JPS62250779A - テレビジヨン信号多重方式 - Google Patents

テレビジヨン信号多重方式

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JPS62250779A
JPS62250779A JP9323186A JP9323186A JPS62250779A JP S62250779 A JPS62250779 A JP S62250779A JP 9323186 A JP9323186 A JP 9323186A JP 9323186 A JP9323186 A JP 9323186A JP S62250779 A JPS62250779 A JP S62250779A
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Yasuichirou Kurita
泰市郎 栗田
Daiji Nishizawa
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Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、テレビジョン信号の多重方式に関し、特にテ
レビジョン標準方式の伝送規格を変更することなく、輝
度信号の高周波数帯域成分を低周波数帯域に多重して、
高精細テレビジョン信号を伝送するようにしたものであ
る。
[従来の技術] 現行のカラーテレビジョン標準方式は、周知のように、
伝送チャンネルの周波数帯域が6 MHzに定められて
いる。
従って、この帯域の中で輝度信号は水平空間周波数が4
.2 MHz以下とし、色信号については、色副搬送波
周波数を上述の4.2 MHz以内で、線走査周波数(
15,75にHz)の45572倍の3.58MHzに
選び、2つの色差信号Iおよびqを変調して、多重する
方式がとられている。
昨今、上述のテレビジョン標準方式で定めた規格を変更
することなく、高精細カラーテレビジョンとするために
、従来は伝送していない輝度信号の4.2〜6MIIz
の高周波数帯域成分を時空間周波数のすき間に多重して
伝送する高精細カラーテレビジョン方式が提案されてい
る。
例えば、時空間周波数領域のすき間を利用する多重方式
として、次のような文献がある。
1)テレビジョン信号の構成方法 特公昭59−171387号 2)完全両立性を有するHDTV信号方式テレビジョン
学会誌 Vol、39.No、IO,p、35しかしな
がら、これらの方法では、多重される高周波数帯域の輝
度信号が、これを分離する手段を持たない現行のカラー
テレビジョン受信機で受信すると、巾の広い縞模様とな
って現われ、しかもそれが上から下に流れるように見え
る目立った妨害を与えるようになる。
さらにまた、多重信号の周波数スペクトルが、色搬送波
周波数と共範になる位置で、15Hz間隔で並ぶため、
輝度信号が7.5Hz以上の成分を持つときは、高域輝
度信号の分離が困難となる。
そして、この場合に、高域輝度信号の多重を中断すると
いう措置が考えられいたが、この7.5Hzという周波
数は視覚上からかなり目立つ低い周波数であるので、こ
の措置は、動ぐ画像であると、返ってその瞬間にぼける
という不都合があった。
[発明が解決しようとする問題点] そこで、本発明の目的は、高域輝度信号を多重しても現
行のテレビジョン受信機の受信画像に妨害を与えること
のないようにすることである。
さらに本発明の他の目的は、動く画像に対しても、高精
細テレビジョン受信機において受信画像にぼける妨害を
少なくするようにすることである。
[問題点を解決するための手段] このような目的を達成するために、本発明は、現行テレ
ビジョン標準方式で空間周波数領域のうち、通常の画像
信号では、その周波数成分が発生することの極めて少な
い、そしてさらに発生したとしても、人間の視覚特性か
ら見え難い領域を選定して、テレビジョン信号の高域輝
度信号を変換し、多重するようにする。
すなわち、本発明は、色差信号を副搬送波で変調し、低
周波数帯域輝度信号に多重して伝送するカラーテレビジ
ョン方式において、カラーテレビジョンの輝度信号を時
空間周波数領域において、通常利用されうる領域にろ波
する時空間ろ波手段と、時空間ろ波手段により、ろ波さ
れた輝度信号の高周波数帯域成分をろ波するろ波手段と
、ろ波手段によりろ波された輝度信号の高周波数帯域成
分信号を水平走査線周波数の整数倍の搬送波でサンプリ
ングまたは振幅変調する手段と、サンプリングまたは振
幅変調する搬送波は、その位相をフィールド周期ごとに
反転させる手段と、サンプリングまたは振幅変調手段に
よりサンプリングまたは振幅変調された信号と、時空間
ろ波手段によりろ波された輝度信号とを加算する加算手
段とを備えたことを特徴とする。
[作 用] 従って、本発明によれば、現行のテレビジョン放送の標
準方式における、伝送規格を変えることなく、現行のテ
レビジョン受信機で受信している画像に、妨害を与える
ことが少ない高精細テレビジョンの伝送ができる。
さらにまた、動く画像に対して°もぼけることの少ない
、高解像度を保持した、高精細テレビジョンが実現でき
る。
[実施例] 以下、図面に基づき本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明による輝度信号のスペクトラムの一実
施例を示す周波数領域の配置図である。
同図において、横軸は画面の水平方向に関する水平空間
周波数を示しており、縦軸は垂直空間周波数を示してい
る。
以下における本発明の実施例では、現行テレビジョン標
準方式の4.2 MHzの帯域内に、輝度信号の4.2
〜6.0 MHzの高域成分を、多重する場合について
説明する。
現行テレビジョン標準方式による伝送規格では、空間周
波数領域において、垂直方向の帯域制限をしていない。
しかし、一般の画像では、水平方向および垂直方向とも
に、高い周波数成分を持つことは少なく、また仮りに、
そのような成分があったとしても、この領域は人間の視
覚特性が低下しており、見えにくい。
そこで、第1図において、輝度信号の低域成分YLと高
域成分Y、の和で示されるような領域に、輝度信号を帯
域制限しても画質の劣化は少ない。
その上でYHすなわち、周波数4.2 MHz以上の高
域成分を、垂直空間周波数52572木、水平周波数n
fhである搬送波nfh’でサンプリングまたは振巾変
調すると、YHは水平周波数が低く、垂直周波数の高い
領域Y□′に折り返る。
ここでnfhのnは整数、fhは水平同期周波数である
このときnを適当に選ぶと、折り返された信号Y )l
I を、テレビジョン標準方式による伝送路の帯域であ
る4、2 M)lz以下の領域で、かつ上述した視覚特
性が低下している領域に配置することができる。
このようにして、輝度信号の低域成分であるY。
に、y )lI を多重して伝送すれば、従来の伝送路
の規格を変えることなく、従来、伝送していなかった輝
度信号の高域成分が伝送でき゛、かつ、Y8′を分離す
る手段を持たない現行のテレビジョン受信機に対して、
与える妨害は極めて少ない。
第1図では、n−455とし、すなわち、nfl、 =
2 fsCの関係であり、多重成分Y HI は、1.
2〜3MHz 、に位置する。ここでfoは色副搬送波
周波数である。
第2図(A)は、YHをサンプリングする方法の一例を
示す説明図である。
この方法はフィールドオフセットサブサンプリングとい
われて、良く知られている方法である。
nf6の標本化信号をフィールドごとに位相反転すると
、垂直周波数52572本、水平周波数nfh 。
の標本化信号nfh”となり、nfh”によるサンプリ
ングパターンが第2図(A)に示されている。
また、第2図(B)はnfl、″を、3次元時空間周波
数領域で表示した、伝送領域の説明図である。
すなわち、nfh”によって伝送可能な領域は、3次元
領域で種々の変形が可能であるが例えば、同図に斜線で
示したような領域が伝送可能である。
斜線の領域によれば、時空間周波数15Hz以下の領域
では、垂直周波数52572本以下で、かつ、水平周波
数nfh以下の時空間周波数領域の172の面積が伝送
可能である。
第3図は、第2図CB)の伝送領域を、第1図の実施例
に合わせて、3次元時空間周波数領域で表示するように
修正した、伝送領域の配置図である。
多重成分Y工′は斜線の領域で示されるが、Y□′とし
て前記のように15Hxまで伝送できる。
すなわち、従来の時空間周波数のすき間を利用した方法
の場合では、多重成分は一般に7.5 Hzまでが伝送
可能であったが、本発明による実施例ではその倍の15
)1zである。このため、動く画像に対しても、従来の
方法より高精細情報を失われることが少ない。
なお、第3図においては、輝度信号の低域成分YLも、
時間方向が15H1以下に帯域制限されているが、画像
に速い動きがある場合、その動きに対応した制御処理に
より、Y、′ の多重を中断すれば、第3図のような1
5H2以下という帯°域制限はなくなるので、このよう
にして4.2 MHz以下の輝度信号が時間方向に帯域
制限されることをなくすることができる。
第4図は、本発明による、送信側の一実施例の構成を示
す回路系統図である。
図において、lは時空間フィルタ、2は切換器、3は動
き検出回路、4は帯域ろ波器(BPF)、5はオフセッ
トサブサンプリングする切換器、6は加算器、7は制御
信号発生回路、8は位相反転回路、9は色変調器、lO
は加算器、11は低域ろ波器(LPF)である。
次に第4図により、動作を詳述する。
人力された輝度信号Yは、時空間フィルタ1により、第
3図に示した低域成分YLと、高域成分YHとが加え合
わされた領域Y、+Y□に制限される。
YL+Y、に制限された信号は、帯域ろ波器(BPF)
4により、高域成分Y□だけが抜き出されて、切換器5
により、標本化信号nfh”の周期でサンプリングされ
る。
オフセットサシサンプリングするために、標本化信号n
fh“の位相を反転するのに、水平同期信号HDと垂直
同期信号VDとが使用される。
HDとVDとの位相を比較すると、偶数フィールドか奇
数フィールドかを判定できるので、制御信号発生回路7
と、位相反転回路8とによりnfhの位相を制御し、n
fh“によって、切換器5により、オフセットサブサン
プリングされる。
なお、nfhの周波数信号は、水平同期信号HDの整数
倍なので、同期発振器により容易に得られる。
さて、オフセットサブサンプリングされた切換器5から
の出力は、高域成分Y□の他に、折り返しによってY□
が変換されて、多重成分YH′ が新たに発生する。
上述した時空間フィルタ1からの出力信号YL+YHと
、切換器5からの出力信号Y、’ +Y、とは、加算器
6で加算され、さらに切換器2を経て、搬送色信号Cを
加算したのち、低域ろ波器(LPF)11で4.2 M
Hz以下に帯域制限される。
上述した搬送色信号Cは、色差信号IおよびQで、色副
搬送波fllcが変調されて色変調器9から出力される
以上の操作により、複合カラーテレビジョン信号には、
輝度信号としては、YHがとり除かれて、YLと多重成
分Y HJ のみが含まれてとり出される。
一方、画像に速い動きがある場合は、動き検出回路3か
らの制御信号により切換器2が切換えられて、入力の輝
度信−WYがそのままとり出される。
さて、”ここで、第5図(A)は時空間フィルタの一実
施例の構成を示す回路系統図であり、第5図(B)は第
5図(A)のトランスバーサルフィルタの一実施例の構
成を示す回路系統図である。
第5図(A)において、101,102は1フイールド
メモリ、1G5,1011i、108はlラインメモリ
、107は1/2ラインメモリ、103は加算器、10
4は除算器、109〜113はトランスバーサルフィル
タ、114は加算器である。
次に図(A)により時空間フィルタの動作を説明する。
入力されるテレビジョン輝度信号は、フィールドメモリ
101をとおり、2つのラインメモリ105および10
6により、3木の走査線X−,、XO。
x2がとり出される。
一方、さらに、フィールトメそ9101と102とをと
おった信号と、現信号とが加算器3で加算され、除算器
104でl/2に平均化され、l/2ラインメモリ10
7および1ラインメモリ108により、2本の走査線X
−t、X1がとり出される。
これらは、人力テレビジョン信号の連続した3フイール
ドの信号から、空間的に連続した5本の走査線の信号X
−2,X−1、xo 、X 1 * x2がとり出され
て、トランスバーサルフィルタ109〜113に入力さ
れる。そして、これらの出力y−z〜Y2は、加算器1
14で加算されて、出力信号が得られる。
次に、上述のトランスバーサルフィルタについて、第5
図(B)により、その動作を説明する。
図中21〜24は単位遅延線、2s−j29は係数器、
30は加算器である6図において21〜24は単位遅延
線を表わしているが、具体的には1/2nf、、の時間
の遅延量とするのが適当である。
Xiおよび単位遅延線21〜24からの各出力は、係数
器25〜29を経て、加算器30で加算され出力信号Y
iとなる。
時空間フィルタ特性は、この係数器の係数の値により決
定される。
次に第6図は本発明による受信側の一実施例の構成を示
す回路系統図である。
図において、31は輝度信号と色信号を分離するYC分
離回路、32は時空間フィルタ、33は減算器、34は
切換器、35は帯域ろ波器(BPF)、3Bは加算器、
37は切換器、38は動き検出回路、39は位相反転の
制御信号発生回路、40は位相反転回路、41は色復調
器である。
まず、入力される複合カラーテレビジョン信号は、YC
分離回路31により、輝度信号yL+y■’  と搬送
色信号Cとに分離される。
輝度信号YL+YH′ は、時空間フィルタ32および
減算器33に加えられる0時空間フィルタ32によりY
□′が抜き出されて、減算器33に加えられ、減算器3
3からはYLがとり出される。
一方、時空間フィルタ32からの輝度信号成分Y 、J
 は切換器34により、搬送波nf、、”の周期で切換
えられてサンプリングされる。このサンプリングされた
信号には、Y、′  とYHが混合されて出てくるが、
BPF35により、Yoのみが抜き出され、加算器36
に加えられる。
ここで、搬送波nfh”は、上述の第4図で説明したよ
うに、水平同期信号HDと垂直同期信号VDとで偶数フ
ィールドか奇数フィールドかを判定できるので、HDお
よびVD信号から制御信号発生回路3gとおよび位相反
転回路40とにより、nfhの位相を制御することによ
り、得ることができる。
上述の加算器36では、BPF35からのYH倍信号、
減算器33からのYL信号とが加算され、切換器37を
とおり、YL+YHの広帯域輝度信号がとり出される。
動き画像に対しては、動き検出回路38からの制御信号
により、切換器37を制御して、入力の輝度信号がその
ままとり出される。
また、YC分離回路31からの搬送色信号Cは色復調器
41により色差信号IおよびQとしてとり出される。
第7図は本発明による、輝度信号のスペクトラムの、他
の一実施例を示す周波数領域の配置図である。同図はn
 =520とした場合で、nf、+8.2MHzに相当
する。この場合にはnf、、”でオフセットサブチンブ
リングされた折り返しの高域輝度信号成分y 、I は
2.2〜4 MHzの帯域に位置し、低域輝度信号成分
YLは0〜2.21)Izの帯域において、垂直方向に
関しては、全帯域を使って伝送することができる。また
高域輝度信号成分Y )lI  として伝送できる垂直
方向の帯域も第1図の場合より広くなっている。また、
現受信機に与える妨害も第1図の場合よりさらに少ない
第8図(A)および(B)は、本発明によりデジタル処
理で行う場合の一実施例の構成を示す、回路の系統図で
ある。
第8図(A)は、送信側の構成を示したものである。
図(A)において、51はA/D変換器、52はY□′
多重回路、53はD/D変換器、54は加算器、55は
D/^変換器、58.57は色差信号!およびQのため
のA/D変換器、58は色変調器である。
以下に図(A)により動作を説明する。
人力される輝度信号YはA/D変換器51でクロッ使用
するために、このクロック周波数を使うことが実用上便
利であるからである。
A/D変換器51で^/D変換された輝度信号YはY 
HI多重回路52に加えられ、輝度信号Yの高域成分Y
□がYH′  に変換されて多重される。
とのY、′多重回路52は上述した第4図と同様な構成
で実現できる。
YH′ 多重回路52によりY□′が多重された信号は
、D/D変換器53に加えられる。 D/D変換器53
においては、クロック周波数が2 n4hから4 fl
l、にD/D変換される。
ここで、2 nfhと4fscの比が8=7であるので
、D/D変換器53では、その入力信号が8サンプルか
ら出力信号7サンプルに内挿によって変換される。
ここでD/D変換するのはテレビジョン標準方式の色信
号の処理のためには、クロック周波数4rscが便利で
あるためである。
次に、加算器54では、色差信号IおよびQがA/D変
換器56および57でそれぞれ^/D変換され、色変調
器5Bで色変調された信号と、上述のD/D変換器53
でD/D変換された輝度信号とが加算されて、y HI
が多重された輝度信号に、搬送色信号がさらに多重され
て、D/A変換器55に加えられる。
そしてD/A変換器55でD/^変換されて、複合カラ
ーテレビジョン信号が得られる。
次に、第8図(B)は受信側の構成を示したものである
図(B)において、61はA/D変換器、62はYC分
離回路、63はD/D変換器、64はY□分離回路、6
5はD/A変換器、66は色復調器、67.68はD/
A変換器である。
以下に図(B)により動作を説明する。
入力される複合カラーテレビジョン信号はへ10変換器
61に加えられ、クロック周波数41sCで^/D変換
される0次にYC分離回路62により、輝度信号と色信
号とに分離され、輝度信号はD/D変換器63に加えら
れる。
D/D変換器63では、クロック周波数が4fscから
2 nf、に、つまりフ:8の割合で変換される。
ついで、YH分離回路84で、多重されたY 、I成分
からYHを抜き出し、低域成分信号YLと合成された輝
度信号YL+YHがとり出され、D/A変換器65に加
えられる0次いでD/A変換器65からはD/^変換さ
れた輝度信号Yが得られる。
一方、上述したYC分離回路62により分離された色信
号は、色復調器64に加えられ、2つの色差信号成分に
分けられて、それぞれ、D/A変換器67および68に
より、色差信号!およびQがとり出される。
以上は本発明による送信側および受信側の構成の一実施
例について説明したが、この構成のほかに、例えば、複
合カラーテレビジョン信号のA/D変換、あるいはD/
^変換部で、クロック周波数を2 nf、、で行うよう
にする。そして、送信側では第8図(A)の色変調器5
8の出力側でD/D1R換を行い、受信側では第8図(
B)の色復調器66の入力側でD/D変換を行うように
してもよい。
ただし、この場合のD/D変換比は送信側では4flc
と2 nfhとの比7:8に、受信側ではその逆とすれ
ばよい。
[発明の効果] 以上から明らかなように、本発明によれば、現行のカラ
ーテレビジョン標準方式の伝送規格を変えることなく、
かつ現行のテレビジョン受信機に与える妨害が少なく、
さらにまた動く画像に対して、従来の方法と比べても高
解像度を保持する高精細テレビジョンが実施できる。
さらにまた、本発明は、日本におけるカラーテレビジョ
ン標準方式に適用するほか、米国のNTSC方式や、欧
州で行われているPAL方式などのカラーテレビジョン
方式に適用して、すぐれた高画質の高精細テレビジョン
が実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による輝度信号のスペクトラムの一実施
例を示す周波数領域の配置図、第2図(A)は高域輝度
成分をサンプリングする方法の一例を示す説明図、 第2図(B)は3次元空間周波数領域で表示した伝送領
域の説明図、 第3図は第1図の実施例に合わせた3次元時空間周波数
領域で表示した伝送領域の配置図、第4図は本発明によ
る送信側の一実施例の構成を示す回路系統図、 第5図(A)は時空間フィルタの一実施例の構成を示す
回路系統図、 第5図(B)は第5図(A)のトランスバーサルフィル
タの一実施例の構成を示す回路系統図、第6図は本発明
による受信側の一実施例の構成を示す回路系統図、 第7図は本発明による輝度信号のスペクトラムの他の実
施例を示す周波数領域の配置図、第8図(A)は本発明
によりデジタル処理で行う場合の、送信側の一実施例の
構成を示す回路系統図、 第8図(B)は第8図(A)に対応する受信側の構成を
示す回路系統図である。 1.32−・・時空間フィルタ、 2、5.34.37・・・切換器、 3.38・・・動き検出回路、 4.35・・・帯域ろ波器(BPF)、6、10,30
,36,54,103,114・・・加算器、7.39
−・・制御信号発生回路、 8.40−・・位相反転回路、 9.58・・・色変調器、 10−・・低域ろ波器(LPF)、 21.22.23.24・・・単位遅延線、25.26
.27,28.29・・・係数器、31.62・・・Y
C+離回路、 33・・・減算器、 41.66・・・色刷調器、 51.56,57.61・・・^/D変換器、52−Y
H’多重回路、 5.3.63−D/D変換器 55.65,67.68・・・D/^変換器、64・・
・Y、分離回路、 101.102・・・1フイールドメモリ、11)5.
1(18,11)a−1ラインメモリ、107−172
ラインメモリ、 104−・・除算器、 109.110,111,112,113・・・トラン
スバーサルフィルタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 色差信号を副搬送波で変調し、低周波数帯域輝度信号に
    多重して伝送するカラーテレビジョン方式において、 カラーテレビジョンの輝度信号を時空間周波数領域にお
    いて、通常利用されうる領域にろ波する時空間ろ波手段
    と、 該時空間ろ波手段により、ろ波された輝度信号の高周波
    数帯域成分をろ波するろ波手段と、該ろ波手段によりろ
    波された輝度信号の高周波数帯域成分信号を水平走査線
    周波数の整数倍の搬送波でサンプリングまたは振幅変調
    する手段と、 該サンプリングまたは振幅変調する搬送波は、その位相
    をフィールド周期ごとに反転させる手段と、 前記サンプリングまたは振幅変調手段によりサンプリン
    グまたは振幅変調された信号と、前記時空間ろ波手段に
    よりろ波された輝度信号とを加算する加算手段と を備えたことを特徴とするテレビジョン信 号多重方式。
JP61093231A 1986-04-24 1986-04-24 テレビジヨン信号多重方式 Expired - Lifetime JPH0748848B2 (ja)

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JPH04345286A (ja) * 1991-02-20 1992-12-01 Samsung Electron Co Ltd 空間フィルターを用いた記録及び再生方法及び装置

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