JPS6225813B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6225813B2 JPS6225813B2 JP58185076A JP18507683A JPS6225813B2 JP S6225813 B2 JPS6225813 B2 JP S6225813B2 JP 58185076 A JP58185076 A JP 58185076A JP 18507683 A JP18507683 A JP 18507683A JP S6225813 B2 JPS6225813 B2 JP S6225813B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile
- concrete
- cross
- section
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 66
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 66
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 46
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 44
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 8
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 claims description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 238000007596 consolidation process Methods 0.000 description 4
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 239000011513 prestressed concrete Substances 0.000 description 2
- 229910000655 Killed steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 239000003673 groundwater Substances 0.000 description 1
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 210000003205 muscle Anatomy 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D5/00—Bulkheads, piles, or other structural elements specially adapted to foundation engineering
- E02D5/22—Piles
- E02D5/58—Prestressed concrete piles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコンクリートパイルに関するものであ
る。
る。
従来より知られる構造物用基礎杭としては、大
別してコンクリート製のRCパイル、PCパイル、
その外鋼管杭及び鋼管とコンクリートとの複合パ
イルなどがある。コンクリートパイルのうちRC
パイルは製作が容易であると共に、コンクリート
の圧縮力に強いという利点を杭の支持力として有
効に活用できるという理由から古くより大量に利
用されてきた。しかしながらこのRCパイルは支
持力の点で有利である反面曲げに弱くコンクリー
トの表面にひび割れを生じやすいという欠点があ
る。勿論ひび割れが生ずるということは、その部
分から座屈を生じやすくなると共に、地下水の侵
入によつて内部の筋材が腐食し、やがては杭とし
ての機能を失うことになる。
別してコンクリート製のRCパイル、PCパイル、
その外鋼管杭及び鋼管とコンクリートとの複合パ
イルなどがある。コンクリートパイルのうちRC
パイルは製作が容易であると共に、コンクリート
の圧縮力に強いという利点を杭の支持力として有
効に活用できるという理由から古くより大量に利
用されてきた。しかしながらこのRCパイルは支
持力の点で有利である反面曲げに弱くコンクリー
トの表面にひび割れを生じやすいという欠点があ
る。勿論ひび割れが生ずるということは、その部
分から座屈を生じやすくなると共に、地下水の侵
入によつて内部の筋材が腐食し、やがては杭とし
ての機能を失うことになる。
このようなRCパイルのひび割れが生じやすい
という欠点を補うために、鋼線の緊張力によりコ
ンクリートにプレストレスを与えるPCパイルが
その後提唱されるに至つたが、PCパイルはひび
割れを生じにくいという利点を有する反面、コン
クリートが鋼線による緊張力を与えられていてい
るだけでいわゆる粘性力に欠けるために、所定以
上の大きい曲げモーメントが作用するとPC鋼線
が破断して、プレストレスを与えた意味がなくな
るという問題点がある。
という欠点を補うために、鋼線の緊張力によりコ
ンクリートにプレストレスを与えるPCパイルが
その後提唱されるに至つたが、PCパイルはひび
割れを生じにくいという利点を有する反面、コン
クリートが鋼線による緊張力を与えられていてい
るだけでいわゆる粘性力に欠けるために、所定以
上の大きい曲げモーメントが作用するとPC鋼線
が破断して、プレストレスを与えた意味がなくな
るという問題点がある。
また、PCパイル以外の方法によりコンクリー
トのひび割れを防止するようにしたものとして
は、杭体の表面に多数の扁平鋼材を端面が外周面
と接するか、または小さい被りを有するようにし
て放射状に配列し、これらの扁平鋼材により杭体
表面のひび割れを防止するようにしたコンクリー
ト杭も知られている（特公昭52−49247号）。しか
しながらこの杭は、水平荷重による杭体表面のひ
び割れ耐力を、扁平鋼材の強軸方向により補強し
ようとするものであるが、各扁平鋼材の外端面は
杭体表面部付近に殆どむき出しに近い状態で配列
されていて、各鋼材間の連結関係が弱いために、
垂直荷重に対しては扁平鋼材が弱軸方向に簡単に
折れ曲がつてしまつて、コンクリートと鋼材との
付着性が欠け、容易にひび割れを生じてしまうと
いう欠陥を有している。
トのひび割れを防止するようにしたものとして
は、杭体の表面に多数の扁平鋼材を端面が外周面
と接するか、または小さい被りを有するようにし
て放射状に配列し、これらの扁平鋼材により杭体
表面のひび割れを防止するようにしたコンクリー
ト杭も知られている（特公昭52−49247号）。しか
しながらこの杭は、水平荷重による杭体表面のひ
び割れ耐力を、扁平鋼材の強軸方向により補強し
ようとするものであるが、各扁平鋼材の外端面は
杭体表面部付近に殆どむき出しに近い状態で配列
されていて、各鋼材間の連結関係が弱いために、
垂直荷重に対しては扁平鋼材が弱軸方向に簡単に
折れ曲がつてしまつて、コンクリートと鋼材との
付着性が欠け、容易にひび割れを生じてしまうと
いう欠陥を有している。
本発明は上記の如きRCパイル及びPCパイルの
問題点を解消できる新しい型式のコンクリートパ
イルの提供を目的としたものである。
問題点を解消できる新しい型式のコンクリートパ
イルの提供を目的としたものである。
この発明に係るコンクリートパイルは、基本的
にはPCパイルの型式によるが、PC鋼材として断
面が平鋼形のPC鋼材を用いて、該平鋼形のPC鋼
材が緊張力を与えられて単にコンクリートの引つ
張り力を補償するという意味をもつのみならず、
パイルとしての粘性を充分に発揮させるためのコ
ンクリート補強筋材としても役立たせるように構
成することにより、PCパイルでありながらパイ
ルの機能として要求される水平耐力が充分に得ら
れるようにした新しい形式のコンクリートパイル
の提供を目的としたものである。
にはPCパイルの型式によるが、PC鋼材として断
面が平鋼形のPC鋼材を用いて、該平鋼形のPC鋼
材が緊張力を与えられて単にコンクリートの引つ
張り力を補償するという意味をもつのみならず、
パイルとしての粘性を充分に発揮させるためのコ
ンクリート補強筋材としても役立たせるように構
成することにより、PCパイルでありながらパイ
ルの機能として要求される水平耐力が充分に得ら
れるようにした新しい形式のコンクリートパイル
の提供を目的としたものである。
次に本発明のコンクリートパイルを図示の実施
例により説明する。第１図は杭体断面の構成を示
す断面図であり、コンクリートをもつて遠心成形
した杭体１のコンクリート層３断面内に、多数の
断面を平鋼形に形成したPC鋼材２が杭軸方向に
沿つた筋材として所定間隔毎に配列されている。
これらのPC鋼材２は、従来のプレストレスコン
クリート用のPC鋼棒と同様キルド鋼を熱間圧延
してストレツチングなどの方法により成型される
が、断面を板幅Ｗが板厚Ｈよりも大きい平鋼形に
成型した点において従来の丸棒形と異るものの、
降伏点荷重、引張荷重、等の種々の機械的性質に
おいては従来のPC鋼棒と変りはない。なお断面
形状としては第３図に示すように、底端４の板厚
が頂端５の板厚に比較して肉厚であるような台形
断面のものであつてもよい。
例により説明する。第１図は杭体断面の構成を示
す断面図であり、コンクリートをもつて遠心成形
した杭体１のコンクリート層３断面内に、多数の
断面を平鋼形に形成したPC鋼材２が杭軸方向に
沿つた筋材として所定間隔毎に配列されている。
これらのPC鋼材２は、従来のプレストレスコン
クリート用のPC鋼棒と同様キルド鋼を熱間圧延
してストレツチングなどの方法により成型される
が、断面を板幅Ｗが板厚Ｈよりも大きい平鋼形に
成型した点において従来の丸棒形と異るものの、
降伏点荷重、引張荷重、等の種々の機械的性質に
おいては従来のPC鋼棒と変りはない。なお断面
形状としては第３図に示すように、底端４の板厚
が頂端５の板厚に比較して肉厚であるような台形
断面のものであつてもよい。
これらのPC鋼材２は、いずれも成型前の工程
において両端１２が杭の両端を構成する固定端板
６に対して溶接により固定されるが、これらの
PC鋼材２は、夫々断面の長手方向に沿つた中心
線Ｌが杭断面の半径方向と平行な向き、即ち全体
的にみて杭の中心に対して放射線状になるように
配列されている。なお第３図に示すPC鋼材２よ
うに両端の板厚を異ならしめた場合には、板厚の
大きい底端４がコンクリート層３の外周側に位置
する向きで配列されることが望ましい。また第３
図に示すように夫々のPC鋼材２における底端４
の先端面は、遠心力によりコンクリート層３が締
固められる際に杭断面の中心からみて底端４の裏
側にコンクリートの未充填部分が生じないように
するために円弧状に形成しておくことが望まし
い。
において両端１２が杭の両端を構成する固定端板
６に対して溶接により固定されるが、これらの
PC鋼材２は、夫々断面の長手方向に沿つた中心
線Ｌが杭断面の半径方向と平行な向き、即ち全体
的にみて杭の中心に対して放射線状になるように
配列されている。なお第３図に示すPC鋼材２よ
うに両端の板厚を異ならしめた場合には、板厚の
大きい底端４がコンクリート層３の外周側に位置
する向きで配列されることが望ましい。また第３
図に示すように夫々のPC鋼材２における底端４
の先端面は、遠心力によりコンクリート層３が締
固められる際に杭断面の中心からみて底端４の裏
側にコンクリートの未充填部分が生じないように
するために円弧状に形成しておくことが望まし
い。
これらのPC鋼材２が前記のように夫々杭の両
端における固定端板６によつて放射形状配列状態
を維持するように互いに仮固定されたのち、PC
鋼材２の外側には螺旋筋７が巻装され、各PC鋼
材２がの外端がこの螺旋筋７によつてしつかりと
保持固定される。また、このPC鋼材２と螺旋筋
７とは杭体断面のコンクリート層３内部に充分包
み込まれるようにして配筋される。
端における固定端板６によつて放射形状配列状態
を維持するように互いに仮固定されたのち、PC
鋼材２の外側には螺旋筋７が巻装され、各PC鋼
材２がの外端がこの螺旋筋７によつてしつかりと
保持固定される。また、このPC鋼材２と螺旋筋
７とは杭体断面のコンクリート層３内部に充分包
み込まれるようにして配筋される。
PC鋼材２に対する緊張力の付与は、第４図に
示すように前記固定端板６における各PC鋼材２
溶接部間に開設した係止孔８に夫々緊張ボルト９
を装着し、これらの緊張ボルト９を図示外のジヤ
ツキにより引つ張ることによつて行はれる。な
お、このPC鋼材２の緊張力付与に際して、予じ
めPC鋼材２の外周には螺旋筋７が巻装固定され
ているが、螺旋筋７はその形状的特性により、
PC鋼材２の伸長に何んら支障を与えないので、
PC鋼材２の緊張力付与は問題なく行える。
示すように前記固定端板６における各PC鋼材２
溶接部間に開設した係止孔８に夫々緊張ボルト９
を装着し、これらの緊張ボルト９を図示外のジヤ
ツキにより引つ張ることによつて行はれる。な
お、このPC鋼材２の緊張力付与に際して、予じ
めPC鋼材２の外周には螺旋筋７が巻装固定され
ているが、螺旋筋７はその形状的特性により、
PC鋼材２の伸長に何んら支障を与えないので、
PC鋼材２の緊張力付与は問題なく行える。
本発明に係るコンクリートパイルは、上記の如
くコンクリート杭体１のコンクリート層３断面内
に多数の断面を平鋼形もしくは断面を台形とした
PC鋼材２を配列させてこれらPC鋼材２に緊張力
を与えたので、コンクリート杭体１はコンクリー
ト層３の硬化後においてこれらPC鋼材２の緊張
力が伝達されることによつて、ひび割れに対して
強度のあるPCパイル本来の機能を発揮すること
ができる。
くコンクリート杭体１のコンクリート層３断面内
に多数の断面を平鋼形もしくは断面を台形とした
PC鋼材２を配列させてこれらPC鋼材２に緊張力
を与えたので、コンクリート杭体１はコンクリー
ト層３の硬化後においてこれらPC鋼材２の緊張
力が伝達されることによつて、ひび割れに対して
強度のあるPCパイル本来の機能を発揮すること
ができる。
また夫々のPC鋼材２は断面が従来の丸棒形と
異つた平鋼形もしくは台形であることと、該PC
鋼材２をコンクリート層３断面内において板幅Ｗ
を形成する平面が杭断面の半径方向と平行な向き
で互いに間隔を置いて放射線状に配列されるよう
にしたので、第１図に示すように矢印の方向から
水平力が作用した場合に、水平力の方向と平行な
向きにある部分のPC鋼材２ａ及び２ｂが特にそ
の水平力に対して強靭な抵抗力を発揮することと
なり、全てのPC鋼材が杭全体に対して強力な曲
げ強度と弾性を与えることができる。
異つた平鋼形もしくは台形であることと、該PC
鋼材２をコンクリート層３断面内において板幅Ｗ
を形成する平面が杭断面の半径方向と平行な向き
で互いに間隔を置いて放射線状に配列されるよう
にしたので、第１図に示すように矢印の方向から
水平力が作用した場合に、水平力の方向と平行な
向きにある部分のPC鋼材２ａ及び２ｂが特にそ
の水平力に対して強靭な抵抗力を発揮することと
なり、全てのPC鋼材が杭全体に対して強力な曲
げ強度と弾性を与えることができる。
なお前記PC鋼材２を、第３図の実施例の如く
台形として厚肉の底端４をコンクリート層３の外
周側に位置させた場合には、断面としてみた場合
の中心軸が中心線Ｌ上の外側、即ちコンクリート
層３の外周側に位置することと、更には両側面が
夫々中心線Ｌに対して等角度のテーパー面である
ために中心線Ｌに平行な曲げに対して断面として
強度を有することなどの理由により、前記水平力
に対しては著しく強靭な抵抗力を発揮することと
なる。
台形として厚肉の底端４をコンクリート層３の外
周側に位置させた場合には、断面としてみた場合
の中心軸が中心線Ｌ上の外側、即ちコンクリート
層３の外周側に位置することと、更には両側面が
夫々中心線Ｌに対して等角度のテーパー面である
ために中心線Ｌに平行な曲げに対して断面として
強度を有することなどの理由により、前記水平力
に対しては著しく強靭な抵抗力を発揮することと
なる。
また、このコンクリートパイルは、平鋼形の断
面長方形もしくは台形のPC鋼材２を軸筋材とし
て兼用させ、しかもその外周を螺旋筋７によつて
放射状配列状態が保持固定されるようにしたの
で、該PC鋼材２への緊張力付与によつてコンク
リート層３にプレストレスが導入された状態で、
各PC鋼材２の放射状配列状態が変形することが
ない。
面長方形もしくは台形のPC鋼材２を軸筋材とし
て兼用させ、しかもその外周を螺旋筋７によつて
放射状配列状態が保持固定されるようにしたの
で、該PC鋼材２への緊張力付与によつてコンク
リート層３にプレストレスが導入された状態で、
各PC鋼材２の放射状配列状態が変形することが
ない。
また、各PC鋼材２の間のコンクリートにプレ
ストレスによる圧密作用が与えられることによつ
て、このPC鋼材２間のコンクリートは杭軸方向
のみならず、夫々のPC鋼材２の側面方向に対す
る水平方向にも圧密作用が与えられることとな
り、このコンクリートの圧密作用によつて各PC
鋼材２の放射状配列状態が一層強固なものとな
る。
ストレスによる圧密作用が与えられることによつ
て、このPC鋼材２間のコンクリートは杭軸方向
のみならず、夫々のPC鋼材２の側面方向に対す
る水平方向にも圧密作用が与えられることとな
り、このコンクリートの圧密作用によつて各PC
鋼材２の放射状配列状態が一層強固なものとな
る。
更に、各PC鋼材２間のコンクリート層がプレ
ストレスによる圧密作用を受けることにより、コ
ンクリート層と各PC鋼材とは化学的付着力のみ
ならず物理的付着力が付加されることとなり、こ
のプレストレス導入によつて表面のひび割れ防止
効果を確実なものとすることができる。従つて、
このコンクリートパイルでは、前記のようなプレ
ストレスの導入状態が、前記PC鋼材２により付
与される杭体として粘性と合成成されて、従来の
単なるPCパイルに比較して、杭としての強靭性
を大幅に向上させることができるという利点を有
する。
ストレスによる圧密作用を受けることにより、コ
ンクリート層と各PC鋼材とは化学的付着力のみ
ならず物理的付着力が付加されることとなり、こ
のプレストレス導入によつて表面のひび割れ防止
効果を確実なものとすることができる。従つて、
このコンクリートパイルでは、前記のようなプレ
ストレスの導入状態が、前記PC鋼材２により付
与される杭体として粘性と合成成されて、従来の
単なるPCパイルに比較して、杭としての強靭性
を大幅に向上させることができるという利点を有
する。
第１図は本発明に係るコンクリートパイルの杭
断面の構成を示す断面図、第２図は第１図の―
線における断面図、第３図は他の実施例におけ
る杭断面の構成を示す断面図、第４図はPC鋼材
に緊張力を付与するための実施例を示す部分断面
図である。 図において、１：杭体、２：PC鋼材、３：コ
ンクリート層、４：鋼材底端、５：鋼材頂端、
６：固定端板、７：螺旋筋、８：係止孔、９：緊
張ボルト。
断面の構成を示す断面図、第２図は第１図の―
線における断面図、第３図は他の実施例におけ
る杭断面の構成を示す断面図、第４図はPC鋼材
に緊張力を付与するための実施例を示す部分断面
図である。 図において、１：杭体、２：PC鋼材、３：コ
ンクリート層、４：鋼材底端、５：鋼材頂端、
６：固定端板、７：螺旋筋、８：係止孔、９：緊
張ボルト。
Claims (1)
- １ 杭端の両固定端板間に、断面平鋼形もしくは
断面台形のPC鋼材を、夫々断面の長手方向に沿
つた中心線が杭断面の半径方向と平行する向きで
互いに間隔を置いて配列して、これらの断面長方
形のPC鋼材の外周を螺旋筋により前記の配列状
態が固定されるように結束し、かつ該PC鋼材が
杭体断面のコンクリート内部に包み込まれた軸方
向主筋材として配筋されると共に、該PC鋼材に
付与された緊張力が杭体コンクリートにプレスト
レスとして導入されていることを特徴としたコン
クリートパイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18507683A JPS6078014A (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | コンクリ−トパイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18507683A JPS6078014A (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | コンクリ−トパイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6078014A JPS6078014A (ja) | 1985-05-02 |
| JPS6225813B2 true JPS6225813B2 (ja) | 1987-06-04 |
Family
ID=16164393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18507683A Granted JPS6078014A (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | コンクリ−トパイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6078014A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102651758B1 (ko) * | 2022-10-05 | 2024-03-26 | 박봉근 | 휨모멘트 향상과 균등한 수직하중분포를 위한 휨보강판 전단부재를 구비한 phc말뚝의 두부보강구조 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6123485A (en) * | 1998-02-03 | 2000-09-26 | University Of Central Florida | Pre-stressed FRP-concrete composite structural members |
| JP2006336217A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Shimizu Corp | 既製コンクリート杭及び杭頭内部の軸方向剪断補強構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5249247A (en) * | 1975-10-17 | 1977-04-20 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | Vertical type continuous powder coating booth |
-
1983
- 1983-10-05 JP JP18507683A patent/JPS6078014A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5249247A (en) * | 1975-10-17 | 1977-04-20 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | Vertical type continuous powder coating booth |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102651758B1 (ko) * | 2022-10-05 | 2024-03-26 | 박봉근 | 휨모멘트 향상과 균등한 수직하중분포를 위한 휨보강판 전단부재를 구비한 phc말뚝의 두부보강구조 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6078014A (ja) | 1985-05-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3094368B2 (ja) | 現場造成杭の構造 | |
| US7523924B2 (en) | Devices, systems, and methods for reinforcing concrete and/or asphalt cement | |
| JP2011038262A (ja) | 鉄筋コンクリート構造体 | |
| JPS6225813B2 (ja) | ||
| US4171176A (en) | Flexible bar reinforced concrete pile and method of construction | |
| JP3048343B2 (ja) | 中空鉄筋コンクリート杭 | |
| JP5922993B2 (ja) | 複数微細ひび割れ型繊維補強セメント複合材料を用いた構造体およびライニング方法 | |
| JPS59114322A (ja) | 高強度コンクリ−トくい | |
| JPH0420444B2 (ja) | ||
| JP3585134B2 (ja) | プレストレスト鉄筋コンクリート杭 | |
| JP2981151B2 (ja) | 鉄筋コンクリート杭 | |
| JP3689182B2 (ja) | 固化性塑造材製構造体 | |
| JPS6225812B2 (ja) | ||
| JP3038298B2 (ja) | 高強度構造体 | |
| JPS6151096B2 (ja) | ||
| JPS61233117A (ja) | 軸筋外周寄偏在型複合コンクリ−ト杭及びその製造方法 | |
| JPS6225811B2 (ja) | ||
| JPH10204996A (ja) | 充填鋼管コンクリート構造柱及び該柱の構築方法 | |
| KR890004666B1 (ko) | 콘크리이트 파일 | |
| JPH0674620B2 (ja) | 鋼管で被覆拘束された鉄筋コンクリート柱 | |
| JPH083983A (ja) | プレキャストコンクリート製品 | |
| JPS6149022A (ja) | コンクリ−ト合成基礎杭 | |
| JP3049287B2 (ja) | 既設コンクリート柱状体の耐力増強方法 | |
| JPS60242216A (ja) | 外穀薄肉鋼管付鉄筋コンクリ−ト杭 | |
| JPS624577Y2 (ja) |