JPS62268735A - 車両の動力伝達装置 - Google Patents

車両の動力伝達装置

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JPS62268735A
JPS62268735A JP11222386A JP11222386A JPS62268735A JP S62268735 A JPS62268735 A JP S62268735A JP 11222386 A JP11222386 A JP 11222386A JP 11222386 A JP11222386 A JP 11222386A JP S62268735 A JPS62268735 A JP S62268735A
Authority
JP
Japan
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shaft
clutch
transmission
speed change
main
Prior art date
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Pending
Application number
JP11222386A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadanori Nishimura
西村 定徳
Suketoshi Kishizawa
岸沢 佑寿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP11222386A priority Critical patent/JPS62268735A/ja
Publication of JPS62268735A publication Critical patent/JPS62268735A/ja
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  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 L(上二且ユ±1 本発明は一般に車両の動力伝達装置に関するが、本発明
の動力伝達装置は農業用等のトラクタの動力伝達装置と
して特に適している。
従」Uえ止 農業用トラクタにおいては、通常、車体前部にエンジン
が搭載され、後部にミッションケースが搭載されている
。エンジンの出力軸は主クラッチを介してプロペラシャ
フトに接続され、該プロペラシャフトは車体に沿って後
方へ延び、ミッションケースに軸支された入力軸に連結
されている。
ミッションケース内には変速機構が内蔵され、前記入力
軸に入力されたエンジン動力は、該変速機構を介して出
力軸に変速伝動され、該出力軸により後輪が駆動される
。4輪駆動の場合には前記出力軸はさらに前輪駆動プロ
ペラシャフトに連結され、該プロペラシャフトがミッシ
ョンケースがら前方へ延びて前輪を駆動するようになっ
ている。
前記変速g1構は、互いに平行に配設した2軸を種々の
歯数比の歯車を介して選択的に連結するようにしたもの
が多いが、一方の軸のI!1屯を該軸に対して空転させ
ておき、この歯車に隣接して該軸に取付けられた油圧ク
ラッチを係合させることにより、前記歯車を油圧クラッ
チを介して軸に連結し、このよ、うにして軸に連結され
た歯車を通じて他方の軸に回転を伝達するようにしたも
のがある。
1し 、   と     。
本発明は、このような油圧クラッチを使用した変速機構
を有する動力伝達装置を改良し、特に前記油圧クラッチ
を作動させるクラッチ油および各種軸受、歯車等の潤滑
油の油通路を短(簡素なものとして、装置のコンパクト
化を図り、かつ変速、発進等の動作が円滑に行われるよ
うにしようとするも−のである。
。    ′するための: および− このため、本発明の動力伝達装置においては、ミッショ
ンケースに軸支した変速軸と、前記ミッションケースに
前記変速軸と同軸線上に装着されエンジン動力を該変速
軸に伝達する濕式多板型の主クラッチと、該クラッチに
エンジン動力を伝達する軸に作動的に連結されかつ前記
ミッションケースに装着された油圧ポンプとを設け、前
記変速軸上に変速用の油圧濕式多板クラッチを配設する
とともに、該変速軸の軸心部に軸線方向に延びる°クラ
ッチー油通路および潤滑油通路を設け、これらの油通路
を前記油圧ポンプに接続する。
本発明においては、上記のように、変速軸の軸心部に@
線方向に延びるクラッチ油通路および潤滑油通路を設け
るので、各油圧クラッチおよび軸受、@車等に対する給
油を変速軸の端部からまとめて行うことができ、油通路
の構成部品の長さを短く、簡素にすることができる。ま
た、濕式多板型の主クラッチと変速用の油圧濕式多板ク
ラッチとが同一軸線上に配設されているので、前記変速
軸に設けられた軸線方向の油通路を主クラッチまで延長
させることにより、主クラッチおよび変速クラッチに対
する給油口を軸端の一箇所にまとめることもできる。ク
ラッチ油および潤滑油を供給する油圧ポンプはミッショ
ンケースに装着されているので、該ポンプから前記軸端
の給油口に至る送油路の取り回しが簡単で信頼性の高い
ものとなるが、さらに、この油圧ポンプは主クラッチに
エンジン動力を伝達する軸に作動的に連結されており、
主クラッチの接離にかかわらず常時回転して圧油を供給
しているので、常に一定の発進フィーリングを実現でき
る。また、主クラッチを油圧クラッチの前方におくこと
により、主クラッチ離脱時油圧クラッチの回転をたたら
に停止させ、変速ショックを低減させることができる。
支」L邂 以下、本発明を図示の実施例について説明する。
第1図は本発明を適用した農業用トラクタの側面図で、
1は後輪、2は前輪である。車体の前部にエンジン3が
搭載されており、後部にミッションケース4が搭載され
ている。エンジン3の出力軸は′fAmi車5を介して
プロペラシャツ1−6に接続され、プロペラシせフト6
は車体下部を後方に伸びてミッションケース4の入力軸
7に連結されている。ミッションケース4は一部を断片
的に示した車体フレーム8に固定されており、内部に復
]ホする動力伝達装置が内蔵されている。前記入力軸7
に入力されたエンジン動力は、上記動力伝達装置を経て
適宜変速された後、後市軸9、PTO軸S4および前輪
駆動軸S5に出力される。PTO軸S4はこのトラクタ
の後部に連結されるロータリ作業機等の作業機に動力を
伝達する。前輪駆動軸S5は前輪駆動プロペラシャフト
10を介して前輪2に動力を伝達する。11は油圧シリ
ンダで、リフトアーム12を介して前記作業機を昇降さ
せる。
13は座席、14はハンドルである。
第2図はミッションケース4内の動力伝達装置を示す断
面図であるが、図示のように入力@h7、第1主変速軸
S1、第2主変速軸S2、副変速軸S3、P T O@
S 4、前輪駆動軸S5の各軸が互いに平行に配列され
ている。ただしこれらの軸は第2図に示すように一平面
内に上下に配列されているわけではない。第3図に各軸
の実際の配置関係が示されているが、例えば第1主変速
IrlllS1と第2主変速@S2とはほぼ同じ高さで
左右に並べて配置されており、01変速軸S3と前輪駆
動4i1+ 85もほぼ同じ高さで前記第1主変速軸S
1、第2主変速軸S2のやや左下寄りに左右に並べて配
置されている。そしてP T O@S 4は最上方位置
に配置されている。
前述のようにプロペラシャフト6に連結された入力軸7
は、ミッションケース4とこれに固定されたクラッチハ
ウジング15とに軸受を介して回転自在に枢支されてお
り、この入力軸7にスプロケット16が固定されている
。入力軸7は濕式多板型の主クラッチ17に設けられた
スプロケット18にチェノを介してエンジン動力を伝達
する。
主クラッチ17は、第4図に拡大して示されているよう
に、ミッションケース4に玉軸受19を介して枢支され
たクラッチ軸20を有し、前記スプロケット18はこの
クラッチ軸20にニードル軸受21を介して相対的に回
転自在に軸支されている。スプロケット18にはクラッ
チ接続時の衝撃を吸収すべくばね部材22を介して有底
筒状の駆動部材23が固着されており、該駆動部材23
の内周面にスプラインを介して複数の駆動クラッチ板2
4が軸線方向に変位可能に受容されている。クラッチf
i20にはまた、はぼ有底筒状の被駆動部材25が一体
的に固着されている。そしてこの被駆動部材25の外周
面にスプラインを介して複数の被駆動クラッチ板26が
軸線方向に変位可能に受容されており、これらの被駆動
クラッチ板2Gと前記駆動クラッチ板24とは交互に配
列されている。被駆動部材25の端部に設けられたフラ
ンジ25aとほぼ同一直径の円板状の圧接板27が被駆
動部材25と一体的に回転し、しかも軸線方向へ相対的
に変位できるように設けられている。
圧接板27は被駆動部材25の底壁部に設けられた孔を
貫通して突出するボス28を有し、このボス28の端面
にリフタプレート29が固着されている。このリフタプ
レート29と被駆動部材25の底壁面との間にはコイル
ばね30が挟設されており、通常は被駆動部材25のフ
ランジ25aと圧接板27とを近接させる方向、すなわ
ち駆動クラッチ板24と被駆動クラッチ板2Gとを圧着
する方向への付勢力が作用するようになっている。リフ
タプレート29は玉軸受31を介して作動部片32によ
り背後から受けられており、この作動部片32をレバー
33によって前記コイルばね30に抗して圧接板27側
へ前記クラッチ軸20に沿って押込むことにより、圧接
板27が被駆動部材25のフランジ25aから遠ざかり
、駆動クラツーチ板24と被駆動クラッチ板26との圧
着状態が解消される。すなわち主クラッチ17が離脱状
態となる。
クラッチ軸20のミッションケース4内に突出した端部
には歯車”13が一体に形成されている。該端部にはま
た、第1主変速軸S1の端部が同軸に、かつニードル軸
受34を介して相対的に回転自在に支承されている。第
1主変速@S1は他端部および中間部をそれぞれ玉軸受
35.35・・・に支承されてミッションケース4内を
前後に延びている。
第1主変速@S1に隣接してこれに平行に第2主変速軸
S2が配設されている。第2主変速軸S2はミッション
ケース4の前壁とミッションケース4に設けられた軸受
壁36とにそれぞれ玉軸受37゜38を介して回転自在
に軸支されている。そしてこの第2主変速軸S2の前端
には前記クラッチ軸20の歯車G13と常時噛合う歯車
G23が固定されている。歯車G と歯車G23とは同
径で、従って第2主変速軸S2は主クラッチ17の係合
時にクラッチ軸20から歯車”13.”23を介してク
ラッチ軸20と同じ回転速度で回転駆動される。第2主
変速軸S2の他端すなわち前記軸受壁36を貫通して後
方に突出した端部には該軸受壁36に近接して低速(1
速)変速クラッチ39が設けられている。低速油圧変速
クラッチ39は、第5図に更に詳細に示すように、第2
主変速軸S2に固着された有底筒状の駆動部材40を備
え、この駆動部材40の開放端面に円環状の受は板41
が固定されている。そして内周面に該受は板41に対向
して、前記主クラッチ17における駆動クラッチ板24
と同様な複数の駆動クラッチ板42がスプラインを介し
て軸線方向に変位可能に受容されている。駆動部材40
にはその周壁部40a、底壁部40bおよび第2主変速
軸S2に嵌着されたボス部40cにより環状のシリンダ
部43が形成されており、該シリンダ部43に作動部材
44がピストン状に嵌装され、スプリング45により底
壁部40bの方へ付勢されている。作動部材44と駆動
部材40の底壁部40bとの間に油圧を供給できるよう
に、ボス部40cに油通路46が設けられており、この
油通路46は第2を変速軸S2に形成され復述するオイ
ルポンプから制御弁を介して給油されるクラッチ油通路
47に連通している。駆動部材40に隣接して第2主変
速軸S2上に低速変速駆動歯車G21がニードル軸受4
8を介して回転自在に装着されている。該歯車G21に
は低速油圧変速クラッチ39の被駆動部材49が一体に
形成され、駆動部材40のシリンダ部43内に入り込ん
でいる。そしてこの被駆動部材49の外周面にスプライ
ンを介して複数の被駆動クラッチ板50が軸線方向に変
位可能に受容されており、これらの被駆動クラッチ板5
0と前記駆動クラッチ板42とは交互に配列されている
低速油圧変速クラッチ39は上記のように構成されてい
るので、変速操作によりオイルがクラッチ・ 油通路4
7、油通路46を通じて作動部材44の背後に供給され
ると、作動部材44が油圧により前方へ押され、駆動ク
ラッチ板42と被駆動クラッチ板50を互いに圧接させ
る。従って第2主変速帖S2の回転が駆動部材40、駆
動クラッチ板42、被駆動クラッチ板50.被駆動部材
49を介して歯車G21に伝達され、歯車G21が第2
主変速@S2と一体的に回転する。歯車G21は第1主
変速軸S1に固定された低速変速被駆動歯車G11と噛
合っているので、低速油圧変速クラッチ39が係合する
ことにより第1主変速軸S1は歯車G と歯車G11の
歯数比に応じた減速比で回転駆動される。低速油圧変速
クラッチ39がm脱している時には歯車G21は歯車G
11を介して第1主変速軸S1側から駆動され第2主変
速軸$2のまわりに自由に回転する。
第1主変速軸S1の前端部に2速油圧変速クラツチ51
および3速油圧変速クラツチ52が設けられている。こ
れらの油圧変速クラッチ51.52はいずれも前記低速
油圧変速クラッチ39と全く同様に構成されている。た
だしこれらのクラッチの駆動部材51a、 52b (
第4図参照)は一体となっており、この一体の駆動部材
に各シリンダ部が背中合わUに形成されている。2速油
圧変速クラツチ51を作動させると、第2主変速軸S2
の回転が歯車G22゜歯車G12.2速油圧変速クラツ
チ51を介して第1主変速@S1に伝達され、3速油圧
変速クラツチ52を作動させるとクラッチ軸20の回転
が歯車G13.3速油圧変速クラツチ52を介して第2
主変速軸$2に伝達される。
第2主変速軸S2の中間部にも前記各油圧変速クラッチ
39.51.52と同じ構成の4速兼後進油圧変速クラ
ツチ54が設けられており、この4速兼後進油圧変速ク
ラツチ54を作動させると第2主変速軸S2の回転が該
クラッチ54、歯l1G24を介して、第1主変速軸S
1に′TI嵌された歯車G14に伝えられる。歯車G2
4はまた後進駆動歯車G2Rと一体をなしており、4速
兼後進油圧変速クラツチ54を作動させることにより第
2主変速軸S2の回転はまた歯車G2Rとアイドル歯車
57(第2図)を介して、第1主変速軸S1に遊嵌され
た後進被駆動歯車G1Rに伝えられる。第1主変速軸8
1は軸線方向に1習動可能なセレクター60により歯車
G14もしくは歯車G11iのいずれかに選択的に連結
されるようになっている。
このよ4うにして第1主変速軸S1には前進4段、後進
1段の変速回転が与えられるが、第1主変速軸S1の回
転はさらに3段の変速比をもって副変速軸S3に伝えら
れる。副変速軸S3は図示してない差動m車装置および
最終減速装置を介して後車軸9(第1図)に接続されて
おり、かくして前進12段、後進3段の変速が19られ
る。
前輪駆動軸S5は第3図から分るように副変速軸S3に
隣接して配列されており、副変速軸S3に固定した歯車
G と噛合う歯車G5をセレクタ−61によって前輪駆
動@S5に連結することにJ:す、副変速¥*S3の回
転が前輪駆動@S5に伝達され、前述のように前輪駆動
プロペラシセフ1〜10を介して前輪2が駆動される。
PTO軸S4は第3図について説明したようにミッショ
ンケース4内の最上方位置に配置されており、その後端
はミッションケース4から外方に突出して、作業−の駆
動系統に接続できるようになっている。このPTO軸S
4はセレクター62により選択的に連結される歯車G4
1またはセレクター64により選択的に連結される歯車
G42.G43を介して低、中、高の3段階の回転速度
で前記第2主変速@S2から駆動される。
ミッションケース4には上記の各軸7,20゜Sl・・
・S5の他にざらにポンプ軸SPが前記各軸に平行に配
設されている。このポンプ軸SPには歯車G、が固定さ
れており、該歯車G、は前記入力軸7に固定された歯車
G7と常時噛合っている。
ポンプ軸SPの前端は、ミッションケース4に固設され
た例えばギヤポンプから成る油圧ポンプ65に接続され
ており、該油圧ポンプ65がポンプ軸SPにより駆動さ
れる。油圧ポンプ65からの吐出油の一部は、クラッチ
ハウジング15に沿って設けられた図示してない油通路
を経て、主クラッチ17の前記クラッチ軸20の前端部
に設けられた油入口66に送られる。第4図に示すよう
にに、クラッチ軸20の軸心部には軸線方向の穴67が
前後に貫通しており、クラッチ軸20の後端にニードル
軸受34を介して#J端を軸支された第1主変速軸S1
の前端部にも前記穴67と同軸の穴68が設けられてい
る。
そしてこれらの穴67、68内に径の異なる内外2本の
管部片69.70が挿通され、管部片69の内部、管部
片69と管部片70との間および管部片70と穴67と
の間にそれぞれ油通路71.72.73が形成されてい
る。これらの油通路71.72.73はいずれもクラッ
チ軸20の前端部において前記油入口66に連通し、図
から分るように、油通路71は2速油圧変速クラツヂ5
1のシリンダ部へクラッチ油を供給するクラッチ油通路
を形成し、油通路72は3速油圧変速クラツチ52に対
するクラッチ油通路を形成し、油通路73はニードル軸
受34を潤滑するめだめの潤滑油通路となっている。ま
た、クラッチ軸20にはこの潤滑油通路73を主クラツ
チ17内に連通させる半径方向の開口が設けられており
、この開口を通じて主クラツチ17内に供給される油に
より前記駆動クラッチ板24と被駆動クラッチ板26と
の間が潤滑される。すなわち主クラッチ17は湿式多板
型のクラッチである。
このようにして油圧ポンプ65の吐出油をクラッチ軸2
0の前端に設けられた1つの油入口66に導くことによ
り、クラッチ軸20および第1主変速軸S1の軸心部に
軸線方向に設けられた油通路71゜72、73を通じて
、主クラッチ17およびニードル軸受34への潤滑油の
供給ならびに2速油圧変速クラツチ51および3速油圧
変速クラツチ52へのクラッチ油の供給を行うことがで
きる。第1主変速軸S1の後半部にも、前記油通路71
等とは別個に、軸心部に潤滑油通路74が穿設されてい
る。この潤、滑油通路74には後端部に設けられた油入
ロア5を通じて油圧ポンプ65の吐出油が供給され、該
潤滑油通路74を経てニードル軸受58.56.53に
送られてこれらを潤滑し、また2速油圧変速クラツチ5
1および3速油圧変速クラツチ52に送られてその混式
のクラツブ板部分を潤滑する。
第2主変速軸S2にも同様な潤滑油通路7Gおよびクラ
ッチ油通路77が設けられており、それぞれ第2主変速
’MS2の両端部から給油されるようになっている。な
お、第2主変速軸S2は前述のように歯車G13と歯車
G23を介して1:1の速度比でT!、結されているの
で、主り)ツブ−17をそのまま第2主変速@S2に直
結することもでき、従って主クラッチ17を第1主変速
軸S1側に取付りるか、第2主変速軸S2側に取付ける
かによって、PTCIS4の回転方向を規格通りの「後
から見て右回り」に設定するようにしてもよい。主クラ
ッチ17を第2主変速@S2側に取付ける場合には、第
3図から分るように、第2主変速軸S2と入力軸7とは
比較的近接しているので、主クラッチ17と入力軸7と
の連結はスプロケットとチェノの代りに歯車によっても
よい。
第3図にオイルレベルしで示すようにミッションケース
4内に貯溜された潤滑後の油は、オイルフィルタ78を
経てサクションバイブ79に還流し、油圧ポンプ65に
吸入されて再循環する。
以上、図示の実施例の構成を詳細に説明したが、要約す
れば、この動ノコ伝達装置tユ、ミッションケース4に
軸支し!ご第1主変速II!1lS1(または第2主変
速軸S2)と、前記ミツシコンケース4に前記第1主変
速軸31(第2主変速軸S2>と同軸線上に装着されエ
ンジン動力を該第1主変速軸S1に直接もしくは第2主
変速軸s2を介して間接的に(第2主変速軸s2に直接
)伝達する湿式多板型の主クラッチ17と、該クラッチ
17にエンジン動力を伝達する軸7に作動的に連結され
かつ前記ミッションケース4に装着された油圧ポンプ6
5とを設け、前記第1主変速軸Sl(第2主変速軸S2
)上に変速用の油圧濕式多板クラッチ51.52(39
,54)を配設するとともに、該第1主変速軸81(第
2主変速@S2)の軸心部に軸線方向に延びるクラッチ
油通路71.72 (77)および潤滑油通路73.7
4 (713)を設け、これらの油通路を前記油圧ポン
プ65に接続して構成されている。
1且立lヌ 本発明においては、上記のように、変速軸の軸心部に軸
線方向に延びるクラッチ油通路および潤滑油通路を設け
るので、各油圧クラッチおよび軸受、歯車等に対する給
油を変速軸の端部からまとめて行うことができ、油通路
の構成部品の長さを短く、niにすることができる。ま
た、濕式多板型の主クラッチと変速用の油圧場式多板ク
ラッチとが同一軸線上に配設されているので、前記変速
軸に設けられた軸線方向の油通路を主クラッチまで延長
させることにより、主クラッチおよび変速クラッチに対
する給油口を軸端の一箇所にまとめることもできる。ク
ラッチ油および潤滑油を供給する油圧ポンプはミッショ
ンケースに装着されているので、該ポンプから前記軸端
の給油口に至る送油路の取り回しがl!i単で信頼性の
高いものとなるが、さらに、この油圧ポンプは主クラッ
チにエンジン動力を伝達する軸に作動的に連結されてお
り、主クラッチの接離にかかわらず常時回転して圧油を
供給しているので、常に一定の発進フィーリングを実現
できる。また、主クラッチを油圧クラッチの前方におく
ことにより、主クラッチ離脱時油圧クラッチの回転をた
だちに停止させ、変速ショックを低減させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した農業用トラクタの側面図、第
2図は同トラクタの動力伝達装置を示す断面図、第3図
は動力伝達装置の各軸の実際の配置関係を示す図面で該
装置を前方から後方に向って見た端面図、第4図および
第5図はそれぞれ第2図の一部拡大図である。 1・・・後輪、2・・・前輪、3・・・エンジン、4・
・・ミッションケース、5・・・減速歯車、6・・・プ
ロペラシtlフト、7・・・入力軸、8・・・車体フレ
ーム、9・・・後車軸、10・・・前輪駆動ブロベラシ
トフト、11・・・油圧シリンダ、12・・・リフトア
ーム、13・・・座席、14・・・ハンドル、15・・
・クラッチハウジング、1G・・・スプロケット、17
・・・主クラッチ、18・・・スプロケット、19・・
・玉軸受、20・・・クラッチ軸、21・・・ニードル
軸受、22・・・ばね部材、23・・・駆動部材、24
・・・駆動クラッチ板、25・・・被駆動部材、26・
・・被駆動クラッチ板、27・・・圧接板、28・・・
ボス、29・・・リフタプレート、30・・・コイルば
ね、31・・・玉軸受、32・・・作動部片、33・・
・レバー、34・・・ニードル軸受、35・・・玉軸受
、36・・・軸受壁、37.38・・・玉軸受、39・
・・低速油圧変速クラッチ、40・・・駆動部材、41
・・・受は板、42・・・駆動クラッチ板、43・・・
シリンダ部、44・・・作動部材、45・・・スプリン
グ、46・・・油通路、47・・・クラッチ油通路、4
8・・・ニードル軸受、49・・・被駆動部材、50・
・・被駆動クラッチ板、51・・・2速油圧変速クラツ
チ、52・・・3速油圧変速クラツチ、53・・・ニー
ドル軸受、54・・・4速兼後進油圧変速クラツチ、5
6・・・ニードル軸受、57・・・アイドル歯車、58
・・・ニードル軸受、60.61.62・・・セレクタ
ー、64・・・セレクター、65・・・油圧ポンプ、6
6・・・油入口、67゜68・・・穴、69.70・・
・管部片、71.72.73・・・油通路、74・・・
潤滑油通路、75・・・油入口、76・・・潤滑油通路
、17・・・クラッチ油通路、78・・・オイルフィル
タ、79・・・サクションパイプ、 Sl・・・第1主変速軸、SP・・・第2主変速軸、S
3・・・副変速軸、S4・・・PTO軸、S5・・・前
輪駆動軸、G・・・歯車、SP・・・ポンプ軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エンジン動力を変速して伝達する車両の動力伝達装置に
    おいて、ミッションケースに軸支した変速軸と、前記ミ
    ッションケースに前記変速軸と同軸線上に装着されエン
    ジン動力を該変速軸に伝達する濕式多板型の主クラッチ
    と、該クラッチにエンジン動力を伝達する軸に作動的に
    連結されかつ前記ミッションケースに装着された油圧ポ
    ンプとを設け、前記変速軸上に変速用の油圧濕式多板ク
    ラッチを配設するとともに、該変速軸の軸心部に軸線方
    向に延びるクラッチ油通路および潤滑油通路を設け、こ
    れらの油通路を前記油圧ポンプに接続したことを特徴と
    する車両の動力伝達装置。
JP11222386A 1986-05-16 1986-05-16 車両の動力伝達装置 Pending JPS62268735A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5335845A (en) * 1976-09-13 1978-04-03 Borg Warner Damp valve for wet type clutch

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5335845A (en) * 1976-09-13 1978-04-03 Borg Warner Damp valve for wet type clutch

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