JPS6228472B2 - - Google Patents

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JPS6228472B2
JPS6228472B2 JP54114414A JP11441479A JPS6228472B2 JP S6228472 B2 JPS6228472 B2 JP S6228472B2 JP 54114414 A JP54114414 A JP 54114414A JP 11441479 A JP11441479 A JP 11441479A JP S6228472 B2 JPS6228472 B2 JP S6228472B2
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Japan
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circuit
performance
signal
note length
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JP54114414A
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Akira Nakada
Eisaku Okamoto
Toshio Sugiura
Kyoshi Yoshida
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Nippon Gakki Co Ltd
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Nippon Gakki Co Ltd
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Priority to GB8028178A priority patent/GB2062341B/en
Priority to US06/183,385 priority patent/US4378720A/en
Priority to DE19803033534 priority patent/DE3033534A1/de
Publication of JPS5638097A publication Critical patent/JPS5638097A/ja
Publication of JPS6228472B2 publication Critical patent/JPS6228472B2/ja
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    • G09B15/00Teaching music
    • G09B15/02Boards or like means for providing an indication of notes
    • G09B15/04Boards or like means for providing an indication of notes with sound emitters
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/0008Associated control or indicating means
    • G10H1/0016Means for indicating which keys, frets or strings are to be actuated, e.g. using lights or leds
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2220/00Input/output interfacing specifically adapted for electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2220/021Indicator, i.e. non-screen output user interfacing, e.g. visual or tactile instrument status or guidance information using lights, LEDs, seven segments displays
    • G10H2220/026Indicator, i.e. non-screen output user interfacing, e.g. visual or tactile instrument status or guidance information using lights, LEDs, seven segments displays associated with a key or other user input device, e.g. key indicator lights
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    • G10H2220/061LED, i.e. using a light-emitting diode as indicator

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、操作すべき鍵をランプ等の表示に
よつて指示して、演奏練習を効果的に実行させる
ようにした電子楽器に関する。
電子楽器において、鍵盤部の鍵をランプ等の表
示によつて指示し、その表示された鍵を追従演奏
操作することによつて、所定の演奏曲の演奏練習
を行なわせることは、従来から考えられている。
例えば、特公昭46―36688号に示されるように、
磁気テープ上に演奏音あるいは先生の指導の音声
情報と共に、鍵盤部における操作すべき鍵を指示
する押鍵情報を、2トラツクあるいは多重化して
記録し、このテープを再生して音声情報をヘツド
ホンで聴取しながら、練習生徒は押鍵情報で指示
された鍵を追従操作するものである。すなわち、
操作された鍵を正確に追従操作することによつ
て、所定の曲の演奏が行なわれるものである。
この場合、この押鍵指示のための音高情報は、
上記磁気テープに限らず、例えば特開昭52―
116327号に示されるように、シート等に記録し、
光学的に読み取るようにすることも考えられてい
る。
しかし、このようなランプ等によつて鍵を指定
表示し、この表示に追従して鍵操作をする鍵盤の
練習手段では、ある特定される曲を演奏するため
に必要な操作鍵を知り、これを正確に操作する練
習は可能であるが、他の伴奏音、リズム音を伴な
つた音楽的感覚を伴なういわゆる音楽教習をする
ことが困難である。
このような音楽的感覚を伴なう練習を行なう手
段として、例えば伴奏音を自動的に発生し、この
伴奏音に対応するメロデイ音を押鍵指定表示で行
なうことが考えられる。しかし、このような押鍵
指定表示にしたがつて鍵盤操作の練習をする初心
者にあつては、表示指示された鍵を速やかに選択
して操作することは実質的に不可能であり、した
がつて伴奏音が発生されていたとしても、この伴
奏音に同期させた鍵の操作をすることができず、
充分な練習効果を上げることはできない。
この発明は上記のような点に鑑みなされたもの
で、ランプ等で表示指定された鍵を、伴奏音等に
対応して操作することを容易にして、音楽的感覚
を伴なつた効果的な鍵盤部の演奏練習が実行でき
るようにする電子楽器を提供しようとするもので
ある。
すなわち、この発明に係る電子楽器は、鍵の操
作変換を区切りとした操作鍵を指示する演奏情報
を符長情報と共に記憶し、この記憶情報をその符
長時間に対応して順次読み出し押鍵指定表示に供
すると共に、この記憶情報に対応した伴奏音を自
動的に発生するようにしてなり、この伴奏音は上
記押鍵表示のタイミングより1符長分遅れて発生
されるように遅延制御したものである。
以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明
する。第1図はその構成を示したもので、演奏情
報を記憶するRAM等でなる記憶装置11を備え
る。この記憶装置11は、図示しない磁気テープ
その他の外部記憶装置からの情報を書き込み記憶
するもので、この外部記憶装置は、例えば楽譜に
対して磁気記録部を形成し、この磁気記録部にそ
の楽譜内容に対応した演奏情報を記録したもの
で、構成すれば効果的であり、例えば電子楽器の
譜面立て部にその楽譜を設定することによつて、
その記録演奏情報が読み出され、記憶装置11に
書き込まれるようにすれば効果的である。
ここで、電子楽器においては、主としてメロデ
イ演奏を行なう上鍵盤(UK)、およびコード和
音等の伴奏音を演奏する下鍵盤(LK)を備える
ものであり、したがつて演奏情報は上鍵盤および
下鍵盤における演奏音高を指定するUK情報およ
びLK情報で構成される。そして、これら演奏情
報は、上あるいは下鍵盤におけるいずれかの鍵
が、押鍵あるいは離鍵の操作変換のある状態で区
切られるセツト情報で構成され、このセツト情報
は、上記UKおよびLK情報の他に、押鍵指示され
た鍵をどの指で操作するかを指示する運指情報、
および区切りを兼ねる符長情報が組み合わされ
る。この符長情報は、上記鍵の操作変換のあるタ
イミングの相互時間間隔に対応する数値情報で構
成されるものであり、これらUK,LK情報、運指
情報、符長情報等でなるセツト情報は、演奏操作
順次にしたがつて直列的に記憶装置11に記憶さ
れている。そして、アドレスカウンタ12からの
アドレス指定に対応して読み出し制御されるもの
で、これら演奏情報の最終セツト情報は、上記各
情報を全て「0」で表現すると共に終了を示す終
了(FINISH)マークで終了されている。
アドレスカウンタ12からのアドレス指定に対
応して記憶装置11から読み出された演奏情報
は、ラツチ記憶回路13,14,15に並列的に
導かれるもので、ラツチ記憶回路13ではUKマ
ーク検出回路16で上記演奏情報からUK情報を
示すUKマークを検出した時にラツチ記憶指令が
与えられ、UK情報をラツチ記憶するようにな
る。ここで、UK情報よりシステムクロツクφ分
遅れてこのUK情報につづき運指情報が存在する
ものとすると、UKマーク検出回路16からの検
出信号をシステムクロツクφで動作されるデイレ
ードフリツプフロツプからなる遅延回路17を介
してラツチ記憶回路14にラツチ指令として供給
する。そして、このラツチ記憶回路14で記憶装
置11から読み出された運指情報をラツチ記憶さ
せる。
ラツチ記憶回路15は、記憶装置11の読み出
し情報からLKマークを検出するLKマーク検出回
路18からの検出信号でラツチされる。このラツ
チ記憶回路15では、記憶装置11から読み出さ
れたLK情報を取りあえず記憶するもので、初段
の記憶回路を構成する。この初段ラツチ記憶回路
15の記憶情報は、次段のラツチ記憶回路19に
供給されるもので、この次段ラツチ記憶回路19
に対しては、前記UKマーク検出回路16からの
検出信号をラツチ指令として供給する。すなわ
ち、記憶装置11から、ラツチ記憶回路13に記
憶されたUK情報につづいて読み出されたLK情報
は初段ラツチ記憶回路15に記憶され、次にUK
情報が読み出された時にその記憶されたLK情報
が次段ラツチ記憶回路19にシフト記憶されるも
のであり、この次段ラツチ記憶回路19には1セ
ツト情報分、すなわち1符長分遅れたLK情報が
ラツチ記憶されるようになる。
記憶装置11からの読み出し情報は、さらに1
ビツトの遅延回路20を介して初段ラツチ記憶回
路21に供給すると共に、符長マーク検出回路2
2で符長マークの読み出しを検出するようにして
なる。この検出回路22からの検出信号は、1ビ
ツトの遅延回路23を介してラツチ記憶回路21
にラツチ指令として供給し、この記憶回路21で
符長情報をラツチ記憶させるようにする。そし
て、この初段ラツチ記憶回路21に記憶された符
長情報は、符長マーク検出回路22の出力でラツ
チ指令の与えられる次段ラツチ記憶回路24に供
給し、初段ラツチ記憶回路21にラツチ指令を与
えた符長マークの次に読み出される符長マークに
対応して、すなわち1符長分遅れた付長情報が次
段ラツチ記憶回路24にラツチ記憶されるように
する。
この次段ラツチ記憶回路24に記憶された符長
情報は、比較情報Aとして比較回路25に供給
し、この比較回路25では、後述するリズム発生
部からのテンポパルスTPを計数する符長カウン
タ26の計数値情報Bと比較し、「A=B」の状
態でイコール信号EQを発生する。
比較回路25からのイコール信号EQは、微分
回路27でシステムクロツクφに同期して立ち上
り微分し、その微分パルス信号は、オア回路28
および29を介してアドレス制御用のフリツプフ
ロツプ回路30にセツト指令として供給する。こ
のフリツプフロツプ回路30は、セツト時にアン
ド回路31にゲート信号を与え、システムクロツ
クφをアドレスカウンタ12にアドレス歩進信号
として供給させるように制御する。このフリツプ
フロツプ回路30は、オア回路32を介して供給
される符長マーク検出回路22からの検出信号に
よつてリセツトされる。
上記オア回路29には、スタートスイツチ33
の投入に対応して発生される微分回路34からの
微分パルスをも供給し、スタート指令と共にフリ
ツプフロツプ回路30をセツトするものであり、
上記微分回路34からの微分パルス信号は、オア
回路35を介してアドレスカウンタ12にリセツ
ト指令として供給し、このカウンタ12を初期設
定する。
すなわち、フリツプフロツプ回路30は、比較
回路25からのイコール信号EQが立ち上つてか
ら、あるいはスタートスイツチ33の投入時から
セツトされ、アドレスカウンタ12をクロツクφ
で歩進し、記憶装置11から1つのセツト情報が
読み出され、区切りの符長情報が読み出された時
に、符長マーク検出回路22の出力でリセツトさ
れ、アドレスカウンタ12の歩進を停止させるも
のである。したがつて、記憶装置11からは、符
長情報で区切られるセツト情報単位で読み出し制
御され、その各セツト情報の読み出しタイミング
は比較回路25からのイコール信号EQ、すなわ
ち次段ラツチ記憶回路24に記憶された符長情報
によつて決定されるようになる。
前記スタートスイツチ33の操作に対応する微
分回路34からの微分パルス信号は、さらにスト
ツプ制御用のフリツプフロツプ回路36にリセツ
ト指令として供給する。フリツプフロツプ回路3
6は、記憶装置11からの読み出し情報の供給さ
れる終了(FINISH)コード検出回路37の検出
信号によつてセツトされるもので、そのセツト時
出力信号は前記オア回路32に供給し、アドレス
制御用のフリツプフロツプ回路30およびオア回
路35を介してアドレスカウンタ12をリセツト
設定するもので、同時に自動リズム制御用フリツ
プフロツプ回路38にリセツト指令として供給す
る。このフリツプフロツプ回路38には、前記オ
ア回路28からの出力信号をアンド回路39を介
してセツト信号として供給されるもので、このア
ンド回路39には、フリツプフロツプ回路36の
セツト時出力信号の供給されるインバータ40か
らの出力信号をゲート信号として供給してなる。
すなわちこのフリツプフロツプ回路38は、リセ
ツト優先の状態に設定される。
前記ラツチ記憶回路13,14でそれぞれ記憶
されたUK情報および運指情報は、それぞれゲー
ト回路41,42に供給する。このゲート回路4
1,42に対しては、微分回路43からの微分パ
ルスをゲート信号として供給するもので、この微
分回路43は例えば5桁のシフトレジスタ43
a、およびこのシフトレジスタ43aの先頭から
4桁の出力の存在を検知する第1の論理和回路4
3b、同じく先頭の1桁を除いた他の4桁の出力
の存在を検知する第2の論理和回路43cでな
り、この第1および第2の論理和回路43b,4
3cからの出力信号を、それぞれゲート回路4
1,42にゲート信号として供給する。そして、
このシフトレジスタ43の先頭桁には、UKマー
ク検出回路16からの検出信号を供給すると共
に、このレジスタ43を例えば128分音符に相当
するテンポパルスTPでシフト制御し、それぞれ
テンポパルス4個の間、ゲート回路41,42の
ゲートを開くようにする。
ここで、運指情報を制御する第2の論理和回路
43cの出力を、第1のそれとに比較して1テン
ポパルス分遅らせるのは、このゲート制御信号が
UKマーク検出信号にもとずき形成されるもので
あるため、瞬間的にでも前の運指情報がラツチ記
憶回路14に残存するおそれがあるからである。
そして、UKマーク検出から4テンポパルスの間
ゲート回路41からUK情報がデコーダ44に供
給され、またこれより1テンポ遅れて運指情報が
ゲート回路42から出力されるようになる。
すなわち、デコーダ44からは、UKマーク検
出時より極く短時間、ラツチ記憶回路13に記憶
されたUK情報をデコードした押鍵指定信号が得
られ、この信号はゲート回路42からの短時間の
運指情報と共にUK(上鍵盤)用の楽音発生部4
5に供給される。
この楽音発生部45は、上鍵盤46を備え、こ
の上鍵盤46に対してはその各鍵に対応する表示
ランプ47a,47b…を有する押鍵指定表示機
構47、および5本の指の形をしたその各指に対
応して表示ランプを設けた運指表示器48を設け
る。そして、押鍵指定表示機構47に、前記デコ
ーダ44からの押鍵指定信号を供給して、前記ラ
ツチ記憶されたUK情報にもとづき操作すべき鍵
を表示指定するようになる。また、ゲート回路4
2からの運指情報は、表示制御回路49に供給し
て運指表示器48を表示制御し、上記表示指定さ
れた鍵を操作すべき指を表示指定するものであ
る。
上記上鍵盤46は、その押鍵操作に伴ないキー
スイツチ回路50を駆動制御し、このキースイツ
チ回路50からは操作鍵音高に対応したキーイン
グ信号を発生し、UK用の楽音形成回路51を制
御して、上記操作鍵に対応した楽音信号を発生す
るようにしてなる。
このような表示押鍵情報より1符長分遅れる次
段ラツチ記憶回路19に記憶されたLK情報は、
ROM等でなるデコーダ52に供給する。ここ
で、LK情報は例えばコード和音を指定する1つ
の根音情報、さらにメジヤ、マイナ、7th等のコ
ード種類を指定する情報で構成され、デコーダ5
2ではその根音に対する例えば2つの従音を、指
定されたコード種類に応じて選定し、3つの音高
情報として出力する。例えば、供給されたLK情
報が、音高Cの根音と、メジヤ指定の内容である
時には、デコーダ52からはメジヤCを根音とす
るコード和音を構成するC,E,Gの3つの高音
信号を出力する。そして、このデコーダ52から
の出力信号は、LK(下鍵盤)用の楽音発生部5
3に供給する。
ここで、デコーダ52には制御スイツチ52a
が設けられ、このスイツチ52aの投入によつて
デコーダ52からの出力信号が得られるようにな
つている。
楽音発生部53は、下鍵盤54およびこの下鍵
盤54の操作で駆動されるキースイツチ回路55
を備え、このキースイツチ回路55からのキーイ
ング信号は、上記デコーダ52からのキーイング
信号と共にオア回路56に供給し、このオア回路
56からの出力キーイング信号でLK用楽音形成
回路57を制御し、コード和音、ベース音等の伴
奏音信号を発生するようにする。この場合、この
楽音形成回路57は自動リズム発生部58からの
リズムパルス信号RPで制御し、コード和音、ベ
ース音等の伴奏音がリズム拍に対応して発生制御
されるようにする。
第2図は、上記伴奏音を発生する楽音形成回路
57の具体的構成例を示したもので、オア回路5
6からのLKキーイング信号は、各音高それぞれ
に対応するラインに供給され、この入力キーイン
グ信号は開閉回路59に供給し、音源回路60か
らの音源信号を入力キーイング信号に対応して開
閉導出する。この場合、前述したように、オア回
路56から得られるキーイング信号は、デコーダ
52からの出力信号に対応して、コード和音構成
音を表現する信号でなり、したがつて開閉回路5
9からは、コード和音を構成する例えば3つの音
源信号が出力される。そして、このコード和音を
構成する音源信号は、音色フイルタ61で音色形
成し、リズムパルスRPでゲート制御されるゲー
ト回路62を介して出力されるものである。
また、入力キーイング信号は1゜、5゜の検出
回路63にも供給される。この検出回路63で
は、コード和音を構成するキーイング信号から、
その根音に相当する1゜の音のキーイング信号、
および5゜上の音のキーイング信号を検出し、こ
の検出キーイング信号で開閉回路64を制御し、
ベース音源回路65から、1゜、5゜のベース音
源信号を導出する。この開閉回路64からの1゜
および5゜のベース音源信号は、それぞれ音色フ
イルタ66a,66bで音色形成してリズムパル
スRPでゲート制御されるゲート回路67a,6
7bに供給する。この場合、ゲート回路67a,
67bは、例えばリズム拍に対応して交互にゲー
ト制御されるようにしてなる。
自動リズム発生部58は、適宜テンポ調節操作
で発振周波数の制御されるテンポ発振器68を備
え、このテンポ発振器68からの発振テンポパル
ス信号TPは前述したように符長カウンタ26に
計数歩進信号として供給すると共に、カウンタ6
9を歩進する。このカウンタ69は、前記フリツ
プフロツプ回路38のセツト時に駆動設定され、
複数桁のバイナリ計数値情報を出力するもので、
このバイナリ計数値情報に対応する順次周期の異
なる複数の信号はパターンメモリ70に供給し、
このメモリ70ではこの信号を適宜組み合わせ、
各リズム種類に対応したリズムパターン信号を形
成する。そして、このパターンメモリ70から
は、リズムセレクタ71におけるリズム選択操作
に対応したリズム種類のリズムパターン信号が出
力され、リズム音源回路72を駆動して、自動リ
ズム演奏のためのリズム音源記憶を発生させ、こ
のリズム音源信号は発音スイツチ58aを介して
出力される。
そして、この自動リズム発生部58からの自動
リズム音源信号は、前記楽音発生部45,53か
らの出力楽音信号と共に、適宜抵抗回路を介して
合成し、スピーカを含むサウンドシステム73に
供給し、演奏音として発音させるものである。
UK用の楽音発生部45のキースイツチ回路5
0からは、上鍵盤46の操作に対応して、押鍵検
知信号AKONが得られ、この信号AKONはアン
ド回路74に供給する。このアンド回路74に
は、前記フリツプフロツプ回路36のセツト時に
セツト制御される、すなわちストツプ制御状態で
セツトされるフリツプフロツプ回路75からのセ
ツト時の信号をゲート信号として供給するもの
で、このアンド回路74からの出力信号は前記オ
ア回路28に供給し、アドレス歩進制御指令とし
て用いる。また、アンド回路74からの出力信号
は、遅延回路76を介してフリツプフロツプ回路
75のリセツト端子に供給する。
すなわち、フリツプフロツプ回路75は、この
電子楽器の停止状態からセツト状態に保たれるも
ので、この状態で上鍵盤46が最初に操作された
時のキーイング信号AKONに対応してアンド回
路74からの出力信号が発生し、その後遅延回路
76の出力でこのフリツプフロツプ回路75は、
ストツプ制御されるまでリセツト状態に保持され
る。
その他、ラツチ記憶回路13,14,15,1
9、さらに符長情報用のラツチ記憶回路21,2
4に対して、初期設定用のイニシヤルクリア信号
ICが供給されるもので、ラツチ記憶回路13,
14,15,16,19は、信号ICでリセツト
され、記憶情報はオール「0」とされる。また、
ラツチ記憶回路21,24にあつては、最大符長
を示すオール「1」に設定される。
第3図は、記憶装置11に記憶される演奏情報
のデータフオーマツトの状態を示すもので、UK
情報、運指情報、LK情報、符長情報が1つのセ
ツト情報とされ、これが順次直列的に配置される
ものである。ここで、LK情報がコード和音を表
現する情報である場合、このLK情報は例えば1
小節に1回変化するのに対して、メロデイを表現
するUK情報は1小節に複数回変化する。したが
つて、順次連続するセツト情報において、UK情
報が変化してもLK情報が変化しない場合があ
り、このような場合にはLK情報を省略するよう
にしてもよい。このようにLK情報を省略した場
合には、新たなセツト情報が読み出されてもLK
マーク検出回路18から検出信号が発生されない
ため、ラツチ記憶回路15には、前のLK情報が
そのまま継続してラツチ保持記憶される。
ここで、UK、運指、LK、符長の各情報は、例
えば8ビツトで構成し、その先頭の2〜3ビツト
でその各情報の趣類を示すマーク情報を構成し、
残り6ビツトで、例えばUK情報の場合には音階
を示すノートコードおよびオクターブコードを構
成し、LK情報の場合はコード種類およびノート
コードを表現する。
また、このデータフオーマツトにおいて最終の
セツト情報は、UK、運指、LK、符長の各情報を
オール「0」で表現すると共に、その後に終了
(FINISH)コードを設定するようにしてなる。
すなわち、上記のように構成される電子楽器に
おいては、まずイニシヤル設定に対応してイニシ
ヤルクリア信号ICを発生し、ラツチ記憶回路1
3,14,15,19をクリアし、符長情報を記
憶するラツチ記憶回路21,22をオール「1」
の状態に設定し、記憶装置11に対して所定の第
3図に示したようなフオーマツトで演奏情報を書
き込み設定する。そして、この状態ではフリツプ
フロツプ回路30がリセツト状態にあり、フリツ
プフロツプ回路36がセツトされていてストツプ
制御信号が発せられており、アドレスカウンタ1
2はリセツトされて初期状態にある。そして、フ
リツプフロツプ回路75はセツトされてアンド回
路74にゲート信号を与えていると共に、フリツ
プフロツプ回路38はリセツトされて、リズム発
生部58のカウンタ69は停止状態にあり、自動
リズム演奏は停止状態にある。この場合、この電
子楽器の図示しないメインスイツチの投入によつ
て、テンポ発振器68は発振状態にある。
このようにイニシヤル設定された状態でスター
トスイツチ33を操作すると、その操作に対応し
て微分回路34から微分パルス信号が発生されて
アドレスカウンタ12をリセツト確認すると共
に、フリツプフロツプ回路30をセツトし、フリ
ツプフロツプ回路36をリセツトして、ストツプ
制御信号を停止させる。
すなわち、フリツプフロツプ回路36からオア
回路32を介して符長カウンタ26およびフリツ
プフロツプ回路30に与えられていたリセツト指
令が停止され、アンド回路31にゲート信号を与
えてクロツクφでアドレスカウンタ12を初期状
態から計数歩進し、このアドレス歩進に対応して
記憶装置11から演奏情報が読み出し出力される
ようになる。そして、記憶装置11の先頭に記憶
されたセツト情報の中のUK情報、運指情報、LK
情報が、それぞれUKマークおよびLKマーク検出
信号に対応して、ラツチ記憶回路13,14,1
5にそれぞれラツチ記憶され、さらに符長マーク
検出より1ビツト遅れて符長情報がラツチ記憶回
路21にラツチ記憶される。この符長マーク検出
回路22からの符長マーク検出信号は、さらにオ
ア回路32を介して符長カウンタ26にリセツト
指令とに供給し、これをリセツト初期設定すると
共に、フリツプフロツプ回路30をリセツトして
アンド回路31のゲートを閉じ、アドレスカウン
タ12の歩進を停止して、記憶装置11からの読
み取りを、符長情報で区切られる1つのセツト情
報出力で停止させる。
すなわち、第4図に示すようにUKデータ(情
報)がU1,U2,…Unと順次存在し、これに
対してLKデータ(情報)がL1〜Lmと存在する
場合、その先頭のデータU1,L1がラツチ記憶
回路13,15にラツチ記憶され、その時の符長
「4分音符長」がラツチ記憶回路21にラツチ記
憶される状態となる。この時、ラツチ記憶回路1
9の内容はオール「0」のリセツト状態にあり、
ラツチ記憶回路24はオール「1」の状態であ
る。
したがつて、この状態ではラツチ記憶回路13
に記憶されたUK情報がゲート回路41に供給さ
れるもので、UKマーク検出回路16でUKマー
クが検出されてから微分回路43で設定される短
時間、そのUK情報がゲート回路41から出力さ
れ、デコーダ44に供給される。すなわち、UK
用楽音発生部の押鍵指定表示機構47がデコーダ
44からの押鍵指示信号によつて短時間表示さ
れ、前記UKデータU1に対応する鍵を表示指定
するものである。同時に、ラツチ記憶回路14に
記憶された運指情報も、微分回路43からのゲー
ト信号によつてゲート回路42から短時間読み出
し出力され、運指表示器48を表示駆動して、上
記指定された鍵を操作すべき指を指示表示する。
この場合、前記したようにラツチ記憶回路19
には記憶情報が存在しないため、LK用楽音発生
部54には演奏情報が供給されず、またフリツプ
フロツプ回路38がまだリセツト状態にあるた
め、自動リズム発生部55は停止状態にあり、自
動的な伴奏音、リズム演奏音は発生されない。
また、符長情報用のラツチ記憶回路24は最大
計数値であるオール「1」を記憶するものである
ため、符長カウンタ26が歩進されても、充分な
時間の間は比較回路25からイコール信号EQが
発生されることがない。
そして、このような状態で演奏練習者が、上記
押鍵指示、運指指示に対応して上鍵盤46を操作
すると、この鍵操作に対応してキースイツチ回路
50が駆動され、その鍵操作に対応したキーイン
グ信号を発生して楽音形成回路51を制御し、楽
音信号を発生してサウンドシステム73から、こ
の鍵操作に伴なう演奏音が発生されるようにな
る。
また同時に、キースイツチ回路50から押鍵検
知信号AKONが発生され、この信号フリツプフ
ロツプ回路75でゲート信号の与えられているア
ンド回路74を介してオア回路28に供給され、
フリツプフロツプ回路30をセツトし、アンド回
路31のゲートを開いてクロツクφでアドレスカ
ウンタ12を計数歩進させる。すなわち、記憶装
置11から次のセツト情報が読み出されるもの
で、第4図に対応して説明すればUKデータU2
に対応する情報が読み出され、このデータU2が
ラツチ記憶回路13にラツチ記憶されるようにな
る。この場合、UKデータU2に対してLKデータ
L1は変化しないので、このセツト情報の中に
LKデータが存在せず、したがつてLKマーク情報
が存在しないため、ラツチ記憶回路15にラツチ
指令が供給されない。したがつて、このラツチ記
憶回路15では先にラツチされたLKデータL1
をラツチ保持している。
また、上記UKデータU2のラツチ記憶に際し
てUKマーク検出回路16から得られた検出信号
は、次段ラツチ記憶回路19にラツチ指令を与
え、ラツチ記憶回路15に記憶されている情報L
1を読み取り記憶する。したがつて、スイツチ5
2aが投入されていれば、デコーダ52からこの
情報L1に相当する和音構成音のキーイング情報
が出力される。そして、楽音発生部53から下鍵
盤に対応する伴奏音の自動演奏のための楽音信号
が発生されるようになる。
前記信号AKONに対応するオア回路28から
の出力信号は、さらにアンド回路39に供給され
る。この時、前記スタート制御と共にフリツプフ
ロツプ回路36がリセツトされているため、イン
バータ40によつてアンド回路39にゲート信号
が与えられているものであり、したがつて、オア
回路28からの出力信号によつてフリツプフロツ
プ回路38はセツトされ、自動リズム発生部58
に対してリズムスタート指令を与えるようにな
り、カウンタ69を駆動して、リズムセレクタ7
1で選定されたリズム種類の自動リズム音源信号
が発生され、スイツチ73を投入設定することに
よつて、このリズム音源信号出力が取り出される
ようになり、前記伴奏音用の楽音発生部に対して
も制御用リズムパルスを供給するようになる。
すなわち、上鍵盤46の押鍵指定表示機構47
においては、スタート指令と共に先頭の演奏情
報、すなわちUKデータU1によつて鍵の指定表
示が行なわれるものであり、練習者がこの表示に
したがつて鍵の操作をした時に、コード和音、ベ
ース音の伴奏音の自動演奏、および自動リズム演
奏がスタートされ、押鍵指示に伴なう上鍵盤46
の演奏練習が自動伴奏を伴なつて開始されるよう
になるものである。そして、この1つ目の鍵の操
作が行なわれると共に、次のUKデータU2がラ
ツチ記憶回路13にラツチ記憶されるものである
ため、このデータU2に対応する押鍵指定表示が
上鍵盤46に対して行なわれ、次の操作鍵を指定
表示するようになる。
尚、上記のようにスタート後の最初の鍵操作が
上鍵盤46で行なわれると、前述したように押鍵
検知信号が発生し、アンド回路74から出力信号
の得られるものであるが、このアンド回路74か
ら出力信号の得られた後は、遅延回路76で小時
間遅れてフリツプフロツプ回路75がリセツトさ
れるためアンド回路74のゲートが閉じられ、以
後の押鍵検知信号AKONは使用されない。
また、上記先頭の押鍵指定表示の場合、上鍵盤
46において鍵の操作がされず、押鍵検知信号
AKONの発生されない時には、テンポパルスTP
を計数する符長カウンタ26の計数値が最大のオ
ール「1」となつた時に比較回路25からイコー
ル信号EQが発生され、上記同様に次のステツプ
に進み、自動伴奏、自動リズムの演奏がスタート
され、次にUKデータU2による押鍵指定表示が
されるようになる。
このようにして記憶装置11から2番目のセツ
ト情報が読み出され、そのLK情報がラツチ記憶
回路15にラツチ記憶される状態で記憶装置11
から区切りとなる2番目の符長情報が読み出され
ると、符長マーク検出回路22からの符長マーク
検出信号によつて、先にラツチ記憶回路21に記
憶された先頭のデータU1に対応する符長情報
(4分音符長)が次段のラツチ記憶回路24にシ
フト記憶され、それより1ビツト分遅れてラツチ
記憶回路21に新たに読み出された2番目のデー
タU2に対応する符長情報がラツチ記憶される。
そして、この符長マーク検出回路22からの検出
信号によつて、符長カウンタ26がリセツトして
初期設定され、またフリツプフロツプ回路30を
リセツトしてアンド回路31のゲートを閉じ、記
憶装置11からの2番目のセツト情報の読み出し
を終了させる。
そして、次に上記ラツチ記憶回路24に記憶さ
れた符長情報と、符長カウンタ26の計数値とが
一致した時に発生する比較回路25からのイコー
ル信号EQによつて、次の記憶装置11からのセ
ツト情報の読み出し制御が行なわれる。
すなわち、記憶装置11からのセツト情報の読
み出しより、そのセツト情報に対応する符長分遅
れて楽音発生部53および自動リズム発生部58
による伴奏音、リズム音の自動演奏音が発生され
るようになるものであり、これよりその符長分先
行して、UK用の楽音発生部45の上鍵盤46に
対して、押鍵指定表示がされるようになるもので
ある。
したがつて、演奏練習者はコード和音、ベース
音、リズム音等の自動伴奏音より、常に1音符長
分先行して押鍵指定表示機構47によつて上鍵盤
46の操作鍵を認知することができ、練習者はそ
の表示より1音符長分遅れて発生する伴奏音によ
つて、それに合わせて、充分な楽音的感覚をもつ
て演奏練習できるものである。
このようにして、演奏練習が進行し、記憶装置
11から最後のセツト情報が読み出されると、こ
の情報は前述したようにUK情報、運指情報、LK
情報、符長情報が全てオール「0」であり、した
がつてこの状態では上鍵盤46に対する押鍵指定
表示は存在しない。そして、ラツチ記憶回路19
においては、その前のセツト情報にもとづくLK
情報が記憶され、その前の押鍵指定表示に対応す
る自動伴奏音を発生しているもので、1音符長分
だけ押鍵表示より遅れた自動伴奏音が得られ、上
鍵盤46における最後の押鍵に対応させられるも
のである。
そして、その後に記憶装置11から終了コード
が読み出され、終了コード検出回路37から検出
信号が発生されるもので、フリツプフロツプ回路
36をセツトする。すなわち、アドレスカウンタ
12はリセツトされて初期状態にもどり、且つフ
リツプフロツプ回路38をリセツト設定して自動
リズム発生部58を停止させ、さらにフリツプフ
ロツプ回路30、符長カウンタ26をリセツト設
定して、この自動伴奏を伴なう演奏練習を終了す
るものである。
上記実施例では、LK情報、符長情報を、それ
ぞれ2段にしたラツチ記憶回路によつてシフト記
憶し、LK情報、符長情報による自動伴奏をUK情
報による押鍵指定表示より1音符長分遅れて行な
わせるように、特に記憶装置11からの読み出し
情報の処理段階において制御した。しかし、これ
は記憶装置11に対する演奏情報の書き込み過
程、特に記憶装置11におけるデータフオーマツ
ト上で制御することもできる。
例えば、第5図に示すように先頭のセツト情報
にあつては、UK情報および運指情報のみで構成
し、符長情報を含まない区切りコードによつて区
切る。そして、2番目以降のセツト情報は、その
前のセツト情報のUK情報に対応するLK情報およ
び符長情報を含んで構成するもので、常に自動伴
奏音を表示するLK情報および符長情報がUK情報
に対して1セツト情報分遅れ存在するように設定
すればよい。これは外部記憶装置から記憶装置1
1に演奏情報を移行する時に、実施例の場合と同
様にLK情報、符長情報を、セツト情報1つ分遅
らせて記憶装置11に書き込み情報として導けば
よいものである。
そして、このようなデータフオーマツトの演奏
情報を用いた場合には、コンピユータ制御によつ
ても容易に実施できるものである。第6図はその
構成を示したもので、外部記憶装置77からの演
奏情報は、インタフエース78を介してコモンバ
ス9に結合する。このコモンバス79にはCPU
80、データメモリ81、和音データメモリ8
2、ワーキングメモリ83、プログラムメモリ8
4が結合され、さらにインタフエース85,86
を介して、コントロールスイツチ群87,88が
結合されている。そして、このコモンバス79に
UKデータレジスタ89、運指データレジスタ9
0、LKデータレジスタ91、リズム部制御レジ
スタ92、AKONレジスタ93からなるインタ
フエース94が設けられ、楽音発生部45,5
3、自動リズム発生部58との間で情報を交換す
るようにしている。その他第1図と同一構成部分
は、同一符号を付している。
ここで、コントロールスイツチ87は、音高、
音符長、UK、LK等の演奏情報を、外部記憶装置
77から選択し、データメモリ81に対して書き
込むための指令選択制御を行なう。またコントロ
ールスイツチ群88は、各種モードを指定制御す
ると共に、スタート制御を行ない、データメモリ
81から順次情報を読み出し、自動演奏等を実行
させる指令を発する。
第7図はワーキングメモリ83の内容を示した
もので、NEXTレジスタ群(Nレジスタと称す
る)およびEXHIBITレジスタ群(Eレジスタと
称する)を有し、それぞれ音符長に相当する長
さ、UK、運指、LK、そして同じ音高の音符が連
続した場合に、その音符毎に音を区切るブレー
ク、さらに終了のFINISHの各情報を記憶する同
一の構成でなる。また、LK情報に対応してコー
ド和音を構成する根音および2つの従音のキーイ
ング信号LK1〜LK3も記憶している。その他、
ポインタレジスタPo、音符長カウンタRLGC、テ
ンポカウンタTC1、運指用カウンタINSC,
NEXT DISPレジスタ等の制御レジスタ群も備え
ている。
第8図は上記のように構成される電子楽器の動
作を説明するフローチヤートであつて、スタート
後のイニシヤルセツトでワーキングメモリ83内
のNレジスタ群およびEレジスタ群をクリアし、
ポインタレジスタPoをデータ先頭番地にセツト
する。同時に、音符長カウンタ、テンポカウン
タ、運指用カウンタもクリアし、NEXT DISPレ
ジスタにコントロールスイツチ群88の情報を取
り込む。そして、ロードデータ(RD DATA)で
Nレジスタ群の内容をEレジスタ群に全て転送す
る。この場合、初期状態では、上記レジスタ群の
記憶情報は全て「0」である。また、この状態で
ポインタレジスタPoが先頭番地を指定している
ので、データメモリ81から先頭のセツト情報が
読み出され、Nレジスタ群に転送記憶させる。そ
して、このNレジスタ群内のLKデータにもとづ
き、和音データメモリ82から和音構成音のキー
コード信号を導出し、Nレジスタ群においてキー
イング信号LK1〜LK3とに記憶する。
このような状態で、NEXT DISPレジスタによ
つてモード制御を行ない、前実施例のような動作
を行なわせるモードの時にはNレジスタ群から
UKデータを出力させ、押鍵指定表示させて上鍵
盤における押鍵検知AKONを待期する状態とな
る。
そして、信号AKONの発生に対応するCPU8
0からの指令でプログラムリードデータ(RD
DATA)が実行され、Nレジスタ群の内容がE
レジスタ群にシフトされ、このシフト伝送終了毎
にCPU80からの命令でポインタレジスタPoを
歩進し、データメモリ80から新しいデータをN
レジスタ群に取り込むようになる。この場合、新
しいデータメモリからの読み取りデータにLKデ
ータの存在しない時には、それ以前のLKデータ
を保存している。また、ブレークデータの存在し
ない場合は、ブレークデータを記憶するレジスタ
部をクリアする。
このようにEレジスタ群に先頭のデータが伝送
され、コードロードが行なわれた状態でリズム出
力レジスタをスタートさせ、自動伴奏演奏を開始
させるようになる。以後、FINISHコードが存在
しない限り、NEXT DISPレジスタでモード判別
し、そのyesの状態すなわち、押鍵指示表示を先
行させる場合には、Nレジスタ群からUK情報、
運指情報を出力し、他のモードの場合にはEレジ
スタ群からUK情報、運指情報を出力し、表示制
御すると共に、和音キーイング信号LK1〜LK3
を出力して自動伴奏音演奏がされるようにする。
そして、これが音符長情報に対応するLENGTH
で繰り返され、FINISHコードが検出されるまで
継続し、FINISHコードが検出されたならば、出
力レジスタ群をクリアしストツプ制御される。
以上のようにこの発明によれば、操作すべき鍵
をランプ等で指示表示した後、これより1音符長
分遅れて自動伴奏音が発生するものであり、練習
者はその表示によつて操作鍵を確認した後、伴奏
音に合わせて鍵操作がされるようになるものであ
る。したがつて、非常に音楽的感覚を伴なつた演
奏練習が実行されるものである。特に、実施例の
ように、押鍵指定表示を短時間行なうようにした
場合、練習者は単に表示された鍵を追従するのみ
でなく、楽譜等に対応する判断をも伴なつて、伴
奏音、リズム音に合わせて練習することができ、
鍵盤練習の効果を向上させるために大きな効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る電子楽器を
説明する構成図、第2図は上記実施例における伴
奏音用の楽音発生部の例を示す図、第3図は同じ
く使用されるデータフオーマツトの例を示す図、
第4図はその動作を説明する情報の読み出し記憶
状態を示す図、第5図はデータフオーマツトの他
の例を示す図、第6図はこの発明の他の実施例を
示す図、第7図はこの実施例のワーキングメモリ
の内容を説明する図、第8図は同じくフローチヤ
ートを示す図である。 11……記憶装置、12……アドレスカウン
タ、13〜15,19,21,24……ラツチ記
憶回路、16,18,22……マーク検出回路、
25……比較回路、26……符長カウンタ、4
1,42……ゲート回路、43……微分回路、4
4……デコーダ、45,53……楽音発生部、5
2……デコーダ、58……自動リズム発生部、7
3……サウンドシステム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 演奏操作する鍵盤と、この鍵盤の演奏操作に
    対応した楽音信号を発生する楽音形成回路と、演
    奏情報を記憶する記憶装置と、上記鍵盤の各鍵そ
    れぞれに対応した表示器を備えた押鍵指示表示機
    構と、上記記憶装置から符長で表現される時間単
    位で演奏情報を読み出す手段と、この手段で読み
    出された演奏情報に基づき上記押鍵指示表示機構
    を表示制御する手段と、上記記憶装置から読み出
    された演奏情報を上記符長に相当する時間遅延さ
    せる遅延手段と、この遅延手段を介して得られた
    演奏情報に対応した演奏音を発生する自動演奏音
    発生手段とを具備し、この自動演奏音より1符長
    分先行して押鍵指示表示がされるようにしたこと
    を特徴とする電子楽器。 2 上記記憶装置に、押鍵指示表示の演奏情報と
    共に、自動演奏のための演奏情報をも組み合せ記
    憶して、これを自動演奏音発生制御に用いるよう
    にしてなり、上記量演奏情報は1符長分異ならせ
    て読み取られるようにした特許請求の範囲第1項
    記載の電子楽器。 3 上記自動演奏音発生手段は自動リズム演奏装
    置で構成され、押鍵表示のために読み出された演
    奏情報より1符長分遅れてスタート制御されるよ
    うにした特許請求の範囲第1項記載の電子楽器。 4 上記押鍵指示表示機構に供給される表示制御
    信号は、演奏情報の読み取り立ち上がりに対応し
    て、短時間発生し、短時間表示をするようにした
    特許請求の範囲第1項記載の電子楽器。
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