JPS62281819A - 包接物 - Google Patents

包接物

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Publication number
JPS62281819A
JPS62281819A JP61124272A JP12427286A JPS62281819A JP S62281819 A JPS62281819 A JP S62281819A JP 61124272 A JP61124272 A JP 61124272A JP 12427286 A JP12427286 A JP 12427286A JP S62281819 A JPS62281819 A JP S62281819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cyclodextrin
crude drug
alkyl
herb medicine
surfactant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61124272A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Murata
昌一 村田
Kenji Hara
健次 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP61124272A priority Critical patent/JPS62281819A/ja
Publication of JPS62281819A publication Critical patent/JPS62281819A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/38Cutting-off equipment for sprues or ingates

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は生薬あるいは漢方薬の有効成分がサイクロデキ
ストリン若しくはその誘導体に包接されている包接物に
関する。
〔従来の技術〕
生薬あるいは漢方薬は元来用時に煎じて調製、飲用され
るものであるが、現在では煎じる手間を省く為に煎剤の
代替として、抽出物をエキス化したり、抽出物を乾燥し
て散剤、顆粒剤、錠剤としたものが用いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、これらのエキス剤、散剤、顆粒4、錠剤は、煎
剤そのものとは成分を異にしている場合が多い。生薬あ
るいは漢方薬は、その複数成分が総合的に寄与し合って
効果を発現するものであり、煎剤と、エキス剤、散剤、
′@粒剤、錠剤の成分組成が異なっていることは好まし
い現状とは言い難い。
煎剤とエキス剤、散剤、顆粒剤、錠剤との間で成分組成
が異なっている原因の1つは、各成分の抽出率の差異と
、易揮発性成分の抽出時の逃散にあると推定されるが、
その対策は困難であった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは斯かる現状に鑑み、生薬あるいは漢方薬の
有効成分を損失なく含有する製剤を開発すべく鋭意研究
した結果、生薬あるいは漢方薬の抽出工程においてサイ
クロデキストリン若しくはその誘導体および界面活性剤
を共存させることばよって、生薬あるいは漢方薬の有効
成分が損失なくサイクロデキストリン若しくはその誘導
体に包接されることを見い出し、本発明を完成した。
すなわち本発明はサイクロデキストリン若しくはその誘
導体および界面活性剤の存在下に抽出操作を行うことに
よって得られる、サイクロデキストリン若しくはその誘
導体に生薬ちるいは漢方薬の有効成分が包接されている
包接物を提供するものである。
本発明で言う生薬とは薬用にする目的で、植物、動物、
鉱物の全体または一部を採集し、乾燥あるいは簡単な処
理を行ない、必要に応じて使用できる様に調製したもの
を言い、具体的には、原色和漢薬図鑑(難波恒雄著・保
育社)等に記載されているものを指す。
生薬のうち特に揮発性の成分を多く含む当帰、用萬、白
花、を活、柴胡、真木、小曲香等のセリ科植物、不芥、
延命草、冨香、涙量、薄荷、紫蘇子等のンソ科植物、牛
勢子、菊花、背高、イi蘭、蒼旗、木香、大薊、又葉等
のキク科植物、郁季仁、月季花1.【糺1吐花等のパラ
科植物、呉莱徒、蜀淑、陳皮、育成、枳実、降香、仏手
柑等のミカン科植物、高良姿、白豆愈、草香、縮砂姿黄
等のショウガ科植物、辛夷、厚朴、五味子等のモクレン
科植物、豆貝娶、烏薬、桂皮等のクスノキ科植物、金銀
花、蘇木等のマメ科植物、海風藤、キ撥等のコシヨウ科
植物、五加皮等のウコギ科植物、q麦等のナデシコ科植
′物、漢防己等のツヅラフジ科植物、沢瀉等のオモダカ
科植物、麻黄等のマオウ科植物、麻子仁専のアサ科植物
、細辛等のウマノスズクサ科植物、重薬等のドクダミ科
植物が含まれる。
また本発明でいう漢方薬とは、I15寒論、金UE要路
に記載されているように、数種の生薬を証を目標とする
処方に従って配合し、主として煎削、時には散剤・丸剤
として用いられるもので、例えば、安中敗、葛根湯、加
味逍遥敗、桂枝扶令丸、柴胡桂枝湯、十全大補湯、当帰
荀薬敗、人診湯、へ味丸等が挙げられるが、これらに限
定されるべきものではない。またこれらの中でも特に前
述の揮発性成分を多く含む生薬特に蒼ボ、陳皮、降香、
枳実を配合する漢方薬が適している。
また本発明で用いる界面活性剤としては次に示すような
界面活性剤が挙げられる。
LL)  平均炭素数10ないし20のアルキル基又は
アルケニル基全有するアルキルまたはアルケニル硫酸塩
(2)平均10〜24の炭素原子を1分子中に有する飽
和または不飽和脂肪酸塩。
(3)平均10〜20のアルキル基又はアルケニル基を
有し、1分子中に平均0.5〜8モルのエチレンオキサ
イド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、エ
チレンオキサイドとプロピレンオキサイドが0.1 /
 9.9〜9.9 / 0.1の比であるいはエチレン
オキサイドとブチレンオキサイドが0.1 / 9.9
〜9.970.1の比で付加したアルキル又はアルケニ
ルエーテルカルボン酸。
(4)  炭素数8〜24のアシル基、および遊離カル
ボン酸残基?有するN−アシルアミノ酸型界面活性剤。
(5)  炭素数8〜24のアルキル約又はアルケニル
基を有するリン酸モノ又はジエステル型界面活性剤。
(6)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニ
ル基を有し、1〜20モルのエチレンオキサイドを付加
し次ポリオキシエチレンアルキル又ハアルケニルエーテ
ル。
(力 平均炭素数6〜12のアルキル基を有し、1〜2
0モルのエチレンオキサイドを付加したポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル。
(8)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニ
ル基を有し、1〜20モルのプロピレンオキサイドを付
加したポリオキ7プロピレンアルー?A4Hフルケニル
エーテル。
(9)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニ
ル基を有し、1〜20モルのブチレンオキサイドを付刀
口したポリオキシフ゛チレンアルキル又ハアルケニルエ
ーテル。
U■ 平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニ
ル基を有し、総和で1〜30モルのエチレンオキサイド
とプロピレンオキサイドあるいはエチレンオキサイドと
ブチレンオキサイドを付加した非イオン性活性4j(エ
チレンオキサイドとグロビレンオキサイド又はブチレン
オキサイドとの比は0.1 / 9.9〜9.970.
1)。
(6) 炭素数10〜20の長鎖アシノシ基を有する高
級脂肪酸アルカノールアミド又はそのアルキレンオキサ
イド付加物。
(2)平均炭素数10〜20の脂肪酸とショ糖から成る
ショ糖脂肪酸エステル。
α3 平均炭素数10〜20の脂肪酸とグリセリンから
成る脂肪酸グリセリン七ノエステル。
α4 炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基
を有するアルキルアミンオキサイド。
(至) 高級アルキルアミノ酸であるラウリルアミノプ
ロピオン酸等のアミノ酸型両性活性剤。
(ト) リン酸エステルを有するベタインであるレシチ
ン等のベメイン型両性活性剤。
これらの界面活性剤のうち、特にアルキル硫酸塩、アル
キルエーテルカルボン酸、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル、ショ糖UN 肪filエステル、レシチン等
が好ましい。
本発明で用いるサイクロデキストリンとしてはα−サイ
クロデキストリン、β−サイクロデキストリン、γ−サ
イクロデキストリンまたはδ−サイクロデキストリンが
挙げられ、サイクロデキストリン誘導体としては、次式
CI) (式中、nは6〜9の数を示し、3n@のAのうち少な
くとも1個はメチル基を示し、残余は水素原子を示す) で表わされるメチル化サイクロデキストリンが挙げられ
る。
式(1)中、nが6のものをメチル化α−サイクロデキ
ストリン、nが7のものをメチル化β−ブイクロデキス
トリン、nが8のものをメチル化r−サイクロデキスト
リン、nが9のものをメチル化δ−サイクロデキストリ
ンと称する。これらはいずれも包接化合物形成性を示す
こnらのメチル化サイクロデキストリンは、対応するサ
イクロデキストリンをメチル化することによって製造さ
れる。例えばサイクロデキストリンをジメチル硫酸等の
メチル化剤を用いて常法に従ってメチル化した場合、グ
ルコース残基の水酸基が6位、2位、3位の順序でメチ
ル化された混合物が潜られる。
これらのメチル化サイクロデキストリンのうち、n =
 7のメチル化β−サイクロデキストリンが好ましく、
就中、エーテル置換度が8〜11のものを50重4%以
上含有し、重着平均エーテル置換度が8.0〜11.0
であるメチル化β−サイクロデキストリンが特に好まし
い。ここでエーテル置換度とは、β−サイクロデキスト
リン−分子当たり導入されたメチル基の数の平均を示し
、異なるエーテル置換度を有するメチル化党β−サイク
ロデキスlンを2種以上有する混合物では各エーテル置
換度と各成分の重1%より重量平均エーテル置換度が算
出される。
本発明の包接物は、生薬あるいは漢方系の有効成分を抽
出するにあたって、抽出溶媒以外にサイクロデキストリ
ン若しくはその誘導体及び界面活性剤の存在下に抽出操
作を行うことにより製造される。
抽出溶媒としては、冷水、温水、熱水等が挙げられ、抽
出操作は常法に従って行なわれる。
抽出時におけるサイクロデキストリン若しくはその誘導
体及び界面活性剤の添JJO量は、生薬あるいは漢方薬
10重瞳部に対してサイクロデキストリン類0.5重量
部以上、好ましくは1〜30重量部、界面活性剤は0.
1〜20重量部、好ましくは2〜10重量部で:J))
、残余は5〜50重縫倍の水が好ましい。
サイクロデキストリン若しくはその誘導体及び界面活性
剤の最終色接吻中の濃度はサイクロデキストリン類10
〜60重量%、好ましくは20〜40重機チ、界面活性
剤は10〜50重着%、好ましくは10〜30重睦チで
ある。
〔発明の効果〕
本発明の包接物は、生薬あるいは1美方薬の有効成分を
損失なく含有し、これを投与すればその薬効を充分に発
蓮させることができる。
〔実施例〕
次に実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例1 (1)古文−it、(ホンパオケラ; A、 1anc
ea A、 P。
de Candolle )の乾燥根茎を細かく切断後
、乳ばちでさらに細かく粉砕した。この粉砕乾燥蒼装根
茎100fに対して、20?のメチル化β−サイクロデ
キストリン(t%度9)及び14(D 7 Jl/ キ
ルx −テ/l/ 力/I/ ホンp CC,2)L、
、(QC氏CH,)20CH,、CH,、C0OH(但
し、炭素数、EO付加モル数は平均値)〕を12の精製
水に溶解させた溶液を添加し、最終的に500m/!に
なるまで蒸留した。得られた留液から濾過により侵食を
除去し、メチル化β−サイクロデキストl)ンの古文蒼
瀧有効成分包接吻121を得た。
+2+  +1+で得られた包接物51にタカアミラー
ゼ100m9’(添刀口し、メチル化β−サイクロデキ
スl−IJンを加水分解させ、包接した有効成分を遊離
させた。この留液を分液ロートに、移し、同量のエーテ
ルを添加後撮とう混和させ、精油成分を抽出した。
得られたエーテル層を分取し、無水硫酸ナトリウム10
?を添加し充分脱水後、エーテルを水浴上で留去した。
エーテル留去後に得られた精油成分は5 mlのエタノ
ールに溶解させ、精油成分含有溶液とした。対照として
、メチル化β−サイクロデキストIJンのみ添加の系、
メチル化β−サイクロデキストリン及び界面活性剤を添
加しない系で同様の操作を行って精油成分含有溶液とし
た。精油成分はガスクロマトグラフィーにより蒼恨の主
精油成分であるヒンゼンー、71/ (hinseso
l )及びβ−オイデスモール(β−eudesmol
 )の定量をすることにより、両者の抽出法の比較を行
った。
ガスクC1’?トゲラフはSi 1icon AN−6
00充てんカラムを用いた。なお定量用の標準ヒンゼソ
ール及びβ−オイデスモールはシリカゲルG−60、展
開溶剤ヘキサン;クロロホルム:酢酸エチル(7:2:
1)による薄層クロマトグラフィーにより単離、精製し
た。
表1にヒンゼンールとβ−オイデスモールの定量値を示
した。
表  1 表1より本発明包接物は生薬あるいは漢方薬の有効成分
を無添加2よびメチル化β−サイクロデキストIJンの
み添加の場合に比べ損失なく金石することが確認された
以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、サイクロデキストリン若しくはその誘導体および界
    面活性剤の存在下に抽出操作を行うことによつて得られ
    る、サイクロデキストリン若しくはその誘導体に生薬あ
    るいは漢方薬の有効成分が包接されている包接物。
JP61124272A 1986-05-29 1986-05-29 包接物 Pending JPS62281819A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61124272A JPS62281819A (ja) 1986-05-29 1986-05-29 包接物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61124272A JPS62281819A (ja) 1986-05-29 1986-05-29 包接物

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JPS62281819A true JPS62281819A (ja) 1987-12-07

Family

ID=14881229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61124272A Pending JPS62281819A (ja) 1986-05-29 1986-05-29 包接物

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JP (1) JPS62281819A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0441438A (ja) * 1990-06-05 1992-02-12 Shinichi Cho 包接化合物を含む製品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0441438A (ja) * 1990-06-05 1992-02-12 Shinichi Cho 包接化合物を含む製品

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