JPS62278939A - 刺身用味付鮭肉の加工法 - Google Patents

刺身用味付鮭肉の加工法

Info

Publication number
JPS62278939A
JPS62278939A JP61120763A JP12076386A JPS62278939A JP S62278939 A JPS62278939 A JP S62278939A JP 61120763 A JP61120763 A JP 61120763A JP 12076386 A JP12076386 A JP 12076386A JP S62278939 A JPS62278939 A JP S62278939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meat
salmon
calcium phosphate
aqueous solution
sashimi
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61120763A
Other languages
English (en)
Inventor
Shizuo Sato
静男 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP61120763A priority Critical patent/JPS62278939A/ja
Publication of JPS62278939A publication Critical patent/JPS62278939A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 この発明は、鮭肉を加工して刺身に適した味付鮭肉とす
る加工法に関する。
〔従来の技術〕
従来より鮭は、食品材料としてまた調理用素材として広
範囲に使用され、また昆布はだし昆布や昆布巻きなど多
方面にわたって使用されている。
鮭を食する方法としては、加熱して食する他燻製などが
一般的であるが、生身に近い状態で食するのはルイベな
と限られた範囲にとどまっている。
これは、生身の鮭には体内にアニサキスという寄生虫が
おり、焼(、煮るあるいは燻する以外は冷凍殺菌しなが
ら凍らして食べるルイベが一般的な料理法となっている
つまり、今までの鮭料理は生身の味と肉の色を楽しめな
い。
〔発明の目的〕
そこで本発明は、鮭を生身で刺身として食することがで
きる新たな刺身用味付鮭肉を提供することを目的とする
〔発明の、構成〕
本発明は、 イ)鮭肉を第3リン酸カルシウム0.1〜1%水溶液に
常温にて10〜30時間浸した後、適当な大きさに切る
第一工程。
ロ)昆布を第3リン酸カルシウム0.2〜0.3%水溶
液に常温にて10〜30分間浸す第2工程。
ハ)上記工程を経た処理済みの鮭肉を処理した昆布で巻
き包み、真空包装して冷凍する第3工程。
以上の各工程より成ることを特徴とするものである。
以下その詳細について説明する。
原料となる鮭の魚体は、まず開腹して内臓部分、骨及び
頭部を切除して水洗し、水切りをする。
次にこの水切りした鮭の魚体を予め調整した第3リン酸
カルシウム01〜1%水溶液に常温にて10〜30時間
浸漬する。浸漬した後、引上げて適当な大きさに切断す
る。この浸漬することにより、食した時の生臭み(生身
のいやな臭い)が消えて良好な食感が得られる。
昆布は水洗した後、第3リン酸カルシウム02〜03%
水溶液に常温にて10〜30分間浸漬する。
浸漬した鮭肉及び昆布を取り出して、昆布で鮭肉を巻き
包み、真空包装して冷凍保存するのであるが、この巻き
包むことによって、昆布の旨味が鮭肉に浸透し、また第
3リン酸カルシウム水溶液に浸すことによって特有の甘
味が現われ刺身に適した鮭肉となるものである。
本発明の第一工程及び第二工程で使用する第3リン酸カ
ルシウムは、純度の高いもの(90%以上)が望ましく
、使用する昆布は乾燥した状態のものが良好な結果が得
られる。
また、昆布は適宜所望の大きさに切断して用いても良く
、巻き包んでから糸などで縛っても良い。
食する場合は、解凍後に昆布を除去して鮭肉を一般の刺
身用魚肉と同様に食するものである。
〔実施例〕
次に実施の一例を示す。
生鮮な鮭10尾を精選し、その魚体から内臓、骨及び頭
部を切除し、三枚におろして水洗した後水切りをした。
この鮭肉を予め調整した第3リン酸カルシウム05%水
溶液に常温にて20時間浸漬し、同様に干昆布を適当量
刑に準備した第3リン酸カルシウム03%水溶液に常温
で20分間浸漬した。
浸漬後の鮭肉及び昆布を取り出し、各々適当な大きさに
切断した後に、昆布で鮭肉を巻き包み真空包装して冷凍
した。
次K、冷凍処理した鮭肉を冷凍庫から取り出し、包装を
解いて解凍し、これを刺身と同様の方法にて食したとこ
ろ良好なる食感を得た。
以上のように、本発明は鮭肉の新たなる食品を提供する
ものであり、従来より食品として別個に用いられていた
鮭肉と昆布を第3リン酸カルシウムの作用で親和させ、
昆布の旨味な鮭肉へ浸透させることにより、刺身として
充分食用に適する鮭肉を得ることができるものである。
なお、必要に応じて適当量のグルタミン酸ナトリウムそ
の他の化学調味料を添加しても良く、第3リン酸カルシ
ウム水溶液の濃度、浸漬時間を変えることにより所望の
食感を得ることが可能となるものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 イ)鮭肉を第3リン酸カルシウム0.1〜1%水溶液に
    常温にて10〜30時間浸した後、適当な大きさに切る
    第一工程。 ロ)昆布を第3リン酸カルシウム0.2〜0.3%水溶
    液に常温にて10〜30分間浸す第2工程。 ハ)上記工程を経た処理済みの鮭肉を処理した昆布で巻
    き包み、真空包装して冷凍する第 3工程。 以上の工程から成る刺身用味付鮭肉の加工法。
JP61120763A 1986-05-26 1986-05-26 刺身用味付鮭肉の加工法 Pending JPS62278939A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61120763A JPS62278939A (ja) 1986-05-26 1986-05-26 刺身用味付鮭肉の加工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61120763A JPS62278939A (ja) 1986-05-26 1986-05-26 刺身用味付鮭肉の加工法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62278939A true JPS62278939A (ja) 1987-12-03

Family

ID=14794390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61120763A Pending JPS62278939A (ja) 1986-05-26 1986-05-26 刺身用味付鮭肉の加工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62278939A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63232180A (ja) * 1987-03-18 1988-09-28 有限会社 山本食品研究所 魚の真空包装方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63232180A (ja) * 1987-03-18 1988-09-28 有限会社 山本食品研究所 魚の真空包装方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20190084655A (ko) 냉동참치의 해동 및 숙성방법
JPS6158151B2 (ja)
KR101895203B1 (ko) 볏짚을 이용한 생선회 숙성 방법 및 그 숙성 방법에 의한 생선회
JPS62278939A (ja) 刺身用味付鮭肉の加工法
KR102126725B1 (ko) 냉동참치 해동용 염수 및 이를 이용한 냉동참치 숙성방법
JP2007020537A (ja) 姿寿司の保存方法
KR20130037211A (ko) 사슴육포와 그 제조방법
JPH05316936A (ja) 魚乾製品の製造方法
JPH0423946A (ja) 鮭食品の製造方法
JPS6236644B2 (ja)
KR100435851B1 (ko) 어류분란 훈연소시지의 제조방법
JP2675580B2 (ja) 魚肉ソフト燻製品の製造方法
JPS63214138A (ja) 燻製明太子の製造法
JP2008237156A (ja) 鯖のフィレ燻製品の製造方法
CN106071949A (zh) 速冻水蒸鸡的生产方法
JPH05244860A (ja) 保存食品の製造方法
JPH0322945A (ja) 鮪生ハム風味くん製品の製造方法
JPH0799935A (ja) 食肉加工品及びその製造法
JPH0260304B2 (ja)
JPS59224648A (ja) 魚肉の燻製品を製造する方法
JPH0518B2 (ja)
JPS59210854A (ja) 珍味食品の製造方法
JPS62658B2 (ja)
KR20190116759A (ko) 새우 볶음밥 및 이의 제조 방법
SU1489681A1 (ru) Способ приготовления консервов из копченой рыбы