JPS6224263B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6224263B2 JPS6224263B2 JP53103659A JP10365978A JPS6224263B2 JP S6224263 B2 JPS6224263 B2 JP S6224263B2 JP 53103659 A JP53103659 A JP 53103659A JP 10365978 A JP10365978 A JP 10365978A JP S6224263 B2 JPS6224263 B2 JP S6224263B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foam sheet
- polyurethane foam
- acrylic resin
- sheet
- soft polyurethane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920005830 Polyurethane Foam Polymers 0.000 claims description 32
- 239000011496 polyurethane foam Substances 0.000 claims description 32
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 claims description 28
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 claims description 28
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 18
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 18
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 7
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 3
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000005470 impregnation Methods 0.000 description 6
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 3
- -1 methyl acrylate-ethyl acrylate-acrylamide Chemical compound 0.000 description 3
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000003431 cross linking reagent Substances 0.000 description 2
- 239000000839 emulsion Substances 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 238000009472 formulation Methods 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 239000000049 pigment Substances 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 2
- 229920002126 Acrylic acid copolymer Polymers 0.000 description 1
- VHUUQVKOLVNVRT-UHFFFAOYSA-N Ammonium hydroxide Chemical compound [NH4+].[OH-] VHUUQVKOLVNVRT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- JCEXGCSGLINPCG-UHFFFAOYSA-N C(C=C)(=O)O.C(C=C)(=O)OCC.C(C=C)(=O)OCCCC.C(C=C)#N Chemical compound C(C=C)(=O)O.C(C=C)(=O)OCC.C(C=C)(=O)OCCCC.C(C=C)#N JCEXGCSGLINPCG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 229920000877 Melamine resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 229920002125 Sokalan® Polymers 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 1
- 229920006322 acrylamide copolymer Polymers 0.000 description 1
- 229920006243 acrylic copolymer Polymers 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 235000011114 ammonium hydroxide Nutrition 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 1
- 125000000524 functional group Chemical group 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000004816 latex Substances 0.000 description 1
- 229920000126 latex Polymers 0.000 description 1
- 239000002649 leather substitute Substances 0.000 description 1
- JDSHMPZPIAZGSV-UHFFFAOYSA-N melamine Chemical compound NC1=NC(N)=NC(N)=N1 JDSHMPZPIAZGSV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920000609 methyl cellulose Polymers 0.000 description 1
- 239000001923 methylcellulose Substances 0.000 description 1
- 235000010981 methylcellulose Nutrition 0.000 description 1
- 239000004584 polyacrylic acid Substances 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 238000007763 reverse roll coating Methods 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000010345 tape casting Methods 0.000 description 1
- 239000002562 thickening agent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は外殻層形成熱プレスフオームシート及
びその製造方法に係り、更に詳しくは軟質ポリウ
レタンフオームシートの表面部分にアクリル樹脂
含浸層を形成し、これを熱プレスしてなる外殻層
形成熱プレスフオームシートと、その製造方法に
関する。
びその製造方法に係り、更に詳しくは軟質ポリウ
レタンフオームシートの表面部分にアクリル樹脂
含浸層を形成し、これを熱プレスしてなる外殻層
形成熱プレスフオームシートと、その製造方法に
関する。
従来より、軟質ポリウレタンフオームシートを
熱プレスした熱プレスフオームシートは知られて
いるが、この熱プレスフオームシートは表面平滑
性がなく、また表面に多くの微小孔が現出してい
るので装飾性、外観、風合等の点において劣り、
装飾シートや壁貼材等としては不適なものであつ
た。
熱プレスした熱プレスフオームシートは知られて
いるが、この熱プレスフオームシートは表面平滑
性がなく、また表面に多くの微小孔が現出してい
るので装飾性、外観、風合等の点において劣り、
装飾シートや壁貼材等としては不適なものであつ
た。
本発明は、これら従来の熱プレスフオームシー
トの欠点を改善し、表面平滑で装飾性、外観、風
合とも良好で、装飾シート、壁貼材、クツシヨン
材、人形、玩具、宝石箱・時計ケースなど各種ケ
ース類のクツシヨン材、靴中敷、安全パツド等に
好適な外殻層形成プレスフオームシート及びその
製造方法を提供せんとするものである。
トの欠点を改善し、表面平滑で装飾性、外観、風
合とも良好で、装飾シート、壁貼材、クツシヨン
材、人形、玩具、宝石箱・時計ケースなど各種ケ
ース類のクツシヨン材、靴中敷、安全パツド等に
好適な外殻層形成プレスフオームシート及びその
製造方法を提供せんとするものである。
すなわち、本発明は、軟質ポリウレタンフオー
ムシート１の表面を被覆すると共に軟質ポリウレ
タンフオームシートの表面より一定の厚味まで含
浸する表面平滑なアクリル樹脂含浸層２が形成さ
れた軟質ポリウレタンフオームシートを熱プレス
してなる外殻層３形成プレスフオームシートに係
る第１発明と、離型性を有するシート４上にアク
リル樹脂液５を塗布流延し、該アクリル樹脂液５
が完全に乾燥しない内に、軟質ポリウレタンフオ
ームシート１を圧着させてアクリル樹脂液を軟質
ポリウレタンフオームシートの表面に被覆すると
ともに表面より一定厚味まで含浸させ、乾燥キユ
ア後、離型性を有するシート４を剥離し、次いで
得られた表面平滑なアクリル樹脂含浸層２が形成
された軟質ポリウレタンフオームシートを加熱プ
レスすることを特徴とする外殻層形成プレスフオ
ームシートの製造方法に係る第２発明とからなる
ものである。
ムシート１の表面を被覆すると共に軟質ポリウレ
タンフオームシートの表面より一定の厚味まで含
浸する表面平滑なアクリル樹脂含浸層２が形成さ
れた軟質ポリウレタンフオームシートを熱プレス
してなる外殻層３形成プレスフオームシートに係
る第１発明と、離型性を有するシート４上にアク
リル樹脂液５を塗布流延し、該アクリル樹脂液５
が完全に乾燥しない内に、軟質ポリウレタンフオ
ームシート１を圧着させてアクリル樹脂液を軟質
ポリウレタンフオームシートの表面に被覆すると
ともに表面より一定厚味まで含浸させ、乾燥キユ
ア後、離型性を有するシート４を剥離し、次いで
得られた表面平滑なアクリル樹脂含浸層２が形成
された軟質ポリウレタンフオームシートを加熱プ
レスすることを特徴とする外殻層形成プレスフオ
ームシートの製造方法に係る第２発明とからなる
ものである。
本発明に使用する軟質ポリウレタンフオームシ
ートとしては、一般に使用される軟質ポリウレタ
ンフオームをスライスしたものが使用できる。軟
質ポリウレタンフオームシートの厚味は用途によ
つて異なるが、数mmの薄い厚味のものから数cmの
厚味のものまで任意の厚味のものを選ぶことがで
きる。また軟質ポリウレタンフオームの密度も用
途によつて異なるが５〜50Kg／m3程度のものが好
ましい。
ートとしては、一般に使用される軟質ポリウレタ
ンフオームをスライスしたものが使用できる。軟
質ポリウレタンフオームシートの厚味は用途によ
つて異なるが、数mmの薄い厚味のものから数cmの
厚味のものまで任意の厚味のものを選ぶことがで
きる。また軟質ポリウレタンフオームの密度も用
途によつて異なるが５〜50Kg／m3程度のものが好
ましい。
軟質ポリウレタンフオームシートに含浸させる
アクリル樹脂としては、溶剤溶液型のアクリル樹
脂やラテツクス系のアクリル樹脂など、いずれの
ものも使用できるが、含浸させたときに軟質ポリ
ウレタンフオームを膨潤させにくい水系ラテツク
ス型のものを使用するのが好ましい。アクリル樹
脂は含浸した後にメラミンやエポキシ等の架橋剤
で架橋するものである。即ち、メチルアクリレー
ト−エチルアクリレート−アクリルアミド共重合
体や、エチルアクリレート−ブチルアクリレート
−アクリロニトリル−アクリル酸共重合体等の反
応性官能基側鎖を有するポリアクリル酸エステル
共重合体であつて、これに架橋剤、促進剤、増粘
剤、着色剤などを配合して、含浸用アクリル樹脂
液とするのが良い。
アクリル樹脂としては、溶剤溶液型のアクリル樹
脂やラテツクス系のアクリル樹脂など、いずれの
ものも使用できるが、含浸させたときに軟質ポリ
ウレタンフオームを膨潤させにくい水系ラテツク
ス型のものを使用するのが好ましい。アクリル樹
脂は含浸した後にメラミンやエポキシ等の架橋剤
で架橋するものである。即ち、メチルアクリレー
ト−エチルアクリレート−アクリルアミド共重合
体や、エチルアクリレート−ブチルアクリレート
−アクリロニトリル−アクリル酸共重合体等の反
応性官能基側鎖を有するポリアクリル酸エステル
共重合体であつて、これに架橋剤、促進剤、増粘
剤、着色剤などを配合して、含浸用アクリル樹脂
液とするのが良い。
この含浸用アクリル樹脂液は顔料や染料等の着
色材で着色しておくのが好ましく、軟質ポリウレ
タンフオームシートの色と異なる色相に着色して
おけば、外殻層が明瞭に現出され、外観上好まし
いものである。アクリル樹脂液の含浸の程度は、
被含浸体である軟質ポリウレタンフオームシート
の厚味の５〜70％が好ましい。５％以下であると
外殻層が全体の厚味に対して薄くなりすぎ甘皮の
ようなものしか得られず、また外殻層を形成する
アクリル樹脂部にピンホールが出来るので好まし
くない。70％以上になると外殻層が厚くなりす
ぎ、弾性、柔軟性に欠けクツシヨン材や靴中敷等
の用途には不適なものとなる。クツシヨン性の点
よりアクリル樹脂液の含浸程度は軟質ポリウレタ
ンフオームシートの厚味の10％〜50％が望まし
い。
色材で着色しておくのが好ましく、軟質ポリウレ
タンフオームシートの色と異なる色相に着色して
おけば、外殻層が明瞭に現出され、外観上好まし
いものである。アクリル樹脂液の含浸の程度は、
被含浸体である軟質ポリウレタンフオームシート
の厚味の５〜70％が好ましい。５％以下であると
外殻層が全体の厚味に対して薄くなりすぎ甘皮の
ようなものしか得られず、また外殻層を形成する
アクリル樹脂部にピンホールが出来るので好まし
くない。70％以上になると外殻層が厚くなりす
ぎ、弾性、柔軟性に欠けクツシヨン材や靴中敷等
の用途には不適なものとなる。クツシヨン性の点
よりアクリル樹脂液の含浸程度は軟質ポリウレタ
ンフオームシートの厚味の10％〜50％が望まし
い。
離型性を有するシートとしては、シリコンペー
パー、シリコン被覆布、スチールベルト、ポリエ
チレンフイルムやポリプロピレンフイルム等の合
成樹脂フイルム、テフロン加工布等が使用でき
る。これらの離型性を有するシート上にアクリル
樹脂液を塗布する方法としては、ドクターナイフ
コート法、リバースロールコート法、スプレー塗
装法等一般に使用される塗付方法が適用できる。
パー、シリコン被覆布、スチールベルト、ポリエ
チレンフイルムやポリプロピレンフイルム等の合
成樹脂フイルム、テフロン加工布等が使用でき
る。これらの離型性を有するシート上にアクリル
樹脂液を塗布する方法としては、ドクターナイフ
コート法、リバースロールコート法、スプレー塗
装法等一般に使用される塗付方法が適用できる。
本発明の外殻層形成熱プレスフオームシートは
上述のように形成されており、表面平滑であるば
かりでなく表面に微小孔が存在せず、外観が良く
更には風合が良好で装飾シート、壁貼材、クツシ
ヨン材、人形、玩具、宝石箱・時計ケースなど各
種ケース類のクツシヨン材、靴中敷、安全パツド
等に好適なものである。またアクリル樹脂液を軟
質ポリウレタンフオームシートの全表面でなく、
部分的に模様状に含浸させれば、部分的に模様状
に外殻層が形成された熱プレスフオームシートが
得られ、部分的にクツシヨン性の異なるクツシヨ
ン材として、また部分的に色相の異なる装飾シー
トとして有用なものである。
上述のように形成されており、表面平滑であるば
かりでなく表面に微小孔が存在せず、外観が良く
更には風合が良好で装飾シート、壁貼材、クツシ
ヨン材、人形、玩具、宝石箱・時計ケースなど各
種ケース類のクツシヨン材、靴中敷、安全パツド
等に好適なものである。またアクリル樹脂液を軟
質ポリウレタンフオームシートの全表面でなく、
部分的に模様状に含浸させれば、部分的に模様状
に外殻層が形成された熱プレスフオームシートが
得られ、部分的にクツシヨン性の異なるクツシヨ
ン材として、また部分的に色相の異なる装飾シー
トとして有用なものである。
本発明の外殻層形成熱プレスフオームシートの
製造方法は転写含浸（離型性を有するシート上に
含浸液を塗布し、これに被含浸体を圧着し被含浸
体表面に含浸液よりなる表面層を形成するととも
に被含浸体に含浸液を含浸）しているので含浸液
の含浸程度を自由に調整でき、また複数の含浸液
を含浸させることができるので、より装飾性の豊
な外殻層形成熱プレスフオームシートを容易に、
かつ安価に製造できるものである。
製造方法は転写含浸（離型性を有するシート上に
含浸液を塗布し、これに被含浸体を圧着し被含浸
体表面に含浸液よりなる表面層を形成するととも
に被含浸体に含浸液を含浸）しているので含浸液
の含浸程度を自由に調整でき、また複数の含浸液
を含浸させることができるので、より装飾性の豊
な外殻層形成熱プレスフオームシートを容易に、
かつ安価に製造できるものである。
次に本願発明をより詳細に説明するために実施
例を掲げるが、本願発明はこれら実施例に限定さ
れるものではない。
例を掲げるが、本願発明はこれら実施例に限定さ
れるものではない。
実施例 １
下記配合よりなるアクリル樹脂液（粘度約３万
CPS）を、通常合成皮革製造分野において使用さ
れるリリースペーパ上に付着量約700ｇ／m2にな
るように塗布する。
CPS）を、通常合成皮革製造分野において使用さ
れるリリースペーパ上に付着量約700ｇ／m2にな
るように塗布する。
重量部
アクリル共重合体エマルジヨン 100.0
スミテツクスレジンＭ−３（住友化学社製） 3.0
促進剤 0.5
メチルセルローズ 15.0
アンモニヤ水 3.0
顔 料 2.0
塗布したアクリル樹脂液が完全に乾燥しないう
ちに、厚味10mm、密度20Kg／m3の軟質ポリウレタ
ンフオームシートを軽く圧着し、120℃で５分間
及び150℃で３分間熱処理を行い、次いでリリー
スペーパーを剥離した。得られたアクリル樹脂含
浸層が形成された軟質ポリウレタンフオームシー
トは軟質ポリウレタンフオームシートの10mmの厚
味のうち、約２mmまでアクリル樹脂が含浸されて
おり、表面はアクリル樹脂で覆われていて、非常
に平滑で、あたかもフイルム状の如くになつてい
た。
ちに、厚味10mm、密度20Kg／m3の軟質ポリウレタ
ンフオームシートを軽く圧着し、120℃で５分間
及び150℃で３分間熱処理を行い、次いでリリー
スペーパーを剥離した。得られたアクリル樹脂含
浸層が形成された軟質ポリウレタンフオームシー
トは軟質ポリウレタンフオームシートの10mmの厚
味のうち、約２mmまでアクリル樹脂が含浸されて
おり、表面はアクリル樹脂で覆われていて、非常
に平滑で、あたかもフイルム状の如くになつてい
た。
これを、アクリル樹脂含浸層が凸型面に向くよ
うに設置し、凸型と凹型からなるプレス機にて、
圧力10Kg／cm2、温度200℃の条件下で２分間熱処
理を行うと第３図に見られるような内側に外殻層
を保持した、ケースクツシヨン材に好適な厚味４
mmの熱プレスフオームシートが得られた。
うに設置し、凸型と凹型からなるプレス機にて、
圧力10Kg／cm2、温度200℃の条件下で２分間熱処
理を行うと第３図に見られるような内側に外殻層
を保持した、ケースクツシヨン材に好適な厚味４
mmの熱プレスフオームシートが得られた。
実施例 ２
実施例１の配合のアクリルエマルジヨンを同じ
方法にてリリースペーパー上に、400ｇ／m2の付
着量で塗布流延して、乾燥しない内に厚味10ｍ／
ｍ、密度15Kg／m3の軟質ポリウレタンフオームス
ライスシートを強く圧着させ、120℃で３分間及
び150℃で２分間熱処理を行い、次いでリリース
ペーパーを剥離した。この場合は、アクリル樹脂
が軟質プレスフオームスライスシートのセルの中
によく染み込んでおり剥離した表面は、ポリウレ
タンフオームのセルが露出している程度である。
方法にてリリースペーパー上に、400ｇ／m2の付
着量で塗布流延して、乾燥しない内に厚味10ｍ／
ｍ、密度15Kg／m3の軟質ポリウレタンフオームス
ライスシートを強く圧着させ、120℃で３分間及
び150℃で２分間熱処理を行い、次いでリリース
ペーパーを剥離した。この場合は、アクリル樹脂
が軟質プレスフオームスライスシートのセルの中
によく染み込んでおり剥離した表面は、ポリウレ
タンフオームのセルが露出している程度である。
これを凹凸部からなる２枚のプレス板間にて圧
力10Kg／cm2、温度210℃の条件下で３分間熱プレ
スを行うと第４図に示す如き熱プレスフオームシ
ートとなり、よく押圧された所は薄くなつて外殻
層を形成して表面が平らになり、またあまり押圧
されない部分は、元の軟質ポリウレタンフオーム
のセルが見える程度に粗面となり粗密の差が、き
れいな外観、充実した触感をもたらし、これは装
飾シート、ケースクツシヨン、玩具の表面材とし
て好適であつた。
力10Kg／cm2、温度210℃の条件下で３分間熱プレ
スを行うと第４図に示す如き熱プレスフオームシ
ートとなり、よく押圧された所は薄くなつて外殻
層を形成して表面が平らになり、またあまり押圧
されない部分は、元の軟質ポリウレタンフオーム
のセルが見える程度に粗面となり粗密の差が、き
れいな外観、充実した触感をもたらし、これは装
飾シート、ケースクツシヨン、玩具の表面材とし
て好適であつた。
第１図は、アクリル樹脂含浸層が形成された軟
質ポリウレタンフオームシートの断面図、第２〜
第４図は各々本発明の熱プレスフオームシートの
一例を示す断面図、第５図は本発明方法の実施の
一例を示す説明図である。 １……軟質ポリウレタンフオームシート、２…
…アクリル樹脂含浸層、３……外殻層、４……離
型性を有するシート、５……アクリル樹脂液、６
……加熱炉、７……プレス機。
質ポリウレタンフオームシートの断面図、第２〜
第４図は各々本発明の熱プレスフオームシートの
一例を示す断面図、第５図は本発明方法の実施の
一例を示す説明図である。 １……軟質ポリウレタンフオームシート、２…
…アクリル樹脂含浸層、３……外殻層、４……離
型性を有するシート、５……アクリル樹脂液、６
……加熱炉、７……プレス機。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 軟質ポリウレタンフオームシートの表面を被
覆すると共に軟質ポリウレタンフオームシートの
表面より一定の厚味まで含浸する表面平滑なアク
リル樹脂含浸層が形成された軟質ポリウレタンフ
オームシートを熱プレスしてなる外殻層形成プレ
スフオームシート。 ２ 離型性を有するシート上に、アクリル樹脂液
を塗付流延し、該アクリル樹脂液が完全に乾燥し
ない内に、軟質ポリウレタンフオームシートを圧
着させてアクリル樹脂液を軟質ポリウレタンフオ
ームシートの表面に被覆するとともに表面より一
定厚味まで含浸させ、乾燥キユア後、離型性を有
するシートを剥離し、次いで得られた表面平滑な
アクリル含浸層が形成された軟質ポリウレタンフ
オームシートを加熱プレスすることを特徴とする
外殻層形成プレスフオームシートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10365978A JPS5530919A (en) | 1978-08-25 | 1978-08-25 | Outer shell forming thermal press foamed sheet and method of producing same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10365978A JPS5530919A (en) | 1978-08-25 | 1978-08-25 | Outer shell forming thermal press foamed sheet and method of producing same |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5530919A JPS5530919A (en) | 1980-03-05 |
| JPS6224263B2 true JPS6224263B2 (ja) | 1987-05-27 |
Family
ID=14359902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10365978A Granted JPS5530919A (en) | 1978-08-25 | 1978-08-25 | Outer shell forming thermal press foamed sheet and method of producing same |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5530919A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100416437B1 (ko) * | 2000-12-02 | 2004-01-31 | 신 진 | 폐타이어 분말을 이용한 방진차음판 건축재 제조장치 |
| JP4730523B2 (ja) * | 2005-05-31 | 2011-07-20 | 株式会社ブリヂストン | インク廃液吸収体及びその製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49109466A (ja) * | 1973-02-20 | 1974-10-17 | ||
| JPS49119950A (ja) * | 1973-03-20 | 1974-11-15 |
-
1978
- 1978-08-25 JP JP10365978A patent/JPS5530919A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49109466A (ja) * | 1973-02-20 | 1974-10-17 | ||
| JPS49119950A (ja) * | 1973-03-20 | 1974-11-15 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5530919A (en) | 1980-03-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4329386A (en) | Decorative laminate | |
| CZ279146B6 (cs) | Useň, jakož i způsob a zařízení k její výrobě | |
| KR100516276B1 (ko) | 3차원 입체무늬를 가지는 인공피혁의 제조 방법 | |
| US2029377A (en) | Decorative patent leather and method of making the same | |
| JPS6224263B2 (ja) | ||
| JPS637158B2 (ja) | ||
| US4048269A (en) | Embossed suede material and method of preparing same | |
| KR20130076439A (ko) | 오프셋인쇄 방식의 무늬를 가진 가열용 전사지 및 그 제조방법 | |
| JPS62243700A (ja) | 生皮材料から仕上げ皮革を得るための方法 | |
| JP3883606B2 (ja) | 立体感に優れる無機質系化粧板 | |
| JPS5889317A (ja) | エンボス化粧シ−トの製造方法 | |
| US2840487A (en) | Method of preparing a metal sheet with a canvas textured surface | |
| JPH0455380B2 (ja) | ||
| JPS62231088A (ja) | 生地目感を有する合成皮革の製造方法 | |
| JP3888909B2 (ja) | 化粧シートの製造方法 | |
| JPS62135600A (ja) | 銀付皮革 | |
| JP2707692B2 (ja) | 木質化粧材の表面処理法 | |
| JPS633836Y2 (ja) | ||
| JPS6345354Y2 (ja) | ||
| JPS5865074A (ja) | 模様付き人工皮革及びその製造法 | |
| JPS6023356Y2 (ja) | 遠近模様を付与する合成皮革製造用複合剥離紙 | |
| JPH05272098A (ja) | 剥離用シート | |
| JPH02258386A (ja) | 立体模様紙の製造法 | |
| JPH01145141A (ja) | 装飾シートの製造方法 | |
| JPS635880Y2 (ja) |