JPS62267284A - ピリミジニルフエニルジオキサン化合物 - Google Patents

ピリミジニルフエニルジオキサン化合物

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JPS62267284A
JPS62267284A JP11019486A JP11019486A JPS62267284A JP S62267284 A JPS62267284 A JP S62267284A JP 11019486 A JP11019486 A JP 11019486A JP 11019486 A JP11019486 A JP 11019486A JP S62267284 A JPS62267284 A JP S62267284A
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JP
Japan
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compound
liquid crystal
formula
alkyl
trans
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JP11019486A
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JPH046712B2 (ja
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Yoshimasa Kitano
北野 喜誠
Yasuyuki Goto
泰行 後藤
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JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 本発明は、新規な液晶性化合物および該化合物を含有す
る液晶組成物に関する。
液晶物質およびその組成物は、その液晶相における誘電
率の異方性(Δεと略記する)および光の屈折率の異方
性(△nと略記する)を利用して種々の表示装置に使用
され、その表示方式にはTN型(ねじれマチック型)、
DS型(動的散乱型)、ゲスト・ホスト型、DAP型な
ど各種の方式に分けられる。これらに用いる液晶材料は
単独ではその表示素子の緒特性すなわち液晶温度範囲、
動作電圧、応答性能などで実用的な使用に耐えるものが
なく、実用的には数種の液晶化合物あるいは液晶化合物
に非液晶化合物を混合して用いられる。
本発明の目的は、液晶組成物の成分に用いることにより
、表示素子の緒特性を向上できる化合物および該化合物
を含有する液晶組成物を提供することである。
[発明の構成] 本発明は、一般式 (式中、R1、R2は、それぞれ独立に炭素数1〜12
のアルキル基を示す。) で表わされるトランス−2−(4−(5−アルキルヒリ
ミシニル−2)フェニル)−5−アルキル−1,3−ジ
オキサン化合物および該化合物を含有する液晶組成物で
ある。
本発明の化合物の製造法の一例を示すと下記の反応式の
ようになる。
(式中、R,、R2は、それぞれ独立に炭素数1〜12
のアルキル基を示す。) まず、p−置換ベンゾニトリル(II)をエタノール中
で塩化水素ガスおよびエタノールと反応させてp−置換
ベンズイミデート塩酸塩(Ill)を得る。
次にこの化合物(1)をアルコール溶媒中でアンモニア
ガスと反応させて、p−置換ペンズアミジ/塩酸塩(I
V)を得る。
次に化合物+IV)とα−アルキル−β−ジメチルアミ
ノアクロレイン(■とを適当な塩基触媒の存在下に縮合
環化反応を行わせて目的の化合物(1)を得る。塩基触
媒としては、アルカリ金属アルコラード、水酸化ナトリ
ウム、1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)−ウンデ
センなどを用いることができる。
本発明の化合物は、比較的高い温度域に巾広いネマチッ
ク相を有する液晶性化合物である。
該化合物は3個の6員環を有する化合物としては粘度が
小さく、また、ほかの既存の液晶性化合物例えばエステ
ル系、シック塩基系、アゾキシ系、ビフェニル系、シク
ロヘキサン系、ヒリ・ジン系、ピリミジン系などの液晶
化合物との相溶性が良い。該化合物は熱、光、電気、空
気や水分などに対しても安定であり、液晶相において無
色である。
本発明の化合物の液晶相における誘電率異方性(以下Δ
εと略記する)は正であり、光の屈折率の異方性値(以
下△nと略記する)も大きい。
従って上に述べた本発明の化合物の特性を利用して、該
化合物を成分として既存の液晶物質に混合することによ
り、各種の液晶表示素子用に適した液晶組成物を構成す
ることができる。
例えば、TN型表示素子用液晶組成物の成分として本発
明の化合物を用いると、組成物の粘度をさほど上昇させ
ることなく、また表示素子の駆動電圧も殆んど上昇させ
ずに、表示素子の使用温度範囲を高温側に拡張すること
ができる。
本発明の液晶組成物においては(1)式で表わされる化
合物のほかに、低温度域に液晶相を有する成分を含有さ
せて実用の温度領域を広くすることが望ましい。
[実施例] 以下に実施例により本発明の詳細な説明するが、本発明
はこれらの実施例に限られるものではない。
実施例1 トランス−2−(4−(5−エチルピリミジニル−2)
フェニル)−5−プロピル−1,3−ジオキサン 4−(トランス−5−プロピル−1,3−ジオキサニル
=2)ベンズアミジン塩111塩5.0.9(0,01
8mol )とα−エチル−β−ジメチルアミノアクロ
レイン2.2 、!i’ (0,018mol )をナ
トリウムメチラート1.4 、!i’ (0,026m
ol )を無水メタノール50WLlに溶解したナトリ
ウムメチラート溶液に加えた。ついで撹拌しながら2時
間煮沸した後にメタノールを留去した。反応残渣に水1
00mj!とトルエン100m1を加え生成物を抽出し
、抽出液を水洗後、無水硫酸す) IJウムにてトルエ
ン層を乾燥し、その後にトルエンを留去して残った固形
物をエタノールで再結晶を3回行なって目的のトランス
−2−(4−(5−エチルピリミジニル−2)フェニル
)−5−プロピル−1,3−ジオキサン3.9 、!9
 (0,012mol)を得た。
この化合物の元素分析値は次の如く、理論値とよく一致
した。
またこの化合物のCN点は128℃、NI点は180℃
であった。
実施例2〜6 実施例1に準じた方法で合成した化合物とその物性値を
実施例1の結果とともに表1に示す。
表1の相転移点の欄において、Cは結晶相、Nはネマチ
ック相、■は等方性液体相を示す。
表1におけるΔn1Δεおよび20℃における粘度η2
oハフェニルシクロヘキサン系液晶組成物との混合系の
物性値から外挿法により求めた値である。
実施例7 (使用例1) からなる液晶組成物置のNI点は、52.1 ’C1T
Nセルに封入したもののしきい値電圧は1.54v1飽
和電圧は2.13Vであり、八〇は0.119(’e=
1.609、’o=1.490)であった。
該液晶組成物置85重量部に本発明の実施例1に示す化
合物トランス−2−(4−(5−エチルピリミジニル−
2)フェニル)−5−プロピル−1,3−ジオキサンを
15重量部加えた液晶組成物のNI点は、690℃と上
昇し、η2oは27、1 cPとわずかに上昇した。ま
た、この組成物を前述のTNセルに封入したしきい値電
圧は1.58V、飽和電圧は2.16Vとほとんど変化
しなかった。さらに△nは0.128 (ne =1.
6211no−1,493)と上昇した。
[発明の効果コ 前述したように本発明によって提供されるトランス−2
−(4−(5−アルキルピリミジニル−2)フェニル)
−5−アルキル−1,3−ジオキサン化合物はディスプ
レイ用の液晶材料として有用である。
また、かかる新規物質が液晶成分として提供されること
によって液晶材料の選択の範囲が広くなるという利点も
生れた。
以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2は、それぞれ独立に炭素数1〜
    12のアルキル基を示す。) で表わされるトランス−2−{4−(5−アルキルピリ
    ミジニル−2)フェニル}−5−アルキル−1,3−ジ
    オキサン化合物。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2は、それぞれ独立に炭素数1〜
    12のアルキル基を示す。) で表わされるトランス−2−{4−(5−アルキルピリ
    ミジニル−2)フェニル}−5−アルキル−1,3−ジ
    オキサン化合物を含有する液晶組成物。
JP11019486A 1986-05-14 1986-05-14 ピリミジニルフエニルジオキサン化合物 Granted JPS62267284A (ja)

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JPH046712B2 JPH046712B2 (ja) 1992-02-06

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