JPS62282213A - ギフト券の厚み検知方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は商品贈答用のギフト券を識別する方法に関す
るものである。

［従来の技術］ 第３図にギフト券の外観を示す。図において、１はギフ
ト券、２はギフト券の種類、金額１発行日その他のデー
タ信号が記録されているデータ信号帯、３はストローブ
信号が記録されているストローブ信号帯である。データ
信号、ストローブ信号は磁性インクなどで記入され、説
明の便宜上明示しであるが実際はその上に模様などが描
かれて信号帯そのものは隠蔽されている。４は信号帯に
設けられた白抜き部で、ギフト券の厚み検出のために利
用される。しはギフト券の長さである。

ギフト券の識別は通常紙幣識別機またはそれと類似の識
別機によって行われ、前述したデータ信号、ストローブ
信号によるデータ内容の検出の他、ギフト券の寸法、厚
みなども検出されて識別の対称とされる。各種の検出の
ために各種センサが使用され、識別機に内臓しているマ
イクロプロセッサなどがセンサ出力から識別判断を行っ
ていた。

第４図に紙幣・ギフト券識別機５の外観を、第５図に識
別機内のセンサの配置を示す。第４図において５Ａはギ
フト券挿入口であり、第５図においシし て６，７はギフト券挿入を検知する挿入検知センサで例
えばフォトセンサで構成されている。８は厚み検知セン
サで発光素子と受光素子を組合せたフォトセンサで構成
されている。９．ＩＯはそれぞれデータ信号、ストロー
ブ信号を検知するデータ検出センサで磁気ヘッドなどの
磁気センサが用いられる。ｌは厚み検知センサと磁気セ
ンサの間隔である。矢印は挿入方向を示す。挿入された
ギフト券１は第６図に示すように搬送通路１１内を搬送
ヘルド１２によって搬送される。１３は搬送ベルトを駆
動するモータ、１４はモータ１３の軸に取付けられたタ
コジェネレータである。８Ａ　、　８Ｂはそれぞれフォ
トセンサを構成する発光素子および受光素子である。ギ
フト券１は第７図（Ａ）　、　（Ｂ）　、　（Ｃ）　　
に示すように心動する。第７図（Ｃン　の位置に券が８
動すると、ギフト券の厚み検知用部分４を利用して厚み
検知を行っていた。そしてこの時、厚み検知用部分が厚
みセンサ８の位置と一致するまで、ギフト券が移動した
かどうかの検知は搬送モータ１３の軸に取りつけられた
タコジェネレータ１４のパルス数を計算して位置制御を
行っていた。第８図（Δ）。

（Ｂ）　、　（Ｃ１は厚み検知の状態を示す図で、同図
（八）に示すタコジェネレータのパルス数で制御された
位置で厚み検知センサ８の出力が検出される。同図（Ｂ
）はギフト券が１枚挿入された時、同図（Ｂ）はギフト
券が２枚挿入された時の厚み検知センサの検出レベルを
示す。しかし、ギフト券は券を作るときの裁断誤差や紙
で作られているために発生する券の伸縮や、厚み検知用
部分４を作る場合の隠蔽の誤差が大きく、位置制御の誤
差もあるので、ギフト券の後端で厚み検知を行うのが非
常に困難であった。

［発明が解決しようとする問題点コ 本発明は上述した従来の欠点を除去し、確実にギフト券
の厚みを検知する方法を提供することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ このような目的を達成するために、本発明のギフ）・券
の厚み検知方法はストローブ信号が記録されているスト
ローブ信号帯と、データ信号が記録されているデータ信
号帯と厚みを検出するための厚み検知用部分とを有する
ギフト券の厚み検知方法において、厚み検知用部分の位
置をストローブ信号帯およびデータ信号帯のいずれかに
記録されている信号に基づいて決定して、厚みを検知す
ることを特徴とする。

［作　用］ 本発明によれば、ギフト券の厚み検知用部分の位置検知
をしていたのを、ギフト券に記録されているデータを基
準に位置検出を行うようにしたことにより厚み検知用部
分の位置検出精度が向上し、確実に２枚検知が達成でき
る。

［実施例］ る。

第１図（Ａ）　、　（Ｂ）に実施例を示す。同図（Ａ）
は側断面図、同図（Ｂ）は厚み検知用部分４と信号帯２
（３）に記録されているデータの位置関係を示すための
平面図である。図において１５はデータ検出センサ９（
１０）との間に磁気カードを挟むローラである。データ
信号帯２．ストローブ信号帯３には、定められた間隔で
データ信号、ストローブ信号が記録され、ストローブ信
号の各ビットに対応する位置のデータ信号の有無で必要
とするデータを記録している。従ってギフト券１が移動
して厚み検出用部分４の縁が丁度厚み検知センサ８（８
Ａ、８Ｂ）と一致した位置に達した時までにデータ検出
センサ９または１０によって読取られたストローブ信号
（またはデータ信号）の数は一定している。また厚み検
知用部分４の移動方向の長さ分に記録されているストロ
ーブ信号の数も一定している。今図示のように、第５０
番目のデータを読取った時に、厚みセンサかちょうど隠
蔽の部分から検知田岨へｊ＋為へ店、−トレナスレ　Ｍ
仝のンふ１でｌ÷　Ｑ１番目から５４番目のデータを読
取っている時、厚みセンサから得られる出力を検出すれ
ばよい。

そして、通常厚みセンサとデータ検出センサとの距ｌｉ
！ｔ２は、ギフト券の全長りに比べ、非常に小さく設計
されており、通常Ｌ　＝　１５０ｍＩｎ、　１　＝　１
２．５ｍ＋ｎである。

従来、ギフト券の長さに対する伸縮率又は裁断誤差が±
１％程度あるためギフト券の全長としては、１５０±１
．５ｍｍ程度の範囲となっていた。

タコジェネレータを用いて、白抜きの部分（幅は４ｍｎ
＋程度）の位置を検出する場合、ギフト券の終端位置と
タコジェネレータのパルス数は、ギフト券の搬送のすへ
り等もあるので常に一致するものではなく、また上述の
ような裁断誤差があるのために紙幣の先端からの間隔が
長い位置にある領域を検出する場合には、誤差が約±１
．５１１１［１１と大きくなってしまう。本発明の場合
は、ギフト券に記録されているデータを用いることに加
えて、相対間隔ｋに対するギフト券の伸縮率又は裁断誤
差上１％が問題となるだけであるので、その誤差は、±
０．１２５ｍｍとなり格段に寸法精度が向上する。

以上のような識別判断は、識別機に内臓されているマイ
クロプロセッサの処理装置（ＣＰＵ）によって行われる
。なおマイクロプロセッサは必要なデータが予め書き込
まれているＲＡＭ　（書込み可能メモリ）や、プログラ
ムが格納されているＲＯＭ　（読出し専用メモリ）を備
えている。

ＣＰＵの動作の概略を第２図に示す。

ギフト券が挿入口５Ａから挿入され、挿入検知センサ６
．７によって検知されると、ギフト券は搬送用ベルトに
よって移送され、データ検出センサ９、ｌＯによってデ
ータが読み取られる。読取られた信号の５１番目から５
４番目の間に厚みの検出が行われ、ギフト券が１枚であ
るかどうかが判定され、２枚であれば返却される。１枚
であれば読取データの判定が行われる。データの読取り
９判定は通常の手順に従って行われる。

［発明の効果］ この発明によれは、従来タコジェネレータを用いて、ギ
フト券の厚み検知用部分の位置検知をしていたのを、ギ
フト券に記録されているデータを基準に位置検出を行う
ようにしたことにより厚み検知用部分の位置検出精度が
向上し、確実に２枚検知が達成できる効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）　、　ＣＢ）は本発明の厚み検出方法を説
明するための側断面図および平面図、 第２図は本発明の詳細な説明するフローチャート、 第３図はギフト券の信号帯を示す外観図、第４図はギフ
ト券識別機の斜視図、 第５図は識別機内のセンサの配置図、 第６図は従来の厚み検知方法を説明するための移送機構
部の断面図、 第７図ＦＡ）　、　（Ｂ）　、　（（：）はそれぞれギ
フト券の移動状況を説明する平面図、 第８図（Ａ）　、　（Ｂ）　、　（Ｃ）は従来の厚み検
知方法を説明するための図であって同図（Ａ）はタコジ
ェネレータの信号波形図、同図（Ｂ）はギフト券が１枚
の時および同図（Ｃ）はギフト券が２枚の時のそれぞれ
厚み検知センサの出力波形を示ず図である。 １・・・ギフト券、 ２・・・データ信号帯、 ３・・・ストローブ信号帯、 ４・・・厚み検知用部分、 ６．７・・・挿入検知センサ、 ８・・・厚み検知センサ、 ９、ｌＯ・・・データ検出センサ、 １４・・・タコジェネレータ。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ストローブ信号が記録されているストローブ信号帯と、
   データ信号が記録されているデータ信号帯と厚みを検出
   するための厚み検知用部分とを有するギフト券の厚み検
   知方法において、前記厚み検知用部分の位置を前記スト
   ローブ信号帯および前記データ信号帯のいずれかに記録
   されている信号に基づいて決定して、厚みを検知するこ
   とを特徴とするギフト券の厚み検知方法。