JPS62259226A - 垂直磁気記録媒体 - Google Patents

垂直磁気記録媒体

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Publication number
JPS62259226A
JPS62259226A JP10360786A JP10360786A JPS62259226A JP S62259226 A JPS62259226 A JP S62259226A JP 10360786 A JP10360786 A JP 10360786A JP 10360786 A JP10360786 A JP 10360786A JP S62259226 A JPS62259226 A JP S62259226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
magnetic
magnetization
substrate
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10360786A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Fukuichi
福市 朋弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS62259226A publication Critical patent/JPS62259226A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は垂直磁気記録媒体に関するものである。
〔従来の技術〕
垂直磁気記録は、記録磁性膜をその膜面に対して!r!
直方同方向化することにより記録磁化の減磁界を軽減し
、高密度記録に適している。記録された磁化が垂直方向
に安定に存在するためには、膜の飽和磁化をMs、膜固
有の垂直磁気異方性磁界をHkとして Hk  >  4πMs の関係が満たされなければならない。一方再生出力の観
点からは、磁気・\ラドが感じろ磁束を多くして出力を
大きくするために、飽和磁化Msは大きい事が望まれる
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし例えば、垂直磁気記録用の記録磁性膜として良く
知られたCoCrにおいてCra度が小さい方がMsは
大きくなるが、1【kの値はほぼ一定の値になることが
知られており、従ってMsを大きくずろほど記録磁化が
垂直方向に安定に存在することは困難となり、記録磁化
が垂直方向に安定に存在しないと離行や波形歪みの原因
となり、良好な記録再生特性は1りられないという問題
があった。さらに特開昭59−22221号公報に示さ
れたように記録磁性膜の表面ではMsが高(、基板に近
づくに従ってMsが低くなるように記録磁性膜の膜厚方
向の分布を変化させたものがあるが、表面のMsが高い
と上述したのと同様の問題点があった。
この発明は、上記の問題点を解消するためになされたも
ので、記録磁化が垂直方向に安定に存在し、記録再生特
性の優れた垂直磁気記録媒体を提供することを目的とし
ている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る垂直磁気記録媒体は、基板に設けた垂直
磁気異方性を有する記録磁性膜の飽和磁化が、その磁性
膜の表面部で小さく、基板に近づくに従って増加するよ
うな膜厚方向の分布があるように構成したものである。
〔作 用〕
この発明の垂直磁気異方性を有する記録磁性膜は、その
飽和磁化がその磁性膜の表面部、即ち磁気・\ラドに近
く、磁気・\ラドに大きな影響を与える部分の記録磁化
が小さくなっているので、記録磁化は安定に垂直に向き
、雑音や波形歪みを抑えろことができろ。また基板に近
い方の記録磁化を大きくすることにより磁気・\ラドの
感じる磁力線の強さを稼ぐことができる。
〔実施例〕   ′ 第2図は磁気ヘッドが感じろ記録磁化の強さと磁気ヘッ
ドと記録磁化の距離の関係を説明するための模式図であ
る。第2図において(a)は磁気ヘッド(1)が記録磁
化(3)と離れている場合、(b)は磁気ヘッド(1)
が記録磁化(3)に近い場合のそれぞれ磁力線(2)の
様子を表しており、図から明らかなように第2図(a)
における磁気ヘッド(1)が感じる磁力線の強さは第2
図(b)における磁気ヘッド(2)が感じる磁力線の強
さよりも弱い。即ちこれを実際の磁気・\ラドと垂直磁
気記録媒体の場合にあてはめると、垂直磁気記1111
yAの磁気・\ラド(1)よりも遠い、つまり基板に近
い方の記録磁化(3)を大きくすることにより磁気ヘッ
ドの感じる磁力綿(2)の強さを磁気ヘッドにあまり影
響を与えずに稼ぐことができろ。また一方垂直磁気記録
膜のうら基板より遠い、即ち磁気ヘッドに近いために磁
気ヘッドに大きな影響を与える記録磁化を小さくするこ
とにより記録磁化は安定に垂直に向き、雑音や波形歪み
を抑えろことができる。つまり垂直磁気記録媒体膜の飽
和磁化が表面部から基板に近づくにしたがって増加ずろ
ようにすれば、磁気ヘッドに対して雑音が少なく、磁力
線も強い垂直磁気記録媒体になると考えられろ。このこ
とを一実施例を用いて確認する。
第1図は、この発明の一実施例に係り垂直磁気記録媒体
の記録磁性膜、即ち垂直磁気記RH’Aの膜厚方向に対
する飽和磁化Msの分布を示す膜厚分布図で、縦軸には
飽和磁化M’t (emu/cc) 、横軸には基板か
らの距gllX(μ謙〕がとっである。全膜厚0.15
μ−に対し、基板近傍におけるMsは約TOOellL
l/ee、磁気記録表面近傍におけるMsは約300e
mu/ceである。この様な構造をもつ垂直磁気記録膜
、この場合CoCrを基板の上部に整磁性膜として、こ
の場合パーマロイが0.5μ飄設けられたアルミ基板上
に設ける。
なお、第1図に示した飽和磁化が表面部で小さく、基板
に近づへに従って増加する膜厚方向の分布がある垂直磁
気記録膜、この場合CoCrの作製は、ここでは蒸着法
でCoとCrの2元蒸着により、膜堆積に従ってCoと
C「の蒸着速度を制御してCra度を変化させろことに
よって行った。
ここで、比較1として一実施例で用いたものと同仕様の
基板にMsが300 emu/ecのCoCrを、比較
例2としてMsが700 esiu/eeのCoCrを
いずれも0.15μm設けたものを用怠し、一実施例、
比較1及び比較2の垂直磁気記録媒体を同一の磁気・\
ラドで記録再生したところ、次表に示した結果が1uら
れた。
表 表から明らかなように、実施例が比較例1よりも出力が
大きい。これは、実施例において基板に近い方の記録磁
化を大きくしたため、磁気・\ラドの感じろ磁力線の強
さを稼ぐことができろためである。また、実施例は比較
例2よりもS/Nが浸れている。これば実施例において
表面部の記録磁化を小さくしたため、記録磁化は安定に
垂直方向に存在ずろことができ、雑音が減るためである
以上のことからも磁気・hラドに対する記り磁化の影響
度から青火て、磁気ヘッドから遠い磁化は強く、近い磁
化は垂直異方性が良好である方がよいことが明らかであ
る。
なお、上記実施例においては軟磁性膜を基板上に設けた
が、必ずしも設けなくてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、この発明によれば垂直磁気異方性
を有する記録磁性膜の飽和磁化がその磁性膜の表面部で
小さく、基板に近づくに従って増加するような膜厚方向
の分布があるように構成したので、記録磁化が垂直方向
に安定し、記録再生特性の浸れた垂直磁気記録媒体が得
られろという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の垂直磁気記録媒体の記録
磁性膜の膜厚方向に対する飽和磁化Msの分布を示す膜
厚分布図、第2図は磁気・へツドが感じろ磁力線と記録
磁化の関係を表す模式図で、(a)は磁気・飄ツドが記
録磁化と離れている場合、(b)ば磁気ヘッドが記録磁
化に近い場合を示している。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)垂直磁気異方性を有する記録磁性膜を基板に設け
    るものにおいて、上記磁性膜の飽和磁化がその磁性膜の
    表面部で小さく、基板に近づくに従って増加するような
    膜厚方向の分布があるように上記磁性膜を構成した垂直
    磁気記録媒体。
  2. (2)基板はその上部が軟磁性膜であり、その軟磁性膜
    に記録磁性膜が設けられている特許請求の範囲第1項記
    載の垂直磁気記録媒体。
JP10360786A 1986-05-06 1986-05-06 垂直磁気記録媒体 Pending JPS62259226A (ja)

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JP10360786A JPS62259226A (ja) 1986-05-06 1986-05-06 垂直磁気記録媒体

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JP10360786A JPS62259226A (ja) 1986-05-06 1986-05-06 垂直磁気記録媒体

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JPS62259226A true JPS62259226A (ja) 1987-11-11

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JP10360786A Pending JPS62259226A (ja) 1986-05-06 1986-05-06 垂直磁気記録媒体

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