JPS62299226A - 電気掃除機の床用吸込み具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 （イ）産業上の利用分野 この発明は、吸込み口の前縁を区画形成する部材が上下
にスライドして集塵用吸込み口の形状および大きさを変
えることができる電気掃除機の床吸込み具の改良に関す
る。

（ロ）従来の技術 従来、吸込み口の前縁を区画形成する部材を上下にスラ
イドして集塵用吸込み口の形状および大きさを変えるこ
とができる電気掃除機の床吸込み具として、特開昭５９
−２１１４２１号で示されたものがある。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 電気掃除機の床吸込み具は、本体内の負圧を高めて集塵
力を確保するために、集塵用吸込み口と床との間の隙間
をできるだけ小さくする必要があった。一方、吸込むべ
きゴミが大きい場合には、その大きいゴミの吸込みを可
能とするように吸込み口の前縁を区画形成する部材を上
下にスライド可能の構成としていた。

しかし、特開昭５９−２１１４２１号で示されたもので
は、吸込み口の前縁を区画形成する突起部およびその突
起部を上下にスライドするための手段が吸込み口の前方
に位置しており、吸込み口前縁から本体前部までの距離
が大きかった。従って、部屋の立壁部を掃除する際、本
体前部が立壁に当たり吸込み口前縁から本体前部までの
距離分だけ集卵できず、その距離が大きければ大きいほ
ど集塵できない部分が大きいという問題があった。

この発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、部
屋の立壁部を掃除する際、集塵できない部分が小さくて
済む電気掃除機の床用吸込み具を提供するものである。

（ニ）問題点を解決するための手段 この発明は、吸込み口前縁から本体前部までの距離を小
さくなるように構成した電気掃除機の床用吸込み具であ
る。

その詳細な構成は、床用吸込み具の本体がほぼ箱状で、
その本体の接部に吸込みバイブとの接続部が、本体の底
面前部に集塵用吸込み口がそれぞれ設けられ、且つその
集塵用吸込み口の前縁を区画形成するとともに集塵用吸
込み口の内壁を構成する本体の前部縦板が、本体の他部
分に対して上下方向にスライド可能に支持されてなる電
気掃除機の床用吸込み具である。

（ホ）作　用 集塵用吸込み口の前縁の前方には前部縦板のみが配設さ
れており、吸込み口前縁から本体前部までの距離が小さ
いから、集塵し残し分は小さい。

（へ）実施例 この発明を第１〜７図に示す実施例に基づき詳述するが
、これによってこの発明が限定されるものではない。

電気掃除機の床用吸込み具１は第１〜３図に示すように
、本体２と、吸込みパイプ（図示省略）との接続部であ
るベンド３と、本体２の底板である下ケース４と本体２
の他の部分に対し上下方向にスライドする前部縦板５と
によって区画形成される集塵用吸込み口６と、前部縦板
５を上下方向にスライドするスライド手段とを備えてい
る。

本体２は、不ケース４と上ケース７とによって内部に吸
込み室８及びタービン室９を形成し、箱状に構成されて
いる。吸込み室８内には回転ブラシ１０が、タービン室
９内にはエアタービン１１がそれぞれ回転可能に軸支さ
れている。

ベンド３は、ペンドカバー１２を介して本体２に取付け
られている。ペンドカバー１２は、本体２に対し上下回
転が自在となっている。ペンド３は、ペンドカバー１２
に対しペンドカバー１２の軸方向に回転自在となってい
る。

前部縦板５は、吸込み口６の横幅とほぼ同じ横幅を有し
、スライド手段によって上下方向にスライド可能に支持
されている。１５は、前部縦板５の傾斜部である。

スライド手段は、前部縦板５の上方に配設されている。

スライド手段は、前部縦板５を嵌挿し前後左右方向の位
置決めを行なう下ケース４のリブ１３および上ケース７
のリブ１４と、前部縦板５の後面に斜めに設けた傾斜溝
部１６およびこの傾斜溝部１６に嵌合移動するビン１７
を有する調節板１８と、この調節板１８をビン１７と傾
斜溝部１６との嵌合状態を保ちながら左右方向へスライ
ド可能に支持する上ケース７のリブ１４．１９および下
ケース４のリブ２０とから構成されている。

２１は調節板１８のスライド用つまみであり、上ケース
７に設けた間口２２から突出されている。

なお、２３は本体２の周囲に付設したバンパー、２４は
前車輪、２５は後車輪、２６はじゅうたん用・たたみ用
に切替える切替えレバーである。

この発明の電気掃除機の床用吸込み具１は、上述したよ
うに構成されている。従って、電気掃除機の吸込むべき
ゴミが小さい場合には、第４〜５図に示すように本体２
の他部分に対して前部縦板５を最も下げた状態で用いる
。この際、集塵用吸込み口６と床（図示省略）との間の
隙間は小さく本体２内の負圧が高く、集塵吸込み力が確
保されている。

次に、電気掃除機の吸込むべぎゴミが大きい場合には、
スライド用つまみを操作しく第５図の矢印方向）、ピン
１７が傾斜溝部１６の底部に来るように調節板１８をス
ライドする。前部縦板６は、傾斜溝部１６がピン１７で
支持されて、本体２の他部分に対して上方へとスライド
する。第６〜７図に、前部縦板６が上方へスライドした
状態を示す。使用者は、前部縦板６をこの状態にして用
いることにより、大きなゴミを吸込むことかできる。

なお、前部縦板６は、吸込むべきゴミの大きさに応じて
調節板１８をスライドさせることによつて、本体２の他
部分に対して高さを変えるとよい。

又、前部縦板６がいずれの高さにあっても、吸込み口６
の前縁から本体前部までの距離を小さくとることができ
、部屋の立壁部で吸込み掃除でし残す部分は小さくて済
む。

（ト）発明の効果 この発明は、部屋の立壁部を吸込み掃除する際本体前部
がその立壁に当ることにより集塵できない部分が生じる
が、その集塵できない部分が小さくて済む電気掃除機の
床用吸込み具である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す平面図、第２図はこ
の実施例の底面図、第３図はこの実施例の構成を示す説
明図、第４〜５図はこの実施例の前部縦板が最低位置に
あることを示す要部構成説明図、第６〜７図はこの実施
例の前部縦板が最高位置にあることを示す要部構成説明
図である。 １・・・・・・電気掃除機の床用吸込み具、２・・・・
・・本体、　　　　　　５・・・・・・前部縦板、６・
・・・・・集塵用吸込み口、　１６・・・・・・傾斜溝
部、１７・・・・・・ビン、　　　　　　１８・・・・
・・調部板。 第１図 第２図 第３図 第４図　　　　　　窮６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、床用吸込み具の本体がほぼ箱状で、その本体の後部
   に吸込みパイプとの接続部が、本体の底面前部に集塵用
   吸込み口がそれぞれ設けられ、且つその集塵用吸込み口
   の前縁を区画形成するとともに集塵用吸込み口の内壁を
   構成する本体の前部縦板が、本体の他部分に対して上下
   方向にスライド可能に支持されてなる電気掃除機の床用
   吸込み具。