JPS62263112A - シエラツクを壁膜材となす着色料のマイクロカプセル含有皮膚化粧料 - Google Patents

シエラツクを壁膜材となす着色料のマイクロカプセル含有皮膚化粧料

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JPS62263112A
JPS62263112A JP61107504A JP10750486A JPS62263112A JP S62263112 A JPS62263112 A JP S62263112A JP 61107504 A JP61107504 A JP 61107504A JP 10750486 A JP10750486 A JP 10750486A JP S62263112 A JPS62263112 A JP S62263112A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔イ〕 発明の目的 本発明は、シェラツクの壁膜で覆われた、着色料(色素
粒)のマイクロカプセル又は、マトリックス顆粒の、皮
膚化粧料への、新規な応用に関する。
(従来の技術) シェラ7りを壁膜となし、着色料を芯物質となして、噴
霧乾燥造粒機を用いて得られたマイクロカプセルは、従
来、まったく見当らなかった。
ひらに、皮膚化粧料に、ンエラックを壁膜材となした、
着色料のフイク「Jカプセルを、化粧料に用いた例も、
他に見当らないでいた。
(発明が解決しようとする問題点) 化粧料には、各種の色素が利用されている。その代表的
なものとしては、各種の有機・無機質顔料、タール系色
素、天然の動・植物系色tなどが用いられている。
しかし、皮膚からの経皮吸収による毒性、皮膚刺激性、
皮膚アレルギーなど、安全性の配慮から、実際に利用出
来る色素となると、それは、ごく限られたものとなって
いた。
さらに、一般的にみて、無機・有機g料は、耐光性と、
耐溶媒性はあるが、処方中の系のp)lによって、安定
性が左右され、例えば、群青などでは、酸性領域では非
常に不安定であり、経時的には、このために、化粧料配
合後における色の消失、さらに、硫化水素臭の発生がみ
られることもある。したがって、酸性領域で、処方化き
れた化粧品中では、製剤化上、Fll用しにくい着色料
の一つとして知られている。
一方、タール系色素は、耐久性に乏しく、又油剤等によ
って滲みを生しやすいこと、また、皮膚や粘膜に接触し
た場合、皮膚の汗腺、皮脂腺、毛根(毛穴)などに浸透
残留しやすく、健康上好まし  く な い 。
つまり、皮膚表皮への吸着性が良好な色素類の中には、
洗顔(洗1ll)により、容易に落ちにくいものなどが
ある。
化粧品への色素利用は、製品のイメージを高めるもの、
あるいは、口紅、頬紅、眉ずみなど、メークア7ブに利
用されるものがあるが、これらの製品への色素配合に当
っては、色相の均一性、隠ベイカ、皮膚への吸若力など
の性能を高めるために、例えば、顔料などでは、微粉細
化が求められる。しかし、微粉化が進むにつれて、その
一方では、粉体粒子間の二次的な凝集作用や、前項で述
べたごとくの、表皮(皮脂線、毛根、汗腺)などのm織
内への付着、残留性が高まり、その利用に当っての最善
0策が求められていた。
本発明は、これを解決するための手段として、公知な、
マイクロカプセル化法の技術のなかから、もっとも、簡
易で、その操作性の優れた、噴霧乾燥造粒機を用いて、
この問題の解決に当った。すなわち、本発明の主要部は
、色素を小ぎな膜物質で包み込み、皮膚に色素が直接ふ
れることなくして、製品中に配合され、同時に、用いた
色素が、その製品の本来の目的である、例えば頬紅の役
割を果たすこと、その解決に当って、いかなる壁膜材を
もって、芯物質である色素を皮膚させたら良いか、さま
ざまな物質から、実験を開始した。
そして、その最終的な問題点の解決のための条件として
、(1)壁膜材が、多種類の色素に利用可能であること
、(2)壁膜材が、皮膚組織内に滲透せず、しかも洗浄
されやすいこと、(31!膜材自体が皮膚刺激等の毒性
がないこと、(4)壁膜粒子間で凝集が起こらないこと
、(5)水、油剤に対して、良好な分散性を発揮するこ
と。
(6)内包きれる色素の耐光性、耐熱性、耐pH性など
の諸物性の安定化。
以上の点に、ポイントを絞り、研究を開始した。その結
果、ンエラ7りが、噴霧乾燥造粒機を用いるとさ、最善
の壁膜材であることを見出し、本発明に至った。
シェラ7りは、天然の樹脂として、その性質は、熱硬化
性があり、優れた耐水、耐油性のあることが知られた物
質で、従来の利用について調査すれば、広く、医薬品、
食品、菓子類などの加工において、結合剤など、あるい
は、錠剤などの表面の艶出し用のコーテイング膜材とし
て、応用きれていたものである。
〔口〕 発明の構成 本発明は、マイクロカプセル化法の−っであり、もっと
も操作性の簡単な、噴霧乾燥造粒機を用いることを条件
となし、マイクロカプセルの膜材を、ンエラ7りとなし
、芯物質が、着色料(色素)で構成された、マイクロカ
プセルを、化粧料に用いることにある。
以下に、さらに、具体的に示すために、実施例により詳
細に述べるも、実施例に示す色素に限定されることなく
、その芯物質は、系中(シェラツク溶液中)に分散する
ことの出来るものであれば、その他の色素及び、他の物
質のすべてがマイクロカプセル化出来ることである。
尚、系中で分散せず、溶解するものは、そのすへてか、
マトリックス状の微細粒として得ることが出来る。又、
本発明によるマイクロカプセルや、マトリ/ジス状の微
細粒は、そのすべてが、真球状で形成される− したがって、化粧品その他の利用上の用途に応じ、マト
リックス状の微細粒を用いることも出来る。
(A)  マイクロカプセル化法 1実施例−1゜ 水性シェラツクの5%含有水溶液11に、ベニバナ抽出
カーサミン200&を分散させ、公知な噴霧乾燥造粒装
置を用い、通常の操作により、七〇造粒物を得た。
得られた造粒物の粒度分布は、第1図に示すごとくであ
った。
すなわち、粒子の径は、アトマイザ−回転数の増加にと
もなって、微細化されること。
又、その得られた微細粒の壁膜は、シェラツクで構成き
れ、しかも、その膜は透明な皮膜を形成する。
1実施例−2J 水性シェラツクの2%、5%、10%を含有させた水溶
液1eを、それぞれに、あらかじめ製しておき、その各
水溶液中に、10ミクロン以下の微粉砕した群青を、攪
拌しながら分散させ、噴霧乾燥造粒機を用いて、アトマ
イザ−回転数25.00Orpmで造粒する。
得られた、群青のマイクロカプセルは、そのいずれもが
、50ミクロン以下の微粒子として得られる。
尚、得られた群青のマイクロカプセルは、粧原基に記較
芒れた、群青の確認試験にうたわれているところの、希
塩酸を添加しても色の消失はなく、硫化水素の発生も認
められなかった。
「実施例−3」 前記1実施(り1−1.〜1実施イ列−2」に準拠し、
ンエシックの水溶液中には、次項(第1表)に示す、各
色素類を分散し、噴霧乾燥造粒機を用いて、そのすべて
が、微細なマイクロカプセルとすることが出来た。マイ
クロカプセル化に当っては、壁膜材として用いるンエラ
ックの水溶液中の濃度と、アトマイザ−回転数を任意に
v4整することにより、芯物質の使用目的に応じて、製
造することが出来る。
(第1表) 実施例−3で用いた芯物質(備考) 実施
例−1〜2及び、木表(第1表)中の物質はすべて、球
状のマイクロカ プセルとして得ることが出来る。ただ し、ンエラック溶液中で、可溶性であ る物質は、すべて、マトリックス状態 の球状細粒として得られる。
(B)  製剤化法(処方例) 1処方例−1=スティック状頬紅(ホホベニ)jカオリ
ン・・ ・・・・・・−・・・・・・・・・20.0(
%)二酸化チタン ・・・・・・・・・・・・・・・・
・4.0カーサミンマイクロカプセル(実施例−1で得
られたもの)・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
.0キヤンデリラロウ・ ・・・・・・・・・・・・1
2,0セレンン ・・・ ・・・・・・・・・・・・・
・5.0カルナバロウ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・3.0スクワラン・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・22.0イソプロピルミリスチン酸エステ
ル・・15,0イソステアリルアルコール・・・・・・
・・・15.0シアバター(ビオデルマSX−19)・
・3.0香料・・・ ・ ・・・ ・・・・・・・・・
・適 量上記の製剤化に当っては、カオリン、二酸化チ
タン、カーサミンをスクワランの一部に加え、練り合わ
せておき、次に他の成分と混合、加熱融解した後、先の
看色料部を加え、ホモミキサーで均一に分散し、スティ
ック状容器に充填した。
°尚、別に、マイクロカプセル化きれていない、カーサ
ミンを用い、上記の処方中に加えたステ、イック状頬紅
を製した。
マイクロカプセル化きれていないカーサミンを用いても
、マイクロカプセル化されたカーサミンも、その仕とが
り状態は、共に、色ムラのない良好な頬紅が得られるも
、後に、紫外線照射加熱試験による色相の劣化(安定性
能)をみると、マイクロカプセル化されていないカーサ
ミンを使用(配合)したものでは、約3日間で変色し、
商品価値を低下するに至った。
これに対して、マイクロカプセル化した、カーサミンで
は、全く変色は認められなかった。
一方、顔面使用による拭き取り試験を、既知の処方によ
る、クレンジングクリームを用いて、洗浄、又は、化粧
石齢を用いて洗浄を試みたが、マイクロカプセル化カー
サミンを用いたものでは、クレンジングクリームの単独
で、充分に洗浄できるのに比べ、マイクロカプセル化し
ていないカーサミンを配合したものでは、クレンジング
クリームの単独の使用のみでは、落ちに<<、化粧石鹸
による洗浄が必要であった。
1処方例−2ニスティック型アイシャドー」群青マイク
ロカプセル(実施例−2で得られたもの)・・ ・ ・
・・・・・・・・・・・・・・・・12.0.(%)タ
ルク・・・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・
5.0二酸化チタン・・・・・・  ・・・・・・・・
・・3.0バー ルjll n・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・18.0カルナバロウ・・・・・・
・・・・・・・・・・・・10.0固型パラフイン ・
 ・・・・・・・・・・・・・・5.0スクアラン・・
・・・・ ・・・・・・・・・・・・21.0グリセリ
ルトリスエチルヘキサン酸エステル・・−・・・・ ・
 ・・ ・・・・・・ ・・・・・・・2 0.0ンル
ビタンセスキオレイン酸エステル ・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・1.0香料  ・・ ・・ ・・・・・・・・
・・・・・適 量上記の処方の製剤化は、群青、タルク
、二厳化チタン、パール顔料に、スクワランの一部と、
ンルピタンセスキオレイン酸エステルを加えて、ニーダ
−で処理する。これに、他の処方中の成分を混合し、加
熱溶解しておき、徐々に加えながら、ホモミキサーによ
り、均一に分散許せ、分散後、容器に充填、急冷して製
した。
尚、上記の処方中、群青のマイクロカプセル化されたも
のを、群青のマイクロカプセル化されないものに替えて
、同様に製した。
群青のマイクロカプセル化されたものを配合した場合で
は、その製造工程中で、マイクロカプセルが、硬い微粒
子であるために、殆ど破壊されることがなく、色相も、
色ムラも、従来の群青を使用したとさと変わりなかった
。しかし、拭き取りが、先のカーサミンのマイクロカプ
セルと同様にして、容易となり、又、色調は長期間にわ
たり安定となった。
rs処方例3=フアンデーシヨン」 シェラ7りを壁膜材となし、実施例1〜3に準じ、ター
ル系色素:赤色202号を用いて、マイクロカプセルを
得て、以下の処方により、ファンデーションを製した。
(1)ステアリン酸 ・・・ ・・・・・・・・・1.
0(%)(2)Mロウ ・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・3.0(3)ベヘニルアルコール・ ・・
・・・・・・・0.6(4)フレステリン ・・・・・
・・・・・・・・・・0.2(5)スクワラン・・ ・
・・・・・・・・・・・・・・3.0(6)ミリスデン
酸オクテルドデンル・・7.0(7)自己乳化型モノス
テアリン酸グリセリン・・・    ・・・  ・  
・・ ・・・・・・・・・・・2.0(8)モノステア
リン醸ポリエチレングリフール・・ ・・・・・・・・
・ ・ ・・・・・・・1.0(9)バラオキシ安息香
酸ブチル・・・・・0.1(1G>レシチン・ ・−・
・・・・・・・・・・・・0.6(11)グリセリン・
    ・・・・・・・・・7.0(12)パラオキシ
安息香酸メチル・・・・・・0.3(13)精製水・・
・・・・・・ ・・・・・・61.95(14) メタ
リン酸ナトリウム・・・・・・・・・・0.05(15
)赤色20、.2号マイクロカプセル・・5.0(16
) タルク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・7.0(17)香料・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・0.1上記(1)〜(10)の成
分を混合、加熱溶解し、(11)〜(16)の混合物を
加えて乳化後、60℃まで降温きせて、(17)を加え
冷却し、ファンデーションを製した。
得られたファンデーションは、均一な色相が保持され、
40℃、湿度75%、1ケ月間の安定性試験においても
、何ら変化が認められなかった。
次表(第2表)は、実施例で得られた、各色素のマイク
ロカプセルを用い、処方例で示すそれぞれの製品につい
ての評価(効果)について、まとめたものである。
(第2表) マイクロカプセル化色素の評価〔ハ〕 発
明の効果 本発明によるシェラツクを壁膜となし、噴霧乾燥造粒機
を用いて得られる色素のマイクロカプセルの特徴は、平
均粒子径が5〜20ミクロン程度の微粒子が得られるこ
とにある。
顔料などでは、超微粒子化が求められ、これによって、
色相の均一性、隠ベイカの向上、皮膚表皮への吸着性な
どの向上を高めている。しかし、微粉化が進む程、粉体
粒子間の二次的凝集作用、きらに、皮膚組織内への付着
、浸透などによる、残留も懸念きれていたが、本発明に
よるシェラ7りを壁膜とする色素のマイクロカプセルで
は、粒子間の凝集がなく、さらに、水や油剤に対して、
良好な分散が得られ、したがって、用いた化粧料を洗い
落とすことが、非常に容易であることが、大きなメリッ
トである。
又、耐光性が向上すること、耐熱性が向上することも、
大きなメリットである。
したがって、従来、安全性が高く、緩和な薬理的作用効
果を有するような、各種の動・植物から抽出された色素
は、その一方で、耐光性、耐熱性、pHや金属イオンな
どに影響を受は易く、化粧料への利用には、それらの安
定性の面から、配合しにくいものが多かったが、このよ
うな色素の化粧料への利用に当って、当該マイクロカプ
セル化法を用いることは、とくに有利なものである。
一方、化粧料には、香料、その他の油脂類が多く用いら
れるために、例えば、粉白粉、ファンデーション類に配
合される、有機顔料の場合などにあっては、それらの物
質と顔料とが作用して、ブリードを起こすことがある。
このようなときには、シェラツク壁膜材で、マイクロカ
プセル化された芯物質は、直接、処方中の他の成分と接
触されなく、しかも、シェラツク壁膜は、耐溶媒性が大
であると共に、それらの配合きれる他の成分とは、分散
性が良好であることから、製剤化上からも優れている。
もちろん、シェラツク壁膜で被覆された、芯物質である
色素は、他の処方中の成分の影響を受けることがないた
めに、色素本来の色彩を、変質することなく、持続出来
るわけである。
すなわち、/エラ/り壁膜材で被覆ξれたマイクロカプ
セルは、膜が透明であり、光沢があり、内包する、各種
の色素の本来の色彩を、そのまま保持して、浮らに、色
素の表面に、光沢膜が形成された状態にあるために、化
粧品類の処方中に添加されると、従来の単なる色素を配
合した場合と比べると、一段と色彩が鮮明となることも
、大きなメリットである。
このような効果について、さらに、具体的に述べれは、
例えば、前記のマイクロカプセル化法(A)の実施例−
1で得られた、カーサミンのマイクロカプセルについて
は、次のごとくとなる。
(イ) シェラ7りは透明な壁膜を形成し、カーサミンの本来の
色調を、損なわないこと。
(ロ) 耐水性、耐油性の壁膜を形成しているために、芯物質で
あるカーサミンの耐水、耐油性の欠点が、完全に除かれ
、化粧料処方中に配合しても、色の経時的な変化、ブリ
ーディングなどを生じないこと。
(ハ) シェラ7り自体が壁膜となり、これがもたらす紫外線吸
収能の特性により、カーサミンの耐光性が向上し、紫外
線による退色変化が抑制きれること。
以上、(イ)〜(ハ)は、カーサミンに限らず、他の色
票に共通した利点として、望ましいものである。この他
、本発明による色素のシェラツク壁膜材で被覆きれた利
点は、次のような場合に用いると、最適となる。
(ニ) 芯物質(色り力(、pHによって影響を受は易いもの、
あるいは、金属イオンによって影響を受は易いものは、
その影響を阻止できることである。とくに、酸化等の影
響を受は易い色素を、化班料に用いるような場合には、
そのメリットは、大きいわけである。
例えば、マイクロカプセル化法(A)の実施例−2で得
られた、群青のマイクロカプセルでは、従来、そのまま
のものは、酸性側の処方中では、不安定であり、経時的
に色の消失や、硫化水素の発生を認めることが多いが、
本発明による群青のマイクロカプセルでは、それは認め
られない。
この点について、さらに追試を行なうために、化粧品原
料基準に収較の群青の確認試験に準拠し、マイクロカプ
セル化されたものと、マイクロカプセル化されていない
、従来の群青について、その0.5 gを取り、これに
、希釈した塩酸2tmを加えてみたところ、前者は、色
の消失、硫化水素の発生は認められなかったが、後者で
は、色の消失、硫化水素の発生を生じた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、マイクロカプセル化法(A)の実施例−1で
示される、カーサミンのマイクロカプセルの噴霧乾燥造
粒機のアトマイザ−回転数からみた、粒子の粒度(径)
分布を示すグラフ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 壁膜材がシェラックからなる着色料の、噴霧乾燥造粒機
    によって得られた、マイクロカプセルを含有することを
    特徴とする、皮膚化粧料。
JP61107504A 1986-05-09 1986-05-09 シエラツクを壁膜材となす着色料のマイクロカプセル含有皮膚化粧料 Granted JPS62263112A (ja)

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