JPS62276264A - 燃料噴射ポンプの溢流用電磁弁及び噴射量調節方法 - Google Patents

燃料噴射ポンプの溢流用電磁弁及び噴射量調節方法

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JPS62276264A
JPS62276264A JP11996186A JP11996186A JPS62276264A JP S62276264 A JPS62276264 A JP S62276264A JP 11996186 A JP11996186 A JP 11996186A JP 11996186 A JP11996186 A JP 11996186A JP S62276264 A JPS62276264 A JP S62276264A
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fuel
magnetic field
overflow
solenoid
fuel injection
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JP11996186A
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Inventor
Takio Tani
谷 太喜男
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M59/00Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
    • F02M59/44Details, components parts, or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M59/02 - F02M59/42; Pumps having transducers, e.g. to measure displacement of pump rack or piston
    • F02M59/46Valves
    • F02M59/466Electrically operated valves, e.g. using electromagnetic or piezoelectric operating means

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  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 几咀Ω旦旬 [産業上の利用分野J 本発明は燃料噴射ポンプに用いられる燃料噴射量決定の
ための溢流用電磁弁に関し、更に、燃料噴射ポンプの燃
料の噴射量を該溢流用電磁弁により調節する方法に間す
る。
[従来の技術] 近年、排ガス規制に対応する。ため、ディーゼルエンジ
ンに対しても、正確で安定した燃料の噴射量・噴射時期
が求められている。特に、EGR(排ガス再循環装置)
付きのエンジンにて排ガス対策をする場金、従来よりも
正確で安定した噴射量がエンジン負荷の全域で要求され
ている。
上記指令に対して、各燃料噴射ポンプ毎の燃料噴射量が
不正確となる原因の一つとして、燃料噴射ポンプの燃料
噴射量を決定する溢流用電磁弁の作動上のばらつきがあ
る。従来、この点について、正確な燃料噴射量を実現す
るため、上記溢流用電磁弁毎の応答性のばらつきを、制
御信号の遅延時間を設けることにより、吸収する技術(
特開昭60−981 /16号)がある。
又、溢流用の電磁弁の応答性ばかりではなく、動作自体
のばらつきも、噴射量に影響する。これに対するものと
して、スプリングへの荷重をねじR構により、調節する
ものが提案されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、動作自体のばらつきの要因として、弁体に付勢
力を与えるスプリングの荷重以外に、■電磁弁の弁体に
かかる燃料圧、■上記弁体に駆動力を与えるソレノイド
の吸引力、が存在する。
これらの要因の内、■電磁弁の弁体にかかる燃料圧は、
高負荷域にて支配的となり、■上記弁体に駆動力を与え
るソレノイドの吸引力は、低負荷域にて支配的となる。
これらの要因の一方、特に燃料圧は上記スプリングの荷
重のみの調整で可能であるが、両者を上記スプリングの
荷重のみの調整、即ち、弁体への付勢力のみで解決する
のは、極めて困難であった。
九哩例藷滅 そこで、本発明は、上記問題点を解決することを目的と
し、次のような構成を採用した。
[問題点を解決するための手段」 即ち、第1発明は、 エンジンの回転により、燃料を圧縮して、該燃料の圧力
を上昇させ、該燃料をエンジン中で噴射させるとともに
、燃料の溢流により、燃料の圧力を低下させて噴射を終
了させることで、燃料の噴射量を決定する燃料噴射ポン
プに用いられる溢流用電磁弁において、 通電制御により発生する磁場により、磁性体を有する弁
体を駆動させ、開閉動1ヤを行わせるソレノイドと、 該弁体に付勢するスプリングと、 該スプリングの付勢力を調整する付勢調整手段と、 上記ソレノイドに発生する磁場の上記弁体に対する強度
を調節する磁場調節手段と、 を備えたことを特徴とする溢流用電磁弁を、要旨とし、 第2発明は、 エンジンの回転により、燃料を圧縮して、該燃料の圧力
を上昇させ、該燃料をエンジン中で噴射させるとともに
、燃料の溢流により、燃料の圧力を低ドさせて噴射を終
了させることで、噴射される燃料の量を決定する燃料噴
射ポンプに用いられ、通電制御により発生する磁場によ
り、磁性体を有する弁体を駆動させ、開閉動作を行わせ
るソレノイドと、 該弁体に付勢するスプリングと、 該スプリングの付勢力を調整する付勢調整手段と、 上記ソレノイドに発生する磁場の上記弁体に対する強度
を調節する磁場調節手段と、 を備えた溢流用電磁弁による燃料の噴射量調節方法であ
って、 上記燃料噴射ポンプの駆動状態をエンジンの低負荷又は
中負荷状態に設定して、その燃料の噴射量が低負荷又は
中負荷状態用に予定する所定の噴射量となるように、上
記磁場調節手段にて調節するとともに、 上記燃f−1噴射ポンプの駆動状態をエンジンの高負荷
状態に設定して、その燃料の噴射量が高負荷状態用に予
定する所定の噴射量となるように、上記付勢調節手段に
て調節することを特徴とする噴射量調節方法を、要旨と
するものである。
[作用] 第1発明の溢流用電磁弁に設けられたスプリングの弁体
に対する付勢力を付勢、力i[E手段により、調節すれ
ば、燃料圧を制御できる。即ち、弁体へのけ勢力の増減
により、弁体にかかる燃料の圧力も対応して増減するこ
ととなる。
磁場調節手段により、弁体に対する磁場の強度を調節す
れば、ソレノイドの吸引力が制御できる。
即ち、弁体の移動加速度等の移動型要因を制御できる。
第2発明の噴射量調節方法は、予め設定した燃料噴射ポ
ンプの所定負荷での燃fl噴射旦に、実際の噴射量が一
致するように、負荷領域に応じて電磁弁の各調節手段を
調節する。即ち、エンジンの低負荷又は中負荷状態に該
当する場合は、磁場調節手段にて調節し、エンジンの高
負荷状態に該当する場合には、付勢調節手段にて調節す
る。こうして負荷の全域について、精密な噴射量が実現
する。
次に、本発明の詳細な説明する1本発明はこれらに限ら
れ2.ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲の種々
の態様のものが含まれる。
し実施例] 第1図に第1発明の一実施例の電磁弁が用いられている
燃料噴射ポンプ1の概略構成を示す。
本燃料噴射ポンプ1は、ボッシュタイプの分配型燃料噴
射ポンプをベースとする電磁スピル調量方式燃料噴射ポ
ンプである。該燃料噴射ポンプ1は、駆動軸2により、
図示しないエンジンに連動し、ベーン式フィードポンプ
3を回転させている。
ベーン式フィードポンプ3は、吸入口4から図示しない
燃料タンク内の燃料をフィルタを介してAより、導入し
、この燃料を加圧してレギュレートバルブ5の設定する
圧力に調圧したのち、燃料噴射ポンプ1内に形成した燃
料室6へ供給する。
上記駆動軸2はカップリング7を介してプランジャ8を
駆動する。このカップリング7はプランジャ8を回転方
向へは一体的に回転させるが、プランジャ8が軸方向へ
往復運動する場合にはこの軸方向移動を自由に許す、上
記7ランジヤ8にはフェイスカム9が一体的に設けられ
ている。フェイスカムっけスプリング10によりカムロ
ーラ11に押し付けられており、これらフェイスカムつ
とカムローラ11との慴接により、これらのフェイスカ
ム9のカム山がカムローラ11に乗り上げるとプランジ
ャ8が往復動される。1ランジヤ8は1回転中に、図示
しないエンジンの気筒数に応じた回数(ここでは4回)
だけ往復動される。
プランジャ8は燃料噴射ポンプ1に取り付けられたヘッ
ド12に摺動自在にかつ精密に嵌合されており、このヘ
ッド12とプランジャ8の端面とでボン1室13を形成
している。プランジャ8の端部周面には吸入溝14が形
成されており、プランジャ8の吸入行程中に、即ち、第
1図の図示左方への移動中にこれら吸入溝14のうち一
つが、ヘッド12に設けた図示しない吸入ボー1へに連
通ずると、前記燃料室6からポンプ室13に燃料を吸入
する。またプランジャ8の圧縮行程中、つまり第1図の
図示右方への移動中に、ポンプ室13内で加圧された燃
料は、連通路19、分配ボート16を通じて噴射通路1
7へ圧送され、吐出弁18を介して、Bから、図示しな
い噴射弁によりエンジンの燃焼室へ噴射される。
上記ボン7室13には電磁弁スピル式の燃料調量機構(
電磁弁)20が接続されている。すなわちポンプ室13
は溢流通路21.22により燃料室6に連通されており
、上記溢流通路21は電磁弁23により開閉される。電
磁弁23は、ニードル弁24をソレノイド25によって
作動させるもので、このソレノイド25に通電するとニ
ードル弁24がリフトされてポンプ室13が溢流通路2
1.22を介して燃料室6に開放される。したがってプ
ランジャ8の圧縮行程中に電磁弁23を作動させるとポ
ンプ室13内で加圧されている燃料が溢流通路21.2
2を介して低圧側の燃料室6へ逃されるから、前記噴射
通路17側へは送られなくなり、燃料の噴射が停止され
る。このことによりエンジン側に供給すべき燃料噴射量
を制御する。尚、燃1!′l室6へ溢流した燃料の一部
は、Cより図示しない燃料タンクへ還流する。
上記電磁弁23への通電開始タイミングは、マイクロコ
ンピュータ等を備えた電子制御回路26によって行われ
る。
前述のカムローラ11はローラリング27に保持されて
いる。このローラリング27は燃料噴射時期m6tll
横(タイマー>30によって作動される。燃料噴射時)
V1調整機構30はタイマビス)・ン31を備え、この
タイマピストン31の一端面には前記燃料室6の燃料圧
力が11?用する。燃料室6の燃料圧力はエンジン回転
速度の二分の−1つまり、フィードポンプ3の回転速度
に応じて変化する。タイマピストン31の一端面に上記
燃料室6の燃料圧力が作用すると、このタイマピストン
31は曲面に作用するスプリング32の力に抗して第1
図の左方へ移動される。このようなタイマピストン31
の往復動はビン33を介してローラリング27にイ云え
られる。第1図ではタイマピストン31を実際の鳩舎と
は直交する姿勢で示してあり、実際はタイマピストン3
1の軸線が紙面と直交する方向に向いて取り付けられる
ものである。
したがってタイマピストン31の往復動はローラリング
27を、駆動軸2を中心として回動変位させる。このた
め、カムローラ11とフェイスカム9とが相対的に周方
向へ変位するので、フェイスカム9のカム山がカムロー
ラ11に乗り上げるタイミングがずれ、駆動軸2に対す
るプランジャ8の往復運動の位相が変化する。この結果
、分配ボート16と噴射通路17との連通タイミングが
変わるので、燃料噴射時期が自動的に調整される。
上記ローラリング27には例えば電磁ピックアップ式、
ホール素子式あるいは光学的角度検出式等のタイミング
検出器35が取り付けられており、これに対して駆動軸
2にはパルサ36が固定されている。駆動軸2の回転に
よりパルサ36に形成した突起37の一つが上記タイミ
ング検出器35を横切ると、このタイミング検出器35
が信号を発生する。この信−号は前記電子制御装置26
へ送られる。電子制御装置20ではこのタイミング検出
器35からの出力信〜号を受けると、この信号を基準信
号として所定時間後に、電磁弁23へその作動を指令す
る電力信号を出す。
上記タイマー30の作動によりローラリング27が回動
されると、タイミング砿出器35もローラリング27と
同じ位相だけ回動される。したがって燃料噴射時期が調
整された場合に、電子制御装置26へ送る基準信号も同
じ位相だけずれるので、電磁弁23の作動時期が変わり
、プランジャ8の往復タイミングのずれ分だけ溢流時期
も変化するから噴射量に変化を及ぼさないようになって
いる。
電子制御回路26はエンジンの運転状態を検出するため
に種々のセンサ、例えばアクセルペダル40の位置(踏
み込みjt)を検出するアクセルへダルセンサ41やエ
ンジンの回転角を検出する図示しない回転数センサ、あ
るいは吸気温センサ等が接続されるとともに、前述のタ
イミング検出器35の出力がつながれており、パルサ3
6と組み合わされて、前述のごとく燃料噴射ポンプ1の
フェイスカム9の回転位相に応じたパルス信号を検出す
るよう構成されている。又、電子制御回路26は燃料調
蓋機構20に対して、予め設定された、あるいは各種条
件から算出した時間の経過後に、接続された前記電磁弁
23のソレノイド25を励磁する電力信号を出力して、
その開閉を行う。
次に第1発明の一実施例である上記燃料調量機構20の
詳細を第2図を参照しつつ説明する。
磁性体からなるハウジング51には、円筒状のスプール
シート部材53が内接しており、該スプールシー)・部
材53の先端はスプールシー1一部53aが形成されて
いる。該スプールシート部53aには中央に燃料の通路
孔53bが開口しており、更に、スプールシート部材5
3の円筒状の周壁を貫通して、通路53cが貫通してい
る。上記通路孔53b及び通路53cは各々上記溢流通
路21又は溢流通路22に連通ずるもので、これにより
両温流通路21.22同士の連通・遮断が燃料調量Wf
lI20にてなすことができる。尚、通路54及び前記
ヘッド12に設けられた通路22aはハウジング51内
の燃料の圧力調整用であり、燃料室6内の圧力と同一に
している。
上記スプールシート部材53には、一端に閉止4j 5
5 aを有する円筒状のスプール55が摺動自在に内接
している。上記閉止端55aの中央には貫通孔55bを
有している0通常、スプール55はスプリング55cに
より上記スプールシート部53aの方向に付勢されてい
るので、閉止端55aがスプールシート部53aに密着
し、上記溢流通路21.22同士を閉止している。スプ
ール55の内部には、該スプール55が摺動可能に、一
端に閉止端57aを有する円筒状のニードルシーI・5
7が設けられている。該ニードルシート57は、上記ハ
ウジング51に固定されている。更に、上記ニードルシ
ート57には、丸棒状のニードル弁24が摺動自在に内
接されている。該ニードル弁24は、テーパ状先端部2
4aを有し、上記ニードルシート57の閉止端57aに
接することにより、該閉止端57aの貫通孔57bを閉
塞する。
ニードル弁24の曲端には磁性部材24bが固着され、
該磁性部材24bは、ハウジング51内に設けられてい
るソレノイド25の中心空間25a内に配置されている
ハウジング51の端面51aには、該端面51aに螺合
する磁性体のスライド・ビン63が設けられ、詠スライ
ドビン63はその軸に対して回転させることにより、ハ
ウジング51に対し人出自在である。
更に、該スライドビン63は、中央に螺刻孔63aを有
する。該螺刻孔63aには、ねじ状のアジャストビン6
5が螺合する。アジャストビン65はその軸に対して回
転させることにより、スライドビン63に対し人出自在
である。
上記ニードルシー1−57の段部57cとニードル弁9
.4の係止突片24cとの間には、スプリング67が配
設され、ニードル弁24をニードルシー1−57から抜
く方向へ付勢している。また、上記アジャストビン65
とニードル弁24の磁性部材24bとの間には、スプリ
ング69が配設され、ニードル弁24をニードルシー)
・57に挿入する方向へ付勢している。上記スプリング
67及びスプリング6つのバランスによりニードル弁2
4のニードルシート57への圧力が決定され、ニードル
弁24に対する燃料圧力も決定する。
本燃料調量機構20は、ソレツイド25へ電子制御回路
26から電力信号が出力されると、磁性部材24bに対
して、ソレノイド25内部への吸引力が―き、ニードル
シート57の貫通孔57bを開放する。このことにより
、スプール55とニードルシート57との間の空隙部7
1の圧力が一瞬低下し、スプールシート53とスプール
55との空隙部73の圧力の方が窩くなり、スプール5
5がスプールシート53から離れる。このことにより、
上記通路孔53bと通路53cとが連通し、上記両温流
通路21.22同士が連通ずることにより、燃料の圧力
が低下し、燃料の噴射が停止する。
上記スライドビン63を挿入すると、スライドビン63
と磁性部材24F)との間の間隙lが小となるので、初
期の磁力の影響が大きく、応答速度が速くなる。一方、
上記スライドビン63を抜くと、間隙lが大となるので
、初期の磁力の影響が小さく、応答速度が遅くなる。こ
うして、応答性が、調整できる。
上記アジャストビン65を挿・入するとスプリング69
の荷重が増加し、開弁時、上記ニードル弁24にかかる
燃料圧が高くなる。一方、上記アジャストビン65を抜
くとスプリング6つの荷重が減少し、開弁時、上記ニー
ドル弁24にかかる燃料圧が低くなる。即ち、例えば、
前記ポンプ室13により発生する燃料圧が窩いと、ニー
ドル弁24は早期に開弁じ、逆に低いと、ニードル弁2
4は遅延して開弁する。そのため、アジャストビン65
にて荷重の調整をすれば、各燃料噴射ポンプのポンプ室
13から生ずる燃料圧力にあわせて、開弁時期や開弁過
渡応答性を調整できる。
次に、第2発明の一実施例である噴射量調整方法を第3
図を参照しつつ説明する。第3図は噴射量調整の作業行
程を示すフローチャートである。
まず、各種ディーゼルエンジンの榮件が設定できる測定
装でに、調整しようとする燃料噴射ポンプlを取り付け
る。該測定装置はディーゼルエンジンの燃料噴射ポンプ
の調整用として既に公知である。
次に、第3図のフローチャートに示すごとく、ステップ
100にて燃料噴射ポンプ1の駆動軸2の回転及び燃料
噴射時期調整機′M(タイマー)30による噴射時期を
低又は中負荷の値に設定する。
次に、ステップ110にて吐出弁18を介して図示しな
い噴射弁から噴射される燃料の量を測定する9次にステ
ップ120にて該測定された噴射蓋が適量か否かが検査
される。即ち、負荷の状態(13i1えば、アクセルへ
ダルセンサ41の出力値及びエンジン回転速度)に応じ
て予め設定されている目標燃料噴射量に一致しているか
否かが、検査される。ここで一致していなければ、ステ
ップ130にてスライドビン63の回転にて該スライド
ビン63の挿入量を調節する。この調節により、ニード
ル弁24の磁性部材24bと、磁気回路の一部を構成す
るスライドビン63との距離が変わり、磁気の影響が変
化する0次に、ステップ110にて再度、噴射量を測定
し、ステップ120で検査する。一致していなければ再
度ステップ130にてスライドビン63の調節を行う、
これを繰り返し、ステップ120で一致すると判断され
れば、低又は中負荷にて噴射量に影響するソレノイド2
5の吸引力が正確に調整されることになる。
次に、ステップ140にて、駆動軸2の回転及び噴射時
期を高負荷の値に設定する6 次に、ステップ150にて噴射弁から噴射される燃料の
撤を測定する0次にステップ160にて、負荷の状態に
応じて予め設定されている目標燃料噴射量に一致してい
るか否かが、検査される。ここで一致していなければ、
ステップ170にて、スライドビン63を固定して、ア
ジャストビン65のみの回転にて該アジャストビンン6
5の挿入量を調節する。この調節により、ニードル弁2
4をニードルシート57方向へ付勢しているスプリング
69へのR重が変わる0次に、ステップ150にて再度
、噴射量を測定し、ステップ160で検査する。一致し
ていなければ再度ステップ170にてアジャストビン6
5の調節を行う、これと繰り返し、ステップ160で一
致すると判断されれば、高負荷にて噴射量に影響するニ
ードル弁24にかかる燃料の圧力のみが正確に調整され
ることとなる。
高負荷領域と低又は中負荷領域との調整は、上記と逆の
順序で行ってもよい。
このように、貰負荷領域の燃料噴射量と低又は中負荷領
域の噴射量とを相互に独立に調整できる。
このため、全負背域で燃料噴射量を精密にコントロール
できるエンジンが実現でき、黒煙発生や、出力不足等を
広い運転条件で防止できる。
又、燃f−4噴射ポンプlの組み立て時に特別に精密な
調整をしなくても、燃料噴射ポンプ1t!−エンジンに
組み付けた後に、スライドビン63及びアジャストビン
65の回転のみで、エンジン機差やその他の影響を考慮
して、最も多くの誤差を吸収した精密な調整を、容易に
、実施することができる。
良班例激基 第1発明は、燃料噴射ポンプに用いられる溢流用電磁弁
に、 弁体に付勢するスプリングの付勢力を調整する付勢調整
手段と、ソレノイドに発生する磁場の上記弁体にχ・t
する強度を調節する磁場調節手段と、を備えていること
により、スプリングの付勢力と磁場の強度と3別々に調
整でき、負荷域に応じた燃料噴射量が独立して調整可能
となる。
第2発明は、燃料噴射ポンプの駆動状態をエンジンの低
負荷又は中負荷状態に設定して、その燃料噴射量が低負
荷又は中負荷状態用に予定する所定の噴射量となるよう
に、上記磁場調節手段にて調節するとともに、 上記燃料噴射ポンプの駆動状態をエンジンの高負荷状態
に設定して、その燃料吐出量が高負荷状態用に予定する
所定の吐出量となるように、上記付勢調節手段にて調節
しているため、運転条件に応じた燃料噴射量が全負荷域
で精密に調整できる。
黒煙の防止や出力不足防止が同時に、かつ容易に解決で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明の一実施例の電磁弁の用いられでいる
燃料噴射ポンプの概略構成説明図、第2図は該実施例と
しての電磁弁の端部図、第3図は第2発明の一実施例の
工程を示すフローヂャートを表す。 1・・・・・・燃料噴射ポンプ 20・・・・・・燃料調量機構 21・・・・・・・・溢流通路 22・・・・・・・・溢流通路 23・・・・・・・・・電磁弁 24・・・・・・・ニードル弁 24b・・・・・・・磁性部材 25・・・・・・・ソレノイド 26・・・・・・電子制御回路 111・・アクセルペダルセンサ 53・・・スプールシート部材 53a・・・スプールシー1・部 55・・・・・・・・スプール 57・・・・・ニードルシート 63・・・・・・スライドビン 63a・・・・・・・・螺刻孔 65・・・・・アジャストビン 67・・・・・・・スプリング 69・・・・・・・スプリング

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1エンジンの回転により、燃料を圧縮して、該燃料の圧
    力を上昇させ、該燃料をエンジン中で噴射させるととも
    に、燃料の溢流により、燃料の圧力を低下させて噴射を
    終了させることで、燃料の噴射量を決定する燃料噴射ポ
    ンプに用いられる溢流用電磁弁において、 通電制御により発生する磁場により、磁性体を有する弁
    体を駆動させ、開閉動作を行わせるソレノイドと、 該弁体に付勢するスプリングと、 該スプリングの付勢力を調整する付勢調整手段と、 上記ソレノイドに発生する磁場の上記弁体に対する強度
    を調節する磁場調節手段と、 を備えたことを特徴とする溢流用電磁弁。 2付勢調節手段が、ねじの回転量によりスプリングの圧
    縮量を調節する機構からなる特許請求の範囲第1項に記
    載の溢流用電磁弁。 3磁場調節手段が、ねじの回転量により磁気回路の一部
    と弁体の磁性体との距離を調節する機構からなる特許請
    求の範囲第1項又は第2項に記載の溢流用電磁弁。 4 エンジンの回転により、燃料を圧縮して、該燃料の
    圧力を上昇させ、該燃料をエンジン中で噴射させるとと
    もに、燃料の溢流により、燃料の圧力を低下させて噴射
    を終了させることで、噴射される燃料の量を決定する燃
    料噴射ポンプに用いられ、 通電制御により発生する磁場により、磁性体を有する弁
    体を駆動させ、開閉動作を行わせるソレノイドと、 該弁体に件勢するスプリングと、 該スプリングの付勢力を調整する付勢調整手段と、 上記ソレノイドに発生する磁場の上記弁体に対する強度
    を調節する磁場調節手段と、 を備えた溢流用電磁弁による燃料の噴射量調節方法であ
    って、 上記燃料噴射ポンプの駆動状態をエンジンの低負荷又は
    中負荷状態に設定して、その燃料の噴射量が低負荷又は
    中負荷状態用に予定する所定の噴射量となるように、上
    記磁場調節手段にて調節するとともに、 上記燃料噴射ポンプの駆動状態をエンジンの高負荷状態
    に設定して、その燃料の噴射量が高負荷状態用に予定す
    る所定の噴射量となるように、上記付勢調節手段にて調
    節することを特徴とする噴射量調節方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995014857A1 (de) * 1993-11-24 1995-06-01 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffeinspritzpumpe
IT201700037056A1 (it) * 2017-04-04 2018-10-04 Bosch Gmbh Robert Gruppo di pompaggio per alimentare combustibile, preferibilmente gasolio, ad un motore a combustione interna

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