JPS6232484Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、野菜皮取を電動モーターで行うもの
である。図面において、段差可動板３は押すと下
がり、離すと元に戻る。接点スイツチを用いれ
ば、押すと回り、離すと止まるように出来る。

切削方式、回転方式、電源方式、可動板の方式
などは従来法でよい。機器は透明ドームなどで囲
つてもよく、応用製品の形も多少違つてよい。

丸い野菜の特性により、切削面は多少沈んでも
切削皮取が可能な構造になる。横型でもよい。

電動切削部２は、モータ直結あるいはベルトな
どで回転できる。スイツチにより連続回転で使え
るが、段差可動板３に加わる押圧で回転・停止で
きる機能を持たせてもよい。

野菜類の皮を切削する切削部２は、皮の切削厚
を0.5ミリ程度にする深さ（調整できるようにし
てよい。）として、野菜類が電動皮取器の内部に
まで巻き込まれないように丸胴に切削歯をつけた
ようにする。切削歯はもつと少くてもよく、その
方が皮取りしやすい事もある。

記号Ｍで示すモータは電池Ｂを電源にしている
が、交流100V駆動式でもよい。

記号SWで示すスイツチを入りにしないと回転
しないようになつている。

接点スイツチ１２は、電池ＢとモータＭ間で直
列回路を形成しており、段差可動板３に加わる押
圧で接点が閉じてモータが回転し、その力がベル
トを動かして皮取り可能状態になる。

比較的安全で、早く簡単に野菜類・果物類の皮
取りができる構成になつています。

【図面の簡単な説明】

第１図は側面図、第２図は正面図、第３図は平
面図である。 １……前面板、２……電動切削部、３……段差
可動板、４……バネ、５……調節ネジ、６……ベ
ルト受け、７……側板、８……軸、９……止めネ
ジ、１０……ベルト、１１……接点スイツチと電
池間をつなぐ電線、１２……接点スイツチ、記号
Ｍ……電動モータ、記号Ｂ……電池、記号SW…
…モータのスイツチ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 連続回転、あるいは段差可動板３に加わる押圧
   で回転・停止できるようにした電動切削部２（丸
   胴に切削歯をつけた構造）、曲面加工した前面板
   １、接点スイツチ機構を備えた段差可動板３を組
   み合わせた構造として、乾電池式或は充電池式、
   或は交流電源式でモータを回転して野菜類・果物
   類の皮むきをする電動皮取器。