JPS6232571Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6232571Y2
JPS6232571Y2 JP3701182U JP3701182U JPS6232571Y2 JP S6232571 Y2 JPS6232571 Y2 JP S6232571Y2 JP 3701182 U JP3701182 U JP 3701182U JP 3701182 U JP3701182 U JP 3701182U JP S6232571 Y2 JPS6232571 Y2 JP S6232571Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid supply
plate
stock solution
diaphragm
passage hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3701182U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58141705U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3701182U priority Critical patent/JPS58141705U/ja
Publication of JPS58141705U publication Critical patent/JPS58141705U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6232571Y2 publication Critical patent/JPS6232571Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、圧搾機構を備えた布走行型単式
フイルタプレスに関し、特に一対の布間に形成
された室に原液を供給する供給装置に関する。
従来、布走行型フイルタプレスにダイアフラ
ム付板を設け、原液を圧入過後、ダイアフラ
ムにて圧搾脱水を行う装置は、高脱水ケーキが得
られる長所があつた。
しかし、ダイアフラムの背面へと高圧流体を供
給してダイアフラムを膨出させたときにおいて、
第5図に示すように、ダイアフラム5側布3a
が、給液板4の下部で部分的に大きく伸ばされて
室8方向に開口している給液口12内にくい込
み、しかも、給液板4の角部に圧接され、ダイア
フラムにて圧搾脱水を繰返すにつれて、布3a
とダイアフラム5が局部的に破損するといつた欠
点があつた。そこでこの考案は、上記のような欠
点を解消することができる装置を提案するもので
ある。
次に、本願考案に係る実施例を第1図乃至第4
図に基づいて説明すると、交互に配列した板1
とダイアフラム付板2間にあつて、上下方向に
走行可能に支持された一対の布3a,3b間に
給液板4を設け、ダイアフラム5にて圧搾脱水す
る装置において、前記給液板4に前後方向に貫通
した原液通孔6と、この原液通孔6から下方に分
岐し、板1側に開口した給液口7を設けると共
に、布走行上死点において、給液板4の給液口
7に対向させて板1の表面に室8に連通する
凹部9を設けたものである。
前記給液板4について更に詳述すれば、給液板
4は一対の布3a,3bに止着するか、あるい
は、どちらか一方の布に止着されており、そし
て、給液板4の原液通孔6と給液口7の開口比を
ほぼ等しくしてある。また、給液板4のダイアフ
ラム5側の下部には、傾斜部10を設けてある。
なお、給液板4に強度を持たせたい場合には、原
液通孔6と給液口7の間に補強用のリブ11を設
ければよい。
また、板1とダイアフラム付板2には、
布走行上死点において給液板4の原液通孔6に連
通するように、原液通路13a,13bがそれぞ
れ設けてある。また、ダイアフラム付板2は、
ダイアフラム5と芯板14から構成されており、
ダイアフラム5の背面に高圧流体を供給して、ダ
イアフラム5を膨出させることができるようにな
つている。
次に、布3a,3bの支持装置について詳述
すると、一対の布3a,3bの上端は一本のバ
ー15に取り付けられ、引上手段(図示せず)に
連結され、布3a,3bの下端には、前後の
板1とダイアフラム付板2の下方位置に軸止さ
れた案内ローラー16,16に懸け回わされた上
で、それぞれ別々の一本のバー17,17に取り
付けられ、布3a,3bの引下げ手段(図示せ
ず)に連結してある。
前記案内ローラー16の下方には、ケーキ剥離
後布3a,3bを走行させて、布3a,3b
と給液板4を洗浄することができる洗浄装置18
が設けてある。
本願考案は上述のように構成してあり、板
1,2を閉板して原液圧入を行い、ダイアフラム
5を膨出させてケーキを圧搾脱水するのである
が、この圧搾脱水する際に、本願の装置において
は、給液板4の給液口7が従来装置のように室
8に向つて開口せずに、板1の方向に開口して
いるので、ダイアフラム5を膨出させたときに、
ダイアフラム5と布3aが大きく伸ばされても
給液口7にくい込み、角部に圧搾されることがな
い。即ち、ダイアフラム5の膨出操作を繰返して
も、従来のように、ダイアフラムと布が極部的
に破損するということがないものである。次に、
圧搾脱水後、板1,2を開板して、駆動装置に
より布3a,3bを下方に走行させてケーキを
剥離し、布3a,3bと給液板4を洗浄して、
布3a,3bを上方に復帰せしめ、次の過工
程にそなえることができる。
なお、給液板4の原液通孔6と供給口7の開口
比をほぼ等しくしておけば、原液中に繊維物や大
粒径の固形物が多く含まれていても、従来のよう
に給液口が狭くなく、給液板4内で原液がつまる
恐れがない。仮に、目詰りしても布を下方に走
行させて給液板4を洗浄すれば、給液口7が広い
ので、目詰りしている繊維物や固形物を完全に洗
い流すことができて、次回の原液圧入に支障がな
く、各室間に差圧を生じることがない。しか
も、各室には均一したケーキを形成することが
できる。
また、給液板4の給液口7が板1方向に開口
しているので、この傾斜部10を大きく取ること
ができ、ダイアフラム5を膨出させても、従来の
給液板のように角部がないので、この点において
も、ダイアフラム5と布3aが極部的に破損す
るということがないものである。
以上のように、本願考案においては、給液板の
給液口を板方向に開口することにより、ダイア
フラムと布の損傷が防止でき、寿命を長く保つ
ことができる。しかも、補修や交換のための時間
と費用の点がらも経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願考案の原液の供給装置を用いたフ
イルタプレスの開板状態を示す一部切欠側面図、
第2図は同じく閉板状態を示す一部切欠側面図、
第3図は同じく布を下方に走行させた状態を示
す一部切欠側面図、第4図は本願考案に係る給液
板の一実施例を示す正面図、第5図は従来の原液
の供給装置を用いたフイルタプレスの閉板状態を
示す一部切欠側面図である。 符号説明、1……板、2……ダイアフラム付
板、3a,3b……布、4……給液板、5…
…ダイアフラム、6……原液通孔、7……給液
口、8……室、9……板の凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 交互に配列した板1とダイアフラム付板
    2間にあつて、上下方向に走行可能に支持され
    た一対の布3a,3b間に給液板4を設け、
    ダイアフラム5にて圧搾脱水する装置におい
    て、前記給液板4に前後方向に貫通した原液通
    孔6と、この原液通孔6から下方に分岐し、
    板1側に開口した給液口7を設けると共に、
    布走行上死点において、給液板4の給液口7に
    対向させて、板1の表面に室8に連通する
    凹部9を設けたことを特徴とするフイルタプレ
    スにおける原液の供給装置。 (2) 前記給液板4の原液通孔6と給液口7との開
    口比をほぼ等しくしたことを特徴とするフイル
    タプレスにおける原液の供給装置。 (3) 前記給液板4のダイアフラム5側の下部に傾
    斜部10を設けたことを特徴とするフイルタプ
    レスにおける原液の供給装置。 (4) 前記給液板4の原液通孔6と給液口7の間
    に、補強用のリブ11を設けたことを特徴とす
    るフイルタプレスにおける原液の供給装置。
JP3701182U 1982-03-16 1982-03-16 フイルタプレスにおける原液の供給装置 Granted JPS58141705U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3701182U JPS58141705U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 フイルタプレスにおける原液の供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3701182U JPS58141705U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 フイルタプレスにおける原液の供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58141705U JPS58141705U (ja) 1983-09-24
JPS6232571Y2 true JPS6232571Y2 (ja) 1987-08-20

Family

ID=30048420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3701182U Granted JPS58141705U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 フイルタプレスにおける原液の供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58141705U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0352084Y2 (ja) * 1987-03-12 1991-11-11
DE19956617A1 (de) * 1999-11-25 2001-06-07 Hoesch & Soehne Eberhard Filterplatte einer Filterpresse

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58141705U (ja) 1983-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6232571Y2 (ja)
CN212067867U (zh) 板框压泥机自动卸饼装置
JP2001058107A (ja) フイルタープレス
CN212631885U (zh) 压滤机卸板限位装置及相应自动拉开滤板机构
JP2006223946A (ja) フィルタプレス装置,及び当該フィルタプレス装置におけるスラリーの圧搾方法
CN208591602U (zh) 带式压滤机
JP2947061B2 (ja) 濃縮液の圧搾装置
JP2001079311A (ja) 脱水瀘盤の自動剥離方法及び自動剥離装置
JP3568991B2 (ja) フィルタープレスと、そのフィルタープレスによる脱水方法
JP2001137617A (ja) 濾過装置
CN210612986U (zh) 一种便于拆装的压滤机用滤布
JPS6485B2 (ja)
CN215538708U (zh) 一种自动脱饼压滤机
JPH0352084Y2 (ja)
CN213912504U (zh) 一种便于清理液漏的板框式压滤机
CN215609573U (zh) 一种易于清洁的潜伏性固化剂制造用压滤机
JP2023167731A (ja) フィルタープレスの圧搾膜及び運転方法
JPS5920330Y2 (ja) フイルタプレスにおける圧搾用「ろ」板
JPH0448803Y2 (ja)
JP2023022949A (ja) フィルタープレスの運転方法
JPH028764B2 (ja)
JP2544168Y2 (ja) フイルタプレスのケーキの剥離装置
JPS59199010A (ja) フイルタ−プレス
JPH0346805Y2 (ja)
JPH081754Y2 (ja) 脱水機