JPS5886677A - 紙幣真偽判別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金融機関等で用いられる自動預金機、入出金自
動取引装置、自動両替機等に用いられる紙幣真偽判別方
式に関するものである。

従来、紙幣上の磁気を検出する方法としては紙幣をある
特定の・母ターンで磁化し、それを磁気ヘッド等で読み
取る方式が用しられてきた。しかし、この方法では、紙
幣の表裏いずれにも磁気を含んだ印刷模様がある上、紙
幣の磁気成分の強さが極めて不均一であるため、検出面
に磁気印刷部分がない場合でもその裏面に磁気印刷部分
があると「磁気あシ」という出力信号を出してしまう危
険性があるので、厳密にいって正確な鑑定をなし得なか
った。

本発明は、このような欠点を解決するため、紙幣搬送行
程において、紙幣を所定パターンで磁化する？イトヘッ
ドとこの磁、気印刷部分を読み取るリードヘッドから成
る磁気センサを備えるほかに、一般に紙幣上の印刷模様
で磁気を含んだ印刷は凹版印刷されておるのが普通で、
これに赤外光又は近赤外光を照射するとこれらの光線を
吸収するが、凹版印刷以外の部分は磁気を含まないので
、赤外光又は近赤外光を反射するという特性を利用して
、これらの光線を発、光する発４素子とそ９受光素子を
含む光学センサを設け、磁気パターン出力と光学反射出
力とがともにあったときのみ、すなわち、磁気パターン
出力信号を入力するアンド回路に光学反射出力信号をデ
ート信号として磁気・ぞターン出力を有効ならしめ、紙
幣上の磁気印刷部分゛を検出している面以外の面の磁気
印刷を誤って検出することを防止する方法を提供するも
のである。以下本発明の実施例を図面にそって詳細に説
明する。

第１図は本発明の一実施例である紙幣検出装置の構造を
示すもので、同図（４）は側面図′で、１は紙幣、２は
これを搬送するベルト、３゛は搬送ドラム、４．２はそ
れぞれ紙幣の表裏面上の磁気印刷部分に特定の・リーン
を磁化するためのライトヘッド、５．８は紙幣上の磁気
印刷模様を光学的反射によシ検出する発光、受光素子を
含んだ光学センサ、６．９はライトヘッド４，７によっ
て磁化された紙幣の表裏面上の磁気を検出するリードヘ
ッドである。なお、同図（Ｂ）は搬送ベルト２を展開し
てライトヘッド、リードヘッドおよび光学センサの配置
関係を示しである。

次に本発明の動作について説明する。

第２図は本発明の実施例である紙幣検出装置の□回路図
を示したものである。いま、ライトヘッド４または７に
よって磁気印刷された部分に特定のツクターンＡが磁化
された紙幣が、リードヘッド６または９によって磁気検
知されて、リードアンプ１０によって増幅されたあと、
このアナログ波形出力Ｂは磁気出力ピーク検出回路１ノ
によって磁気ヘッド読出し波形のレベルの大きさに無関
係に１デジタル波形のピーク検出回路出力Ｃに変換され
る。一方光学センサ５又は８によりて紙幣上の印刷模様
に赤外光又は近赤外光を照射し、これを受光素子によシ
検出した後これを光学アンプ１２によって増幅された光
学反射波形、Ｄは予め設定された所定゛のスライスレベ
ル１３によって所定レベル以上の光学出力が得られた部
分を検出するコン・ぞレータ１４によってデジタル出力
として光学反射出力Ｅが得られる。この光学反射出力Ｅ
は光学センサ５，８とリードヘッド６．９との物理的な
距離と紙幣１の搬送速度によって決定される時間的な補
正を行った後、真に磁気印刷されているｏＪ能性のある
磁気出力有効ダート信号Ｆとしてアンド回路１５に入力
される。このアンド回路１５には前記ピーク検出回路１
１からの出力Ｃである磁気検出信号が入力されており、
これら両信号Ｃ’、！：Ｆのアンド出力Ｇが正しい磁気
出力となり、マイクロプロセッサなどから成る制御回路
１６に入力褥れ、紙幣の真偽が判別される。第３図は上
記回路中の要部の波形を示すタイムチャー−である。な
お、本実施例では光学セ／すの光源に赤外光又は近赤外
光を使用した場合について説明したが、白色光源に特定
のフィルタを使用した。Ｔ視光によっても実施可能であ
る。

以上説明したように、本発明の実施例によれば、紙幣上
に磁気印刷された模様が赤外光又は近赤外光の反射によ
シ特定の反応を示す性質を利用して真に磁気印刷された
部分だけを有効出力としているため、検出面と反対側の
面の磁気印刷された磁気出力による誤った判断を下すこ
とが、なく、極めて高精度の紙幣の真偽判別手段を実現
することができる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構造図、第２図はその回路
譜、第３図はそ°の回路要部の波形を示すタイムチャー
トである。 １・・・紙幣、２・・・紙幣搬送ベルト、３・・・搬送
ドラム、４，７・・・ライトヘッド、５，８・・・光学
センサ、６．９・・・リードヘッド、１０・・・リード
アンプ、１ノ・・・磁気出力ピーク検出回路、ノ２・・
・光学アンプ、１３・・・スライスレベル、１４・・・
コンツヤレーク、ノ５・・・アンド回路、１６・・・制
御回路。 ′１゛ｊ許出願人沖電気上互株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 搬送される紙幣の印刷模様に所定・ぐターンを磁化する
   ライトヘッドとその磁気パターンを検出するリードヘッ
   ドから成る磁気センサを備えた紙幣の真偽を判別する紙
   幣検出装置において、発光素子と紙幣からの反射光を受
   光する受光素子を含む光学センサを設け、上記磁気セン
   サの読出し信号をデジタル化した磁気・リーン出力信号
   をアンド回路に入力せしめ、前記光学センサによる光学
   反射出力を所定レベルにスライスした光学反射出力信号
   を前記アンド回路のダート信号とすることによ・シ紙幣
   上の磁気・リーン出力を有効と判定することを特徴とす
   る紙幣真偽判別方式・