JPH0357531Y2 - - Google Patents

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JPH0357531Y2
JPH0357531Y2 JP1988134528U JP13452888U JPH0357531Y2 JP H0357531 Y2 JPH0357531 Y2 JP H0357531Y2 JP 1988134528 U JP1988134528 U JP 1988134528U JP 13452888 U JP13452888 U JP 13452888U JP H0357531 Y2 JPH0357531 Y2 JP H0357531Y2
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blower
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blower motor
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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば車両用空調装置の送風機に好
適な送風機の取付構造に関する。
(従来の技術) 例えば大型バスのように、車両用空調装置のク
ーリングユニツトを屋根上に装備したものでは、
上記ユニツトに組み込まれた送風機のブロワモー
タを整備点検する場合、上記ユニツトからブロワ
モータを取り外す必要があり、その場合の整備態
様は、当該クーリングユニツトの構造から、これ
を屋根側から行なうものと、車室側から行なうも
のとに分けられ、その夫々の整備条件の下で、上
記モータをクーリングユニツトから取り外してい
た。
(考案が解決しようとする課題) しかし、この場合には結果的に整備方式によつ
てクーリングユニツトの構造が相違することにな
り、別の整備方式を採用するクーリングユニツト
には使用できない、という問題がある。
このため、出願人は上記問題を解決するため、
屋根側または車室側からの整備にも応じられ、何
れの場合でもブロワモータを容易に取り外せるよ
うにした送風機の取付構造を、実開昭62−63354
号として既に提案している。
本考案はこの既に出願した提案を更に改善し、
着脱作業の容易化とブロワモータのメンテナンス
の向上を図れるようにした送風機の取付構造を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) このため、本考案の送風機の取付構造は、ブロ
ワフアンの外径より小径のブロワモータを有し、
該モータのモータホルダを取付基板に着脱可能に
取り付けるとともに、上記基板にブロワフアンの
外径よりも大径の通孔を形成し、該通孔を介しブ
ロワフアンとブロワモータとモータホルダとを取
付基板の一方から一体に着脱可能にした送風機の
取付構造において、ブロワモータの周面にモータ
ホルダの上端部と係脱可能な係合部を設け、上記
モータをモータホルダから分離可能にし、ブロワ
モータを前記取付基板の他方から着脱可能にする
とともに、ブロワモータをモータホルダから分離
して着脱可能にすることで、ブロワモータを取付
基板の両側から着脱可能にし、それらの着脱方向
をメンテナンス作業に応じて適宜選択できるとと
もに、ブロワモータの着脱作業を容易かつ迅速に
行なえ、しかもブロワモータ自体のメンテナンス
を容易かつ精密に行なえるようにしたことを特徴
にしている。
(実施例) 以下、本考案を大型バスの空調装置として、屋
根上に搭載されたクーリングユニツトを構成する
送風機に適用した図示実施例について説明する
と、第1図乃至第6図において1は大型バスの屋
根上に設置された箱形のクーリングユニツトケー
スで、その底部を取付基板に充当され、この基板
1aに車室2に連通する複数の通孔3が形成され
ている。
上記通孔3は後述するブロワフアンの外径より
も大径に形成され、これらの孔3に臨ませて、シ
ロツコフアン等の複数の送風機4が取付けられて
いる。
上記送風機4は、深底の下部スクロール5と、
該スクロール5の上端縁に接合可能な浅底の上部
スクロール6を有し、このうち下部スクロール5
の底部には、前記通孔3と略同径の透孔7が形成
され、その開口縁部がボルト・ナツト8,9を介
して、クーリングユニツトケース1に固定されて
いる。
一方、上部スクロール6には大気に連通する吸
気穴10が形成され、また該スクロール6と下部
スクロール5のフランジ状の接合縁部5a,6a
には、弾性材からなる複数のクリツプ11が挿着
され、該クリツプ11を介して両スクロール5,
6が接合され、内部にスクロール室12を形成し
ている。図中、13は両スクロール5,6の喉部
を固定するビスである。
前記スクロール室12には、ブロワモータ14
とブロワフアン15が収容され、上記モータ14
がモータホルダ16に支持されている。すなわ
ち、ブロワモータ14の中高部周面には、係合部
としての複数の係合突起17と固定バンド18が
設けられ、またモータホルダ16には、上記モー
タ14を収容可能な中空円筒状の支持ドラム19
と、該ドラム19の上部周面に開口された係合口
20が設けられていて、上記支持ドラム19の上
端に係合突起17を係合させ、かつ固定バンド1
8の上縁部と係合口20の口縁部に、弾性材から
なるクリツプ21を掛け止めることで、ブロワモ
ータ14を固定している。
上記支持ドラム19の周面には複数のブラケツ
ト22が突設され、その下面には架橋片23が固
定されていて、該架橋片23の他端がホルダプレ
ート24に固定されている。
ホルダプレート24は、前記ボルト・ナツト
8,9を介してクーラーユニツトケース1の底部
に取付けられ、その中央にはブロワフアン15の
外径よりも大径の通気穴25が形成されていて、
その開口縁部に係止片26が起立形成されてい
る。
一方、前記ブロワフアン15の内側には、略釣
鐘状の支持筒27が突設され、該支持筒27の上
端部がモータシヤフト28に係止されていて、該
シヤフト28の上端に螺着したナツト29を介し
て、一体に連結されている。
この他、図中30は内部にエバポレータ等の熱
交換器(図示略)を収容した送風室で、前記スク
ロール室12の送風口に連通しており、31,3
2は上記熱交換器に接続された冷媒導管、33は
クーラーユニツトケース1の上方開口部を閉塞す
るクーラーユニツトカバーである。
第7図a乃至dは本考案の他の実施例を示し、
前述の実施例と対応する構成部分には同一の符号
を用いている。このうち、第7図aに示す第2実
施例は、支持ドラム19に係合口20の代わりに
係合片34を切り起こし、該片34の下端縁と固
定バンド18の上端縁にクリツプ21の両脚を掛
け止め、該クリツプ21の定着性を改善したこと
を特徴としている。
また、第7図bに示す第3実施例は、ブロワモ
ータ14の周面に略く字形断面の固定バンド18
を固定するとともに、支持ドラム19の上端部に
上記バンド18と同形断面の係合片34を切り起
こし、これらの上下端縁にクリツプ21の両脚を
掛け止めたことを特徴としている。
第7図cおよびdに示す第4および第5実施例
は、上記クリツプ21の省略例を示し、モータ1
4の周面に係合部としての係合突起35を突設す
るとともに、支持ドラム19を適宜強度の合成樹
脂で構成し、その上端部に上記係合突起35と係
脱可能な係合爪36または係合孔37を設けて、
部品点数の低減を図るようにしたことを特徴とし
ている。
(作用) このように構成した送風機の取付構造におい
て、送風機4をクーリングユニツトケース1に組
付ける場合は、例えば該ケース1をバス屋根上の
所定位置にボルト・ナツト等で固定し、その内側
の所定位置に予めクリツプ11で接合した上下部
スクロール5,6を配置して置く。
次に予めモータホルダ16に組付けた送風機4
を、車室2側から通孔3を介して上記ケース1内
に位置付け、かつ上記ホルダ16のホルダプレー
ト24を上記ケース1の下面に押し当てて、該プ
レート24とクーリングユニツトケース1、およ
び下部スクロール5の底片をボルト・ナツト8,
9で共締めすればよい。
上記モータホルダ16は送風機4を組付ける場
合は、支持ドラム19内にブロワモータ14を挿
入し、その係合突起17を上記ドラム19の上端
縁に掛け止め、固定バンド18と係合口20を位
置合わせして、これらにクリツプ21の脚片を掛
け止め、ブロワモータ14をモータホルダ16に
固定する。次にブロワフアン15と一体の支持筒
27をモータシヤフト28に取付け、これをナツ
ト29締めして固定すればよい。
こうしてクーリングユニツトケース1に組付け
られた送風機4は、第2図に示すようにブロワモ
ータ14が、通気穴25を介して車室2と連通す
る通気路の中央に位置し、かつその上半部は上下
部スクロール5,6で区画されたスクロール室1
2内に位置していて、該室10内の吸気穴10側
にブロワフアン15が位置している。
したがつて、車両の空調運転に伴いブロワモー
タ14が駆動すると、モータシヤフト28が回転
して、これに固定されたブロワフアン15が回転
し、内外気が通気穴25および吸気穴10を介し
て、第2図の矢視のようにスクロール室12内に
吸入され、これが該室12の出口から送風機30
内に送り込まれ、該室30内の熱交換器(図示
略)に導かれる。
次にこのように組込まれた送風機4のブロワモ
ータ14を、定期点検等でクーラーユニツトケー
ス1から取り外す場合は、車両の屋根側または車
室2側の両方から取り外すことができる。
先ず、ブロワモータ14を車両の屋根側から取
り外す場合は、第6図aに示すように例えばクー
ラーユニツトカバー33を閉蓋し、ビス13を緩
めるとともに各クリツプ11を掛け外して、上部
スクロール6を取り外す。
次にナツト29を緩めてブロワフアン15を取
り外し、更に各クリツプ21を掛け外して、ブロ
ワモータ14を支持ドラム19から引き上げれば
よい。
したがつて、この場合にはブロワモータ14を
モータホルダ16から分離して取り出せるから、
これらを一体に取り出す場合に比べて、モータホ
ルダ16の取り外しを要せず、この作業が大掛か
りにならずに済む。
また、上記の取り外し作業はビス13とナツト
29の緩め作業と、クリツプ11,21の掛け外
し作業との簡単な作業で足り、しかも上方から順
次部品を取り外すことによつて、次着手部品の取
り外し部が表出し、また上方への取り外し路が開
放されるから、この一連の作業を円滑かつ容易に
行なえ、不自然な姿勢を強いられたり、特に熟練
を要するということもない。
一方、ブロワモータ14を車室2側から取り外
す場合は、第6図bに示すように例えばボルト・
ナツト8,9を緩め、モータホルダ16をモータ
14と一緒にクーラーユニツトケース1から取り
出せばよい。
この場合、上記ケース1の通孔3と下部スクロ
ール5の透孔7は、ブロワフアン15の外径より
も大径に形成されているから、上記フアン15が
通孔3の開口縁部と擦過することはなく、モータ
14とブロワフアン15を円滑かつ安全に取り出
せる。
したがつて、モータホルダ16と一体のモータ
14を一旦適当な整備作業場に持ち運び、そこで
ナツト29を緩めてブロワフアン15を取り外
し、更に各クリツプ21を掛け外して、ブロワモ
ータ14を支持ドラム19から引き出せばよい。
したがつて、ブロワモータ14自体の整備点検
を容易かつ精密に行なえる。また、この場合には
ナツト・ボルト8,9およびナツト29の緩め作
業と、クリツプ21の掛け外し作業との簡単な作
業で足り、しかもモータ14を組み付けたままモ
ータホルダ16を取り外せるから、車室2内高所
での作業が短時間で済み、この後このアセンブリ
を適当な整備作業場に持ち運ぶことによつて、こ
の後の分解作業を容易かつ安全に行なえる。
こうして所定の整備作業終了後は、車両の屋根
側または車室2側から、前記取外し順序と逆の手
順で関係部品を組付ければよく、この場合でもボ
ルト・ナツト等の締結部品が少なく、クリツプ1
1,21を駆使して簡便に組付けられるから、こ
れを簡易かつ迅速に行なえる。
このように本考案では、車両の屋根側または車
室2側から送風機14を取り外して、ブロワモー
タ14等を整備点検できるから、上記二様の整備
方式に応じられ、これらの整備方式に関係なく採
用し得ることで、クーリングユニツトの共用化を
図れる。
(考案の効果) 本考案の送風機の取付構造は以上のように、ブ
ロワモータの周面にモータホルダの上端部と係脱
可能な係合部を設け、上記モータをモータホルダ
から分離可能にしたことから、これらが一体構造
のものに比べて、モータホルダの着脱作業を要せ
ず、ブロワモータの着脱作業を容易かつ迅速に行
なえ、しかもブロワモータ自体のメンテナンスを
容易かつ精密に行なうことができる。
また、本考案ではブロワモータを取付基板の上
下方向から着脱可能にしたから、メンテナンス作
業に応じて適宜着脱方向を選択でき、送風機のメ
ンテナンスの利便を向上できる実用的な効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図で、ク
ーリングユニツトの外観を示しており、第2図は
第1図のA−A線に沿う拡大断面図、第3図は本
考案の要部を分解して示す斜視図、第4図は本考
案に適用した送風機の組付け状況を分解して示す
斜視図、第5図はブロワモータとモータホルダと
の組付け状況の要部を示す拡大断面図、第6図は
送風機の取り外し状況を示す斜視図で、同図aは
車両の屋根側からの取り外し状況を示し、同図b
は車室側からの取り外し状況を示し、第7図a乃
至dは本考案の他の実施例の要部を示す断面図で
ある。 1a……取付基板、3……通孔、4……送風
機、5……下部スクロール、6……上部スクロー
ル、7……透孔、11……クリツプ、14……ブ
ロワモータ、15……ブロワフアン、16……モ
ータホルダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブロワフアンの外径より小径のブロワモータを
    有し、該モータのモータホルダを取付基板に着脱
    可能に取り付けるとともに、上記基板にブロワフ
    アンの外径よりも大径の通孔を形成し、該通孔を
    介しブロワフアンとブロワモータとモータホルダ
    とを取付基板の一方から一体に着脱可能にした送
    風機の取付構造において、ブロワモータの周面に
    モータホルダの上端部と係脱可能な係合部を設
    け、上記モータをモータホルダから分離可能に
    し、ブロワモータを前記取付基板の他方から着脱
    可能にするとともに、ブロワモータをモータホル
    ダから分離して着脱可能にしたことを特徴とする
    送風機の取付構造。
JP1988134528U 1988-10-17 1988-10-17 Expired JPH0357531Y2 (ja)

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JPH0254712U JPH0254712U (ja) 1990-04-20
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5334670U (ja) * 1976-09-01 1978-03-27

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JPS5258405U (ja) * 1975-10-24 1977-04-27

Patent Citations (1)

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JPS5334670U (ja) * 1976-09-01 1978-03-27

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