JPS6235945Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6235945Y2 JPS6235945Y2 JP1984039388U JP3938884U JPS6235945Y2 JP S6235945 Y2 JPS6235945 Y2 JP S6235945Y2 JP 1984039388 U JP1984039388 U JP 1984039388U JP 3938884 U JP3938884 U JP 3938884U JP S6235945 Y2 JPS6235945 Y2 JP S6235945Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side plate
- casing
- casing body
- linear motion
- endless circulation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 6
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/04—Ball or roller bearings
- F16C29/06—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
- F16C29/0633—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides
- F16C29/0635—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end
- F16C29/0638—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end with balls
- F16C29/064—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end with balls with two rows of balls, one on each side of the rail
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/04—Ball or roller bearings
- F16C29/06—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
- F16C29/0602—Details of the bearing body or carriage or parts thereof, e.g. methods for manufacturing or assembly
- F16C29/0609—Details of the bearing body or carriage or parts thereof, e.g. methods for manufacturing or assembly of the ends of the bearing body or carriage where the rolling elements change direction, e.g. end caps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、無限直線運動玉軸受ユニツトのケー
シング本体に固着される側板に関するものであ
り、ケーシングの組立に際し、前記側板に形成さ
れる方向転換路と、ケーシング本体に穿設される
リターン孔との連結端を容易かつ正確に位置合せ
可能とし、無限直線運動玉軸受ユニツトとしての
摺動抵抗を小となしうる側板を提供することを目
的とする。
シング本体に固着される側板に関するものであ
り、ケーシングの組立に際し、前記側板に形成さ
れる方向転換路と、ケーシング本体に穿設される
リターン孔との連結端を容易かつ正確に位置合せ
可能とし、無限直線運動玉軸受ユニツトとしての
摺動抵抗を小となしうる側板を提供することを目
的とする。
本考案の無限直線運動玉軸受ユニツトは第１
図、第２図に示すごとく、直線状のトラツクレー
ル１上に跨架されるケーシング３が、ボール２を
介して無限直線運動を行いうる軸受ユニツトであ
り、前記ケーシング３は、ケーシング本体４と、
該ケーシング本体４の進行方向の両端に取付けら
れている側板５により構成されている。
図、第２図に示すごとく、直線状のトラツクレー
ル１上に跨架されるケーシング３が、ボール２を
介して無限直線運動を行いうる軸受ユニツトであ
り、前記ケーシング３は、ケーシング本体４と、
該ケーシング本体４の進行方向の両端に取付けら
れている側板５により構成されている。
従来のケーシングでは、第１０図に示すごと
く、側板３０をケーシング本体３１に正しい位置
で取付けるために、例えば、固定ボルト３２の螺
締位置に、前記側板３０とケーシング本体３１と
に位置決め用の短管３３が嵌着され、該短管３３
に固定ボルト３２が嵌挿される構成のものがあつ
た。前記固定ボルト３２の側板３０における取付
位置は、第１図に示されるごとき固定ボルト６，
７の位置にあり、側板５の上部中央および左右下
部に設けられ、一方ボール２が無限循環される無
限循環路のうち、ケーシング本体４に穿設される
リターン孔８と側板５に設けられる方向転換路９
との両開口端の位置合せ部分は側板５の左右両端
上部付近に設けられており、前記固定ボルトの取
付位置は、前記無限循環路の位置合せ部分と離れ
た位置にあるため、前述の第１０図に示すごくき
短管３３の設けられた固定ボルト３２の取付構造
のものでは、側板３０のケーシング本体３１への
取付に際し、リターン孔と方向転換路の両開口端
の位置合せ部分のずれを間接的に補正する程度で
あり、リターン孔と方向転換路との開口端が完全
には一致せず僅かながら食い違いが生ずるため、
リターン孔と方向転換路との間にボール群の転動
を円滑にすることができず、無限直線運動玉軸受
ユニツトとしての走行摺動抵抗の大きな原因の一
つとなつていた。
く、側板３０をケーシング本体３１に正しい位置
で取付けるために、例えば、固定ボルト３２の螺
締位置に、前記側板３０とケーシング本体３１と
に位置決め用の短管３３が嵌着され、該短管３３
に固定ボルト３２が嵌挿される構成のものがあつ
た。前記固定ボルト３２の側板３０における取付
位置は、第１図に示されるごとき固定ボルト６，
７の位置にあり、側板５の上部中央および左右下
部に設けられ、一方ボール２が無限循環される無
限循環路のうち、ケーシング本体４に穿設される
リターン孔８と側板５に設けられる方向転換路９
との両開口端の位置合せ部分は側板５の左右両端
上部付近に設けられており、前記固定ボルトの取
付位置は、前記無限循環路の位置合せ部分と離れ
た位置にあるため、前述の第１０図に示すごくき
短管３３の設けられた固定ボルト３２の取付構造
のものでは、側板３０のケーシング本体３１への
取付に際し、リターン孔と方向転換路の両開口端
の位置合せ部分のずれを間接的に補正する程度で
あり、リターン孔と方向転換路との開口端が完全
には一致せず僅かながら食い違いが生ずるため、
リターン孔と方向転換路との間にボール群の転動
を円滑にすることができず、無限直線運動玉軸受
ユニツトとしての走行摺動抵抗の大きな原因の一
つとなつていた。
また側板のケーシング本体への取付位置を定め
るため、位置決めピンを用いることも行なわれる
が、この場合もリターン孔と方向転換路との位置
合せが完全には行なわれないという、前述同様の
問題があつた。
るため、位置決めピンを用いることも行なわれる
が、この場合もリターン孔と方向転換路との位置
合せが完全には行なわれないという、前述同様の
問題があつた。
本考案は、前述のごとく、無限直線運動玉軸受
の摺動抵抗増大の大きな原因の一つとなつている
リターン孔と方向転換路との両開口端を確実に一
致させ、摺動抵抗の小さな無限直線運動玉軸受を
提供することを目的とする。
の摺動抵抗増大の大きな原因の一つとなつている
リターン孔と方向転換路との両開口端を確実に一
致させ、摺動抵抗の小さな無限直線運動玉軸受を
提供することを目的とする。
本考案は、トラツクレールの両肩部にボール軌
道溝が長手方向に形成せられており、該ボール軌
道溝を転動する多数のボールを介してケーシング
が走行自在に載置され、該ケーシング内に前記ボ
ールが無限循環する無限循環路が形成されている
無限直線運動玉軸受ユニツトにおいて、前記ケー
シングはケーシング本体と該ケーシング本体の進
行方向両端に取付けられる側板とよりなり、該側
板の前記ケーシング本体との当接面には、前記無
限循環路のうち、前記側板内に形成される方向転
換路とケーシング本体内に穿設されるリターン孔
との対峙する両開口端の間に、前記無限循環路の
一部を形成する側板取付位置決め用のノツクピン
を兼ねる短い接続直管が嵌着されている構成とす
ることにより、前述のリターン孔と方向転換路と
の位置合せを完全とすることにより、走行摺動抵
抗の小さな無限直線運動玉軸受ユニツトを提供す
ることができたものであり、その構成について、
以下図面により説明する。
道溝が長手方向に形成せられており、該ボール軌
道溝を転動する多数のボールを介してケーシング
が走行自在に載置され、該ケーシング内に前記ボ
ールが無限循環する無限循環路が形成されている
無限直線運動玉軸受ユニツトにおいて、前記ケー
シングはケーシング本体と該ケーシング本体の進
行方向両端に取付けられる側板とよりなり、該側
板の前記ケーシング本体との当接面には、前記無
限循環路のうち、前記側板内に形成される方向転
換路とケーシング本体内に穿設されるリターン孔
との対峙する両開口端の間に、前記無限循環路の
一部を形成する側板取付位置決め用のノツクピン
を兼ねる短い接続直管が嵌着されている構成とす
ることにより、前述のリターン孔と方向転換路と
の位置合せを完全とすることにより、走行摺動抵
抗の小さな無限直線運動玉軸受ユニツトを提供す
ることができたものであり、その構成について、
以下図面により説明する。
第１図ないし第３図に示すごとく、本考案の無
限直線運動玉軸受ユニツトは、トラツクレール１
の両肩部にボール軌道溝１０が長手方向に形勢せ
られており、該ボール軌道溝１０は、前記トラツ
クレール１の両肩部に形成されている直線状のト
ラツク溝１１と、前記トラツクレール１上に跨架
されるケーシング３の内側面に形成されている直
線状のケーシング溝１２とにより構成され、負荷
域が形成されている。
限直線運動玉軸受ユニツトは、トラツクレール１
の両肩部にボール軌道溝１０が長手方向に形勢せ
られており、該ボール軌道溝１０は、前記トラツ
クレール１の両肩部に形成されている直線状のト
ラツク溝１１と、前記トラツクレール１上に跨架
されるケーシング３の内側面に形成されている直
線状のケーシング溝１２とにより構成され、負荷
域が形成されている。
前記ケーシング３は、前記ボール軌道溝１０を
転動する多数のボール２を介して、トラツクレー
ル１上を走行自在に載置されている。前記ボール
２は前記ボール軌道溝１０と、ケーシング本体４
内に穿設されるリターン孔８と、前記ボール軌道
溝１０とリターン孔８との両端をそれぞれ連結す
る方向転換路９とにより形成される無限循環路中
を無限循環する。
転動する多数のボール２を介して、トラツクレー
ル１上を走行自在に載置されている。前記ボール
２は前記ボール軌道溝１０と、ケーシング本体４
内に穿設されるリターン孔８と、前記ボール軌道
溝１０とリターン孔８との両端をそれぞれ連結す
る方向転換路９とにより形成される無限循環路中
を無限循環する。
前記ケーシング３は、ケーシング本体４と、該
ケーシング本体４の進行方向両端に取付けられる
側板５とよりなり、図示実施例においては、該側
板５の更に外方に、該側板５と略同じ側面形状で
あるカバー１３が、固定ボルト６により取付け、
螺締されている。
ケーシング本体４の進行方向両端に取付けられる
側板５とよりなり、図示実施例においては、該側
板５の更に外方に、該側板５と略同じ側面形状で
あるカバー１３が、固定ボルト６により取付け、
螺締されている。
前記側板５のケーシング本体４との当接面に
は、前記無限循環路のうち、前記側板５内に形成
される方向転換路９とケーシング本体４内に穿設
されるリターン孔８との対峙する両開口端の間
に、前記無限循環路の一部を形成し、ボール２が
円滑に転動通過しうる短い接続直管１４が嵌着さ
れており、該接続直管１４は側板５のケーシング
本体４への取付位置決めのノツクピンの役割を兼
ねている。
は、前記無限循環路のうち、前記側板５内に形成
される方向転換路９とケーシング本体４内に穿設
されるリターン孔８との対峙する両開口端の間
に、前記無限循環路の一部を形成し、ボール２が
円滑に転動通過しうる短い接続直管１４が嵌着さ
れており、該接続直管１４は側板５のケーシング
本体４への取付位置決めのノツクピンの役割を兼
ねている。
第５図，第６図に示すごとく、前記接続直管１
４は、その内径はリターン孔８の内径と同一とさ
れており、該リターン孔８と完全に同一軸心上に
嵌着され、また前記接続直管１４は、側板５の方
向転換路９と、特に側板５がプラスチツク成形体
である場合、ボール２の転動摺接する方向転換路
９の内周面のうち最も転動負荷を受ける最外周部
分を形成するように埋設されている案内板１５の
円弧状の内側面と、前記接続直管１４の内筒面１
６とが一致するように側板５に嵌着されている。
４は、その内径はリターン孔８の内径と同一とさ
れており、該リターン孔８と完全に同一軸心上に
嵌着され、また前記接続直管１４は、側板５の方
向転換路９と、特に側板５がプラスチツク成形体
である場合、ボール２の転動摺接する方向転換路
９の内周面のうち最も転動負荷を受ける最外周部
分を形成するように埋設されている案内板１５の
円弧状の内側面と、前記接続直管１４の内筒面１
６とが一致するように側板５に嵌着されている。
なお、第４図，第６図〜第８図に示す実施例に
おいては、側板５には方向転換路９の内周面に内
側半面を形成するスペーサ１７が嵌着されてい
る。この場合側板５側には方向転換路９の内周面
の外側半面を形成しかつ前記スペーサ１７が嵌着
される嵌着溝１８が形成されている。また、第１
図，第３図〜第５図に示される細い針金状の保持
体１９はトラツクレール１からケーシング３を取
外す際、ボール軌道溝１０上にあつたボール２群
が落下しないために設けられているものである。
おいては、側板５には方向転換路９の内周面に内
側半面を形成するスペーサ１７が嵌着されてい
る。この場合側板５側には方向転換路９の内周面
の外側半面を形成しかつ前記スペーサ１７が嵌着
される嵌着溝１８が形成されている。また、第１
図，第３図〜第５図に示される細い針金状の保持
体１９はトラツクレール１からケーシング３を取
外す際、ボール軌道溝１０上にあつたボール２群
が落下しないために設けられているものである。
前述の無限直線運動玉軸受ユニツトの実施例
は、トラツクレール１の幅の余り大でないもの
で、左右の方向転換路９が同一の側板５内に設け
られているものである。
は、トラツクレール１の幅の余り大でないもの
で、左右の方向転換路９が同一の側板５内に設け
られているものである。
第９図に示す別の実施例においては、トラツク
レール２０の幅が極めて大なものであり、ケーシ
ング２１の幅も大で、従つて左右のリターン孔２
２間の間隔も大であるため、方向転換路（特に図
示せず）の設けられている側板２３はケーシング
本体２５の左右に離れて別体とされている。
レール２０の幅が極めて大なものであり、ケーシ
ング２１の幅も大で、従つて左右のリターン孔２
２間の間隔も大であるため、方向転換路（特に図
示せず）の設けられている側板２３はケーシング
本体２５の左右に離れて別体とされている。
本実施例においても方向転換路とリターン孔２
２との対峙する両開口端の間に無限循環路の一部
を形成する短い接続直管２４が嵌着され、側板取
付位置決め用のノツクピンも兼ねている。この実
施例においても、方向転換路はスペーサが嵌着さ
れて形成される構成とすることができる。
２との対峙する両開口端の間に無限循環路の一部
を形成する短い接続直管２４が嵌着され、側板取
付位置決め用のノツクピンも兼ねている。この実
施例においても、方向転換路はスペーサが嵌着さ
れて形成される構成とすることができる。
なお、第１図に示すごとく、リターン孔８はケ
ーシング３の左右対称の位置に設けられており、
ケーシング溝１２も左右対称の位置に設けられて
いる。従つて両者の間を連結する方向転換路９
が、第１図，第３図〜第５図に示すごとく、立面
図、平面図とも円弧をなすところの同一形状の螺
旋面の一部で形成されていれば、ケーシング３の
前後左右４個所に嵌着される。前述のスペーサ１
７は、いずれも同一形状のものを共用することが
でき、また勿論接続直管１４も同様に４個所同一
形状のものとすることができ、いずれも無限直線
運動玉軸受ユニツトの部品種類数の減少、製作コ
ストの低減に役立つ。
ーシング３の左右対称の位置に設けられており、
ケーシング溝１２も左右対称の位置に設けられて
いる。従つて両者の間を連結する方向転換路９
が、第１図，第３図〜第５図に示すごとく、立面
図、平面図とも円弧をなすところの同一形状の螺
旋面の一部で形成されていれば、ケーシング３の
前後左右４個所に嵌着される。前述のスペーサ１
７は、いずれも同一形状のものを共用することが
でき、また勿論接続直管１４も同様に４個所同一
形状のものとすることができ、いずれも無限直線
運動玉軸受ユニツトの部品種類数の減少、製作コ
ストの低減に役立つ。
次に本考案の効果について説明する。
本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載され
た構成をなすものであり、無限直線運動玉軸受ユ
ニツトのケーシングを構成するケーシング本体と
側板との当接取付面にそれぞれ対峙形成されてい
るリターン孔の開口端と方向転換路の開口端との
間に該両開口端を確実に一致させかつ無限循環路
の一部を形成する短い接続直管が嵌着されている
ので、ケーシング本体への側板の取付に際し、リ
ターン孔と方向転換路とが完全に同一軸心上で一
体化が可能となり、無限循環路のうち無負荷域を
形成するリターン孔と方向転換路との間を転動す
るボールの循環抵抗を減少させることができ、立
体螺旋面で形成されている方向転換路にも適用で
き、無限直線運動玉軸受ユニツトの走行摺動抵抗
を減少させることが可能となり、また同時に側板
をケーシング本体に取付けるに際し、接続直管を
直接取付案内体のノツクピンとすることにより側
板取付位置決めの役割を持たせることができ、固
定ボルトは単に螺締するだけで充分であり、側板
のケーシング本体の取付がきわめて容易、正確か
つ迅速に行なうことが可能となり、組立コストの
低減とともに、構成部品種類の減少、製作コスト
の低減という各種の効果を奏するに至つたもので
ある。
た構成をなすものであり、無限直線運動玉軸受ユ
ニツトのケーシングを構成するケーシング本体と
側板との当接取付面にそれぞれ対峙形成されてい
るリターン孔の開口端と方向転換路の開口端との
間に該両開口端を確実に一致させかつ無限循環路
の一部を形成する短い接続直管が嵌着されている
ので、ケーシング本体への側板の取付に際し、リ
ターン孔と方向転換路とが完全に同一軸心上で一
体化が可能となり、無限循環路のうち無負荷域を
形成するリターン孔と方向転換路との間を転動す
るボールの循環抵抗を減少させることができ、立
体螺旋面で形成されている方向転換路にも適用で
き、無限直線運動玉軸受ユニツトの走行摺動抵抗
を減少させることが可能となり、また同時に側板
をケーシング本体に取付けるに際し、接続直管を
直接取付案内体のノツクピンとすることにより側
板取付位置決めの役割を持たせることができ、固
定ボルトは単に螺締するだけで充分であり、側板
のケーシング本体の取付がきわめて容易、正確か
つ迅速に行なうことが可能となり、組立コストの
低減とともに、構成部品種類の減少、製作コスト
の低減という各種の効果を奏するに至つたもので
ある。
第１図は右半分に側板を外したケーシングおよ
びトラツクレールの断面を示す実施例の立面図、
第２図は同上側面図、第３図はケーシングの中心
縦断面図、第４図は右半を外側面、左半を内側面
で示す側板の立面図、第５図は接続直管と案内板
および方向転換路内を転動するボールとの関係を
示す斜視図、第６図は第１図中−線部分断面
図、第７図はスペーサ側面図、第８図は第７図中
−円弧線断面図、第９図は別の実施例の右半
分に側板を外したケーシングおよびトラツクレー
ルの断面を示す立面図、第１０は従来例の部分断
面図である。 １，２０……トラツクレール、２……ボール、
３，２１……ケーシング、４，２５……ケーシン
グ本体、５，２３……側板、８，２２……リター
ン孔、９……方向転換路、１０……ボール軌道
溝、１４，２４……接続直管。
びトラツクレールの断面を示す実施例の立面図、
第２図は同上側面図、第３図はケーシングの中心
縦断面図、第４図は右半を外側面、左半を内側面
で示す側板の立面図、第５図は接続直管と案内板
および方向転換路内を転動するボールとの関係を
示す斜視図、第６図は第１図中−線部分断面
図、第７図はスペーサ側面図、第８図は第７図中
−円弧線断面図、第９図は別の実施例の右半
分に側板を外したケーシングおよびトラツクレー
ルの断面を示す立面図、第１０は従来例の部分断
面図である。 １，２０……トラツクレール、２……ボール、
３，２１……ケーシング、４，２５……ケーシン
グ本体、５，２３……側板、８，２２……リター
ン孔、９……方向転換路、１０……ボール軌道
溝、１４，２４……接続直管。
Claims (1)
- トラツクレールの両肩部にボール軌道溝が長手
方向に形成せられており、該ボール軌道溝を転動
する多数のボールを介してケーシングが走行自在
に載置され、該ケーシング内に前記ボールが無限
循環する無限循環路が形成されている無限直線運
動玉軸受ユニツトにおいて、前記ケーシングはケ
ーシング本体と該ケーシング本体の進行方向両端
に取付けられる側板とよりなり、該側板の前記ケ
ーシング本体との当接面には、前記無限循環路の
うち、前記側板内に形成される方向転換路とケー
シング本体内に穿設されるリターン孔との当接対
峙する両開口端の間に、前記無限循環路の一部を
形成しかつ該両開口端を確実に一致させる側板取
付位置決め用のノツクピンを兼ねる短い接続直管
が嵌着されていることを特徴とする無限直線運動
玉軸受ユニツトの側板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3938884U JPS60150324U (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 無限直線運動玉軸受ユニツトの側板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3938884U JPS60150324U (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 無限直線運動玉軸受ユニツトの側板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60150324U JPS60150324U (ja) | 1985-10-05 |
| JPS6235945Y2 true JPS6235945Y2 (ja) | 1987-09-12 |
Family
ID=30547287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3938884U Granted JPS60150324U (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 無限直線運動玉軸受ユニツトの側板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60150324U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102009009005A1 (de) * | 2009-02-16 | 2010-08-19 | Robert Bosch Gmbh | Linearbewegungsvorrichtung mit absatzfreiem Rücklaufdurchgang |
| DE102009009006A1 (de) | 2009-02-16 | 2010-08-19 | Robert Bosch Gmbh | Linearbewegungsvorrichtung mit einer Umlenkbaugruppe mit einem einzigen Umlenkdurchgang |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50330U (ja) * | 1973-05-02 | 1975-01-06 | ||
| JPS6326577Y2 (ja) * | 1981-04-14 | 1988-07-19 |
-
1984
- 1984-03-19 JP JP3938884U patent/JPS60150324U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60150324U (ja) | 1985-10-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2582328Y2 (ja) | ボールねじ一体型直動案内ユニット | |
| JP5031957B2 (ja) | リニアアクチュエータ | |
| JP2003090338A (ja) | 方向転換路とリターン路とを接続管部で連通した直動案内ユニット | |
| EP0164540B1 (en) | Bearing for linear motion | |
| JPS628427Y2 (ja) | ||
| US6547437B2 (en) | Curvilinear motion guide units | |
| JPH0650126B2 (ja) | 直動転がり案内ユニット | |
| JPS6235945Y2 (ja) | ||
| JPS61190026U (ja) | ||
| JPS6244171Y2 (ja) | ||
| JPS62200016A (ja) | ボ−ルねじ内蔵の直線運動用ボ−ルベアリング | |
| JPS6173828U (ja) | ||
| JPH0262729B2 (ja) | ||
| JPH0446225U (ja) | ||
| JPS63133636U (ja) | ||
| JPS6135779Y2 (ja) | ||
| JPH0413563B2 (ja) | ||
| JPH0453459Y2 (ja) | ||
| JPS6235944Y2 (ja) | ||
| JPS6329940Y2 (ja) | ||
| JPS6017540Y2 (ja) | 直線運動用玉軸受の側板 | |
| JPH074333Y2 (ja) | リニアガイド装置 | |
| JP3064452U (ja) | リニアガイド装置 | |
| JPS636501Y2 (ja) | ||
| JPS6121420A (ja) | 直線運動軸受 |