JPS6225703A - 光フアイバ心線被覆除去機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は１対の光ファイバ心線の被覆を一括して除去す
る光ファイバ心線被覆除去機構に関するもので、全自動
光ファイバ接続装置の一部を構成するものである。

（発明の概要） 本発明は光ファイバ心線被覆除去機構において、１対の
光ファイバ心線の端末部を、互に平行に対向し、かつ軸
方向の長さが重なり合った状態で、１対の光ファイバ心
線を同時に保持する１組の光ファイバ心線の被覆把持部
と、前記の光ファイ′パ心線の被覆把持部の間に配置さ
れ、かつ光ファイバ心線の被覆部のみを切断する切断刃
と、前記の１組の被榎把持部全、互に光ファイバ心線の
軸方向に反対方向に移動せしめる移動機構とを具備する
ことにより、２本の光７アイパ心線の被覆を同時に除去
できる簡易で、小屋の機構を提供するものである。

（従来技術及び発明が解決しようとする問題点）光ファ
イバ心線の接続に際しては、その前処理として、心線の
被覆を除去することが不可欠である。

従来は、−心線毎に光７アイパ皮むき器を用いて、手作
業によって行ってい友（例えば、特願昭６０−７９５３
５号「光ファイバ被覆除去器」に示す第１４図の従来例
）。この場合に、従来は手作業にたよるために、広い作
業空間を必要とするとともに、作業者にニジ核種除去時
の力の加え方が異なり、光ファイバの破断や、被覆が完
全に除去されない場合が生ずるといった欠点がめった。

そこで、何んらかの装置Ｉｔを用いて、被覆除去を行な
う方法が楕々提案されているが（例えば、特許第１１５
３３５４号「被覆除去装置」。

特願昭５８−２１７３７１号「光ファイバの端末形成装
置」、特願昭５９−１２０６４１号「テープ１０轡被覆
除去装置」など）、これらはいずれも接続する一対の光
ファイバ心線を一本毎に個別に処理するものであり、接
続作業の全自動機械化（例えば、特願昭５９−１８２４
７１号「光ファイバの全自動融着接続装置」）に際して
は、除去装置を２個用意すると装置全体が大型化すると
いう欠点、また、除去装置１個で１°対の心線を順次被
覆除去する場合には動作時間が長くなるという欠点を有
している。

（問題点全解決するための手段〕 本発明は上記の欠点を改良するために提案されたもので
、接続する２本の光ファイバ心線の被覆全一括して除去
することにエフ、全自動接続装置における簡易で小型の
被覆除去機構を提供することを目的とする。

本発明は、接続する２本の光ファイバ心線の被覆を一括
して除去することを主要な特徴とするもので、従来の技
術が１本毎の光ファイバ心線の被覆を除去している点に
おいて異なるものである。

次に本発明の詳細な説明する。なお実施例は一つの例示
であって、本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の変
更あるいは改良を行いうろことは言うまでもない。

〔実施例１〕 第１図は本発明の第１の実施例を示す。（ａ）図は平面
図、伽）図は側面図である°。図において、１．１１は
一対の光７アイパ心線、２，３鉱一対の被覆把持部、４
．４’は被覆切断刃を示す。

この実施例では、一対の光ファイバ心線１゜１′ヲ平行
に対向させ、長さ方向に重なり合った部の両端を一対の
被覆把持部２，３によシ光ファイバ心線を把持する。こ
の実施例では把持部の上部基板２２．３２と下部基板２
１．３１とを重ね合わせて被ａｔｔ−把持する構造とし
ているが、被覆除去力より大きい把持力をもつ構造であ
れば他の把持方法でもさしつかえない。

第２図は切断刃に沿う光ファイバの断面図を示すもので
、図において、４１．４２は切断刃、５゜５′は光ファ
イバ、６．６’は被覆を示す。すなわち切断刃は上下２
つに分離して構成され、刃先の部分は光ファイバの心線
を切断しないように、スキマが形成されている。

次に本発明装置の動作について説明する。

切断刃４，４′は被覆把持部２，３の中間に位置させる
ものであるが、光ファイバ心線１．１′を被覆把持部２
，３にセットする際には切断刃４．４′は上下に待避さ
せる。ついで切断刃４１゜Ｃの刃先をかみ合せると、光
ファイバ線の光ファイバは切断されず、被覆のみが切断
される。

ついで一対の被覆把持部２．３金光ファイバ心線１．１
′の軸方向に互に反対方向に移動させることにより、第
３図に示すように、光７アイパ心線の被覆が除去できる
。被覆除去の所要長に応じて、被覆把持部２，３の移動
距ｌｌｌ１ｉを設定すればよい。以上の動作において、
被覆把持部２゜３に平行移゛動用の駆動部（例えば、モ
ータとギア、油圧あるいは空気圧シリンダ）を設ければ
容易に被覆把持部を軸方向に、かろ反対方向に移動せし
めることができる。ま之、ギアの構成によって、左右の
把持部ｔ−１つの駆動部で同時に駆動することができる
。

このように本発明によれば一対の光ファイバ心線を一括
して被覆除去できる几めに、従来の光ファイバ心線毎に
一対の被覆除去機構を設けるのに比較して、大きさ、駆
動機構等はぼ半分で構成できる沈め、接続装置に組み込
んだ際にも、小型でしかも簡易な被覆除去機構とするこ
とができる。

〔実施例２〕 第４図は本発明の第２の実施例を示す。（ａ）図は被榎
除去前の平面図、（ｂ）図は被覆除去後の平面図、（ｃ
）図は（ｂ）図のＡ−に断面図である。

図において、１．１’は光ファイバ心線、２゜３は被覆
把持部ｓ　　４ａ、４ｂは夫々右側、左側の切断刃を示
す。また夫々切断刃は上、下方向に分離可能に構成され
ている。

切断刃の構成は（ｃ）図に示すように、４ａｓＪｂとも
上側４１及び下側４２に分離できるものであり、刃先は
第１実施例に述べたように、光ファイバ線の光ファイバ
は切断することなく、被覆のみ切断しうるように空所が
形成されている。

この実施例の特徴とする点は、切断刃４ａは被覆把持部
２と共に動き、切断刃４ｂは被覆把持部３と共に動くよ
うに構成されている点である０ さて第４図（ａ）に示す状態において、夫々切断刃４ａ
、４ｂによって光ファイバ心線１．１′の被覆のみを切
断し次後、被覆把持部２は矢印Ａの方向に、被覆把持部
３を矢印Ｂの方向に移動することによって第４図ら）に
示す状態となり、被覆の除去が行われる。この場合、切
断刃４ａは被覆把持部２と共に、切断刃４ｂは被覆把持
部３と共に移動する。

この実施例では、切断刃と被覆把持部が一体化されてい
る機構となっているため、被覆除去機構をよシ簡易にす
ることができ、また動作時間を短かくできる利点をもつ
。

（発明の効果） 以上説明し友ように、光ファイバ心線接続には必ず一対
（２本）の光ファイバ心線の被覆除去が必要であるが、
本発明によれば、２本を同時に被覆除去する機構を構成
することにより。

小型、簡易、短時間で被覆除去できる効果がある０ また被覆除去後も２本の光ファイバは並列に配置、固定
されているため、光、ファイバ接続工程での、被撞除去
後の次の工程である光ファイバの切断工程においても、
一括切断が可能となる効果ｅ！するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示し、第２図は第１の
実施例における切断刃の構造を示し、第３図は第１の実
施例での被覆除去後の状態を示す。第４図は不発明の第
２の実施例を示す。 １．１′・・・・・・光７アイパ心線 ２．３・・・・・・被覆把持部 ２２．３２・・・・・・把持部の上部基板２１．３１・
・・・・・把持部の下部基板４１・・・・・・・・・・
・・切断刃の上刃心・・・・・・・・・・・・切断刃の
下刃４ａ・・・・・・・・・左側切断刃 ４ｂ・・・・・・・・・右側切断刃 ５．５′・・・・・・光ファイバ ６．６′・・・・・・光ファイバ心線の被覆第１図 ２．３・・・械ｔｆ！、椅舒 ４・−・ｃＴＪ時郁 第２図 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）１対の光ファイバ心線の端末部を、互に平行に対
   向し、かつ軸方向の長さが重なり合つた状態で、１対の
   光ファイバ心線を同時に保持する１組の光ファイバ心線
   の被覆把持部と、前記の光ファイバ心線の被覆把持部の
   間に配置され、かつ光ファイバ心線の被覆部のみを切断
   する切断刃と、前記の１組の被覆把持部を、互に光ファ
   イバ心線の軸方向に反対方向に移動せしめる移動機構と
   を具備することを特徴とする光ファイバ心線被覆除去機
   構。
2. （２）被覆把持部の少くとも一方に、切断刃が取りつけ
   られていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の光ファイバ心線被覆除去機構。