JPS62259853A - 巻取り紙輪転印刷機用の印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、巻取り紙輪転印刷機用の印刷装置であって、
周囲を巻取り紙が案内される位置固定の圧胴が設けられ
ていて、該圧胴に少なくとも２つのゴム胴が同時に又は
運転中に選択的に１つのゴム胴が胴入れ可能！あり、こ
の場合１つのゴム胴が共通の圧胴に対して胴入れ位置と
胴抜き位置とを有している形式のものに関する。

従来の技術 西ドイツ国特許出願公告第２８４４４１８号明細書に基
づいて公知の上記形式の印刷装置では、巻取り紙に２色
片面印刷を又は印刷機の運転中に選択的に２つの２ム胴
のうちの片方によって単色片面印刷を施すことができる
。この場合には２倍の大きさの位置固定の共通の圧胴が
使用され、この圧胴には圧胴の半分の大きさをもつ２つ
のゴム胴が一緒に又は個々に胴入れ可能である。従って
ゴム胴はそれぞれ共通の圧胴に対して２つの位置つまり
胴入れ位置と胴抜き位置とを有している。

西ドイツ国特許出願公告第１２３８９２９号明細書に開
示された印刷装置では、共通の１つの圧胴と２つのゴム
胴とを有する汎用の５胴印刷装置においてゴム胴は３つ
の位置を占めることが１きるが、しかしながらこの印刷
装置はいわゆる「運転中における版交換」のための印刷
装置ではない。すなわちこの公知の印刷装置では、運転
中に交互にゴム胴を圧胴に胴入れすることはできない。

また西ドイツ国実用新案第１８２７８４５号明細書に示
された印刷装置構造（第３図及び第４図参照）′ｔ％は
単色両面印刷か又は２色片面印刷が行われるようになっ
ている。

発明の課題 ゆえに本発明の課題は、冒頭（＝述べた形式の印刷装置
において、多種多様に使用することが１きる印刷装置、
すなわち単色両面印刷（１／１）、２色片面印刷（２／
○）及び単色片面印刷（１１０表、１１０裏）が可能で
あり、しかもこの場合単色両面印刷（１／１　）に際し
てぶれを回避することができる印刷装置を提供すること
である。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の構成では、冒頭に述
べた形式の印刷装置において、他方のゴム胴が３つの位
置すなわち、共通の圧胴への胴入れ位置と一方のゴム胴
への胴入れ位置と共通の圧胴及び一方のゴム胴の側胴か
らの胴抜き位置とを選択的に占めることが可能であり、
この場合側ゴム胴が互いに胴入れされて、一方のゴム胴
が共通の圧胴に胴入れされている時には、巻取り紙が両
ビム胴の間及び一方のゴム胴と圧胴との間を通ることが
できるようになっている。

発明の効果 本発明のように構成されていると、圧胴が位置固定であ
り、一方のゴム胴が単に胴入れ位置と胴抜き位置とを有
していて、かつ他方のゴム胴がその都度の運転形式に応
じて３つの調節位置を有していればよいので、最小の移
動調節可能性しか必要な（、シかも本発明のように構成
されていることによって、３つないし４つの運転形式が
可能である。

実施例 次に図面につき本発明の詳細な説明する。

第１図〜第１０図には本発明による印刷装置の５つの運
転形式が示されている。１倍の大きさの圧胴１は中心軸
線１ｆ位置固定されている。

この圧胴１（−は２つのゴム胴２，３が胴入れ可転 能である。運／中にはいわゆる「運転中における版交換
」時に交互：ニゴム胴２又は３を共通の圧胴１に胴入れ
することが１きるの〕（第２図及び第３図参照）、公知
の形式で圧胴１の周囲を案内される巻取り紙６の片側を
印刷することがｔきる（１７０表又は１１０裏）。ゴム
胴２．３にはそれぞれ版胴Φ、５が配属されており、両
版胴４，５は個々の切換え動作中に一緒に旋回させられ
る必要はないが、しかしながら版交換のためには所漠の
ゴム胴から持上げ可能である。

図示の印刷装置の別の運転形式では第１図に示されてい
くように、巻取り紙６は互いに胴入れされた両プム胴２
，３の間を通して案内され、部分的に圧胴１の周囲を案
内される。この場合圧胴１とゴム胴２とも互いに胴入れ
されている。胴１，２．３の回転方向は各運転形式にお
いて矢印で示されている。もちろん図示の実施例におい
て、下側のゴム胴３が圧胴１の図示の回転方向において
この圧胴１に胴入れされる場合には、少なくとも同ゴム
胴３の回転方向を逆転する必要がある。

両面印刷（１／ｌ）のための図示の運転形式ではぶれが
回避されている。それというのはこの場合巻取り紙６は
ゴム胴２，３の間並びにゴム胴２と圧胴１との間におい
て確実に案内されるからである。

上に述べた運転形式のためのゴム胴２，３の個々の位置
はそれぞれダッシュによって示されている。位置２が圧
胴１からのゴム胴２の胴抜き位置を示しているのに対し
て、位置２は圧胴１への胴入れ位置を示している。ゴム
胴３″？％は位置３は、このゴム胴３がゴム胴２及び圧
胴１から胴抜きされた位置を示しており、つまりこの位
置では運転中に版胴５における版交換を行ではゴム胴３
は圧胴１に胴入れされている。

本発明の有利な実施例〒は、本発明による印刷装置にお
いて圧胴１には胴溝８を用いてゴムブランケット９が張
設されており、これによって両面印刷（１／１　）の場
合に巻取り紙６の下側面においていわゆる後オフセット
が行われる。さらに圧胴１に胴入れされる洗浄装置７が
用いられていると有利である。また圧胴１に軸方向又は
周方向において穿孔条片１４が取り付けられていてもよ
い。

第５図（二足された別の実施例では、別のゴム胴・版胴
対１１，１０が圧胴１の中心点１′を通って延びる水平
平面の上（−配置され、さらに別のゴム胴・版胴対１２
．１３がこの平面の下に配置されている。従って上側の
胴対１１，１０は逆時討回り方向〒測定すると、中心点
１′を座標交点と仮定した負の横座標に向かって１８０
０よりも小さな角度をおいて配置されている。この実施
例（二おいて可能な巻取り紙の案内軌道は６で示されて
いる。なお第４図の運転位置では巻取り紙６に２色片面
印別を施すことができる。図中の３角形は、巻取り紙６
，６′のどちらの側に印刷がなされるかを示している。

別の有利な、特に新聞印刷のために有利な実施例は第６
図〜第１０図に示されている。第６図では１／１印刷が
可能であり、この場合表印刷側においては「運転中にお
ける版交換」によって印刷を行うことができ、裏面印刷
は、ゴムブランケットを備えた圧胴１によって単色であ
る。第７図の実施例では同様に「運転中における版交換
」によって２１０印刷が可能である。

また第８図によれば巻取り紙６のためには１／１印刷が
、かつ巻取り紙６のためにはＩ１０印刷を行うことがで
きる。さらに第１０図では２／１印刷が、第９図では３
１０印刷を行うことができる。

第７図に示された実施例は例えば下線を引かれた表題が
印刷されているような多色片面印刷の地方版において有
利である。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図、第３図及び第４図は本発明による印刷
装置の第１実施例によるそれぞれ異なった運転形式を示
す図、第５図は第２実施例による運転形式を示す図、第
６図、第７図、第８図、第９図及び第１０図は第３実施
例によるそれぞれ異なった運転形式を示す図である。 １・・・圧胴、２，３，１１．１２・・・ゴム胴、壬、
５，１０．１３・・・版胴、６，６．６・・・巻取り紙
、７・・・洗浄装置、８・・・胴溝、９・・・ゴムブラ
ンケット、１４・・・穿孔条片 １・・圧胸 ２．３・・コ°ム月口 ６・巻取Ｑ）紙 Ｆｉｇ、７ Ｆ１９８ Ｆｉｇ、　９ Ｆｉｇ、１０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、巻取り紙輪転印刷機用の印刷装置であつて、周囲を
   巻取り紙が案内される位置固定の圧胴が設けられていて
   、該圧胴に少なくとも２つのゴム胴が同時に又は運転中
   に選択的に１つのゴム胴が胴入れ可能であり、この場合
   １つのゴム胴が共通の圧胴に対して胴入れ位置と胴抜き
   位置とを有している形式のものにおいて、他方のゴム胴
   （３）が３つの位置（３′、３″、３″′）すなわち、
   共通の圧胴（１）への胴入れ位置と一方のゴム胴（２）
   への胴入れ位置と共通の圧胴（１）及び一方のゴム胴（
   ２）の両胴からの胴抜き位置とを選択的に占めることが
   可能であり、この場合両ゴム胴（２、３）が互いに胴入
   れされて、一方のゴム胴（２）が共通の圧胴（１）に胴
   入れされている時には、巻取り紙（６）が両ゴム胴（２
   、３）の間及び一方のゴム胴（２）と圧胴（１）との間
   を通ることができることを特徴とする巻取り紙輪転印刷
   機用の印刷装置。 ２、圧胴（１）が２つのゴム胴（２、３）と等しい直径
   を有している、特許請求の範囲第１項記載の印刷装置。 ３、圧胴（１）に洗浄装置（７）が胴入れされている、
   特許請求の範囲第１項又は第２項記載の印刷装置。 ４、圧胴（１）にゴムブランケット（９）が張設されて
   いる、特許請求の範囲第１項から第３項までのいずれか
   １項記載の印刷装置。 ５、圧胴（１）に、周方向又は軸平行に延びている穿孔
   条片（１４）が配置されている、特許請求の範囲第１項
   から第４項までのいずれか１項記載の印刷装置。 ６、圧胴（１）に、少なくとも１つのゴム胴・版胴対（
   １１、１０、１２、１３）が胴入れ可能である、特許請
   求の範囲第１項から第５項までのいずれか１項記載の印
   刷装置。 ７、ゴム胴・版胴対（１１、１０）のゴム胴（１１）の
   中心点が、圧胴（１）の中心点（１′）を通つて延びる
   水平平面の上に配置されている、特許請求の範囲第６項
   記載の印刷装置。 ８、巻取り紙（６′）が部分的に圧胴（１）の周囲を案
   内されていて、該圧胴に両ゴム胴（２、３）のうちの一
   方とゴム胴・版胴対のゴム胴（１１）とが胴入れされて
   いる、特許請求の範囲第１項記載の印刷装置。 ９、巻取り紙（６′）が部分的に一方のゴム胴（２）の
   周囲を案内されていて、該ゴム胴が他方のゴム胴（３）
   及び圧胴（１）と接触しており、別の巻取り紙（６″）
   がゴム胴・版胴対のゴム胴（１１）の周囲を案内されて
   いて、該ゴム胴が圧胴（１）に胴入れされている、特許
   請求の範囲第７項記載の印刷装置。 １０、巻取り紙（６′）が部分的に圧胴（１）の周囲を
   案内されており、該圧胴がゴムブランケットによつてお
   おわれていて、圧胴（１）に３つのゴム胴（２、３、１
   １）が胴入れされている、特許請求の範囲第７項記載の
   印刷装置。 １１、巻取り紙（６′）がそれぞれ部分的に両ゴム胴の
   うちの一方（２）及びゴム胴・版胴対のゴム胴の周囲と
   圧胴（１）の周囲とを案内されていて、前記一方のゴム
   胴（２）が他方のゴム胴（３）と圧胴（１）とに胴入れ
   されており、この場合圧胴（１）にはゴム胴・版胴対の
   ゴム胴（１１）も胴入れされている、特許請求の範囲第
   ７項記載の印刷装置。