JPS60243340A - 燃料噴射ポンプ用電磁弁の駆動電力制御装置 - Google Patents

燃料噴射ポンプ用電磁弁の駆動電力制御装置

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JPS60243340A
JPS60243340A JP10119284A JP10119284A JPS60243340A JP S60243340 A JPS60243340 A JP S60243340A JP 10119284 A JP10119284 A JP 10119284A JP 10119284 A JP10119284 A JP 10119284A JP S60243340 A JPS60243340 A JP S60243340A
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    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/20Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は燃料噴射ポンプ用電磁弁の駆動電力制御装置に
関し、特に電磁弁スピル調量方式の燃料噴射ポンプの電
磁弁を駆動する電力を制御する燃料噴射ポンプ用電磁弁
の駆動電力制御装置に関する。
[従来技術] 排ガス浄化性の向上や燃費の改善への社会的要求に応え
る為に、内燃機関の燃焼の電子制御化は近年、益々緻密
なものとなってきているが、燃料噴射ポンプにおける制
御の電子化のひとつに、電磁弁スピル調量方式の燃料噴
射ポンプの提案がある。即ち、特公昭51−34936
号公報にみられるような手法、即ち、燃料圧送ポンプ内
に電磁弁を設け、内燃機関の運転状態に基づく所定の時
期にこの電磁弁を開弁して加圧燃料を溢流させて燃料噴
射を終了させる手法であって、電磁弁の開弁時期を制御
することによって、緻密な燃料噴射量制御を行なうこと
を目的どしている。
[本発明が解決しようとする問題点] かかる電磁弁スピル調量方式の燃料噴射ポンプにおいて
設けられた電磁弁は、バッテリ等の所定の電力で駆動さ
れており、燃料圧送ポンプのプランジャによって加圧さ
れた燃料の圧力に抗して所定の時期まで確実に閉弁し続
け、しかも開弁信弓をうけると直ちに開弁じ高圧の燃料
を溢流させる必要がある。しかしながら、内燃機関のク
ランクシャフトに連結されて回転する燃料噴射ポンプの
回転数によって燃料圧送ポンプ内の圧送圧力は大幅に変
化する為、低回転域(低圧域)では正常に開・閉弁して
いた電磁弁が高回転域(高圧域)では圧力に抗して動作
するのに充分な電力が供給されておらず開弁が遅れて燃
料噴射量が過剰となったり、あるいは燃料噴射圧力が高
い場合に電磁弁が閉弁せず燃料噴射が正常に行なえなく
なってしまうことがあるといった問題があった。この問
題を解決する為に、高回転(高圧域)で十分に開・閉弁
しうるような電力を電磁弁に常時供給すると、電磁弁で
消費される電力が大きくなってコイルの発熱を招致し、
この結果充分な耐久性・信頼性が得られなくなってしま
い、一方、耐久性・信頼性を充分なものにしようとする
と電磁弁が大型化してしまい、燃n噴射ポンプの取付や
コストの面から制約が大きくなるといった問題が存在し
た。
[発明の目的] 本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは燃料噴射ポンプの低回転数から高回転数の全
領域に亘って、電磁弁を確実に作動させ、且つ充分な耐
久性・信頼性を実説する燃料噴射ポンプ用電磁弁の駆動
電力制御装置を提供することにある。
[発明の構成] かかる目的を達成する為になされた本発明の構成は、第
1図に図示する如く、 燃料圧送ポンプA内の加圧された燃料を電磁弁Bの開弁
により溢流させて燃料噴射を終了し燃料噴射量を制御す
る電磁弁スピル調量方式燃料噴射ポンプCの該燃料圧送
ポンプAの圧送圧力に応じた信号を出力する圧力検出手
段りと、 該圧力検出手段りによって検出された燃料の圧送圧力に
基づいて、前記電磁弁Bを駆動する電力の大きさを制御
する電力制御手段Eと、を備えたことを特徴とする燃料
噴射ポンプ用電磁弁の駆動電力制御装置を要旨としてい
る。
[実施例コ 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第2図は本発明の第・1実施例としての燃料噴射ポンプ
用電磁弁の駆動電力制御装置の概略構成図であって、燃
料噴射量の制御をも司る電子制御回路のブロック図も併
わせ示している。
図において、1は公知のボッシュタイプの分配型燃料噴
射ポンプをベースとする電磁弁スピル調量方式燃料噴射
ポンプ(以下、燃料噴射ポンプと呼ぶ)、2は内燃機関
のクランク軸に連結されベーン式フィードポンプ3を回
転さぜる駆動軸である。ベーン式フィードポンプ3は吸
入口4から図示しない燃料タンク内の燃料をフィルタを
介してAより導入し、この燃料を加圧してレギュレート
バルブ5の設定する圧力に調圧したのち、燃料噴射ポン
プ1内に形成した燃料室6へ供給する。
上記駆動軸2はカップリング7を介してプランジャ8を
駆動する。このカップリング7はプランジャ8を回転方
向へは一体的に回転させるが、プランジャ8が軸方向へ
往復運動する場合にはこの軸方向移動を自由に許す。上
記プランジャ8にはフェイスカム9が一体的に設けられ
ている。フェイスカム9はスプリング10によりカムロ
ーラ11に押し付けられており、これらフェイスカム9
とカムローラ11の摺接により、これらのフェイスカム
9のカム山がカムローラ11に乗り上げるとプランジャ
8が往復動される。プランジャ8は1回転中に、図示し
ないエンジンの気筒数に応じた回数(ここでは4回)だ
け往復動される。
プランジャ8は燃料噴射ポンプ1に取り付けら゛れたヘ
ッド12に摺動自在にかつ精密に嵌合されており、この
ヘッド12とプランジャ8の端面とでポンプ室13を形
成している。プランジャ8の端部周面には吸入溝14が
形成されており、プランジャ8の吸入行程中に、即ち第
2図の図示左方への移動中にこれら吸入溝14のうち1
つが、ヘッド12に設(Jた吸入ポート15に連通する
と、前記燃料室6からポンプ室13に燃料を吸入づる。
またプランジャ8の圧縮行程中、つまり第2図の図示右
方への移動中に、ポンプ室13内で加圧された燃料は、
連通路199分配ポート16を通じて噴射通路17へ圧
送され、吐出弁18を介して、Bから、図示しない噴射
弁によりエンジンの燃焼空へ噴射される。
上記ポンプ室13には電磁弁スピル式の燃料調量機構2
0が接続されている。ずなわちポンプ室13は溢流通路
2’l、22により燃料室6に連通されており、上記溢
流通路21は電磁弁23により開閉される。電磁弁23
は、ニードル弁24を電磁コイル25によって作動する
もので、この電磁コイル25に通電するとニードル弁2
4がリフトされてポンプ室13が溢流通路21に開放さ
れる。したがってプランジャ8の圧縮行程中に、電磁弁
23を作動さぜるとポンプ室13内で加圧されている燃
料が溢流通路21.22を介して低圧側の燃料室6へ逃
がされるから、前記噴射通路17側へは送られなくなり
、燃料の噴射が停止される。このことによりエンジン側
に供給すべき燃料噴射量を制御する。尚、燃料室6へ溢
流した燃料の一部は、Cより図示しない燃料タンクへ還
流する。
上記電磁弁23Δ5の通電開始タイミングは、マイクロ
コンピュータを備えた電子制御回路26によって行なわ
れるが、電子制御回路26の構成及び動作については捗
述する。
前述のカムローラ11はローラリング27に保持されて
いる。この日−プランジ27は燃料噴射時期調整機構(
タイマー>30によって作動される。燃料噴射時期調整
機PA30はタイマピストン31を備え、このタイマピ
ストン31の一端面には前記燃料室6の燃料圧力が作用
する。燃料室6内の燃料圧力はエンジン回転数、つまり
フィードポンプ3の回転数に応じて変化する。タイマピ
ストン31の一端面に上記燃料室6の燃料圧力が作用す
ると、このタイマピストン31は他端面に作用づ′るス
プリング32の力に抗して第2図の左方へ移動される。
このようなタイマピストン3′1の往復動はビン33を
介してローラリング27に伝えられる。第2図ではタイ
マピストン31を実際の場合とは直交する姿勢で示して
あり、実際はタイマピストン31の軸線が紙面と直交す
る方向に向いて取り付けられるものである。したがって
タイマピストン31の往復動はローラリング27を、駆
動軸2を中心として回動変位させる。このため、カムロ
ーラ11と〕Jイスカム9とが相対的に周方向へ変位す
るので、フェイスカム9のカム山がカムローラ11に乗
り上げるタイミングがずれ、駆動軸2に対するプランジ
ャ8の往復運動の位相が変化する。この結果分配ポート
16と噴射通路17との連通タイミングが変わるので、
燃料噴射時期が自動的に調整される。
上記ローラリング27には例えば電磁ピックアップ式、
ホール素子式あるいは光学的角度検出式などのタイミン
グ検出器35が取り付(プられており、これに対して駆
動軸2にはパルサ36が固定されている。駆動軸2の回
転によりパルサ36に形成した突起37の1つが上記タ
イミング検出器35を横切ると、このタイミング検出器
35が信号を発生する。この信号は前記電子制m装置2
6へ送られる。電子制御装置26ではこのタイミング検
出器35からの出力信号をうけると、この信号を基準信
号として所定時間後に、電磁弁23へその作動を指令す
る電力信号を出す。
上記タイマー30の作動によりローラリング27が回動
されると、タイミング検出器35もローラリング27と
同じ位相だけ回動される。したがって燃料噴射時期が調
整された場合に、電子制御装置26へ送る基準信号も同
じ位相だけずれるので、電磁弁23の作動時期が変わり
、プランジ178の往復タイミングのずれ分だけ溢流時
期も変化するから噴射量に変化を及ぼさないようになっ
ている。
電子制御回路26はバッテリ45より電力の供給を受け
て作動し、周知のCPU51.ROfvj52.RAM
53.データバス55を主要部として構成されており、
外部との入出力を行なう為に、入力ポート57.パルス
入力ポート58.出カポ−1〜60を備え、データバス
55によって各素子は相互に接続されている。入力ポー
ト57はA/D変換の機能を有し、エンジンの運転状態
を検出する為に種々のセンサ、例えばアクセルペダル6
8の位置(踏み込み量)を検出するアクセルペダルセン
サ70やエンジンの冷却水の水濡を検出する図示しない
冷却水温レンサ、あるいは吸気温センサ等が接続されて
いる。パルス入力ポート58には前)ボのタイミング検
出器35の出力がつながれており、パルサ36と組み合
わされて、前述の如く燃料噴射ポンプのフェイスカム9
の回転位−相に応じたパルス信号を検出するよう構成さ
れている。又、出力ポートロ0は燃料噴射時間τをセッ
トするカウンタを備えており、CPU51によって該カ
ウンタにセットされた時間の経過後に、電力制御回路6
2を駆動して、これに接続された前記電磁弁23の電子
コイル25を励磁する電力信号を出力して、その開閉を
行なう。
次に、上記の構成にて行なわれる電磁弁23を駆動する
電力の制御について説明する。第3図(A>は、燃料噴
射量の制御とは別に、繰返し行なわれる電磁弁駆動電力
制御ルーチンを示すフローチャートである。本制御ルー
チンは燃料噴射量制御ルーチンとは別に、例えばクラン
クの60゜CA毎に行なわれ、Aよりその処理を開始し
て、まずステップ100で燃料噴射ポンプ1の回転数N
Dを読み込む処理が行なわれる。ステップ100におけ
る燃料噴射ポンプ10回転数Npの検出は、タイミング
検出器35が検出するパルスの周期から換算してめられ
る。続くステップ110では、ステップ100でめた燃
料噴射ポンプ1の回転数Nl)で予めROM52内に格
納されていた判定レベルNlIC以上であるか否かを判
定する。
燃料噴射ポンプ1の回転数Nl)が判定レベルNpc以
上であれば処理はステップ120へ進み、出力ポートロ
0を介して第3図(B、 )にその回路を示ず電力制御
回路62内のスイッチsw1をオンとする処理が、一方
Np≧Npcが成立していなければ処理はステップ13
0へ進み、同じスイッチSW1をオフとする処理が、各
“4行なわれた後、本制御ルーチンをBへ抜けて終了す
る。ここでオン・オフされるスイッチ5W1tは、電力
制御回路62内にあって、バッテリ45からの電力の供
給をうけて抵抗器R1、今ひとつのスイッチSWo 。
電磁弁23の電磁コイル2・5とが、ら形成される回路
において、抵抗器R1を短絡するよ°うな形で接続され
ている。尚、スイッチSWOは出力ポートロ0によって
制御される接点であって、燃料噴射時間がセットされた
出カポートロo内のカウンタがカウントを終了した時に
閉成されて、電磁弁23を所定のタイミングで閉弁する
ものである。−以上のように構成された本実施例におい
ては、燃料噴射ポンプ1の回転数が低く燃料圧送ポンプ
内の圧力もさほど高くない場合には、電磁弁23は作動
するのに大きな電力を必要としないので、スイッチS 
W + はオフ、つまり接点は開放されて、電磁弁23
の電磁コイル25に供給される電力は抵抗器R1によっ
て低減される。しかし、燃料噴射ポンプ1の回転数が高
くなり判定レベルNpcを上回るようになると、燃料圧
送ポンプ内の圧力も高くなっており、電磁弁23が作動
するのに大きな電力を必要とすると判断して、スイッチ
S W +はオン、即ち抵抗器R1はバイパスされて、
バッテリ45からの電力は抵抗器R1によって低減され
ることなく電磁弁23の電磁コイル25に供給される。
従って燃料噴射ポンプ1の燃料圧送ポンプ内の圧ノコを
燃料噴射ポンプ1の回転数として検出し、圧力が低い時
には小さな電力(第3図(C)において示す電磁弁駆動
電圧Vn)で電磁弁23を駆動してその消費電力を低(
押え、圧力が高い時には大きな電力(第3図(C)にお
いて示す電磁弁駆動電圧Vm)で電磁弁23を駆動して
高い燃料圧力に対する確実な開・閉弁動作を実現してい
る。この結果、燃料噴射圧力の変化に影響されることな
く燃料噴射量の制御を正確に行なうことができる。又、
燃料噴射圧力が低い場合(燃料噴射ポンプの回転数が低
い場合)には電磁弁23の浦費電力は低く押えられるこ
とから、電磁弁23の耐久性・信頼性を充分なものとし
ている。
次に、本発明の第2実施例について説明する。
第1実施例と同様に、第2実施例における電磁弁駆動電
力制御ルーチンを第4図(A)のフローチv−1−に、
電力制御回路62の内部を第4図(B)の回路図に、燃
料噴射ポンプ1の回転数Nllと電磁弁駆動電圧V l
)との関係を第4図(C)のグラフに、各々示す。電力
制御回路62は電力可変抵抗器RVとこの電力可変抵抗
器RVの抵抗値を零(第4図<C>のポジションR3)
から抵抗値r(同図、ポジションRr)まで可変するサ
ーボモータM及び第1実施例と同じ役割をはたす内SW
Oどを備え、バッテリ45から電力可変抵抗器RV、ス
イッチSWoを介して電磁弁23の電磁コイル25に電
力を供給する回路を形成するよう構成されている。
本実施例におりる電磁弁駆動電力制御ルーチンは第4図
く△)のCより処理に入り、ステップ150で燃料噴射
ポンプ1の回転数Nl)をタイミング検出器35の検出
するパルス間隔よりめ読み込む処理が行なわれる。続く
ステップ160では、ステップ150で読み込んだ燃料
噴射ポンプ1の回転数Npから予めROM52に格納さ
れているマツプに従って電磁弁23の駆動電力(ここで
は第4図(C)に示す電磁弁駆動電圧Vp〉をめる処理
が行なわれる。次のステップ170では、ステップ16
0でめた電磁弁23の駆動電力に従って、サーボモータ
Mを正・逆転させて電力可変抵抗器Rvのポジションを
変え、その抵抗値を変更する処理が行なわれる。
従って、燃料噴射ポンプ1の回転数が大きくなり燃料圧
送ポンプ内の圧力が高くなるに従って、電磁弁23の電
磁コイル25に供給する電力も増加するように電磁弁駆
動電力の制御が行なわれることになり、燃料圧力に抗し
て作動する電磁弁23の動作は安定化されて常に正確な
燃料噴射銀を実現することができる。又、第1実施例と
同様に耐久性・信頼性も充分なものとすることができる
次に本発明の第3実施例について説明する。第3実施例
の内燃機関は第2実施例と同一の構成を有し、その制御
ルーチンが第5図(A>に図示する如く、第4図(A>
のフローチャートと異なったフローに従って行なわれる
。第5図(A)にそのフローチャートを示した本実施例
の制御・処理は第2実施例の制御・処理に対して、ステ
ップ252、ステップ255.ステップ280が付加さ
れたものである。第5図(A>のステップ250゜26
0.270は各々第4図(A>のステップ150.16
0,170に対応している。(但し、ステップ260で
は電磁弁駆動電力を回転数Npと燃料噴射圧力Pdとか
らめるようになっている。)即ち、本実施例においては
、ステップ250で燃料噴射ポンプ1の回転数Nl)を
読み込んだ後、新たな処理として燃料噴射圧力Pdを読
み込み(ステーツブ252)、燃料噴射ポンプの回転数
Npと燃料噴射圧力pdとが予め定められた所定の範囲
内に入っているか否かを判断しくステップ255)、回
転数Npと燃料噴射圧力F’dとが範囲内に入っていな
ければスイッチSWOをオンとした上で電磁弁駆動電力
、ここでは駆動電圧Vpを最大(Vr )として(ステ
ップ280) 、ステップ370へ進み、サーボモニタ
Mの制御を行なうよう構成されている。尚、燃料噴射圧
力Pdは、吐出弁18での燃料の圧力を、例えば半導体
圧力センサやストレインゲージ等により検出することに
よって入力ポート57を介して読み込み請求めることが
できる。
以上のように構成された本実施例においては、第2実施
例の制御に加えて、ステップ255において、燃料噴射
ポンプ1の回転数Npと燃料噴射圧力Pdとが所定の範
囲内に入っているが否かの判断を行ない、範囲外の時、
即ち第5図(B)において回転数がN立以上あるいは燃
料噴射圧力が1文以上の時には、電磁弁23を駆動する
電力(ここでは電磁弁駆動電圧Vp)を最大として電磁
弁23を開弁状態とし続けるような制御が行なわれてい
る。従って第2実施例の効果に加えて、本実施例では燃
料噴射ポンプ1の回転数や燃料噴側圧力が異常であると
判断される時には直ちに電磁弁23を常時量弁状態とす
るような制御が行なわれることから、エンジンや燃料噴
射ポンプに支障をきたすような状態に陥った場合、燃料
噴射量を零としてエンジンのオーバランやポンプの不具
合等を防ぐことができるという効果も得られている。又
、電磁弁23の駆動電力を燃料噴射ボンブコの回転数の
みならず噴射圧力からも補正しているので、より一層緻
密に電磁弁23を駆動し、正確な燃料噴射量を実現する
ことも可能としている。
次に本発明の第・1の実施例について説明する。
上述の第1ないし第3実施例では、燃料圧送ポンーブ内
の燃料圧送圧力を燃料噴射ポンプ1の回転数として検出
し、これに応じて電磁弁23の電磁コイル25の駆動電
力を制御したが、これらの制御は全てCPtJ51が燃
料噴射量の制御やその他の処理をも司る電子制御回路2
6にa5いて行なわれていた。これに対して第4実施例
では、簡略な構成を有する比例電力制御回路によって、
燃料圧送圧力に応じた電磁弁駆動電力制御を単独で実現
している。
第6図は本実施例の構成を示す回路図である。
図において燃料噴射ポンプ1′及び電子制御回路26′
は第1ないし第3実施例の燃料噴射ポンプ1及び電子制
御回路26と構成を同じくするのでここではその要部の
みを示した。図において、23′は燃料噴射ポンプ1′
に取(=Iけられた電磁弁、25−は電磁弁23′の電
磁コイル、45′は電磁コイル25′を駆動する電力源
としてのバッテリ、60−は電子制御回路26′の出力
ポート、S W 2は燃料噴射量を制御する為に出力ポ
ートロ0′を介して開放・開成される電力制御回路62
−内のスイッチ、300は燃料噴射ポンプ1′の吐出弁
18−において燃料噴射圧力を検出づ−る半導体圧力セ
ンサ、310は比例電力制御回路、320は半導体圧力
センサ300の出力を増幅して電力制御用トランジスタ
Tr+を駆動する増幅器、Rbは増幅器320の出力に
よるi−ランジスタTr1のベース電流を限流する抵抗
器である。本実施例では、所定のタイミングで電磁弁2
3′を開弁ずべく電子制御回路26′がその出カポ−1
−60−を介して電力制御回路62−内のスイッチSW
2を閉成した時、電磁弁23−を駆動する電流がバッテ
リ45−を電源としてスイッチS W 2−電磁弁23
”−トランジスタlr1の回路を流れるよう構成されて
いる。このうちトランジスター「rlは、ベース電流に
その電流増幅率(所謂hfe )を乗じた値の電流をコ
レクタ電流とすることから、半導体圧力センサ300の
出力が大ぎくなり増幅器320の出力が増大するにつれ
て、電磁弁23′を流れる電流は増加する。
従って、以上のように構成された本実施例においては、
燃料噴射量の制御とは別に、比例電力制御回路310に
よって、燃料噴射圧力に比例した電流によって電磁弁2
3′を駆動J゛ることかでき、燃料噴射圧力によらない
確実なその動作が実現できることから、燃料噴射量を正
確に制御aIIすることが可能となる。又、第1ないし
第3実施例と同様に、電磁弁23′の耐久性・信頼性を
充分なものとすることもできている。
尚、以上の第2ないし第4実施例では、電磁弁を駆動す
る電力(電圧値又は電流値)は、燃料噴射圧力(あるい
はそれに対応する燃料噴射ポンプの回転数)に比例して
制御しているが、実際の燃料噴射を行ない、電磁弁の動
作特性を実験的に調べて最適の電力値を決定し、これを
燃料噴射の圧力(または回転数)に対するマツプとして
持って(第4実施例の場合は増幅器320の増幅率をこ
のマツプに対応したノン・リニアなものとなるように回
路を調整して)電磁弁駆動電力の制御を行なうことも、
より−面正確な燃料m銅量制御を実現する上で好適であ
る。
以上本発明のいくつかの実施例について説明したが、本
発明はこのような実施例に何等限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態
様で実施し得ることは勿論である。
し発明の構成コ 以上詳述したように、本発明の燃料噴射ポンプ用電磁弁
の駆動電力制御装置は、所謂電磁弁スビル調量方式の燃
料噴射ポンプにおいて、燃料噴射圧力に応じて電磁弁を
駆動する電力を制御するように構成されている。
従って、燃料噴射圧力が大きな場合には電磁弁にも大き
な電力を供給して、燃料噴射圧力に抗して確実な開弁・
閉弁動作を実現し、燃料噴射圧力が小さな場合には電磁
弁に供給する電力を低く押えて、長期間に亘る使用に対
しても充分な耐久性・信頼性を確保することができると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成図、第2図は電子制御回路
26のブロック図を含む第1実施例の概略構成図、第3
図<A)は第1実施例の電磁弁駆動電力制御ルーチンを
示すフローチャート、第3図(B)は同じく電力制御回
路62の回路図、第3図(C)は同じく燃料噴射ポンプ
1の回転数と電磁弁駆動電圧との関係を示すグラフ、第
4図(A)は第2実施例の電磁弁駆動電力制御ルーチン
を示すフローチャート、第4図(B)は同じく電力制御
回路62の回路図、第4図(C)は同じく燃料噴射ポン
プ1の回転数と電磁弁駆動電圧との関係を示すグラフ、
第5図(A>は第3実施例の電磁弁駆動電力制御ルーチ
ンを示すフローチャート、第5図(B)は同じく燃料噴
射ポンプ1の回転数と燃料噴射圧力との範囲を示ずグラ
フ、第6図は第4実施例の回路図、である。 1・・・電磁弁スピル調量方式燃料噴射ポンプ9・・・
フェイスカム 23.23′・・・電磁弁 26.26”・・・電子制御回路 35・・・タイミング検出器 45.45”・・・バッテリ 51・・・CPU 62.62′・・・電力制御回路 70・・・アクセルセンサ 300・・・半導体圧力センサ 310・・・比例電力制御回路 (B) 62 ゛γ!!料o’争、S寸ホ0ンフ0℃D中云噂父(Np
)(A) 第4図 (B) 2 戸てオ→暉身町汀!ンア回寺云IK (Np)(B) 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 燃料圧送ポンプ内の加圧された燃料を電磁弁の開弁
    により溢流させて燃料噴射を終了し燃料噴射量を制御す
    る電磁弁スピル調量方式燃料噴射ポンプの燃料圧送ポン
    プの圧送圧力に応じた信号を出力する圧力検出手段と、 該圧力検出手段によって検出された燃料の圧送圧力に基
    づいて、前記電磁弁を駆動する電力の大きさを制御する
    電力制御手段と、 を備えたことを特徴とする燃料噴射ポンプ用電磁弁の駆
    動電力制御装置。 2 圧力検出手段が、噴射圧力に応じた信号を出力する
    特許請求の範囲第1項記載の燃料噴射ポンプ用電磁弁の
    駆動電力制御11装置。 3 圧力検出手段が、噴射圧力として燃料噴射ポンプの
    回転数に応じた信号を出力する特許請求の範囲第1項記
    載の燃料噴射ポンプ用電磁弁の駆動電力制御装置。
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