JPS6226250A - メチレンオキシ基とエステル基を有する新規光学活性液晶化合物及びその組成物 - Google Patents
メチレンオキシ基とエステル基を有する新規光学活性液晶化合物及びその組成物Info
- Publication number
- JPS6226250A JPS6226250A JP60165564A JP16556485A JPS6226250A JP S6226250 A JPS6226250 A JP S6226250A JP 60165564 A JP60165564 A JP 60165564A JP 16556485 A JP16556485 A JP 16556485A JP S6226250 A JPS6226250 A JP S6226250A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optically active
- liquid crystal
- group
- formula
- methyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K19/00—Liquid crystal materials
- C09K19/04—Liquid crystal materials characterised by the chemical structure of the liquid crystal components, e.g. by a specific unit
- C09K19/06—Non-steroidal liquid crystal compounds
- C09K19/08—Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least two non-condensed rings
- C09K19/10—Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least two non-condensed rings containing at least two benzene rings
- C09K19/20—Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least two non-condensed rings containing at least two benzene rings linked by a chain containing carbon and oxygen atoms as chain links, e.g. esters or ethers
- C09K19/2007—Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least two non-condensed rings containing at least two benzene rings linked by a chain containing carbon and oxygen atoms as chain links, e.g. esters or ethers the chain containing -COO- or -OCO- groups
- C09K19/2021—Compounds containing at least one asymmetric carbon atom
- C09K19/2028—Compounds containing at least one asymmetric carbon atom containing additionally a linking group other than -COO- or -OCO-, e.g. -CH2-CH2-, -CH=CH-, -C=C-; containing at least one additional carbon atom in the chain containing -COO- or -OCO- groups, e.g. -COO-CH*-CH3
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Liquid Crystal Substances (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔利用分野〕
本発明は新規な液晶物質及び該液晶物質を含有する液晶
組成物に関し、更に詳しくは光学活性基を有するカイラ
ル液晶物質及びそれらを含有するカイラル液晶1組放物
に関する。
組成物に関し、更に詳しくは光学活性基を有するカイラ
ル液晶物質及びそれらを含有するカイラル液晶1組放物
に関する。
現在、液晶表示素子としてはT N (Twisted
Nematic )型表示方式が最も広く用いられてい
るが、応答速度の点に於て発光型表示素子(エレクトロ
ルミネッセンス、プラズマディスプレイ等)と比較して
劣っており、この点に於ける改善は樗々試みられている
にも拘らず、大巾な改善の可能性はあまり残っていない
ようである。
Nematic )型表示方式が最も広く用いられてい
るが、応答速度の点に於て発光型表示素子(エレクトロ
ルミネッセンス、プラズマディスプレイ等)と比較して
劣っており、この点に於ける改善は樗々試みられている
にも拘らず、大巾な改善の可能性はあまり残っていない
ようである。
そのためTN型表示素子に代わる別の原理による液晶表
示装置が種々試みられているが、その一つに強誘電性液
晶を利用する表示方式がある(N、 A、 C1ark
ら; Applied Phys、 1ett、 、
36゜899(1980))。この方式は強誘電性液晶
のカイラルスメクチックC相(以下SC*相と略称する
)あるいはカイラルスメクチックH相(以下SH*相と
略称する)を利用するもので、それらの相が室温付近に
あるのが望ましい。
示装置が種々試みられているが、その一つに強誘電性液
晶を利用する表示方式がある(N、 A、 C1ark
ら; Applied Phys、 1ett、 、
36゜899(1980))。この方式は強誘電性液晶
のカイラルスメクチックC相(以下SC*相と略称する
)あるいはカイラルスメクチックH相(以下SH*相と
略称する)を利用するもので、それらの相が室温付近に
あるのが望ましい。
本発明者らはこの表示方式に利用されるにより、適した
液晶物質の開発を主たる目的として、光学活性基を有す
る液晶物質を種々探索して本発明に到達した。
液晶物質の開発を主たる目的として、光学活性基を有す
る液晶物質を種々探索して本発明に到達した。
(発明の構成]
即ち、本発明の第1は一般式
%式%(1)
(但し、上式に於いて、Xは−CH,O−又は−0CR
,−を示し、Yは−COO−又は一0CO−を示し、ま
た、R1,R2は一方が光学活性なアルキル基、アルキ
ルオキシ基又はアルキルオキシカルボニル基を示し、他
方は炭素数が4〜18の非光学活性なアルキル基又はア
ルキルオキシ基である) で表わされる光学活性液晶化合物である。
,−を示し、Yは−COO−又は一0CO−を示し、ま
た、R1,R2は一方が光学活性なアルキル基、アルキ
ルオキシ基又はアルキルオキシカルボニル基を示し、他
方は炭素数が4〜18の非光学活性なアルキル基又はア
ルキルオキシ基である) で表わされる光学活性液晶化合物である。
本発明の(1)式の化合物を更に具体的に示すとR−@
−CH,O−@−COO−@−R” (Ia)R*
−@−CH2O−@−C00舎R(Ib)R−@−cH
2o−o−oco−@−a” (Ic)R*−□C
H,0−@−0CO舎R(Id)R−@−ocH,−@
−coo−@−R” (Ie)R*−o−OCH6
舎coo4瀘R(If)R−@−ocHt−@−oco
−@−n” <Ig)R札@→c Ht −@−o
c o舎R(Ih)(上記各式に於いてRは(1)式
に於けるR1又はR2が光学活性基である場合を示し、
Rは非光学活性である場合を示す) これ等の化合物のうち代表的なものの相転位温度、自発
分極の値、及びチルト角を第1表及び第2表に示す。
−CH,O−@−COO−@−R” (Ia)R*
−@−CH2O−@−C00舎R(Ib)R−@−cH
2o−o−oco−@−a” (Ic)R*−□C
H,0−@−0CO舎R(Id)R−@−ocH,−@
−coo−@−R” (Ie)R*−o−OCH6
舎coo4瀘R(If)R−@−ocHt−@−oco
−@−n” <Ig)R札@→c Ht −@−o
c o舎R(Ih)(上記各式に於いてRは(1)式
に於けるR1又はR2が光学活性基である場合を示し、
Rは非光学活性である場合を示す) これ等の化合物のうち代表的なものの相転位温度、自発
分極の値、及びチルト角を第1表及び第2表に示す。
第2表
*1)試料庫は第1表の試料隘と同一である。
*2)SC*相の上限温度より5°C低い温度での測定
値、その他は10″C低い温度での測定値。
値、その他は10″C低い温度での測定値。
*3)外挿値とは他のSC液晶との混合物として測定し
たPs値より外挿法によって求めた値である。
たPs値より外挿法によって求めた値である。
*4)チルト角とはSC相の層に対する法線と分子長軸
のなす角度である9 〔発明の作用、効果〕 (I)式で示される化合物は単体でスメクチックC*相
を呈し、その中でもR*が1−メチルアルキル基タイプ
のものの自発分極の大きさくPs)が、従来知られてい
るSC*相化合物に比較して極めて犬きく、°それ故、
本発明の(1)式の化合物は、すぐれた強誘電性液晶化
合物であるということができる。本発明の(I)式の化
合物のあるもののPl!I値は100 nc /c1J
以上に達しており、公知の例えば特開昭53−2288
3号に記載されている化合物 mCJsCH(CHs ) CH2知x)C00舎OC
5HI?* は、本発明者らの測定によればPs値が約1n e/c
t4という小さな値であることから本発明のPs値が驚
くべき数値であるといえる。
のなす角度である9 〔発明の作用、効果〕 (I)式で示される化合物は単体でスメクチックC*相
を呈し、その中でもR*が1−メチルアルキル基タイプ
のものの自発分極の大きさくPs)が、従来知られてい
るSC*相化合物に比較して極めて犬きく、°それ故、
本発明の(1)式の化合物は、すぐれた強誘電性液晶化
合物であるということができる。本発明の(I)式の化
合物のあるもののPl!I値は100 nc /c1J
以上に達しており、公知の例えば特開昭53−2288
3号に記載されている化合物 mCJsCH(CHs ) CH2知x)C00舎OC
5HI?* は、本発明者らの測定によればPs値が約1n e/c
t4という小さな値であることから本発明のPs値が驚
くべき数値であるといえる。
更に、これらの物質の優れた特徴としてSC*相のチル
ト角が大であることがあげられる。後記実施例に於いて
示されるSC*液晶組成物を使用するゲスト・ホスト型
光スイッチング素子に於いてはSC*相のチルト角は理
想的には45゜が望ましい。従ってこれらの特徴はゲス
ト・ホスト型光スイッチング素子用のSC*液晶組成物
の構成成分として極めて優れた性能を示すものでちる。
ト角が大であることがあげられる。後記実施例に於いて
示されるSC*液晶組成物を使用するゲスト・ホスト型
光スイッチング素子に於いてはSC*相のチルト角は理
想的には45゜が望ましい。従ってこれらの特徴はゲス
ト・ホスト型光スイッチング素子用のSC*液晶組成物
の構成成分として極めて優れた性能を示すものでちる。
SC*相の光スイツチング効果を表示素子として応用す
る場合TN表示方式にくらべて3つのすぐれた特徴があ
る。第1の特徴は非常に高速で応答し、その応答時間は
通常のTN表示方式の素子と比較すると1/100以下
である。第2の特徴はメモリー効果があることでちり、
上記の高速応答性とあいまって、時分割駆動が容易であ
る。第3の特徴はT N表示方式で濃淡の階調をとるに
は、印加電圧を調節して行なうが、しきい値電圧の温度
依存性や応答速度の電圧依存性などの難問がある。しか
しSC*相の光スイツチング効果を応用する場合には極
性の反転時間を調節することにより、容易に階調?得る
ことができ、グラフィック表示に非常に適している。
る場合TN表示方式にくらべて3つのすぐれた特徴があ
る。第1の特徴は非常に高速で応答し、その応答時間は
通常のTN表示方式の素子と比較すると1/100以下
である。第2の特徴はメモリー効果があることでちり、
上記の高速応答性とあいまって、時分割駆動が容易であ
る。第3の特徴はT N表示方式で濃淡の階調をとるに
は、印加電圧を調節して行なうが、しきい値電圧の温度
依存性や応答速度の電圧依存性などの難問がある。しか
しSC*相の光スイツチング効果を応用する場合には極
性の反転時間を調節することにより、容易に階調?得る
ことができ、グラフィック表示に非常に適している。
表示方法としては、2つの方式が考えられ、1つの方法
は2枚の偏光子を使用する複屈折型、他の1つの方法は
二色性色素を使用するゲスト・ホスト型である。SC*
相は自発分極をもつため、印加電圧の極性を反転するこ
とにより、らせん軸を回転軸として分子が反転する。S
C*相を有する液晶組成物を液晶分子が電極面に平行に
ならぶように配向処理を施した液晶表示セルに注入し、
液晶分子のダインフタ−と一方の偏光面を平行になるよ
うに配置した2枚の偏光子の間に該液晶セルをはさみ、
電圧を印加して、極性を反転することKより、明視野お
よび暗視野(偏光子の対向角度により決まる)が得られ
る。一方ゲスト・ホスト型で動作する場合には、印加電
圧の極性を反転することにより明視野及び着色視野(偏
光板の配置により決まる)を得ることができる。
は2枚の偏光子を使用する複屈折型、他の1つの方法は
二色性色素を使用するゲスト・ホスト型である。SC*
相は自発分極をもつため、印加電圧の極性を反転するこ
とにより、らせん軸を回転軸として分子が反転する。S
C*相を有する液晶組成物を液晶分子が電極面に平行に
ならぶように配向処理を施した液晶表示セルに注入し、
液晶分子のダインフタ−と一方の偏光面を平行になるよ
うに配置した2枚の偏光子の間に該液晶セルをはさみ、
電圧を印加して、極性を反転することKより、明視野お
よび暗視野(偏光子の対向角度により決まる)が得られ
る。一方ゲスト・ホスト型で動作する場合には、印加電
圧の極性を反転することにより明視野及び着色視野(偏
光板の配置により決まる)を得ることができる。
一般にスメクチック状態で液晶分子をガラス壁面に平行
に配向させることは難かしく、数十キロガウス以上の磁
場中で等方性液体から非常にゆっくりと冷却する(1°
C〜2°C/ hr ) ことにより、液晶分子を配
向させているが、スメクチック相を呈する温度より高温
域でコレステリック相を有する液晶物質では磁場の代わ
りに50V〜100Vの直流電圧を印加しながらコレス
テリック相を呈する温度から1°C/minの冷却速度
でスメクチック相を呈する温度へ冷却することにより、
容易に均一に配向したモノドメイン状態を得ることがで
きる。
に配向させることは難かしく、数十キロガウス以上の磁
場中で等方性液体から非常にゆっくりと冷却する(1°
C〜2°C/ hr ) ことにより、液晶分子を配
向させているが、スメクチック相を呈する温度より高温
域でコレステリック相を有する液晶物質では磁場の代わ
りに50V〜100Vの直流電圧を印加しながらコレス
テリック相を呈する温度から1°C/minの冷却速度
でスメクチック相を呈する温度へ冷却することにより、
容易に均一に配向したモノドメイン状態を得ることがで
きる。
尚、(I)式の化合物に対応するラセミ体は、下記に示
す光学活性体中の製法に於いて原料として光学活性アル
コールの代りに相当するラセミ型アルコールを使用する
ことによって、同様に製造されるものであるが、(1)
とほぼ同じ相転移点を示す。
す光学活性体中の製法に於いて原料として光学活性アル
コールの代りに相当するラセミ型アルコールを使用する
ことによって、同様に製造されるものであるが、(1)
とほぼ同じ相転移点を示す。
(1)f、の化合物は、又、光学活性炭素原子を有する
ため、これをネマチック液晶に添加することによって捩
れた構造を誘起する能力を有する。
ため、これをネマチック液晶に添加することによって捩
れた構造を誘起する能力を有する。
捩れた構造を有するネマチック液晶、即ちカイラルネマ
チック液晶はTN型表示素子のいわゆるリバース・ ド
メイン(reverse domain % Lま模
様)を生成することがないので(I)式の化合物はリバ
ース・ドメイン生成の防止剤として使用できる。
チック液晶はTN型表示素子のいわゆるリバース・ ド
メイン(reverse domain % Lま模
様)を生成することがないので(I)式の化合物はリバ
ース・ドメイン生成の防止剤として使用できる。
尚、原料の光学活性アルカノール類のうちS(→−2−
オククノール、R(→−2−オクタツール、S (−)
−2−メチルブタノールは市販品として容易に入手で
きるが、他の光学活性アルカノール類は現在のところ高
価で大量の使用には向かない。
オククノール、R(→−2−オクタツール、S (−)
−2−メチルブタノールは市販品として容易に入手で
きるが、他の光学活性アルカノール類は現在のところ高
価で大量の使用には向かない。
本発明者らは公知の方法(R,H,Pickardら1
、T、 Chem、 Soc、、99.45(1911
))記載の方法に従ってラセミ体の光学分割をおこなっ
て得たものを原料として使用したが、これらの光学活性
アルカノール類を使用することによって(I)式に於け
るR1及びR2の異る諸物質が得られる。
、T、 Chem、 Soc、、99.45(1911
))記載の方法に従ってラセミ体の光学分割をおこなっ
て得たものを原料として使用したが、これらの光学活性
アルカノール類を使用することによって(I)式に於け
るR1及びR2の異る諸物質が得られる。
RI R2の鎖長による液晶相転移温度の変化はわずか
であるので最も容易に入手し得る2−オクタツール及び
2−メチルブタノールを使用するのがよいが、他の光学
活性アルカノール類ケ原料とすることも原理的に可能で
ある。
であるので最も容易に入手し得る2−オクタツール及び
2−メチルブタノールを使用するのがよいが、他の光学
活性アルカノール類ケ原料とすることも原理的に可能で
ある。
(化合物の製法〕
(1)式でX −−CH,0−1y =−coo−のも
の、すなわち(Ia)、(Ib)式のものは下記の如く
の経路により合成される。
の、すなわち(Ia)、(Ib)式のものは下記の如く
の経路により合成される。
(1)式でX −−CH,0−1y −−oco−のも
の、すなわち(Ic)、(Id)式のものは、下記の如
くの経路により装造される。
の、すなわち(Ic)、(Id)式のものは、下記の如
くの経路により装造される。
R1−o−C)(、O−@−OCO舎R2(Ic)(I
d) (1)式でX箇−OCH,−1y −−coo−のもの
、すなわち(1e)、(If)式のものは、下記の如く
の経路によシ製造される。
d) (1)式でX箇−OCH,−1y −−coo−のもの
、すなわち(1e)、(If)式のものは、下記の如く
の経路によシ製造される。
R1−@−OCHd)o coo −@−R2(IeX
If) (I)式でX雪−OCH,−5y =−oco−のもの
、すなわち(Ig)、(Ih)式のものは、下記の如く
の経路により製造される。
If) (I)式でX雪−OCH,−5y =−oco−のもの
、すなわち(Ig)、(Ih)式のものは、下記の如く
の経路により製造される。
ハロゲン化剤
R1−@−OCH2−@−OCO舎R2(tg)(Ih
) 〔実施例〕 以下、実施例により本発明の光学活性エステル液晶化合
物につき詳細に説明する。
) 〔実施例〕 以下、実施例により本発明の光学活性エステル液晶化合
物につき詳細に説明する。
尚、以下の実施例に於ては原料の光学活性アルコールと
してはS型のものを使用した例だけを記載するがR型の
光学活性アルコール全原料とした場合にも夫々同一の相
転移温度のものが得られる。これは理論上からも当然の
ことである。但し旋光度、ら旋の捩れ向き、自発分極の
向きは、S型とR壓とでは逆になる。
してはS型のものを使用した例だけを記載するがR型の
光学活性アルコール全原料とした場合にも夫々同一の相
転移温度のものが得られる。これは理論上からも当然の
ことである。但し旋光度、ら旋の捩れ向き、自発分極の
向きは、S型とR壓とでは逆になる。
実施例1
〔光学活性p−Cp’−デシルオキンベンジルオキシ)
安息香酸p−(1−メチル−ヘプチルオキシ)フェニル
エステル((1) 弐K 於いてX−−CH2O−1y
=−coo−1R1=C,。R2,O−5Hs R” −−OCHC,H,、、試料凪5のもの)の製造
】* (1)光学活性p−)ルエンスルホン酸1−メチルーヘ
フチルエステル(DH造 S(イ)−2−オクタツール200 f (1,536
モル)を乾燥ピリジン600g1K溶解し、そこへ系内
の温度が10℃以上にならないようKLながらp−)ル
エンスルホン酸クロリド292.8f/(1,536モ
ル)を乾燥トルエン440xlに溶解した溶液を滴下す
る。滴下終了後、室温で1時間攪拌したのち、系内の温
度を50℃に加温し、そのまま2時間保ってから冷却す
る。更に水11とトルエン500露lを加えて攪拌する
。分離したトルエン層を6N−HCL、次いで2N−苛
性ソーダ水溶液で洗浄し、更に中性(なるまで水洗する
。トルエンを留去すると残留物として321.0yの光
学活性P−トルエンスルホンe、1−メチル−へブチル
エステル全得り。
安息香酸p−(1−メチル−ヘプチルオキシ)フェニル
エステル((1) 弐K 於いてX−−CH2O−1y
=−coo−1R1=C,。R2,O−5Hs R” −−OCHC,H,、、試料凪5のもの)の製造
】* (1)光学活性p−)ルエンスルホン酸1−メチルーヘ
フチルエステル(DH造 S(イ)−2−オクタツール200 f (1,536
モル)を乾燥ピリジン600g1K溶解し、そこへ系内
の温度が10℃以上にならないようKLながらp−)ル
エンスルホン酸クロリド292.8f/(1,536モ
ル)を乾燥トルエン440xlに溶解した溶液を滴下す
る。滴下終了後、室温で1時間攪拌したのち、系内の温
度を50℃に加温し、そのまま2時間保ってから冷却す
る。更に水11とトルエン500露lを加えて攪拌する
。分離したトルエン層を6N−HCL、次いで2N−苛
性ソーダ水溶液で洗浄し、更に中性(なるまで水洗する
。トルエンを留去すると残留物として321.0yの光
学活性P−トルエンスルホンe、1−メチル−へブチル
エステル全得り。
(It) p−ベンジルオキシ安息香酸クロリドの製造
p−ベンジルオキシ安息香酸too、op(0,44モ
ル)に塩化チオニル68.17(0,53mot)を加
え、約2時間還流する。
p−ベンジルオキシ安息香酸too、op(0,44モ
ル)に塩化チオニル68.17(0,53mot)を加
え、約2時間還流する。
過剰の塩化チオニルを減圧蒸留により完全に除去しp−
ベンジルオキシ安息香酸クロリド68.4Fを得た。
ベンジルオキシ安息香酸クロリド68.4Fを得た。
01D光学活性p−(1−メチル−へブチルオキシ)フ
ェノールの合成 ハイドロキノンモノベンジルエーテル 20 Q、Of (1,00モル)にエタノール1、0
00 ml、 (1)で合成したp−)ルエンスルホ7
a1−)fルーヘプチルエステル212.0y(1,1
0モル)、水酸化ナトリウム48.0f(1,20モル
)を水50.Ofに溶解したものを加え約10時間還流
を行なう。エタノールを留去し残留物に、6 N −H
Cl 400肩t、トルエン500 zlを加え攪拌す
る。トルエン層を6 N −HCl、次いで2N−苛性
ソーダ水溶液で洗浄した。のち中性になるまで水洗し、
トルエン層を乾燥したのち、トルエンを留去する。残留
物全活性アルミナ200fのカラムクロマトにかける。
ェノールの合成 ハイドロキノンモノベンジルエーテル 20 Q、Of (1,00モル)にエタノール1、0
00 ml、 (1)で合成したp−)ルエンスルホ7
a1−)fルーヘプチルエステル212.0y(1,1
0モル)、水酸化ナトリウム48.0f(1,20モル
)を水50.Ofに溶解したものを加え約10時間還流
を行なう。エタノールを留去し残留物に、6 N −H
Cl 400肩t、トルエン500 zlを加え攪拌す
る。トルエン層を6 N −HCl、次いで2N−苛性
ソーダ水溶液で洗浄した。のち中性になるまで水洗し、
トルエン層を乾燥したのち、トルエンを留去する。残留
物全活性アルミナ200fのカラムクロマトにかける。
この残留物をエタノール200 wlに溶解し、5%P
dC10,Ofの存在下に於いて還元し、粗製の光学活
性p−(1−メチル−へブチルオキシ)フェノールを得
た。これを減圧において蒸留し光学活性p−(1−メチ
ル−ヘプチルオキシ)フェノール142.4F(1,5
wHg132°C)を得た。
dC10,Ofの存在下に於いて還元し、粗製の光学活
性p−(1−メチル−へブチルオキシ)フェノールを得
た。これを減圧において蒸留し光学活性p−(1−メチ
ル−ヘプチルオキシ)フェノール142.4F(1,5
wHg132°C)を得た。
員光学活性p−ベンジルオキシ安息香酸p−(1−1f
ルーへブチルオキシ)フェニルエステルの製造 光学活性p−(1−メチル−へブチルオキシ)フェノー
ル50.0f(0,22モル)をピリジン300 ml
に溶解し、(11)のp−ベンジルオキシ安息香酸クロ
リド50.01(0,20%ル)をトルエン300 m
lに溶解したものを氷冷しながら滴下する。約50〜6
0°Cに保ちながら2時間攪拌し一晩放置する。その後
トルエン1500111/、水1000g/を加え攪拌
し、トルエン層を6 N −HCl次いで2N−苛性ソ
ーダ水溶液で洗浄し、更に中性になるまで水洗する。ト
ルエンを留去し、残留物をエタノールから再結晶するこ
とによシ光学活性p−ベンジルオキシ安息香酸p−(1
−メチル−へブチルオキシ)フェニルエステル69.O
fを得た。
ルーへブチルオキシ)フェニルエステルの製造 光学活性p−(1−メチル−へブチルオキシ)フェノー
ル50.0f(0,22モル)をピリジン300 ml
に溶解し、(11)のp−ベンジルオキシ安息香酸クロ
リド50.01(0,20%ル)をトルエン300 m
lに溶解したものを氷冷しながら滴下する。約50〜6
0°Cに保ちながら2時間攪拌し一晩放置する。その後
トルエン1500111/、水1000g/を加え攪拌
し、トルエン層を6 N −HCl次いで2N−苛性ソ
ーダ水溶液で洗浄し、更に中性になるまで水洗する。ト
ルエンを留去し、残留物をエタノールから再結晶するこ
とによシ光学活性p−ベンジルオキシ安息香酸p−(1
−メチル−へブチルオキシ)フェニルエステル69.O
fを得た。
IV)光学活性p−ヒドロキシ安息香酸p−(1−メチ
ルーヘフチルオキシ)フェニルエステルの製造 (V)の光学活性p−ベンジルオキシ安息香醗p−(1
−メチル−へブチルオキシ)7エ二ルエステル69.0
f(0,16モル)t−酢酸エチル−エタノール混合溶
媒(2: 1 ) 1000txlに溶解し、5%Pd
C5,Ofの存在下に於いて還元し光学活性p−ヒドロ
キシ安息香酸p−(1−メチル−へブチルオキシ)フェ
ニルエステル49.8Fを得た。
ルーヘフチルオキシ)フェニルエステルの製造 (V)の光学活性p−ベンジルオキシ安息香醗p−(1
−メチル−へブチルオキシ)7エ二ルエステル69.0
f(0,16モル)t−酢酸エチル−エタノール混合溶
媒(2: 1 ) 1000txlに溶解し、5%Pd
C5,Ofの存在下に於いて還元し光学活性p−ヒドロ
キシ安息香酸p−(1−メチル−へブチルオキシ)フェ
ニルエステル49.8Fを得た。
υ―標題化合物の製造
50%水素化ナトリウム1.6 F (0,07モル)
をn−ヘプタン50m1で2.3回デカンテーションす
る。ここに(V)の光学活性p−ヒドロキシ安息香酸p
−(1−メチル−へブチルオキシ)フェニルエステルl
0N(0,03モ/L)を滴下する。水素の発生が終っ
たらD M S O50txlを加え、ここにp−デシ
ルオキシベンジルクロライド8.3 fl (0,03
モル)′f!:T HF 50 txlに溶解したもの
を滴下し、更にD M S O50txlを加え、1〜
2時間室温で攪拌する。
をn−ヘプタン50m1で2.3回デカンテーションす
る。ここに(V)の光学活性p−ヒドロキシ安息香酸p
−(1−メチル−へブチルオキシ)フェニルエステルl
0N(0,03モ/L)を滴下する。水素の発生が終っ
たらD M S O50txlを加え、ここにp−デシ
ルオキシベンジルクロライド8.3 fl (0,03
モル)′f!:T HF 50 txlに溶解したもの
を滴下し、更にD M S O50txlを加え、1〜
2時間室温で攪拌する。
これをトルエンに−よシ抽出し、6 N −HCl次い
で2N−苛性ソーダ水溶液で洗浄し更に中性になるまで
洗浄する。トルエンを留去し、残留物をエタノールある
いは酢酸エチルから再結晶して光学活性p −(p’−
デシルオキシベンジルオキシ)安息香酸p−(1−メチ
ル−へブチルオキシ)フェニルエステル7、2 fを得
た。このものの相転移点はc −sc*点85.9°C
,SC*−I点105.3であった。
で2N−苛性ソーダ水溶液で洗浄し更に中性になるまで
洗浄する。トルエンを留去し、残留物をエタノールある
いは酢酸エチルから再結晶して光学活性p −(p’−
デシルオキシベンジルオキシ)安息香酸p−(1−メチ
ル−へブチルオキシ)フェニルエステル7、2 fを得
た。このものの相転移点はc −sc*点85.9°C
,SC*−I点105.3であった。
ここで使用したp−デシルオキシベンシルクロライドの
代わりに、光学活性p−アルキルベンジルクロライドあ
るいは、光学活性p−アルキルオキシベンジルクロライ
ドあるいハ光学活性p−アルキルオキシカルボニルベン
ジルクロライドを使用し、光学活性p−(1−メチル−
へ゛ブチルオキシ)フェノールの代わりに光学活性でな
いp−アルキルフェノールあるいはp−アルキルオキク
ツエノールを使用することによって(Ib)式の化合物
が得られる。
代わりに、光学活性p−アルキルベンジルクロライドあ
るいは、光学活性p−アルキルオキシベンジルクロライ
ドあるいハ光学活性p−アルキルオキシカルボニルベン
ジルクロライドを使用し、光学活性p−(1−メチル−
へ゛ブチルオキシ)フェノールの代わりに光学活性でな
いp−アルキルフェノールあるいはp−アルキルオキク
ツエノールを使用することによって(Ib)式の化合物
が得られる。
実施例2
〔光学活性p−(1−メチル−へブチルオキシ)安息香
酸1) −(P’−オクチルオキシベンジルオキシ)フ
ェニルエステル((1)弐に於いてX−−CH,0−1
y −−oco−1R1冨C,H,7O−1CH。
酸1) −(P’−オクチルオキシベンジルオキシ)フ
ェニルエステル((1)弐に於いてX−−CH,0−1
y −−oco−1R1冨C,H,7O−1CH。
R2−−0CHC,H,、、試料風13のもの)の製造
)* (1)光学活性p−(1−メチル−へブチルオキシ)安
息香酸の製造 p−ヒドロキシ安息香酸メチルエステル177.0g(
1,16モル)をメタノール800tzlに溶解し、水
酸化カリウム65.0 ! (1,16モル)を加える
。発熱がおさまったら先に製造した光学活性p−トルエ
ンスルホン酸1−メチル−ヘプチルエステル300.O
f/ (1,06モル)を加え、約4時間還流し室温で
放置する。冷却したら水1eとトルエ1500gtを加
えて攪拌する。分離したトルエン層を2N−苛性ソーダ
水溶液で十分洗浄し、更に中性になるまで水洗する。ト
ルエンを留去したのち残留物をエタノール50g/に溶
解し水酸化ナトリウム30.0yt−水150 yzl
に溶解したものを加え1時間はど還流する。そののち反
応物を塩酸酸性にし析出した結晶を濾過し、ヘプタンか
ら再結晶して光学活性p−(1−メチル−ヘプチルオキ
シ)安息香酸96.2gを得た。
)* (1)光学活性p−(1−メチル−へブチルオキシ)安
息香酸の製造 p−ヒドロキシ安息香酸メチルエステル177.0g(
1,16モル)をメタノール800tzlに溶解し、水
酸化カリウム65.0 ! (1,16モル)を加える
。発熱がおさまったら先に製造した光学活性p−トルエ
ンスルホン酸1−メチル−ヘプチルエステル300.O
f/ (1,06モル)を加え、約4時間還流し室温で
放置する。冷却したら水1eとトルエ1500gtを加
えて攪拌する。分離したトルエン層を2N−苛性ソーダ
水溶液で十分洗浄し、更に中性になるまで水洗する。ト
ルエンを留去したのち残留物をエタノール50g/に溶
解し水酸化ナトリウム30.0yt−水150 yzl
に溶解したものを加え1時間はど還流する。そののち反
応物を塩酸酸性にし析出した結晶を濾過し、ヘプタンか
ら再結晶して光学活性p−(1−メチル−ヘプチルオキ
シ)安息香酸96.2gを得た。
(II)光学活性p−(1−メチル−ヘプチルオキシ)
安息香酸クロリドの製造 光学活性p−(1−メチル−へブチルオキシ)安息香酸
90.0f(0,36モル)に塩化チオニル51.2L
i(0,43モル)を加え約2時間還流する。その後減
圧蒸留によって過剰の塩化チオニルを完全に除去し、光
学活性p−(1−メチル−へブチルオキシ)安息香酸ク
ロリド90.05’を得た。
安息香酸クロリドの製造 光学活性p−(1−メチル−へブチルオキシ)安息香酸
90.0f(0,36モル)に塩化チオニル51.2L
i(0,43モル)を加え約2時間還流する。その後減
圧蒸留によって過剰の塩化チオニルを完全に除去し、光
学活性p−(1−メチル−へブチルオキシ)安息香酸ク
ロリド90.05’を得た。
(iii)p −(1−メチルーヘブチルオキシ)安息
香Hp−ベンジルオキシフェニルエステルの製造 ハイドロキノンモノベンジルエーテル 100.0 g(0,50モル)をピリジン60011
に溶解し、p−(1−メチル−ヘプチルオキシ)安息香
酸クロリド122.21(0,45モル)をトルエン6
00ttplに溶解したものを氷冷しながら滴下する。
香Hp−ベンジルオキシフェニルエステルの製造 ハイドロキノンモノベンジルエーテル 100.0 g(0,50モル)をピリジン60011
に溶解し、p−(1−メチル−ヘプチルオキシ)安息香
酸クロリド122.21(0,45モル)をトルエン6
00ttplに溶解したものを氷冷しながら滴下する。
約50〜60 ’Cに保ちながら2時間攪拌し一晩放蓋
する。その後トルエン3000肩l、水2000 we
を加え攪拌し、トルエン層’r 6 N −HCl、次
いで2N−苛性ソーダ水溶液で洗浄し、更に中性になる
まで水洗する。トルエンを留去し、残留物をエタノール
から再結晶することによりp−(1−メチル−へブチル
オキシ)安息香tllp−ペンジルオキンフェニルエス
テル121.Ofを得た。
する。その後トルエン3000肩l、水2000 we
を加え攪拌し、トルエン層’r 6 N −HCl、次
いで2N−苛性ソーダ水溶液で洗浄し、更に中性になる
まで水洗する。トルエンを留去し、残留物をエタノール
から再結晶することによりp−(1−メチル−へブチル
オキシ)安息香tllp−ペンジルオキンフェニルエス
テル121.Ofを得た。
クリ光学活性p−(p’−(1−メチル−ヘプチルオキ
シ)ベンゾイルオキシフフェノールの製造 光学活性p−(1−メチル−へブチルオキり安息香酸p
−ベンジルオキシフェニルエステル69.0f(0,1
6モル)を酢酸エチル−エタノール混合溶媒(2:1)
1000ylに溶解し、5%PdC5,Ofの存在下に
於いて還元し光学活性p−(p’−(1−メチル−ヘプ
チルオキシ)ベンゾイルオキシフフェノール47、61
を得た。
シ)ベンゾイルオキシフフェノールの製造 光学活性p−(1−メチル−へブチルオキり安息香酸p
−ベンジルオキシフェニルエステル69.0f(0,1
6モル)を酢酸エチル−エタノール混合溶媒(2:1)
1000ylに溶解し、5%PdC5,Ofの存在下に
於いて還元し光学活性p−(p’−(1−メチル−ヘプ
チルオキシ)ベンゾイルオキシフフェノール47、61
を得た。
N)標題化合物の製造
50%水素化ナトリウム1.6 i/ (0,07モル
)をn−ヘプタン5ONlで2.3回デカンテーション
する。ここに光学活性p−(p’−(1−メチル−ヘプ
チルオキシ)ベンゾイルオキシフフェノール10f(0
,03モル)を滴下する。水素の発生が終つ上DMSO
50yl f加え、ここにp−オクチルオキシベンジル
クロライド7.6F(0,03モル)をT HF50t
/に溶解したものを滴下し、更にDMSO50ff/を
加え1〜2時間室温で撹拌する。これをトルエンにより
抽出し6 N −HCl次いで2N−苛性ソーダ水溶液
で洗浄、更に中性になるまで洗浄する。トルエン全留去
し、残留物をエタノールあるいは酢酸エチルで再結晶し
て光学活性p−(1−メチル−へブチルオキシ)安息香
酸p−(p’−オクチルオキシベンジルオキシ)フェニ
ルエステル7.6yを得た。
)をn−ヘプタン5ONlで2.3回デカンテーション
する。ここに光学活性p−(p’−(1−メチル−ヘプ
チルオキシ)ベンゾイルオキシフフェノール10f(0
,03モル)を滴下する。水素の発生が終つ上DMSO
50yl f加え、ここにp−オクチルオキシベンジル
クロライド7.6F(0,03モル)をT HF50t
/に溶解したものを滴下し、更にDMSO50ff/を
加え1〜2時間室温で撹拌する。これをトルエンにより
抽出し6 N −HCl次いで2N−苛性ソーダ水溶液
で洗浄、更に中性になるまで洗浄する。トルエン全留去
し、残留物をエタノールあるいは酢酸エチルで再結晶し
て光学活性p−(1−メチル−へブチルオキシ)安息香
酸p−(p’−オクチルオキシベンジルオキシ)フェニ
ルエステル7.6yを得た。
このものの相転移点1jc−I点90.0 ’C3l−
Ch点88.5°C,Ch−8C*点83.6°Cであ
った。
Ch点88.5°C,Ch−8C*点83.6°Cであ
った。
ここで使用した、p−オクチルオキシベンジルクロライ
ドの代わりK、光学活性p−アルキルベンジルクロライ
ドあるいは光学活性p−アルキルオキシベンジルクロラ
イドあるイハ、光学活性p−アルキルオキシカルボニル
ベンジルクロライドを使用し、光学活性p−(1−メチ
ル−へブチルオキシ)フェノールの代わりに光学活性で
ないp−アルキルフェノールあるいはp−アルキルオキ
シフェノールを使用することによって、(Id)式の化
合物が得られる。
ドの代わりK、光学活性p−アルキルベンジルクロライ
ドあるいは光学活性p−アルキルオキシベンジルクロラ
イドあるイハ、光学活性p−アルキルオキシカルボニル
ベンジルクロライドを使用し、光学活性p−(1−メチ
ル−へブチルオキシ)フェノールの代わりに光学活性で
ないp−アルキルフェノールあるいはp−アルキルオキ
シフェノールを使用することによって、(Id)式の化
合物が得られる。
実施例3(組成物例1)
C! H! −@−@−CN 20重量
%CsHo (可Hρ>CN 40重景
%C,H,Oべすべ百)CN 2s重量%
Cs H+ 1イ巨ベク8ρ)CN 15重
量%からなるネマチック液晶組成物を、配向処理剤とし
て、ポリビニルアルコール(PVA)e3m布し、その
表面をラビングして平行配向処理を施した透明電極から
なる電極間隔10μmのセルに注入してTN型表示セル
とし、これを偏光顕微鏡下で観察したところ、リバース
・ツイストドメインを生じているのが観察された。
%CsHo (可Hρ>CN 40重景
%C,H,Oべすべ百)CN 2s重量%
Cs H+ 1イ巨ベク8ρ)CN 15重
量%からなるネマチック液晶組成物を、配向処理剤とし
て、ポリビニルアルコール(PVA)e3m布し、その
表面をラビングして平行配向処理を施した透明電極から
なる電極間隔10μmのセルに注入してTN型表示セル
とし、これを偏光顕微鏡下で観察したところ、リバース
・ツイストドメインを生じているのが観察された。
この上記のネマチック液晶組成物に本願発明の試料患1
の化合物、即ち を1重量%添加し、同様にTN型セルにて観察したとこ
ろ、リバース・ツイストドメインは解消され、均一なネ
マチック相が観察された。
の化合物、即ち を1重量%添加し、同様にTN型セルにて観察したとこ
ろ、リバース・ツイストドメインは解消され、均一なネ
マチック相が観察された。
実施例4(組成物例2)
前記第1表中の試料凪17の光学活性液晶化合物を1成
分として含有する下記の組成の液晶組成物を調製した。
分として含有する下記の組成の液晶組成物を調製した。
30重量%
30重量%
20重量%
半
20重量%
組成物の調製法は、上記4種の液晶化合物を所定の重量
秤量し、4種の化合物を試料ビン中で加熱溶解しながら
混合する、3 得られた組成物を配向処理剤として、PVAを塗布し、
表面をラビングして平行配向処理を施した透明電極を備
えたセル厚2μmのセルに注入し、この液晶素子を2枚
の直交する偏光子の間に設置し、電界を印加したところ
、20Vの印加によって透過光強度の変化が観測された
。
秤量し、4種の化合物を試料ビン中で加熱溶解しながら
混合する、3 得られた組成物を配向処理剤として、PVAを塗布し、
表面をラビングして平行配向処理を施した透明電極を備
えたセル厚2μmのセルに注入し、この液晶素子を2枚
の直交する偏光子の間に設置し、電界を印加したところ
、20Vの印加によって透過光強度の変化が観測された
。
この時の透過光強度の変化から応答時間を求めると、2
5°Cで約1 m5ecの値を示した。
5°Cで約1 m5ecの値を示した。
尚、上記液晶組成物について、偏光顕微鏡によシ、テク
スチュアの温度変化を調べたところ、18℃から55℃
の温度範囲で強誘電性液晶となることが判明し、その自
発分極の大きさは、25℃で10 nC/C4であシ、
チルト角は24゜であった。
スチュアの温度変化を調べたところ、18℃から55℃
の温度範囲で強誘電性液晶となることが判明し、その自
発分極の大きさは、25℃で10 nC/C4であシ、
チルト角は24゜であった。
実施例5(組成物例3)
前記第1表中の試料凪13.14及び15の光学活性化
合物を成分として含有する下記の組成の液晶組成物を実
施例4と同様な方法で調製した。
合物を成分として含有する下記の組成の液晶組成物を実
施例4と同様な方法で調製した。
不
20重量%
不
20重量%
不
20重量%
20重量%
20重量%
この組成物に二色性色素としてアントラキノン系色素の
D−16(BDH社製)を3重量%添加して、いわゆる
ゲスト・ホスト型にしたものを実施例4と同様なセル(
ただし、セル厚は10μm)に注入し、1枚の偏光子を
偏光面が分子軸に平行になるように設置し、電界を印加
したところ、40Vの印加によって、透過光強度の変化
が観測された。
D−16(BDH社製)を3重量%添加して、いわゆる
ゲスト・ホスト型にしたものを実施例4と同様なセル(
ただし、セル厚は10μm)に注入し、1枚の偏光子を
偏光面が分子軸に平行になるように設置し、電界を印加
したところ、40Vの印加によって、透過光強度の変化
が観測された。
この時の透過光強度の変化から応答時間を求めると、2
5°Cで約2 m1leeの値を示した。
5°Cで約2 m1leeの値を示した。
尚、上記液晶組成物について、偏光顕微鏡によシ、テク
スチュアの温度変化を調べたところ、15°Cから65
°Cの温度範囲で強誘電性液晶となることが判明し、そ
の自発分櫃の大きさは、25°Cで20 nC/dであ
シ、チルト角は37゜であった。
スチュアの温度変化を調べたところ、15°Cから65
°Cの温度範囲で強誘電性液晶となることが判明し、そ
の自発分櫃の大きさは、25°Cで20 nC/dであ
シ、チルト角は37゜であった。
以上
Claims (5)
- (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I ) (但し、上式に於いて、Xは−CH_2O−又は−OC
H_2−を示し、Yは−COO−又は−OCO−を示し
、また、R^1、R^2はいずれか一方が光学活性なア
ルキル基、アルキルオキシ基又はアルキルオキシカルボ
ニル基であり、他方は炭素数が4〜18の非光学活性な
アルキル基又はアルキルオキシ基である) で表わされる光学活性化合物。 - (2)( I )式に於ける光学活性基が光学活性な1−
メチルペンチルオキシ基である特許請求の範囲第1項記
載の光学活性化合物。 - (3)( I )式に於ける光学活性基が光学活性な1−
メチルヘプチルオキシカルボニル基である特許請求の範
囲第1項記載の光学活性化合物。 - (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I ) (但し、上式に於いて、Xは−CH_2O−又は−OC
H_2−を示し、Yは−COO−又は−OCO−を示し
、また、R^1、R^2はいずれか一方が光学活性なア
ルキル基、アルキルオキシ基、又はアルキルオキシカル
ボニル基であり、他方は炭素数が4〜18の非光学活性
なアルキル基又はアルキルオキシ基である) で表わされる光学活性液晶化合物を少なくとも1種含有
することを特徴とする少なくとも2成分以上からなるカ
イラルスメクチツク液晶組成物。 - (5)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I ) (但し、上式に於いて、Xは−CH_2O−、又は−O
CH_2−を示し、Yは−COO−又は−OCO−を示
し、また、R^1、R^2は一方が光学活性なアルキル
基、アルキルオキシ基、又はアルキルオキシカルボニル
基であり、他方は炭素数が4〜18の非光学活性なアル
キル基又はアルキルオキシ基である) で表わされる光学活性液晶化合物を少なくとも1種含有
する少なくとも2成分以上からなるカイラルスメクチツ
クC相(SC^*相)を呈する液晶組成物を使用して構
成された光スイッチング素子。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60165564A JPH0688952B2 (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | メチレンオキシ基とエステル基を有する新規光学活性液晶化合物及びその組成物 |
US06/889,093 US4729847A (en) | 1985-07-26 | 1986-07-10 | Optically active liquid crystal compound having methyleneoxy group and composition containing same |
EP86305410A EP0212838B1 (en) | 1985-07-26 | 1986-07-14 | Optically active liquid crystal compound having methyleneoxy group and composition containing same |
DE8686305410T DE3674681D1 (de) | 1985-07-26 | 1986-07-14 | Eine methylen-oxy-gruppe tragende, optisch aktive fluessigkristallverbindung und diese enthaltende zusammensetzung. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60165564A JPH0688952B2 (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | メチレンオキシ基とエステル基を有する新規光学活性液晶化合物及びその組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6226250A true JPS6226250A (ja) | 1987-02-04 |
JPH0688952B2 JPH0688952B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=15814757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60165564A Expired - Fee Related JPH0688952B2 (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | メチレンオキシ基とエステル基を有する新規光学活性液晶化合物及びその組成物 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4729847A (ja) |
EP (1) | EP0212838B1 (ja) |
JP (1) | JPH0688952B2 (ja) |
DE (1) | DE3674681D1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02271326A (ja) * | 1989-04-12 | 1990-11-06 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 液晶光学素子及びその駆動方法 |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4780240A (en) * | 1985-08-02 | 1988-10-25 | Chisso Corporation | Liquid crystal composition |
US5082589A (en) * | 1986-05-22 | 1992-01-21 | Hoffmann-La Roche Inc. | Liquid crystalline esters |
DE3788243D1 (de) * | 1986-05-22 | 1994-01-05 | Hoffmann La Roche | Flüssigkristalline Derivate von Phenylbenzoat. |
JPH0733353B2 (ja) * | 1986-07-04 | 1995-04-12 | チッソ株式会社 | ハロゲン置換フエニルベンジルエ−テル誘導体 |
JPS63137983A (ja) * | 1986-11-28 | 1988-06-09 | Chisso Corp | ゲストホスト型表示素子用強誘電性液晶混合物 |
EP0289786B1 (de) * | 1987-04-07 | 1993-12-08 | Hoechst Aktiengesellschaft | Verwendung von Verbindungen oder Gemischen von Verbindungen, die eine chirale, orthogonale, höher geordnete smektische Phase aufweisen, im Bereich dieser Phase als Schalt- oder Anzeigemedium |
DE68918358T2 (de) * | 1988-06-24 | 1995-02-16 | Canon Kk | Ferroelektrische chirale smektische Flüssigkristallzusammensetzung und Vorrichtung mit dieser Zusammensetzung. |
US4891293A (en) * | 1988-10-03 | 1990-01-02 | Xerox Corporation | Toner and developer compositions with thermotropic liquid crystalline polymers |
US5039773A (en) * | 1988-10-03 | 1991-08-13 | Xerox Corporation | Toner and developer compositions with thermotropic liquid crystalline polymers |
US6294109B1 (en) | 1995-06-13 | 2001-09-25 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Ferroelectric and electroclinic liquid crystal materials with sub-ambient temperature stability, broad operation range, and fast dynamic response |
KR100208475B1 (ko) * | 1996-09-12 | 1999-07-15 | 박원훈 | 자기장 처리에 의한 액정배향막의 제조방법 |
KR100719706B1 (ko) * | 2005-09-13 | 2007-05-17 | 삼성에스디아이 주식회사 | 평판표시장치 및 유기 발광표시장치 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1592161A (en) * | 1976-08-13 | 1981-07-01 | Secr Defence | Biphenyl carboxylic esters and their use as liquid crystal materials |
CH645664A5 (de) * | 1980-12-16 | 1984-10-15 | Merck Patent Gmbh | Fluessigkristallmischung. |
US4613209A (en) * | 1982-03-23 | 1986-09-23 | At&T Bell Laboratories | Smectic liquid crystals |
DE3377219D1 (en) * | 1982-11-26 | 1988-08-04 | Hitachi Ltd | Smectic liquid crystal compounds and liquid crystal compositions |
DE3373193D1 (en) * | 1983-01-06 | 1987-10-01 | Chisso Corp | Liquid crystalline compounds and mixtures thereof |
JPH0662476B2 (ja) * | 1984-09-04 | 1994-08-17 | チッソ株式会社 | メチレンオキシ基を有する液晶性化合物及びその組成物 |
JPH0717905B2 (ja) * | 1985-05-09 | 1995-03-01 | 旭硝子株式会社 | 液晶組成物 |
-
1985
- 1985-07-26 JP JP60165564A patent/JPH0688952B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1986
- 1986-07-10 US US06/889,093 patent/US4729847A/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-07-14 EP EP86305410A patent/EP0212838B1/en not_active Expired
- 1986-07-14 DE DE8686305410T patent/DE3674681D1/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02271326A (ja) * | 1989-04-12 | 1990-11-06 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 液晶光学素子及びその駆動方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0212838A1 (en) | 1987-03-04 |
US4729847A (en) | 1988-03-08 |
EP0212838B1 (en) | 1990-10-03 |
JPH0688952B2 (ja) | 1994-11-09 |
DE3674681D1 (de) | 1990-11-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2545254B2 (ja) | 強誘電性液晶混合物及び電気光学表示素子 | |
JPH0578542B2 (ja) | ||
JPH0662476B2 (ja) | メチレンオキシ基を有する液晶性化合物及びその組成物 | |
JPH0417174B2 (ja) | ||
JPH0699392B2 (ja) | 強誘電性ピリジン化合物及び液晶組成物 | |
JPS6226250A (ja) | メチレンオキシ基とエステル基を有する新規光学活性液晶化合物及びその組成物 | |
JPH0623135B2 (ja) | 液晶物質及び液晶組成物 | |
JPH0610170B2 (ja) | 新規光学活性化合物及び液晶組成物 | |
JPH0443898B2 (ja) | ||
JPS6289645A (ja) | 強誘電性液晶エステル化合物及び液晶組成物 | |
US5356561A (en) | Carboxylate compounds, liquid crystal compositions and liquid crystal elements containing said compounds and method of optical modulation using said elements | |
EP0617109A1 (en) | Liquid crystal material, liquid crystal composition and liquid crystal element | |
JPS62114937A (ja) | 液晶性炭酸エステル及び液晶組成物 | |
JPH0952852A (ja) | フッ素置換ビフェニル誘導体並びにそれらを含む液晶組成物 | |
JPS6210045A (ja) | 液晶化合物および液晶組成物 | |
US4943385A (en) | Thioether compound and liquid crystal composition | |
JPH0615508B2 (ja) | 液晶性カルボナ−ト安息香酸誘導体及び組成物 | |
JPS6092276A (ja) | ピラジン誘導体 | |
US4761246A (en) | Optically active azoxy compound and liquid crystal composition | |
JPH08337555A (ja) | フェリ誘電相を有する液晶化合物 | |
JPS63175095A (ja) | 光学活性液晶化合物および組成物 | |
JPS6348259B2 (ja) | ||
JPS61271252A (ja) | 新規光学活性ジエステル誘導体及びその組成物 | |
JPH09208956A (ja) | フェリ誘電性液晶 | |
JPH02275839A (ja) | 光学活性液晶化合物および液晶組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |