JPH0229970A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

Info

Publication number
JPH0229970A
JPH0229970A JP26494888A JP26494888A JPH0229970A JP H0229970 A JPH0229970 A JP H0229970A JP 26494888 A JP26494888 A JP 26494888A JP 26494888 A JP26494888 A JP 26494888A JP H0229970 A JPH0229970 A JP H0229970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sole
recording medium
magnetic head
width
cored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26494888A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kobayashi
英夫 小林
Kazuhiko Sumiya
住谷 和彦
Akemi Murakami
村上 朱美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP26494888A priority Critical patent/JPH0229970A/ja
Publication of JPH0229970A publication Critical patent/JPH0229970A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、フレキシブル磁気ディスク装置等に使用する
磁気ヘッドに関するものである。
【従来の技術】
第7図に、従来の磁気ヘッドの第1の例を示す。 これは、磁気ディスク等の記録媒体の片面に対して記録
、再生を行う平面型磁気ヘッドである。第7図において
、1はコア、2はスライダー、3はコア付ソール、4は
対向ソール、5は記録媒体、6はジンバルバネである。 コア1はフェライト等の磁性材料で出来ており、リング
型にされている。これをスライダー2で挟持してコア付
ソール3を構成する。コア付ソール3と対向ソール4と
の隙間を、記録媒体5が紙面の表→冨の方向へ走行する
。 コア付ソール3および対向ソール4の記録媒体進行方向
の長さは等しくされており、又、コア付ソール3の幅A
と対向ソール4の幅Bとは等しくされている。即ち、各
ソールの面積は等しくされている。そして、各ソールの
幅は、記録媒体5の走行姿勢が安定するよう広くしであ
る。 コア付ソール3や対向ソール4はジンバルバネ6に搭載
されているが、このジンバルバネ6は、各ソールを記録
媒体5によく追従接触させる役割を持つ。 第8図に、従来の磁気ヘッドの第2の例を示す。 これは、記録媒体5の両面から情報を読み取れるように
した両面用平面型磁気ヘッドである。上側の磁気ヘッド
ユニットも下側の磁気ヘッドユニットも、コア付ソール
3と対向ソール4を備えている。7は両者を隔てる溝で
ある。 第9図は、第8図の磁気ヘッドユニットの斜視図であり
、8は記録再生用のギャップである。
【発明が解決しようとする課題】
(問題点) 前記した従来の磁気ヘッドでは、高密度記録をしようと
してギャップ長を短くしても、充分な記録、再生が行え
ないという問題点があった。 (問題点の説明) 近年、フレキシブル磁気ディスク装置において、高密度
記録が強く要請されるようになって来た。 高密度記録をするためには、次に述べるように、ギャッ
プ長を短くする必要がある。 第10図に、ギャップ長GLの長いギャップを示す、情
報を記録する場合、一方のコアlより磁束Φが出て、点
線の如くギャップを超えて他方のコア1に入る。ギャッ
プ長GLが長いと、この磁束Φも、長い距離にわたって
カーブするものとなる。 1ビツトの情報は、この磁束Φがギャップの上を通過す
る記録媒体と交差することによって記録されるわけであ
るから、磁束Φが長い距離にわたってカーブするものほ
ど、1ビツトを記録するのに費やす記録媒体の長さが長
くなる。つまり、記録密度は低くなる。 第11図に、ギャップ長GLの短いギャップを示す、こ
の場合には、磁束φは短い距離をカーブして他方のコア
1に入るから、情報の記録密度は高くなる。 従って、従来よりも記録密度を高めようとすれば、ギャ
ップ長を従来より短くしなければならない。 しかし、上記の磁束φと記録媒体5との交差を確実にす
るためには、ギャップ上面と記録媒体5とをより一層接
近させなければならない。即ち、スペーシング(磁気ヘ
ッドと記録媒体との距離)を小にしなければならない、
ところが、従来の磁気ヘッドでは各ソールの面積が広く
、それが出来なかった。 なぜなら、ギャップ上面と記録媒体の表面はピッタリと
密着して接触していることが理想であるが、ミクロ的に
見ると実際には、記録媒体自身がもともと有する歪み、
磁気ヘッド通過時に生ぜしめられる空気力学的原因によ
る変形あるいは塵の介在等が原因となって、いくらかの
隙間(スペーシング)が必要とされる。そして、ソール
の面積が広いほど上記の原因も多く存在するから、必要
とする隙間も大きなものとならざるを得ない。このよう
な条件下で、スペーシングを小にするためには、大きな
ヘッド荷重をかけなければならないが、そうすれば記録
媒体を損傷することになり、実用にはならない。 そのため、従来の磁気ヘッドで高密度記録をしようとし
ても、充分な記録、再生を行うことが出来なかったJ スペーシングを小にすることを妨げている前記した原因
のうち、記録媒体自身がもともと有している歪みは、記
録媒体の製造上の精度を上げること(これは高密度記録
を目指す以上、当然に行われることである)によって小
にし、塵については、塵が入り込みにくい構造にするこ
とによって減少させる。 次に、磁気ヘッド通過時に生ぜしめられる空気力学的原
因による記録媒体の変形について、詳細に説明する。 記録媒体が磁気ヘッドを通過する際は狭い隙間を通過す
るわけであるが、記録媒体表面の空気は粘性により記録
媒体と共に該隙間に入り込み、入り込んだ部分の気圧を
大にする。また、該隙間より抜は出す部分にあっては、
逆に気圧を小にする。 このような気圧の激変が、記録媒体を変形させる。 これが、磁気ヘッド通過時に生ゼしめられる記録媒体変
形のメカニズムの概要である。 第12図は、磁気ヘッドのソールのエツジにおける記録
媒体の変形を説明する図である。なお、ここに、ソール
のエツジとは、各ソールが第3図に示すような長方形で
ある場合、長方形を形成する4つの辺の部分を指す、記
録媒体が回転する円板状の場合、空気が突入したり抜は
出したりするのは、これら4つの辺の部分で行われる。 第12図において、矢印りは記録媒体5の進行方向を示
し、矢印G、、G、は空気の流れを示す。 また、E、ないしE!!は、各ソールのエツジ周辺を示
し、H,)(′はスペーシング(ソール面から記録媒体
5までの距離)、Fはヘッド荷重である。 第12図(イ)は、記録媒体5が磁気ヘッドに突入する
際、粘性により矢印G1の如く、例えば対向ソール4と
の隙間に空気も一緒に引き込む様子を示している0通過
し終わる時にも、同様にして矢印G!の如く空気を引き
出す。 これにより、記録媒体5の進行に伴い空気の出入が強制
的に行われるソールの端部(エツジ)周辺では、気圧の
変化が大きくなり、それが基で記録媒体5が変形する。 第12図(ロ)は、第12図(イ)の場合における変形
の様子を、多少誇張して描いたものである(なお、第1
2図中の他の図でも、説明の便宜上、変形は誇張して描
いである)、記録媒体5は、エツジ周辺E、、E、で変
形している。 第12図(ハ)は、コア付ソール3と対向ソール4との
間に記録媒体5が走行する際の変形の様子を示したも°
のである。各ソールのエツジが丁度同じ位置で対向する
と、エツジ周辺E、、Eオでの気圧分布が乱れると共に
、その変化は相乗的に大となる。その結果、記録媒体5
の変形も大きくなる。 このような変形を矯正してスペーシングを小ならしめる
ためには、ヘッド荷重Fを大にする必要があるが、そう
すると、記録媒体5に損傷を与える可能性が大となり、
耐久性を損なうこととなってしまう。 本発明は、以上のような課題を解決することを目的とす
るものである。
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明では、磁気ヘッド通過
時に生ぜしめられる記録媒体の変形を小にすると共に、
コア付ソールの面積を小にすることによって、大なるヘ
ッド荷重をかけなくともスペーシングが小に出来るよう
にすべく、次のような手段を講じた。 即ち、本発明の磁気ヘッドでは、コア付ソールの面積を
記録媒体が通過する隙間を隔てて対向して配置される対
向ソールの面積より小にし、各ソールの少なくとも一つ
のエツジの位置が対向一致しないよう配設することとし
た。 その具体的なl形態としては、各ソールの長さは等しい
まま、コア付ソールの幅を対向ソールの幅より狭くした
ものが挙げられる。 また、両面用平面型の磁気ヘッドに対しても、同様な手
段を講することとした。
【作  用】
コア付ソールのエツジと対向ソールのエツジの少なくと
も1つが対向一致しないよう配設されるので、空気力学
的原因による記録媒体の変形が小となり、それだけスペ
ーシングが小になる。 また、コア付ソールの面積を小
にすることによって、記録再生用のギャップが通過する
記録媒体に対してより一層接近する(スペーシングを小
にする)ことが可能となる。 これらにより、高密度記録をするためギャップ長を短く
した場合でも、ヘッド荷重を大きくすることなく充分な
記録、再生を行うことが出来る。 また、対向ソールの面積をコア付ソールの面積に比し広
くとることにより、ギャップの上を通過する記録媒体の
走行姿勢を安定なものとすることが出来る。これにより
、スペーシングの変動が少なくなる。
【実 施 例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。 〔記録媒体の空気力学的変形を小にするための措置〕 まず、ソールのエツジにおける記録媒体の変形を小にす
るメカニズムを説明する。 第12図(ニ)は、前記のようなエツジ周辺における空
気力学的な原因による変形を出来るだけ小さくするよう
にした磁気ヘッドを示す。 構造上の特徴は、対向するソールであるコア付ソールと
対向ソールのエツジがずれるようにした点である(前記
したように、各ソールの形が長方形であれば、エツジは
4辺ある)。 このようにすれば、各エツジ周辺E、ないしE■では、
記録媒体5に関しエツジ側では気圧の変化が存在するが
、エツジとは反対側では存在しない、そのため、第12
図(ロ)程度の小さな変形はあるものの、第12(ハ)
のように気圧変化が相乗されることによる大きな変形が
生ずることはない。 なお、エツジをずらすといっても、必ずしも対向するエ
ツジを全てずらす必要はない、記録媒体の走行の方向等
を考慮して、変形に大きく寄与しているエツジだけをず
らして、僅かの変形しかもたらしていないエツジについ
ては、ずらさないようにしてもよい、従って、場合によ
っては、1つのエツジだけをずらすだけで充分な効果が
得られることもある。 次に、ソールのエツジのずらし方であるが、理論的には
、第12図(ニ)のようにコア付ソール3のエツジを対
向ソール4の内側にずらすやり方と、逆に外側へずらす
やり方とが考えられる。外側へずらすとコア付ソール3
の面積が広くなることになる。 しかし、高密度記録のためには、コア付ソール3の記録
媒体5に対するスペーシングが小となることが必要であ
り、外側へずらすことによりコア付ソール3の面積を広
くすることは、該スペーシングを小にする上で好ましく
ない。 よって、エツジのずらし方は、コア付ソール3のエツジ
が対向ソール4のエツジの内側になるようなずらし方を
採用する。 〔第1の実施例〕 第1図に、本発明の第1の実施例にかかわる磁気ヘッド
を示す。これは、記録媒体の片面に対して記録、再生を
行う平面型の磁気ヘッドである。 第1図の符号は、第7図のものと対応している。 第7図の磁気ヘッドと異なる点は、コア付ソール3の長
さは従来通りだが、幅Aを従来より狭くし、幅を形成す
る両辺のエツジを、対向ソール4のエツジに対してずら
した点である。対向ソール4の幅Bは、従来と同様であ
ってもよいし、それより広くてもよい。 2つのエツジがずらされて記録媒体5の変形が小にされ
ることに加え、コア付ソール3の幅Aが狭くされてその
面積が小になったことにより、コア付ソール3の記録媒
体5に対するスペーシングは小になる。また、対向ソー
ル4の幅Bはコア付ソール3の幅Aより広い従来通りの
広さを有するから、記録媒体5の磁気ヘッド通過部分の
走行姿勢を安定に保つ作用を維持する。 もし、対向ソール40幅Bも狭くすると、走行姿勢を安
定に保ちにくくなる。そして、第4図に示すように、コ
ア付ソール3の中心線C1,対向ソール4の中心線C2
がずれた時には、記録媒体5が傾斜して走行することに
もなる。従って、対向ソール4の幅Bを狭くすることは
、好ましくない。 なお、第1図のコア付ソール3と対向ソール4も、勿論
、中心線が一致するように配置するのが好ましい。しか
し、もし、ずれたとしても、幅Bが幅Aに対して広いた
め、コア付ソール3が幅Bの範囲からはみ出してしまう
というようなことは先ず無い。そのため、第4図のよう
に記録媒体5が傾斜したりすることはない。 〔第2の実施例〕 第2図、第3図は、記録媒体の両面から情報を読み取れ
るようにした両面用平面型の磁気ヘッドに、本発明を適
用した第2の実施例を示している。 これらの図における符号は、第8図、第9図のものに対
応している。 上側の磁気ヘッドユニットも下側の磁気ヘッドユニット
も、それぞれコア付ソール3と対向ソール4とを備え、
「対向ソール4の幅B〉コア付ソール3の幅A」とされ
る。そして、一方の磁気ヘッドユニットのコア付ソール
3が他方の磁気ヘッドユニットの対向ソール4に相対す
るよう配置される。 〔第1.第2の実施例における各ソール幅の関係につい
て〕 ところで、幅B〉幅Aとするとしても、その程度は、行
おうとしている記録密度に関係してくる。 記録密度を高くするほど、スペーシングも小になる必要
があるから、コア付ソール3の面積もより一層小にする
必要がある。この時には、幅Aはより一層狭くしなけれ
ばならない。 そこで、第1.第2の実施例についての高密度領域にお
けるソール幅の関係について説明する。 第5図は、ソール幅比と再生出力との関係を示す出力特
性図である。第5図(イ)は特性曲線を示し、第5図(
ロ)は第5図(イ)の横軸の値を説明している。 第5図(イ)の横軸は、コア付ソール3の幅Aに対する
対向ソール4の幅Bの比である。従って、横軸の「1」
のところは、幅A=幅Bという場合、即ち、第7図や第
8図の従来の場合を示している。 第5図(イ)の縦軸は、高密度領域で記録する場合の規
格化再生出力であり、ソール幅の比を1(幅A−幅B)
とした時に得られる再生出力を基準として、それに対す
る比を表している(それゆえ、横軸が1の時、特性曲線
の値は1となっている)。座標(1,1)の点は、従来
の磁気ヘッドを用いた場合を示すことになる。 再生出力は、ソール幅比を大にしてゆくと、最初急激に
上昇するが、やがて飽和する0図中に示すしのレベルは
、実際に記録装置をつくるとした場合、信号をノイズか
ら区別して確実に再生するのに必要とされる出力レベル
である。従って、このレベルより低ければ実用にならな
い。 座標(1,1)の点は、従来の磁気ヘッドの場合を示し
ていることは前述したが、この点は、レベルLよりはる
か下の位置にある。このことは、45 K F RP 
I  (Flux Reverse Per Inch
 ) という高密度記録をしようとする時、従来の磁気
ヘッドでは実用にはならないことを物語っている。 再生出力がレベルLを超えるのは、ソール幅比が約1.
4以上の時である。従って、高密度記録に適する磁気ヘ
ッドとするためには、コア付ソール3の幅Aに対する対
向ソール4の幅Bの比を、1゜4以上にすることが必要
である。 〔第1.第2の実施例におけるコア付ソール幅とギャッ
プ幅との関係について〕 第6図は、ギャップ幅に対するコア付ソール幅の比と再
生出力との関係を示す出力特性図である。 第6図(イ)は特性曲線を示し、第6図(ロ)は第6図
(イ)の横軸の値を説明している。 第6図(イ)の横軸の値は、ギャップ幅G@に対するコ
ア付ソール3の幅Aの比である。横軸の値が大になるほ
ど、コア付ソール3のソール幅Aにおけるギャップ幅G
−が狭くなってゆくことを意味するから、再生出力も低
下してゆくことは容易に理解されよう。 第6図(イ)の縦軸の値は、第5図と同様、高密度で記
録する場合の規格化再生出力であり、横軸の値を1とし
た時(ギャップ幅Gw =幅Aということであり、スラ
イダー2が無いと仮定した時ということになる)に得ら
れる再生出力を基準として、それに対する比を表してい
る。 再生出力は、横軸の値が大になってゆくと、最初は殆ど
低下しない、しかし、やがて急激に低下する。図中のレ
ベルMは、実際に記録装置をつくるとした場合、信号を
ノイズから区別して確実に再生するのに必要とされる最
低の出力レベルである。再生出力は、レベルM以上ある
ことが必要である。再生出力がレベルMより小になるの
は、横軸の値が約9以上の時である。 〔第3の実施例〕 第13図に、本発明の第3の実施例にかかわる磁気ヘッ
ドを示す、形状の概要は、第3図のものにおいて、溝7
とコア付ソール3の部分を、コア付ソール3に向かって
先細りとなるよう台形状にしたものである。台形状にし
た理由は、後に述べるように、製造工程からみた場合に
工作し易い形状だからである。 符号は、第3図のものに対応している。そして、Bは対
向ソール4の幅、Pは対向ソール4の長さ(記録媒体の
進行方向に測った長さ)、Aはコア付ソール3の幅、Q
、はコア付ソール3の台形下底長、Q、はコア付ソール
3の台形上成長、9はコイルである。なお、第3図では
、コイル9を巻く部分を描くのは省略している。 第3の実施例では、台形状にされたコア付ソール3のエ
ツジは、対向ソール4のエツジと全てずらされている。 上記各部の値の具体例を示せば、次の通りである。Ql
 =4.6ミリ、Qz =3.5ミリ、A=1ミリ、P
−6ミリ、B−1,4ミリ、そして、ギャップ8の長さ
は、高密度記録のため0.3μmとされている。 第14図は、第13図の磁気ヘッドを対向配置した時の
正面図であり、第15図は上面図である。 第16図は、第3の実施例の製造工程を示す図である。 符号は、第13図のものに対応している。 第16図(イ)は、ギャップ8の付いたコア1を、スラ
イダー2によって挟持する前段階の状態を示す、スライ
ダー2の材料としては、非磁性材料であるチタン酸カル
シウム等が用いられ、コア1の材料としては、Mn−Z
nフェライトやNi−Znフェライト等が用いられる。 第16図(ロ)は、コア1をスライダー2によって挟持
する工程を示す。挟持は、接着剤(例えば、エポキシ系
接着剤)を用いて行ったり、ガラス融着によって行った
りする。 第16図(ハ)は、溝7を切る工程である。 第16図(ニ)は、コア付ソール3を台形状に切削する
工程である。対向ソール4の面積が狭められることのな
いよう、切削は溝7の部分からコア付ソール3にかけて
行う。 第3の実施例では、いずれのエツジもずらされており、
磁気ヘッド通過中の空気力学的原因による記録媒体5の
変形は、小さなものに抑えられることになる。 このような形状にした場合、コア付ソール3を形成する
のに手間がかかり、第13図に示したものより生産性は
悪い。
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明によれば、コア付ソールの面積
を記録媒体が通過する隙間を隔てて対向して配置される
対向ソールの面積より小にし、各ソールの少なくとも一
つのエツジの位置が対向−致しないよう配設したので、
コア付ソールの記録媒体に対するスペーシングを小に出
来ると共に記録媒体との安定接触も確保される。 そのため、高密度記録用の磁気ヘッドに課せられた要求
に充分応えることが出来るようになった。 〔第4の実施例] 第17図に、本発明の第4の実施例にかかわる磁気ヘッ
ドを示す、符号は、第13図のものに対応している。こ
れは、コア付ソール3の部分を台形状ではなく、長方形
状にしたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図・・・本発明の第1の実施例にかかわる磁気ヘッ
ド 第2図・・・本発明の第2の実施例にかかわる磁気ヘッ
ド 第3図・・・第2図の磁気ヘッドの斜視図第4図・・・
コア付ソールと対向ソールを共に狭くした磁気ヘッド 第5図・・・ソール幅比と再生出力との関係を示す出力
特性図 第6図・・・ギャップ幅に対するコア付ソール幅の比と
再生出力との関係を示す出力特性図 第7図・・・従来の磁気ヘッドの第1の例第8図・・・
従来の磁気ヘッドの第2の例第9図・・・第8図の磁気
ヘッドユニットの斜視図第10図・・・ギャップ長GL
の長いギャップ第11図・・・ギャップ長GLの短いギ
ャップ第12図・・・磁気ヘッドのソールのエツジ分に
おける記録媒体の変形を説明する図 第13図・・・本発明の第3の実施例にかかわる磁気ヘ
ッド 第14図・・・第13図の磁気ヘッドを対向配置した時
の正面図 第15図・・・第13図の磁気ヘッドを対向配置した時
の上面図 第16図・・・第3の実施例の製造工程を示す同第17
回・・・本発明の第4の実施例にかかわる磁気ヘッド 図において、1はコア、2はスライダー、3はコア付ソ
ール、4は対向ソール、5は記録媒体、6はジンバルバ
ネ、7は溝、8はギャップ、9はギャップである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コア付ソールの面積を記録媒体が通過する隙間を
    隔てて対向して配置される対向ソールの面積より小にし
    、各ソールの少なくとも一つのエッジの位置が対向一致
    しないよう配設したことを特徴とする磁気ヘッド。
  2. (2)コア付ソールの幅を対向ソールの幅より狭くする
    ことによってコア付ソールの面積を対向ソールの面積よ
    り小にしたことを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド
  3. (3)記録媒体の一方の面に接触し得るコア付ソールと
    対向ソールとを共に備えた2つの磁気ヘッドユニットを
    、一方の磁気ヘッドユニットのコア付ソールが他方の磁
    気ヘッドユニットの対向ソールに記録媒体が通過する隙
    間を隔てて対向するよう配置した磁気ヘッドに、請求項
    2記載の磁気ヘッドを適用したことを特徴とする磁気ヘ
    ッド。
JP26494888A 1988-04-19 1988-10-20 磁気ヘッド Pending JPH0229970A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26494888A JPH0229970A (ja) 1988-04-19 1988-10-20 磁気ヘッド

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-96155 1988-04-19
JP9615588 1988-04-19
JP26494888A JPH0229970A (ja) 1988-04-19 1988-10-20 磁気ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0229970A true JPH0229970A (ja) 1990-01-31

Family

ID=26437374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26494888A Pending JPH0229970A (ja) 1988-04-19 1988-10-20 磁気ヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0229970A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7702584B2 (en) 2003-11-10 2010-04-20 Ebay Inc. Method and system to facilitate a payment in satisfaction of accumulated micropayment commitments to a vendor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7702584B2 (en) 2003-11-10 2010-04-20 Ebay Inc. Method and system to facilitate a payment in satisfaction of accumulated micropayment commitments to a vendor
US8051007B2 (en) 2003-11-10 2011-11-01 Ebay Inc Method and system to facilitate a payment in satisfaction of accumulated micropayment commitments to a vendor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6618227B2 (en) Combination perpendicular record and reproduce head having an auxiliary pole recessed from an air bearing surface and spaced from one of a pair of reproducing element sheilds
US20030039069A1 (en) Method and apparatus for providing tape head assemblies for very high density recording
US4622614A (en) Magnetic erasing head
JPS61276110A (ja) 磁気抵抗効果型磁気ヘツド
JPH0229970A (ja) 磁気ヘッド
US4458280A (en) Servo writing transducer design and writing method
US5057955A (en) Composite magnetic head
JPS5979416A (ja) 磁気記録装置
JPH0298803A (ja) 磁気ヘッド
US5072323A (en) Magnetic head without an erasure gap for recording new signals over old data
JPH0234083B2 (ja)
JPS59151334A (ja) 磁気ヘツド
JPH0428010A (ja) 複合型浮上磁気ヘッドおよびその製造方法
JPS63152015A (ja) 磁気ヘツドスライダ
JPH01273214A (ja) 磁気ヘッド
JPS634265Y2 (ja)
JP2591009B2 (ja) 磁気ヘッド
JPS63807A (ja) 磁気ヘツド
JPS63103403A (ja) 磁気ヘツド
JPS62226406A (ja) 磁気ヘツド
JPH01204202A (ja) 磁気記録方式
JPH05143926A (ja) 磁気ヘツド
JPH04182901A (ja) 磁気記録方式
JPS62259226A (ja) 垂直磁気記録媒体
JPH05217140A (ja) 浮動型磁気ヘッド