１０から直接に且つ横断方向に梱包
   品の集団を取り除くか、或いは直接に且つ横断方
   向に前記第１のコンベヤー１１０上に梱包品の集
   団を返還するようになつており、各梱包品の集団
   は当接した関係にある複数の梱包品を含み、前記
   案内装置１３４が前記第１のコンベヤー１１０の
   各側において且つほぼ同じ高さにおいて梱包品の
   集団を支持するように配置されたほぼ水平方向の
   案内面１３５を含み、もつて、前記貯蔵コンベヤ
   ー装置１１８が前記第１のコンベヤー１１０とほ
   ぼ同じ高さにおいて、当接している梱包品の複数
   の集団を収容するようになつていることを特徴と
   する梱包品処理装置。 ２ 特許請求の範囲第１項の梱包品処理装置にお
   いて、前記案内面１３５は、前記第１のコンベヤ
   ー１１０の１側から他側へ延びていて前記無端帯
   の貯蔵コンベヤー装置１１８とともに前記区画１
   １２を画成する案内装置１３４の一部分であるこ
   とを特徴とする梱包品処理装置。