JPS62255350A - シ−ト剥離装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、カラーコピー装置等で用いられる回転ドラ
ムに対して巻ｆｆ　ｆＪＵられたシーｔ・を剥離するシ
ート剥離装置の改良に関する。

［従来の技術］ 一般に、回転ドラムに対してシートを巻き付ける装置と
しては、例えば感熱型のカラーコピー装置が挙げられる
。これは、第４図に示すように、例えばり−マルヘッド
１とこれに対向配置されたプラテンロール２とを備え、
このプラテンロール２の表面の一部にシート保持装置３
を設けると共に、このシート保持装置３に上記記録シー
ト４の先端を保持させ、このプラテンロール２に巻き付
は保持された記録シート４とサーマルヘッド１との間に
は所定間隔毎に複数の熱昇華性インクが順次塗り分番ノ
られたインクドナーフィルム６を挿通させ、プラテンロ
ール２を複数回回転させることにより、サーマルヘッド
１からの画像情報をインクドナーフィルム６の各インク
層を介して記録シー１−４上に順次重ねて転写し、記録
シート４１にカラー転写画像を得るようにしたものであ
る。尚、第４図中、０Ｙ〕７及び８はインクドナーフィ
ルム６の供給ロール及び巻き取りロールである。

このようイｒ装置において、記録シート４に対し一連の
記録過程が終了するど、プラテンロール２から記録汎み
の記録シート４を剥離づることが必要になる。この場合
に４３いて、シート剥ｌｉ！ｌｌ装置としては、プラテ
ンロール２の近傍にシート剥離爪１０を揺動アーム１１
を介して移動可能に配設し、記録過程が終了する前には
プラテンロール２から離間した待機位置ａに上記シート
剥離爪１０を設定すると共に、記録過程が終了した時点
でプラテン［］−ル２との間に僅かのギ鵞・ツブを右づ
るシート剥離位置すに上記シート剥離爪１０を設定する
ようにしたものが用いられている。

このタイプによれば、シート剥離爪１０がシート剥離位
ｚｂに固定的に設けられていないので、記録過程におい
て、上記シート剥離爪１０が記録シート４の搬送を邪魔
したり、記録シー１〜４の表面を傷（−ｊける虞れはな
くなる。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、このような従来のシー１〜剥離装置にあ
っては、シート剥離位置すを予め一義的に設定すること
になるが、その設定誤差に起因してプラテンロール２と
の間のギャップがばらつく虞れがある。この場合にａ′
３いて、上記ギトツブが小さ過ぎると、記録シート４と
シート剥離爪１０どが干渉し合う虞れがあるし、逆に、
上記ギせツブが大き過ぎると、記録シート４の剥離動作
そのものをｊＯう虞れがある。

また、上記シート剥離爪１０はシート剥離位置すにおい
て単に静止状態を保っているに過ぎないので、記録シー
ト４端部がシート剥離爪１０に衝合した際に生ずる記録
シー１−４の剥離力は記録シート４の搬送速度だけに基
づくことになる。それゆえ、上記記録シート４の搬送速
度を充分に大きく設定できないような場合、上記記録シ
ート４の剥離力を充分大ぎいものとして１ｑることがで
きなくなり、記録シート４の剥離動作が不安定なものに
なり易いという問題がある。

［問題点を解決するための手段］ この発明は、以上の問題点に看目し【為されたものであ
って、シート剥離位置を粘度良く設定して、装置や回転
ドラムの損（篇を０効に抑えながらシートの剥離動作を
安定させると共に、シートの剥離力を増大させてシー１
−の剥離動作をより確実なものにしたシート剥１１１装
置を提供するものである。

寸なわら、この発明は、回転ドラムに巻き付けられたシ
ートを剥１ｆｆ＝ｌる装置であって、回転ドラムの近傍
に配設される回転剥離部材と、回転ドラム面との間に僅
かなギャップを有するシート剥離位置と回転ドラム面か
ら離間した待機位置との間で上記回転剥離部材を進退可
能に移動させる移動部材と、この移動部材に回転可能に
設【）られ■つシート剥離時に上記回転ドラム面に衝接
して上記ギ１１ツブを確保するガイドロールとを備え、
上記ガイドロールの回転を駆動源として回転剥離部材を
駆動させるようにしたものである。

このような技術的手段において、上記回転ドラムとして
は、記録シー１〜等の支持面として機能するプラテンロ
ールや潜像担持体に接触転勤する転写ドラム等が挙げら
れる。また、上記回転剥離部材としては、少なくとも回
転シｔ１フトの周囲に剥離用のブレード部材を備えたも
のであれば、上記ブレード部材の数や配設位置について
は適宜設計変更して差支えないが、回転ドラム表面に設
けられたシートの保持装置等と干渉しないように配設す
ることが必要であり、しかも、上記ブレード部材として
は回転ドラム表面を儀付けない程度の弾性部材で構成す
ることが望ましい。更に、上記回転剥離部材の移動部材
については、シー１−剥離時においてのみ上記回転剥離
部材をシート剥離位置に設定するものであれば、適宜設
計変更して差支えない。更にまた、上記ガイドロールに
ついては、上記回転ドラムに追従しで回転し且つ回転ド
ラムと同一方向へ上記回転剥ｌＲｔ部（イを強制的に回
転させ得るように配設りることが必要である。

［作用］ 上述したような技術的手段によれば、シート剥離時には
上記ガイドロールが回転ドラム面に当接するため、回転
剥離部材と回転ドラムどの位置関係は一定に保ｌこれる
ことになり、シー１へ剥離位置が正確に設定される。

まだ、上記ガイドロールは回転ドラムの駆動力を回転剥
離部材に伝達し、シートの搬送方向に抗する方向へ上記
回転剥離部（Ａを強ａ、ｌＩ的に回動させるため、シー
１への搬送力と相俟ってシートの剥離力が増大ザる。

［実施例］ 以下、添附図面に示１実施例に基づいてこの発明の詳細
な説明する。

第１図及び第２図においては、カラー用の感熱記録装置
に本発明を適用したものが示されており、この感熱記録
装置は、サーマルヘッド１と、このサーマルヘッド１に
対向配置されるプラテンロール２と、このプラテンロー
ル２の表面の一部に設けられるシート保持装置３と、こ
のシート保持装置３に先端が保持された記録シート４を
プラテンロール２表面に密谷さＵるブレスロール５と、
サーマルヘッド１とプラテンロール２に巻き付は保持さ
れた記録シート４との間に挿通されるカラー用のインク
ドナーフィルム６（第４図参照）と、記録過程が終了し
た時点でプラテンロール２に巻ぎ付は保持された記録シ
ート４を剥離するシート剥離装置３０とを備えている。

この実施例において、上記プラテンロール２としては中
実のものが用いられ、一連の記録過程にＪｊいて複数回
回転するようになっており、上記サーマルヘッド１は記
録過程中上記プラテンロール２表面との間で所定のニッ
プ動作を行うようになっている。

また、上記シート保持装置３は、プラテンロール２表面
に軸方向に沿って延びる四条２１を設け、この四条２１
内にグリッパ２２を配設したものである。

より詳細に述べれば、上記凹条２１は記録シート４の幅
寸法に対応した長さを右し、上記グリッパ２２は、記録
シー１−４の進入方向ｍ側に位置する上記四条２１の一
側面にクリッパベース２３を配：２７Ｊると共に、この
グリッパベース２３には長手方向に沿って溝部２４を形
成する一方、上記四条２１の他側面にはグリッパアーム
２５の基端を＠着し、このグリッパアーム２５を図示外
の駆動機構を介して適宜開開動作させると共に、グリッ
パアーム２５閉時にこのグリッパアーム２５の先端折曲
部２６を上記グリッパベース２３の溝部２４内に収容す
るようにしたものである。

更に、上記シート剥離装置３０は、第１図及び第２図に
示すように、プラテンロール２の近傍に配設される回転
剥離部材３１と、この回転剥離部４４３１を待機位＠ａ
とシート剥離位置すとの間で移動させる可動アーム３５
と、この可動アーム３５に回転可能に設けられ且つ記録
シート４剥離時にプラテンロール２面に衝接するがイド
ロール３９とで構成されでいる。

Ｊ、り詳細に述べると、上記回転剥離部材３１は、プラ
テンロール２の軸方向に沿って回転シャフト３２を配設
し、プラテンロール２上に配設されたシート保持）ｉｉ
装置と干渉しない回転シャフト３２の周囲にはゴム等で
成形したブレード部材３３を所定角度間隔で放射状に突
設したものである。また、」上記可動アーム３５は枢軸
３６を回動中心として上記回転シせフ１〜３２を揺動自
在に支持するもので、一対ノ７−ムｐ　Ｕ　３５ａ　ト
各アーム部材３５ａのｍ　ｆ８１１！ＩＩを連結する連
結部材３５ｂとで略コ字状に形成したものである。そし
て、上記待機位置ａとしては上記回転剥離部材３１がプ
ラテンロール２から充分に離間配置される位置が選択さ
れ、上記シート剥離位置すとしては」上記回転剥離部材
の端部、１゛なわち上記ブレード部材３３の先端部とプ
ラテンロール２表面との闇に記録シート４の厚みより小
さい所定のギャップδを確保するような位置が選択され
る。

そして、上記可動アーム３５は、電磁アクチュエータ３
７の作動杆３７ａに連結されると共に、上記作動杆３７
ａの非作動方向（例えば進出方向）に向【ノて付勢スプ
リング３８による付勢力を作用さＵるようにしたもので
あり、電磁アクヂ」二［−タ３７作動時に上記回転剥離
部材３１が待機位置ａ　Ｉｓ−設定されると共に、電磁
アクチュエータ３フ非作動時には上記付勢スプリング３
８の（＝Ｊ勢力により上記回転剥離部材３１はシート剥
離位置［）に設定されるようになっている。更に、上記
ガイドロール３９ｉよ、例えばゴム等で成形されて１記
可動アーム３５の一対のアーム部材３５ａ中間部に回転
可能に取付けられるものであり、上記回転剥離部材３１
の回転シャフト３２の両端部周面に接触配置されている
。イして、上記ガイドロール３９は、プラテンロール２
表面に圧接して、上記回転剥離部材３１の端部とプラテ
ンロール２表面との間に上記ギャップδを確保するよう
になっている。

次に、この実施例に係るシート剥１！！＋装置の作動を
説明する。

先ず、記録シート４の先端がシート保持装置３に保持さ
れ、一連の記録過程が行なわれている間においては、電
磁アクチュエータ３７が作動して上記シート剥Ｍ装置の
回転剥離部材３１を待機位置ａに設定する。このとき、
回転剥離部材３１のブレード部材３３の端部がプラテン
ロール２表面や記録シート４に接触するという事態は生
ぜず、プラテンロール２や記録シート４が傷付くことな
く、記録動作過程が安定して行われる。

次いで、上記一連の記録過程が終了してシート保持装置
３による記録シート４の保持状態が解除されると、第３
図に示すように、上記電磁アクチュエータ３７が非作動
状態に設定されて上記回転剥離部材３１をシート剥離位
置す側へ移動設定する。

このとき、上記ガイドロール３９がプラテンロール２表
面に付勢スプリング３８の付勢力により圧接して回転剥
離部材３１のブレード部４４３３端部どプラテンロール
２表面どの間のギＸ・ツブδを確保するため、回転剥離
部材３１とプラテンロール２との相対的位置関係、言い
換えればシート剥離位置ａが一定に保たれる。このため
、上記プラテンロール２や回転剥離部材３１の取付誤差
が若干化じたとしても、その誤差は有効に吸収されるこ
とになり、これにより、回転剥離部材３１のブレード部
材３３端部がプラテンロール２表面に不必要に接触した
り、プラテンロール２表面から不必要に離れ過ぎること
はなくなる。この状態において、上記ガイドロール３９
がプラテンロール２表面に沿って凹条２１内に進入して
いくと、これに追従して回転剥離部材３１が凹条２１内
の所定位置まで移動していき、上記回転剥離部材３１の
ブレード部Ｕ３３が記録シート４の先端部４ａに衝接し
て記録シート４を確実に剥離する。

また、上記ガイドロール３９が上記プラテンロール２に
圧接すると、このガイドロール３９にプラテンロール２
からの駆動力が伝達され、ガイド、ロール３９はプラテ
ンロール２の回転方向へと反対の方ｒｉｏＪＢに回転す
ることになり、このガイドロール３９に接触した回転シ
ャフト３２はガイドロール３９を駆動源として上記プラ
テンロール２と同一方向Δ。

に回転駆動されることになり、各ブレード部材３３は記
録シート４の搬送方向に抗づる方向から記録シート４の
先端部４ａを所定の回転力で強υ１的に掬い上げること
になり、その分、記録シート４の剥離動作がより確実な
ものになる。

［発明の効果］ 以、ヒ説明してぎたように、この発明に係るシー１〜剥
離装置によれば、シート剥離位置を精度良く設定するこ
とができるので、回転ドラムや剥離部材自体を不必要に
傷付けることなく、シートの剥離動作を安定させること
がでさるほか、回転ドラムを駆！ＪＩ源として回転剥離
部材にシートの搬送方向に抗するような強制的な回転力
を与えるようにしたので、シートの剥離力を増大さじる
ことができ、もって、シートの−Ｊ４Ｊ離動作をより確
実なものにすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るシート剥離装置の一実施例を示
す概略斜視図、第２図は第１図中■−■線断面図、第３
図は実施例に係るシート剥離装置の作動を示す説明図、
第４図は従来におけるシート剥１ｌｉｌｔ装置の一例を
示す説明図である。 ［符号の説明］ （２）・・・プラテンロール（回転ドラム）（４）・・
・記録シート（シート） （３１）・・・回転剥離部材 （３５）・・・可動アーム（移動部材）（３９）・・・
ガイドロール　　（δ）・・・ギャップ特許出願人　　
富士ゼロックス株式会社代　理　人　　弁理士　中村　
智廣（外２名）第２図　　　　　Ｊ：１゛７ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転ドラムに巻き付けられたシートを剥離する装置であ
   って、回転ドラムの近傍に配設される回転剥離部材と、
   回転ドラム面との間に僅かなギャップを有するシート剥
   離位置と回転ドラム面から離間した待機位置との間で上
   記回転剥離部材を進退可能に移動させる移動部材と、こ
   の移動部材に回転可能に設けられ且つシート剥離時に上
   記回転ドラム面に衝接して上記ギャップを確保するガイ
   ドロールとを備え、上記ガイドロールの回転を駆動源と
   して回転剥離部材を駆動させるようにしたことを特徴と
   するシート剥離装置。