JPS6229859Y2 - - Google Patents

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JPS6229859Y2
JPS6229859Y2 JP18045782U JP18045782U JPS6229859Y2 JP S6229859 Y2 JPS6229859 Y2 JP S6229859Y2 JP 18045782 U JP18045782 U JP 18045782U JP 18045782 U JP18045782 U JP 18045782U JP S6229859 Y2 JPS6229859 Y2 JP S6229859Y2
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JP
Japan
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bearing
wind direction
plate
bearing housing
air conditioner
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JP18045782U
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JPS5984325U (ja
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術的背景〕 本考案は空気調和機の送風機構に係り、とりわ
け送風用フアンを回転支持する軸受部の改良に関
する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
第1図および第2図に示すような空気調和機1
0においては、空気調和機10のケーシング11
の前面側に、吸込グリル12、吹出グリル13、
操作パネル14などが設けられているとともに、
ケーシング11内には仕切り板15を境として室
内側熱交換器16、室外側熱交換器17およびこ
れらの熱交換器を通過する空気流を生じさせる送
風用フアン18,19が配設されている。
この送風用フアン18,19は、第3図に示す
ように、通常、両軸を軸受により回転支持された
横流フアンなどの両軸フアンにより構成され、そ
の一端には回転駆動用のモータ20が連結されて
いるとともに、他方の軸受21はケーシング11
内に固定された取付用プレート22に着脱可能と
されている。
従来、この軸受21は、その軸受ハウジングの
形状が円形、もしくは、外周に部分的な突起を設
けたものが用いられている。しかしながら、軸受
21の着脱作業を行う場合には、この形状では手
作業でしか行えず、作業性が悪く多くの軸受交換
作業には不向きであつた。また、現地でサービス
する際、硬くなつていたりして取外しが困難であ
るという問題があつた。さらに、取付用プレート
22とケーシング11との空間は比較的狭く、奥
の方まで手が入り難いという欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案はこのような点を考慮してなされたもの
であり、着脱作業が容易でかつ確実に着脱するこ
とのできる軸受ハウジング形状を有した両軸フア
ン回転支持用軸受を備えた空気調和機の送風機構
を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は、着脱可能とされた側の軸受の軸受ハ
ウジングの形状が、軸線に対しほぼ平行な六つの
平面を有し、この六つの平面を軸線を中心として
ほぼ六角形に配置したものからなつていることを
特徴としており、これにより軸受の着脱の際、六
角スパナなどの工具を用いて確実、容易に着脱作
業を行うことができる。
〔考案の実施例〕
以下第4図乃至第6図を参照して本考案の実施
例について説明する。
第4図および第5図は本考案による軸受の外観
を示す斜視図であり、第4図は軸受31を上方か
ら見た図、第5図は軸受31を裏側から見た図で
ある。また第6図は第4図−線断面図であ
る。軸受31は、両軸フアン18,19の軸端1
8a,19a(第3図参照)が挿入され回転保持
される軸受メタル32と、この軸受メタル32を
外側から保持する軸受ハウジング33により構成
されている。軸受ハウジング33は図に示すよう
に、軸線に対してほぼ平行な六つの平面34を有
し、この六つの平面34を軸線を中心としてほぼ
六角形に配置した形状からなる頭部35と、この
頭部35と一体成形され、取付用プレート22の
取付穴22a(第3図参照)に挿入係合される係
合部36を有する取付フランジ部37とから構成
されている。また、軸受ハウジング33は弾力性
を有するゴム材により作られている。
次にこのような構成からなる本実施例の作用に
ついて説明する。
本実施例における空気調和機の送風機構におい
て、両軸フアン18,19の一方の軸受31を取
付け、取外しする場合には、軸受ハウジング33
の頭部を手で掴んで手作業により行うこともでき
るが、JIS標準の六角スパナあるいはメガネレン
チなどを用いて回転させ、取外しあるいは取付け
ることができる。したがつて、第7図に示すよう
に、取付用プレート22とケーシング11との間
の空間38が狭い場合でも、六角スパナなどの治
工具39をケーシング11外から挿入して操作す
ることができるので、簡単容易に軸受31の着脱
作業を行うことができる。また、治工具39を用
いることにより、硬い嵌合をしている場合でも取
外しが可能であり、また、強固な締付け力を与え
ることができる。さらに、軸受ハウジング33の
頭部35は六角形をしているので、強度的にも強
い。
第8図乃至第10図は空気調和機10の吹出グ
リル13の構造を示す一実施例である。この吹出
グリル13は、ケーシング11の前面側に固定さ
れた格子枠41に対し、多数枚の風向板42を揺
動可能に取付けたものから構成されている。すな
わち、所定の間隔をおいて平行配置された格子枠
41の先端に、それぞれ保持穴43を穿設し、こ
の保持穴43に対し、風向板42の後端に取付け
られた支持軸44を回動可能に嵌挿することによ
り、多数枚の風向板42が揺動可能に取付けられ
ている。また、この多数枚の風向板42の先端に
は切欠き45が形成され、この切欠き45内に、
切欠き45の方向と直交する方向に一対の突起4
6a,46bが、その先端を所定の間隔だけ離し
た状態で相対向するよう取付けられている。符号
47は多数枚の風向板42を互いに連結する連結
板であり、この連結板47の長端辺には、風向板
42の配列間隔と同一間隔で切欠き48が設けら
れている。この切欠き48は第10図に詳細に示
すように、その入口側に一対の突起49が設けら
れ、奥部より入口が狭くなつている。このような
連結板47を突起46a,46bに対し直交する
方向から、それぞれの切欠き45および48を合
わせるようにして挿入すれば、一対の突起46
a,46bが連結板47の切欠き48内に弾性変
形して嵌挿され、連結板47と風向板42とを回
動可能に結合することができる。
このように、風向板42の先端のほぼ中央に格
子枠41と平行に切欠き45を設け、この切欠き
45内に設けた一対の突起46a,46bと連結
板47の切欠き48とを嵌合して連結したことに
より、連結板を風向板の上端または下端に取付け
た従来構造のものと比べ、風向板形状が簡単とな
り、形状の制約が少なくなるとともに、連結板を
最適に配置できるので、風向き変更用操作つまみ
(図示せず)に加えた力をスムーズに伝達でき、
正確な動作を行わせることができる。また、風向
板および連結板を対称形に設定できるので、意匠
性、組立性が良好となる。また、第10図に示す
ように、連結板47に設けられた切欠き48のセ
ンターが、連結板47の中央でなく片寄つた位置
にあるので、風向板42の切欠き45寸法が小さ
くなり、風向板42の有効面積の減少が防止され
る。
次に第11図および第12図は吹出グリルの他
の実施例を示す図である。この実施例において
は、多数枚の風向板52の外郭縁の内側に貫通穴
55が設けられ、この貫通穴55内に一対の突起
56a,56bが相対向するよう取付けられてい
る。また、連結板57の長端辺には、風向板52
の配列間隔と同一間隔で凹部58が設けられ、こ
の凹部58は入口側に一対の突起59を設けるこ
とにより入口の方が奥部より狭くされている。こ
のような構成からなる風向板52に対し連結板5
7が、風向板52の面に直交する方向から貫通穴
55を通つて挿入され、続いて連結板57を風向
板52の後方に向けて押すことにより、突起56
a,56bと凹部58とが嵌合連結され、多数枚
の風向板52を一本の連結板57により互いに連
結することができる。なお、符号54は風向板5
2の後端に設けられた格子枠(図示せず)取付用
軸である。この実施例によれば、貫通穴55の位
置を、操作つまみ51の形状および位置との関連
で最適に選ぶことができ、操作つまみ51の操作
力をスムーズに全体の風向板52に対し伝達する
ことができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、軸受ハウジングの頭部が六角
形をしているので、JIS標準治工具を用いて軸受
の着脱作業を行うことができ、狭い場所において
も簡単かつ容易に作業できるとともに、着脱時に
おける力を大きくすることができる。したがつて
現地サービスなどにおいて軸受の取外し作業を簡
単容易に行うことができる。また、軸受ハウジン
グをゴム材により製作すれば、弾性により装着後
の締付保持力を得ることができるとともに、騒音
吸収効果を持たせることができる。また、軸受ハ
ウジングの頭部と取付フランジ部とを一体成形で
安価に製作することができる。
なお、本実施例においては、横流フアンの軸受
の例について説明したが、本考案は、他の同様な
構成の両軸フアンを備えた空気調和機の送風機構
においても用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は空気調和機の一例を示す外観図、第2
図は第1図−線断面図、第3図は両軸フアン
の取付例を示す分解斜視図、第4図および第5図
は本考案による軸受の外観斜視図、第6図は第4
図−線断面図、第7図は本考案による軸受を
取付けまたは取外す状態を示す部分斜視図、第8
図は空気調和機の吹出グリルの構造を示す断面
図、第9図は第8図に示した吹出グリルの構造を
示す分解斜視図、第10図は連結板の部分拡大平
面図、第11図は空気調和機の吹出グリルの他の
構造を示す分解斜視図、第12図は第11図に示
した吹出グリルの風向板と連結板との連結部分を
示す部分拡大斜視図である。 18,19……両軸フアン、31……軸受、3
3……軸受ハウジング、39……治工具、42,
52……風向板、47,57……連結板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 両端を軸受により回転支持された両軸フアン
    を備えた空気調和機の送風機構において、前記
    軸受のうち一方の軸受は着脱可能とされている
    とともに、軸受ハウジングが、軸線に対しほぼ
    平行な六つの平面を有し、この六つの平面を軸
    線を中心としてほぼ六角形に配置した形状から
    なることを特徴とする空気調和機の送風機構。 2 軸受ハウジングはゴム材により作られている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の送風機構。
JP18045782U 1982-11-29 1982-11-29 空気調和機の送風機構 Granted JPS5984325U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18045782U JPS5984325U (ja) 1982-11-29 1982-11-29 空気調和機の送風機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18045782U JPS5984325U (ja) 1982-11-29 1982-11-29 空気調和機の送風機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5984325U JPS5984325U (ja) 1984-06-07
JPS6229859Y2 true JPS6229859Y2 (ja) 1987-07-31

Family

ID=30391275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18045782U Granted JPS5984325U (ja) 1982-11-29 1982-11-29 空気調和機の送風機構

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7244248B2 (ja) * 2018-10-09 2023-03-22 日本電産サンキョー株式会社 アクチュエータの固定構造

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Publication number Publication date
JPS5984325U (ja) 1984-06-07

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