JPS6232332A - 圧力検出素子の検定方法及び装置 - Google Patents

圧力検出素子の検定方法及び装置

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JPS6232332A
JPS6232332A JP60172785A JP17278585A JPS6232332A JP S6232332 A JPS6232332 A JP S6232332A JP 60172785 A JP60172785 A JP 60172785A JP 17278585 A JP17278585 A JP 17278585A JP S6232332 A JPS6232332 A JP S6232332A
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大 稲垣
Atsushi Nakajima
敦史 中嶋
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B12/00Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
    • B05B12/08Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area responsive to condition of liquid or other fluent material to be discharged, of ambient medium or of target ; responsive to condition of spray devices or of supply means, e.g. pipes, pumps or their drive means
    • B05B12/082Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area responsive to condition of liquid or other fluent material to be discharged, of ambient medium or of target ; responsive to condition of spray devices or of supply means, e.g. pipes, pumps or their drive means responsive to a condition of the discharged jet or spray, e.g. to jet shape, spray pattern or droplet size

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は圧力検出素子の検定方法及び装置、特に半導体
結晶ウェハ状態のままでこのウェハに形成された各圧力
検出素子の特性の検定を行うことを可能とする改良され
た圧力検出素子の検定方法及び装置に関する。
[従来の技術] 11且薯 今日流体計測は各種分野で行われており、例えば石油プ
ラントや発電設備等の大がかりなものから、自動車の油
圧制御や燃焼1IIJII11身近かなところでは家庭
用電気製品、医療機器に至る各種分野にまで広範囲に亘
って行われている。
このような流体計測は、一般に流体の圧力や流量の測定
を中心として行われており、近年このような測定を行う
流量センサ及び圧力センサに対しては小型化、高信頼性
化、低価格化の要求が高まっている。
このような要求を満足する圧力センサとして、従来より
各種の半導体圧力検出素子が用いられており、このよう
な半導体圧力検出素子としては、第8図(B)に示すキ
ャパシタンスタイプのものと、第8図(C)に示ず歪ゲ
ージタイプのもとが周知である。
第8図(B)に示すキャパシタンスタイプの半導体圧力
検出素子100は、その中央部を実面側から周知の半導
体微細加工技術を用いて座ぐり加工して肉薄のダイアフ
ラム10を形成し、このダイアフラム10の裏面に電極
12を設けて形成されている。
また、第8図(C)に示す歪ゲージ望の半導体圧力検出
素子100は、そのダイアフラム10をN!S28 i
甲結晶板を用いて作成し、その中央部、周縁部の境界近
傍に不純物としてボロン拡散したP型の歪抵抗ゲージを
設【ノることにより形成されている。
ところで、このような各半導体圧力検出素子100の作
成は、一般に半導体処理技術の特徴である高集積度、高
信頼度、量産性といった有用性を生かして行われ、具体
的には第811(A>に承りように、1枚のシリコンウ
ェハ200上に多数の圧力検出素子チップを形成してJ
3き、このウエハ200を個々のチップに切断すること
により行われる。
ここにおいて、前記圧力検出素子100の月利となる3
iなどの半導体単結晶は、化学的に安定であり、しかも
外部応力に対して良好な弾性と鋼材なみの強度を有し起
歪体として最適な機械的特性を協えている。これに加え
て、前記半導体単結晶は、クリープ、ヒステリシスによ
る誤差が少なく、振動や経時変化がほとんどないという
優れた特徴を有している。
従来技術 従来、この種の半導体単結晶を用いて形成された圧力検
出素子の検査は、まず最初に、半導体検査装置として利
用されているつ1ハブロバ−によってウェハ状態のまま
その電気特性の測定が行4っれる。これにより、キVバ
シタンス型の圧力センt±では、測定された電気特性に
より電極形成の状態が検査され、また歪抵抗ゲージ型の
圧力センVでは、測定された電気特性からゲージ抵抗、
オフセット電圧、整流性などの特性が検査されることに
なる。
そして、このウェハプロパーによる検査に合格した圧力
検出ん了は、その後つTハから切断され個々の圧力セン
リヂップとして取り出され、第8図(D)に示すように
、圧力センサ検定用治具上にマウン1−あるいはハウジ
ングされ圧力センサとしての圧力検定試験が行われる。
この圧力検定試験は、圧力検出素子に要求される精度に
応じて、単に圧力センサとして動作するかどうかを判断
するに寸ぎない命中な検定方法から、高精度の補償、較
正を行う検定方法まで各種の方法が存在する。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、いずれにしても従来の圧力検定試験は、ウェハ
から切り離された個々の¥−導体圧力検出素子に対して
個別に行われ、ウェハ状態のままで行うことができない
ため、前記圧力検出素子の量産性、信頼性、集積度を高
める上での妨げとなるという問題があった。
すなわら、従来の圧力検定試験は、ウェハから切り離さ
れた各圧力検出素子の全てに対し個別に行われるため、
その試験に多大な時間と動力を必要とし、たとえ製造工
程において圧力検出素子をウェハから5産したとしても
、これに続く検査工程においてその量産性、経済性が損
われてしまうという問題があった。
また、今日、超微細半導体加工技術を駆使することによ
り、1枚のウェハから数千個の超小型圧力検出素子を形
成することができる。
しかし、このような超小型の圧力検出素子は、その大き
さが極めて小さいことから、圧力検定試験を行う場合に
その取扱いが極めて繁雑なものとなり、試験に要する時
間及び手間が更に増大するという問題があった。
特に、1枚のウェハから数千個の超小型半導体圧力検出
素子が形成するような場合には、これを全数個別試験す
ることは膨大な時間と手間を必要とするため実際上不可
能であり、その有効な対策が望まれていた。
また、一般に圧力検出素子は、所望の圧ノコ感度特性を
イiするようそのダイアフラムの直径と厚さが適宜設定
されおり、従来の圧力検定試験は、圧力検出素子のダイ
アフラムの板厚を、触針などを用いて検査していた。
しかし、一般に圧力検出素子のダイアフラムは、その板
厚が極めて薄く、特に#X述した超小型の半導体圧力検
出素子ではそのダイアフラムの板厚は数μm程度に形成
されている。
従って、このようなダイアフラムを触針を用いて検査す
ると、触針とダイアフラムとの接触によりダイアフラム
にマイクロクラック等が発生し製品の小止りが低下する
という問題があった。
1i立月1 本発明は、このような従来の課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、¥導体圧力検出素子の特性の検定を
ウェハ状態のまま迅速かつ正確に行うことの可能な半導
体圧が検出素子の検定方法及びその装置を捉供すること
にある。
[問題点を解決するための手段] 1圧1敗人工皇l亙方1 第1図には本発明に係る圧力検出素子の検定方法を表す
フローヂ1= −1=が示されており、本発明の方法は
、 被測定半導体結晶つ1ハと同一高さ位置に較正用圧力検
出素子を設け、前記ウェハに印加される検定圧力をこの
圧力検出素子に予め印加しその値を所望の値に較正する
圧力較正工程と、較正された検定圧力を前記ウェハに印
加し、このウェハ上に形成された複数の圧力検出素子の
特性の検定を行う検定工程と、 を含み、前記検定工程は、 前記つ又ハ上に形成された各圧力検出素子の電極部に触
針を接触さぜる触針接触工程と、触針の接触された圧力
検出素子のダイヤフラム部分に較正後の検定圧力を印加
する圧力印加工程と、 圧力検出素子から出力される信号を前記触針を介br順
次測定する圧力特性測定工程と、を前記つ王ハ上に形成
された各圧力検出素子に対して順次繰返して(jい、測
定された8汗力検出素子の信号に基づき各圧力検出素子
の特性の検定をウェハ状態のままで行うことを特徴と1
6゜以下に本発明の方法の構成を更にU、1体的(、−
説明する。
本発明の[[力軸正T程は、1を力印加り向に対し交差
づ゛るX、Y平面的で較正用圧力検出素子を激動i、I
I ’@lシながら検定圧力の印加を(jい、このとき
較正用圧力検出素子から出ツノされるに1入伯にVづき
検定IE力の較正を行うことがこの好ましい。
ま/j、前記検定工程は、検定圧力のつ丁ハへの印加を
、圧力印加方向に対し交差〕る平面内でウェハを微動制
御しながら行い、圧力印加時に圧力検出素子/)i r
ら出力される信翼の最大鎮となる位置を初期イ装置どし
て設定することが好ま()い。
更に、前記圧力特性測定工程は、各斥力検出素子から出
力される圧力印加時の信号とJト圧力印;n時の信号と
を差演t11−ることにより、検定圧力に対応した仁り
を求めその特性を検定4ることが好ましい。
圧力検出素子の検゛−装6 また、本発明に係る圧力検出素子の検定装置は、多数の
圧力検出素子が形成された半導体結晶ウェハを固定する
ステージ部と、 前記ステージ部に隣接して半導体結晶ウェハと同一高さ
位置に設けられた較正用圧力検出素子と、前記ウェハま
たは較正用圧力検出素子に対しその、L方から圧力を印
加する圧力噴射ノズルと、前記ウェハへ向け道退し検定
圧力が印加される圧力印加素子の電極部に接触する触針
と、前記ステージ部及び較正用圧力検出素子を少なくと
も圧力印加方向と交差する平面内で移動制御するブロー
バ駆動手段と、 前記ブローバ駆動手段を制御して圧力噴射ノズルと較正
用圧力検出素子とを対向させ、この圧力検出素子から出
力される信号に基づき圧力噴射ノズルから印加される検
定圧力を所望の値に予め較正する圧力較正手段と、 前記ブローバ駆動手段を制御してウェハ1に形成された
各圧力検出素子のダイヤフラム部を前記圧力噴射ノズル
に順次対向させ、前記触S1をこの圧力検出素子の電極
部にその都麿接触させることにより、検出素子の切替え
を順次繰返して行う検出素子切替制御手段と、 この検出素子の切替え動作が終了する毎に、圧力噴射ノ
ズルから較正後の検定圧力を圧力検出素子に向番ノ印加
し、この時圧力検出素子から出力される信号に繕づき各
圧力検出素子の特性の検定を行う圧力特性測定手段と、 を含み、各圧力検出素子の特性の検定をつ1ハ状態のま
まで行うことを特徴とする。
以下に本発明の装置の構成を更に具体的に′:A(vl
lする。
本発明にJ3い−C1C1前記−デー9半導体結晶ウェ
ハを平面的に固定するものて゛あり、このステージ部は
、その表面に多数の吸着用細孔を設は前記ウェハを平面
的に吸石固定−づ−ることが好ましい。
また、較正用圧力検出素子は、前述したようにステージ
部に隣接して゛V−導体結晶ウエつと同一高ざ位置に設
けられており、このような較正用圧力検出素子としては
、前記半導体結晶ウェハとほぼ同時期に作成されたもの
で、しかもウェハ上に形成された各圧力検出素子と同一
のダイアフラム形状及び板gを有し、更に所定の圧力較
正を経たものを用いることが好ましい。
また圧力噴射ノズルは、較正用圧力検出素子及び前記つ
1ハ十にそれぞれその上方から圧力を印加するらのであ
り、このような圧力噴射ノズルとしては、ウェハに対し
その相対位置及び高さを調整する調整曙橋を有し、圧力
υ1111装置でυ制御された圧力ガスを噴射させるも
のを用いることが好ましい。
また触針は、ステージ部に固定されたウェハへ向け進退
しで圧力が印加される圧力印加素子の電極部に押圧接触
し、電気的な接続を得るために用いられている。そして
、この触針は、圧力検出素子の電極部の個数に対応した
本数、通常は4〜6本設けられており、また位u1高さ
の調整a構を用いてステージ部の上方空間内の湧定位■
に保持固定さ1!るよう形成りろことが好ましい。
また、ブ[1−バ駆動手段は圧力較1[T:段及び検出
姦了I、7J台制御手段から供給される制御伝シー二に
より前記ステージ部及び較正用圧力検出A子を少なくと
も圧力中+111方向と交差4るX−Y平面内で移動も
しくは微動制御し、しかも前記触針の上下動をi、II
 l1l−!するものである。
また、圧力較正手段は、前記ブローバ駆動手段を制御し
、圧力噴射ノズルを較正用圧力検出素子のダイアフラム
部と対向させ、このダイアフラム部に検定圧力を印加さ
せる。そして、このときこの圧力検出素子から出力され
る信号にすづき検定圧力の圧力レベルを所望の値に較正
するしのである。
また検出素子切f!#i1.l+御手段(5t、1)う
記ブローバ駆ω」手段を制御1ノ、圧力噴射ノズルをつ
1ハ上に形成された各圧力検出素子のダイアフラム部に
順次対向さUる。そして、前記触針をこのようにして圧
力噴射ノズルに対向した圧力検出素子の電極部にその都
電押圧接触さ4L、特性の測定早漏を行う。
また圧力特性測定手段は、前記圧力検出累子切苔制御手
段による検出素子の切替が行なわれる度に、圧力噴射ノ
ズルから検定圧力を較正された圧力レベルで対向する圧
力検出素子に印加し、圧力検出素子から出力される信号
に基づきその圧力検出素子の特性の検定を行う。
そして、本発明によれば、このにうな検定結果を表示す
るだめのデータ出力装5を設け、ウェハ状態で検定され
た各圧力検出素子の特性を数値データあるいはグラフィ
ックデータとして表示することが好ましい。
[作用] 本発明の方法及び装置は以上の構成から成り次にその作
用を説明する。
測定される圧力検出素子が形成された半導体結晶ウェハ
をまずステージ部上に平面的に固定する。
このようにして、測定の準備が終了した時点で、次に前
記ウェハに印加される検定圧力の圧力較正を行う。
この圧力較正は、まずブローバ駆動手段を制御し、圧力
噴射ノズルを較正用圧力検出素子に対向させそのダイア
フラム部に検定圧力を印加する。
このとき較正用の圧力検出素子から出力される信号に基
づきそのrt力レベルをフィードバックi、ll11]
し、検定圧力を所望の値に較正づる。
ここにおいて、検定圧力の印加は、圧力印加方向に対し
交差するX−Y平面的で圧力検出素子を微動制御しなが
ら行い、このとき圧力検出素子から出力される信号の最
大値に基づきその較正を行うことが好ましい。
このようにして検定圧力の較正が終了すると、次に半導
体結晶ウェハ上に形成された各圧力検出素子の検定動作
を17i1始づる。
まず、前記圧力較正工程が終了すると、前記ステージ部
を移動し、半導体結晶ウェハ上に形成された任意の圧力
検出センサを圧力噴射ノズルと対向させ、この圧力検出
素子分電極薄に前記触副を抑圧接触させる。
この時、前記ステージ部をX −Y平面内で微動制御し
ながら圧力噴射ノズルから較正された検定圧力を圧力検
出素子のダイアフラム部に印加する。
そして、圧力検出素子から出力される信号が最大値とな
る位置を探索し、この位置において圧力噴射ノズルとダ
イアフラム部とが対向するよう前記半導体結晶ウェハの
位置を初期設定することが好ましい。
このようにして、半導体結晶ウェハの初期位置の設定が
終了すると、次に検出素子切替制御手段、圧力特性測定
手段が作動し、前述した散開接触工程、圧力印加工程及
び圧力特性測定工程をウェハ上に形成された各圧力検出
素子に対して順次繰返1ノで行い、ウェハ上に形成され
た各圧力検出素子の全てに対し特性の検定を行う。
すなわち、検出素子力持制御手段は、1個の圧力検出素
子の圧力検定が終了する毎に、プローバ駆動手段を制御
してウェハ上に形成された次の圧力検出素子のダイアフ
ラム部を圧力噴射ノズルに対向させ、更に前記触針をこ
の圧力検出素子の電極部にその都度押圧接触させ、検出
素子の切替を行う。
圧力特性測定手段はこのようにして検出素子の切替が行
なわれる疫に、この圧力検出素子に向t−j噴射ノズル
から較正後の検定圧力を印加し、圧力印加時、JIE圧
力印加時にこの圧力検出素子から出力される信号に基づ
きその特性、例えば抵抗値、出力電圧等の測定を行う。
そして、このようにして求められた各測定データは圧力
14性測定1段内に設けられたメ[りに順次記憶され、
データ出力装rにより数値データあるいはグラフィック
データとして表示される。
このように、本発明によれば、圧力検出素子の特性の測
定を、半導体結晶ウェハの状態のままで迅速かつ自動的
に行うことができるので、半導体製造技術の(iする本
来の特′fiである量産性を発揮(]、低価格の圧力検
出素子を提供することが可能となる。
また、本発明によれば、圧力検出素子の特性の測定をウ
ェハ状態のままで行うことができるため、従来その特性
の測定が困難であった超小型の圧力検出素子に対しても
、その特性測定を迅速かつ自動的に行うことができ、こ
の結果、本発明を用いることにより、従来不可能であっ
た超小型圧力検出素子の生産を工業生産ベースで行うこ
とが可能となる。
更に、本発明よれば、圧力印加時に圧力検出素子が出力
される信号に基づきその良否判定を行うことができるた
め、従来行われていた触針を用いたダイアフラムの板厚
測定を省略することが可能となる。この結果、本発明に
よれば板厚測定時に生ずるダイアフラムのマイクロクラ
ックやダイアプラムの破損による歩苗の低下を防止する
ことができ、信頼性の高い圧力検出素子を提供すること
が可能となる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、圧力検出素子の
特性の検定を、半導体結晶ウェハ状態のままで行うこと
ができ、この結果、半導体製造技術の本来の特徴である
量産性を発揮し、超小型、高信頼性、低価格の半導体圧
力検出素子の提供を行うことが可能となる。
[実施例] 次に本発明の好適な実施例を図面に基づき説明する。
実施例の構成 第3図には、本発明に係る圧力検出素子の検定装置の好
適な実施例が示されており、実施例の装置は、X、Y、
Z軸方向に三次元的に移動可能に設けられた基台20上
に、ステージ部22及び較正用圧力検出素子24を設け
ている。
前記ステージ部22は、基台20の中央部に設けられ、
その表面には半導体結晶ウェハ200を水平に吸着固定
する多数の細孔26が設けられている。
また、前記較正用圧力検出素子24は、ステージ部22
に隣接して設けられ−1その上面が半導体結晶ウェハ2
00と同一高さとなるよう位を決めされている。
ここにおいてこの較正用圧力検出素子24としては、測
定される半導体結晶ウェハ200とほぼ同時期に作成さ
れたものを用いることが好ましく、しかもこれらウェハ
200上に形成された各圧力検出素子100と同様の特
性を右するようそのダイアフラム形状及び板厚が同一で
あり、しかも所定の圧力較正を経たものを用いることが
必要とされる。
また、このようにして形成されたステージ部22の上方
には圧力噴射ノズル30及び触針32が設けられている
前記圧力噴射ノズル30は、図示しない位置調整機構に
よりその取付位置がXYZ軸方向に三次元的に調整され
、基台20をX−Y平面内において相対移動することに
より、ステージ部22上に吸着固定された半導体結晶ウ
ェハの所望位置または較正用圧力検出素子24に対向し
検定圧力を印加することができるように形成されている
また前記触針32は、上下方向へ進退自在に形成され、
圧力が印加される圧力検出素子100の電極部に押LL
接触するよう形成されている。
ここにおいてこの散開32は、第4図に示づ゛ごとく、
圧力検出索子24または100の電極部1Gのg数に対
応した本数だt′j設ける必要があり、通常は4〜6本
設けられる。
第5図には、本実施例において検定される圧力検出素子
100の回路構成が示され、実施例の圧力検出素子10
0はブリッジ回路を含むゲージ)“!に形成されており
、ブリッジ端子に接続された4個の電極部16を有して
いる。
従って、本実施例においては、散開32は第4図に示す
ごとく4本設けられてJ3す、2本の触針32を介して
ブリッジ回路に直流電圧を印加し、残りの2本の触21
を介してこのブリッジ回路の出力電圧を取り出している
そして、このようにして設けられた触針32は、各圧力
検出索子の電極部16に確実に抑圧接触できるよう図示
しない調!!機構によりXYZの三次元方向にその取付
位置が調整可能に形成されている。
本発明の特徴的事項は、圧力検出素子100の特性の検
定を、半導体結晶ウェハ200の状態のまま行うことを
可能としたことにある。
このため、本発明の方法は、まずウェハ200に印加さ
れる検定圧力を前記較正用圧力検出素子24に予め印加
し、その値を所望の値に較正する圧力較正工程を行う。
そして、このような圧力較正工程が終了した後、次に較
正された検定圧力を前記ウェハに印加し、このウェハ上
に形成された各圧力検出素子100の圧力の検定をウェ
ハ状態のまま行う検定工程を実行する。
ここにおいて本発明の検定工程は、舷側接触工程と、圧
力印加工程と、圧力特定測定工程と、を前記ウェハ上に
形成された各圧力検出素子100に対して繰返して行っ
ている。
すなわち、まず触ε1接触工程にJ3いて、ウェハ20
0上に形成された各圧力検出素子100の電極部16に
散開32を押圧接触させる。
これに続いて、圧力印加工程において、触針の接触され
た圧力検出素子100のダイアフラム10部分に較正後
の検定圧力を印加する。
そして、この圧力印加時に圧力検出索子100から出力
される信号を前記触針32を介して順次測定する。
このような一連の工程を、前記つ1ハ200上に形成さ
れた各圧力検出素子100に対して順次繰返して行い、
測定された各圧力検出素子100の信号に基づき各圧力
検出素子100の特性の検定をウェハ状態のままで行っ
ている。
第2図にはこのような本発明の方法を実行する装置の電
気回路が示されている。
実施例の装置は、基台20をX−Y平面内で移動1.I
I litするとともに前記触針32の上下方向へ向け
た進退を制御するブローバ駆動装置40と、圧力噴射ノ
ズル30の圧力を制御する圧力制御装置42と、を含む
前記ブローバ駆動装四40−は、基台20のX−Y平面
内における移動をスデップモータ及び精密機構を用いて
制御し、前記圧力噴射ノズル30に対向する圧力検出素
子24又は100の位置制御を精麿良く行っている。
また、前記圧力制御装置42は、圧力バイブ42aを介
して圧力噴射ノズル30と接続されており、加圧装置4
2b、電子制御減圧バルブ及び電磁弁を用いて形成され
ている。
ここにおいて、前記ブローバ駆動装置40により基台2
0を移動し較正用圧力検出素子24と圧力噴射ノズル3
0とを対向させ、圧力噴割ノズル30から較正用圧力検
出素子24へ圧力を印加すると、この較正用圧力検出素
子24からは印加圧力に応じた信号が出力される。この
ようにして出力された信号は、増幅器44、A/D変換
器46を介して演算制御II装置48へ入力される。
また、ブローバ駆動装置40により、基台20を移動し
半導体結品ウェハ200の所望圧力検出素子100と圧
力噴射ノズルとを対向させ、この状態で圧力噴射ノズル
30から圧力を印加づると、この圧力検出素子100か
らは同様にして印加圧力に応じた信号が出力される。
そして、このようにして出力された信号【よ触針32を
介して電気的に取り出され、増幅、1E50゜A/D変
換352を介して演算制御装置48に入力される。
本発明においてこの演の制御装置48は、圧力較正回路
54、検出素子切etiqt11回路56、圧力特性測
定回路58、を含み前述した圧力較正工程及び検定工程
を行っている。
ここにおいて、前記圧力較正回路54は、前記ブローバ
駆動装置40をυj御して、噴)1ノズル32と較正用
圧力検出素子24とを対向さ1!、次に圧力制御l装置
42を1i111211シて、圧力噴射ノズル30から
圧力検出素子24へ向け検定圧力を印加づる。
そして、このとさ圧力検出ん了24から出力される信号
に基づき検定圧力を所望のMjに較正する。
また、前記検出素子切替制御回路58は、前記検定圧力
の較正が終了したのら、ブローバ駆り装買40を制御し
、圧力噴射ノズル30と対向す′るウェハーにの圧力検
出素子100を順次切替える検定素子切替動作を行う。
寸なわら、この検出素子切替回路56は、前記ブローバ
駆動装置40を制御し、ウェハ200上に形成された各
圧力検出素子100のダイアフラム部を前記圧力噴射ノ
ズル30に順次対向させる。
ぞして、このようにして対向した圧力検出素子100の
電極部に、眞記第4図に示すごとく、その都度触針32
を押圧接触させる。
そして、このようにして検出素子の切替動作が行なわれ
る度に、前記圧力特性測定回路58は、圧力噴射ノズル
30から検定圧力を対向する圧力検出素子100のダイ
アフラム部に印加し、圧り検出素子100から出力され
る信号に基づき各圧力検出素子100の特性の検定を行
う。
このようにして、本発明によれば、検出素子切替制御回
路56及び圧力特性測定回路58により、ウェハ200
上に形成された各圧力検出素子100の特性の検定をウ
ェハ状態のまま順次行うことができ、測定された特性デ
ータを圧力特性測定回路58内のメモリに順次記憶し、
その値をデータ出力装置59土に数値表示あるいはグラ
フィック表示している。
第6図には、前記演算制御装置48の具体的な構成が示
されてJ3す、実施aの演算制fil装置48はマイク
ロブ[lセッサ60.プログラムメ1す62.7−タメ
[す64及びインターフェイス6Gを含む。
実施例にJ3いて前記プログラムメ■す62内に(L、
前記圧力較正工程と検定工程を実行Jるプログラム情報
が記憶されており、マイクロブ[1セツサ60はプログ
ラムメ[す62及びデータメモリ64と協働してブ[1
−バ駆8装保40及び圧力υ制御装置42をυIIII
シている。
そし−C1このマイク[1ブrコセツサ60で油筒され
た各圧力検出素子の評価データは、インターフェイス6
6にて]−ド変換され、データ出力装置5つ一トに表示
される。
1雀λm 本実施例は以上の構成からなり、次にその作用を31t
U/c#ift tXの圧力検出素子100が多数形成
された半導体結晶ウェハ200の測定を行う場合を例に
採り説明する。
(a)測定準備 まず、測定されるウェハ200をステージ部22上に載
置し、このステージ部22を真空排気することにより、
ステージ部22上に設けられた多数の細孔26により前
記ウェハ200を平面的に吸着固定する。
これに続いて各圧力検出素子100のM極の個数に対応
した本数の触針32を前記ステージ部22の−F方にセ
ットし、次にセットされた各触針32が圧力検出素子1
00の電極部に押圧接触できるようその位置調整を行う
(b)圧力較正 このようにして、測定の準備が終了した特点で、次に前
記ウェハ200に印加される検定圧力の較正を行う。
この圧力較正工程においては、まず最初に圧力較正回路
54によりブ【]−バ駆動装置40を制御し、圧力噴射
ノズル30と較正用圧力検出素子24とが対向する位置
まで基台20を移動させる。
そして、この状態で圧力較正回路54(よ、圧力t、I
I Ill装j42をil+10IIシて、圧力噴射ノ
ズル30から較正用圧力検出素子24へ向け検定圧力を
印加させ、このとき圧力検出素子24から出力される信
号に基づき(の圧力レベルをフィードバック制御し、検
定圧力を3kg/c!iの値に較正する。
このとき、前記検定圧力の印加は、ブローバ駆動装青4
0により基台20をX−Y水平面内で微動制御Jll(
]ながら行い、圧力噴射ノズル30から供給される検定
ルカを圧力検出素子24のダイアフラム部にまんべんな
く印加さu?5.そして、このとき圧力検出素子24か
ら出力される信号の最大値が3 k Q / ciの圧
力に対応づる値となるよう検定圧力の較正を行う。
このようにして、圧力噴射ノズル30から印加される検
定圧力が3klJ/ciの値に較正されると、次に半導
体結晶つJハ2001に形成された6圧力検出素子10
0の圧力検定動作を開始する。
(C)・クエへ位首の初期設定 まず、前記圧力較正工程が終了すると、検出素子切替制
御回路56はブローバ駆動装2240をυ制御し、半導
体結晶ウェハ200上に形成された任意の圧力検出セン
サ100を圧力噴射ノズル30に対向させるよう基台2
0を移動する。そして、任意の圧力検出センサ100を
圧力噴射ノズル30に対向させたのち、触針32を第4
図に示すごとくこの圧力検出素子100の電極部に押圧
接触させる。
この状態で、圧力特性測定回路58は、ブ日−バ駆動装
誼40及び圧力υ1卯装置42をtl11即し、基台4
0をX−Y水平面内で微動制御しながら、圧力噴射ノズ
ル30から較正された3kQ/−の検定圧力を圧力検出
素子100のダイアフラム部に印加する。
このとき、前述したように基台24が微動制御されるた
め、圧力噴射ノズル30からは圧力検出素子24のダイ
アフラム部にまんべんなく検定圧力が印加され、実施例
の演算制御装置48は、このとき圧力検出素子100か
ら出力される信号が量大値となる位置を探索し、この位
置において圧力噴射ノズル30とダイアフラム部とが対
向するよう前記半導体6−晶ウェハ200の位jを初l
I設定づ゛る。
(d)データ人力 このようにして、半導体結晶ウェハ200の位置が初期
設定されると、次に各圧力検出素子100の半う体結晶
ウェハ200内におけるピップ間隔、検定圧力の圧力印
加時間、圧力検出素子100の抵抗測定タイミングなど
のデータが入力される。なお、これらのデータ入力は、
このような圧力検定工程の開始前に行ってもよく、また
前述した圧力較正工程の開始前に予め行っておいても良
い。
(e)検定動作 このようにして、半導体結晶つ王ハ200の初期位置設
定及び前記データの入力が終了すると、次に検出系了り
台υ制御回路5−6及び圧力特性測定回路58が作動し
、前述した触針接触工程、圧力印加時間及び圧力特性測
定工程をウェハ200上に形成された各圧力検出素子1
00に対して順次繰返して行い、ウェハ100上に形成
された各圧力検出素子100の全てに対しその特性の検
定を行う。
第7図には、本実施例の検定工程のタイミングチャート
が示されている。
実施例の装置において、検出素子切替制御回路56は、
1個の圧力検出素子100の圧力検定が終了するごとに
、散開32をウェハ200から上方に退避させ、これと
同時に隣接する圧力検出素子100を圧力噴射ノズル3
0と対向させるよう基台20を検出素子1ピッチ分だけ
その都度移動させる。そして、この基台20の移動が終
了すると同時に、前記触針32を正時させ新たな圧力検
出素子100の電極部に押圧接触させる。
このようにして、検出素子切替制御回路56による検出
素子の切替は終了すると、次に圧力特性測定回路58に
より、非圧力印加時における圧力検出素子のオフセット
電圧及び抵抗値が測定され、この値が第6図に示フデー
タメモリ64内に書込記憶される。
そして、これに続いて圧力特性測定回路58は、圧力噴
射ノズル30から圧力検出素子100に向け3k(1/
Ciの検定圧力を設定された噴)1時間だGJ印加し、
このとき圧力検出素子100から出力される電圧を同様
にしてデータメモリ64内に書込記憶する。
従って、得られた非圧力印加時のAフセッl−電圧と圧
力印加時の出力電圧との差を求めれば、この圧力検出素
子100の3ki:l/ciの検定圧力に対するこの出
力電圧特性が求められる。
このようにして、本発明によれば、前記一連の動作をつ
1ハ200上に形成された全ての圧力検出素子100に
対して順次行い、測定された各圧力検出集子100のデ
ータをデータメ[す64内に順次店込記憶して行く。
そしτ、このようにしてデータメモリ64に書込記憶さ
れたデータを、各圧力検出素子100のアドレスととも
にデータ出力装置i’ff59上に数値データあるいは
グラフィックデータとしてプリントアウトあるいは画像
表示することにより各圧力検出素子100の特性の検定
をウェハ状態のままで迅速かつ自動的に行うことが可能
となる。
iへ丈玉1 また、本発明において、前記圧力特性測定回路58は、
求められた各圧力検出素子100のデータを予め入力さ
れた標準値と比較してその良否を判定し判定結果を表示
することも可能である。
そして、このような良否判定を行う装置においては、不
合格と判定された圧力検出素子の存在するウェハ位置に
なんらかの目印を付番プるマーカー礪構を設けることが
好ましい。
また、前記実施例においては、第5図に示すごとく歪ゲ
ージ型の圧力検出素子の検定を行う場合を例に取り説明
したが、本発明はこれに限らず他の種類の圧カセンザに
対しても同様にその特性の検定をすることができる。
更に、本実施例においては演算制御装置48を第6図に
示すごとくソフトウェア的に構成したものを例に取り説
明したが、本発明はこれに限らず前記演算tI制御SI
買48をハードウェア的に較正することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る圧力検出束子の検定方法を表わす
フローチtI−ト図、 第2図は本発明の検定VL買の好適な実施例を示すブロ
ック図、 第3図は本実施例の圧力噴射ノズルとステージ部との位
置関係を示す説明図、 第4図は圧力検出素子と触針との接触状態を示す説明図
、 第5図は本実施例に用いられる圧力検出素子の回路図、 第6図は本実施例に用いられる演粋制tllv装置の回
路図、 第7図は本実施例の装置の動作を示すタイミングチャー
ト図、 第8図は圧力検出素子の一般的な構成を表わす説明図で
あり、第8図(A)は半導体圧力検出素子が多数区画形
成されたウェハの外観図、第8図(B)は前記ウェハか
ら分離形成されたキャパシタンス型圧力センサの側断面
図、第8図(C)は前記ウェハから分離形成された歪ゲ
ージ型圧力センサの側断面図、 第8図(D)は従来の圧力検出素子の検定方法を示す説
明図である。 10 ・・・ ダイアフラム、 22 ・・・ ステージ部、 24 ・・・ 較正用圧力検出素子、 30 ・・・ 圧力噴射ノズル、 32 ・・・ 触針、 40 ・・・ ブl」−バ駆動装置、 42 ・・・ 圧力制御O装と、 48 ・・・ 演算制御装置、 54 ・・・ 圧力較正回路、 56 ・・・ 検出素子切替制御回路、58 ・・・ 
圧力特性測定回路、 100 ・・・ 圧力検出素子、 200 ・・・ 半導体結品ウェハ。 第1図 第3図 第5図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被測定半導体結晶ウェハと同一高さ位置に較正用
    圧力検出素子を設け、前記ウェハに印加される検定圧力
    をこの圧力検出素子に予め印加しその値を所望の値に較
    正する圧力較正工程と、較正された検定圧力を前記ウェ
    ハに印加し、このウェハ上に形成された複数の圧力検出
    素子の特性の検定を行う検定工程と、 を含み、前記検定工程は、 前記ウェハ上に形成された各圧力検出素子の電極部に触
    針を接触させる触針接触工程と、 触針の接触された圧力検出素子のダイヤフラム部分に較
    正後の検定圧力を印加する圧力印加工程と、 圧力検出素子から出力される信号を前記触針を介して順
    次測定する圧力特性測定工程と、 を前記ウェハ上に形成された各圧力検出素子に対して順
    次繰返して行い、測定された各圧力検出素子の信号に基
    づき各圧力検出素子の特性の検定をウェハ状態のままで
    行うことを特徴とする圧力検出素子の検定方法。
  2. (2)特許請求の範囲(1)記載の方法において、前記
    圧力較正工程は、検定圧力の較正用圧力検出素子への印
    加を、圧力印加方向に対し交差する平面内で較正用圧力
    検出素子を微動制御しながら行い、このときこの圧力検
    出素子から出力される信号の最大値に基づき検定圧力の
    較正を行うことを特徴とする圧力検出素子の検定方法。
  3. (3)特許請求の範囲(1)、(2)のいずれかに記載
    の方法において、 前記検定工程は、検定圧力のウェハへの印加を、圧力印
    加方向に対し交差する平面内でウェハを微動制御しなが
    ら行い、圧力印加時に圧力検出素子から出力される信号
    が最大となる位置を初期位置として設定することを特徴
    とする検出素子の圧力検定方法。
  4. (4)特許請求の範囲(1)、(2)、(3)のいずれ
    かに記載の方法において、 前記圧力特性測定工程は、各圧力検出素子から出力され
    る圧力印加時の信号と非圧力印加時の信号とを差演算す
    ることにより検定圧力に対応した信号を求めることを特
    徴とする圧力検出素子の検定方法。
  5. (5)多数の圧力検出素子が形成された半導体結晶ウェ
    ハを固定するステージ部と、 前記ステージ部に隣接して半導体結晶ウェハと同一高さ
    位置に設けられた較正用圧力検出素子と、前記ウェハま
    たは較正用圧力検出素子に対しその上方から圧力を印加
    する圧力噴射ノズルと、前記ウェハへ向け進退し検定圧
    力が印加される圧力印加素子の電極部に接触する触針と
    、 前記ステージ部及び較正用圧力検出素子を少なくとも圧
    力印加方向と交差する平面内で移動制御するプローバ駆
    動手段と、 前記プローバ駆動手段を制御して圧力噴射ノズルと較正
    用圧力検出素子とを対向させ、この圧力検出素子から出
    力される信号に基づき圧力噴射ノズルから印加される検
    定圧力を所望の値に予め較正する圧力較正手段と、 前記プローバ駆動手段を制御してウェハ上に形成された
    各圧力検出素子のダイヤフラム部を前記圧力噴射ノズル
    に順次対向させ、前記触針をこの圧力検出素子の電極部
    にその都度接触させることにより、検出素子の切替えを
    順次繰返して行う検出素子切替制御手段と、 この検出素子の切替え動作が終了する毎に、圧力噴射ノ
    ズルから較正後の検定圧力を圧力検出素子に向け印加し
    、圧力検出素子から出力される信号に基づき各圧力検出
    素子の特性の検定を行う圧力特性測定手段と、 を含み、各圧力検出素子の特性の検定をウェハ状態のま
    まで行うことを特徴とする圧力検出素子の検定装置。
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