JPS62236441A - 密閉型貯蔵容器 - Google Patents

密閉型貯蔵容器

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Publication number
JPS62236441A
JPS62236441A JP61079748A JP7974886A JPS62236441A JP S62236441 A JPS62236441 A JP S62236441A JP 61079748 A JP61079748 A JP 61079748A JP 7974886 A JP7974886 A JP 7974886A JP S62236441 A JPS62236441 A JP S62236441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moisture
container
storage container
vegetables
food
Prior art date
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Pending
Application number
JP61079748A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Nagata
永田 晃司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
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Priority to EP87105000A priority patent/EP0240955B1/en
Priority to DE8787105000T priority patent/DE3769688D1/de
Priority to KR1019870003254A priority patent/KR920007238B1/ko
Publication of JPS62236441A publication Critical patent/JPS62236441A/ja
Priority to US07/306,204 priority patent/US4949847A/en
Priority to KR1019920005444A priority patent/KR920007239B1/ko
Pending legal-status Critical Current

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  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、野菜等の水分含有量の多い食品の鮮度を保つ
食品貯蔵容器に関するものである。
従来の技術 従来、野菜等の水分含有量の多い食品の鮮度を保つ食品
貯蔵容器として、ポリエチレンやポリプロピレン製の完
全密閉型のプラスチック容器が普及している。
以下図面を参照しながら、上述した従来の食品貯蔵容器
の一例について説明する。
第6図は従来の密閉型の食品貯蔵容器1を示すもので、
容器本体2とそれに嵌合する蓋体3とより構成されたも
のである。前記蓋体3の周縁部4は凹状に形成され、前
記容器本体2の周縁端部6に密着嵌合されて完全密閉さ
れるものである。前記容器本体2及び蓋体3の材質は嵌
合性の良いポリエチレンやポリプロピレンであることが
多い。
以上のように構成された食品貯蔵容器1内に食品を収納
し、冷蔵庫等に貯蔵すると食品の乾燥が防止できて、前
記食品が無包装のままでも長期間食品の水々しさが保持
出来るようになっていた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、密閉構造であった
為、野菜や果実等の生鮮食品を前記食品貯蔵容器1に収
納すると、特にホウレン草やキク菜等の葉菜類を収納す
ると、野菜6の呼吸作用及び蒸散作用により蒸発してく
る水分が第6図に示した様に、上部に位置する前記蓋体
3を中心に容器1内に結露して多量に付着した。これは
、水蒸気が空気より軽い為で、特に前記容器1を冷蔵庫
に収納した場合に通常このような現象が起きる。
そして、前記蓋体3に付着した多量の結露水7は、自然
落下あるいは振動等により落下し、貯蔵している野菜6
0表面や食品貯蔵容器1の底部に溜まる。従って、貯蔵
した最初の数日間は前記野菜6は乾燥が防止されるので
新鮮な状態を保持しているが、そのうちに前述した如く
溜まった水により野菜6が損傷され、ヌルヌルした状態
になると言う問題があった。即ち俗にいうムレ現象であ
り、前記食品貯蔵容器1内の湿度は完全密閉である為に
ほぼ100%RHとなってしまう。これは一般的に野菜
果実の貯蔵に適しているといわれる80〜95%RHの
最高湿度を超えてしまう。その為’     K、Jf
f!7>”th#Kff1gj hbM間(d、−’t
t1−IA E& < fxかった。特に、既に何日間
か貯蔵した野菜がある時に、新しい野菜(特に葉菜類)
を追加貯蔵した場合には、新しい野菜から蒸散した水に
より、以前から貯蔵していた野菜は急激な損傷を受け、
腐敗するという問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、容器壁面への結露発生を抑
制し、容器内を適度な高湿度に維持し、野菜等の水分含
有量の多い食品を長期保存出来る密閉型貯蔵容器を提供
することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の密閉型貯蔵容器は
、透湿度1500〜3600f/W?−24h r  
である透湿膜を壁面の一部に使用したものである。
作  用 本発明は上記した構成によって、密閉型でありながら容
器内に貯蔵した水分含有量の多い食品、特に野菜から蒸
散してくる水蒸気が容器内壁面に結露するのを防止する
と共に、容器内の湿度を適度な高湿度に維持して野菜等
の食品の乾燥を抑制し、食品を長期保存出来る密閉型貯
蔵容器を提供するものである。
実施例 以下本発明の一実施例の密閉型貯蔵容器について、図面
を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例の密閉型貯蔵容器8で、容器
本体9とそれに嵌合する蓋体10とよシ構成され、前記
蓋体1oの中央部に貫通穴を有する格子状開孔部10’
を形成し、前記格子状開孔部10’に透湿膜11を前記
容器8の内側になるように接着剤等により接合されてい
る。前記蓋体1゜の周縁部12は略凹状に形成され、前
記容器本体9の周縁端部13に密着嵌合されて完全密閉
されるものである。前記容器本体9及び蓋体1oは嵌合
性の良いポリエチレンやポリプロピレン等の樹脂成型品
である。ここで、前記透湿膜11について詳細に説明す
る。前記透湿膜11は、ポリエステル或いはナイロン等
の繊維層11aの上に数ミクロン乃至数十ミクロンのシ
リコーン樹脂薄膜11bを形成し、更に前記シリコーン
樹脂薄膜11bの破れを防止する為の保護繊維層11a
を形成した積層体であり、その透湿度を1600〜5s
ooy/−・24hrに調整したものである。この透湿
度の調整方法は、主として前記シリコーン樹脂薄膜11
bの厚みを変えることにより達成される。また、前記繊
維層11a及び保護繊維層11cの厚みや織り方を変え
ることによっても多少の透湿度の調整が可能である。尚
、前記透湿度の値は、J I S Z−0208(防湿
包装材料の透湿度試験方法)に基づいて測定した時の値
である。そして、前記透湿膜11の透湿度を前記の数値
範囲に調整する理由は、野菜14等の水分含有量の多い
食品を前記容器8内に収納し、0〜30°Cの大気中に
貯蔵する実験を繰り返した結果、前記容器8の壁面への
結露防止効果と野菜14等の食品の乾燥防止効果とが、
旨くバランスすることを発見したからである。更に、前
記透湿膜11の使用面積は、前記密閉型貯蔵容器8の容
量と、収納する食品の種類によって決定されるものであ
る。例えば、ホウレン基等の葉菜類の貯蔵容器として使
用する場合においては、実験結果により、前記密閉型貯
蔵容器8の容量6ol当り大略o、1rr?の面積を使
用するものである。
以上のような構成であるから、前記密閉型貯蔵容器8内
に第2図に示した如くホウレン草等の蒸散作用の激しい
野菜14を収納し冷蔵庫等で冷蔵保存すると、野菜14
から蒸散した水分(水蒸気)は従来主として前記蓋体1
oの表面で結露しだが、本実施例では、第3図に示した
如く前記透湿膜11を介して、水蒸気が矢印の如く適度
な速さで容器8外へ透湿していくものであるから、前記
容器8内は適度な高湿度(約80〜95%RH)に保つ
ことが可能であると共に、蓋体1o等の容器8内壁への
結露を防止することが出来る。従って、結露水が落下し
て野菜140表面や容器8の底面に・溜まることがない
ので、貯蔵された野菜14は乾燥萎縮することが抑制さ
れると共に、結露水により損傷されてヌルヌルした状態
になることもなく、従来より更に長期間に渡って、野菜
14特にホウレン草等の葉菜類を新鮮な状態で貯蔵する
ことが出来るものである。
尚、前記実施例において、シリコーン樹脂薄膜11bは
同様に透湿性を有するポリアミノ酸系ウレタン等の薄膜
であっても良い。また、前記蓋体10への透湿膜11の
接合は熱板溶着法によっても可能である。
以下本発明の第2の実施例について図面を参照しながら
説明する。第4図は本発明の第2の実施例の密閉型貯蔵
容器16で、第1の実施例の第1図に対応するものであ
る。前述の第1の実施例と同一構成部品は同一番号を付
し、その説明を省略する。第2の実施例で第1の実施例
と異なる点は、容器本体16の壁面の一部にも格子状開
孔部17を設は前記蓋体1oと同様に透湿膜11を配設
したことである。これは強制循環式の冷蔵庫の棚等に前
記密閉型貯蔵容器16を載置した時に、その置き方によ
って前記密閉型貯蔵容器16はその側壁が特に強冷され
ることがあるので、強冷されて結露が発生しやすい容器
本体16の側壁に、前記透湿膜11を追加配設して、容
器16内壁の結露を防止するものである。従って、第1
の実施例で説明したと同様に、従来より更に長期間に渡
って、野菜14特にホウレン草等の葉菜類を新鮮な状態
で貯蔵することが出来る。
発明の効果 以上のように本発明の密閉型貯蔵容器は、透湿度160
0−3600y/1−24hr である透湿膜を底部を
除く壁面の一部に使用したものであるから、前記密閉型
貯蔵容器内に蒸散作用の激しい野菜等の水分含有量の多
い食品を収納して、冷蔵庫内等に貯蔵した時に、容器内
の相対湿度が100%RHでなく適度な高湿度(約80
〜95%RH)に保たれ、且つ蓋体等の壁面への結露が
防止出来る。
従って、容器内に収納した野菜等の水分含有量の多い食
品の乾燥を抑制すると共に、結露水の食品上への落下が
ないので水による野菜等の食品の変敗が防止出来、食品
の鮮度を従来より長期間保持出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である密閉型貯蔵容器を示す
斜視図、第2図は第1図の縦断面図、第3図は第2図の
蓋体の要部拡大断面図、第4図は他の実施例の密閉型貯
蔵容器を示す斜視図、第5図は従来の密閉型貯蔵容器の
斜視図、第6図は第6図の縦断面図である。 8.16・・・・・・密閉型貯蔵容器、10’、 17
・・・・・・格子状開孔部、11・・・・・・透湿膜、
11a・・・・・・繊維層、11b・・・・・・シリコ
ーン樹脂薄膜、11c・・・・・・保護繊維層。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名N 
                島N10ウ    
                  神域     
      塚 第5図 第6図 v

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透湿度1500〜3500g/m^2・24hr
    である透湿膜を底部を除く壁面の一部に使用してなる密
    閉型貯蔵容器。
  2. (2)透湿膜は両面外側が繊維層でその中間に樹脂薄層
    を有する透湿性の積属部材である特許請求の範囲第1項
    記載の密閉型貯蔵容器。
  3. (3)透湿性の積層部材を多数の貫通穴を有する格子状
    に成型し、底部を除く壁面の内壁に接合してなる特許請
    求の範囲第1項記載の密閉型貯蔵容器。
JP61079748A 1986-04-07 1986-04-07 密閉型貯蔵容器 Pending JPS62236441A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61079748A JPS62236441A (ja) 1986-04-07 1986-04-07 密閉型貯蔵容器
EP87105000A EP0240955B1 (en) 1986-04-07 1987-04-04 Storage receptacle
DE8787105000T DE3769688D1 (de) 1986-04-07 1987-04-04 Lagerungsbehaelter.
KR1019870003254A KR920007238B1 (ko) 1986-04-07 1987-04-06 저장용기
US07/306,204 US4949847A (en) 1986-04-07 1989-02-02 Storage receptacle
KR1019920005444A KR920007239B1 (ko) 1986-04-07 1992-04-01 저장용기

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61079748A JPS62236441A (ja) 1986-04-07 1986-04-07 密閉型貯蔵容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62236441A true JPS62236441A (ja) 1987-10-16

Family

ID=13698843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61079748A Pending JPS62236441A (ja) 1986-04-07 1986-04-07 密閉型貯蔵容器

Country Status (1)

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JP (1) JPS62236441A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990008474A1 (fr) * 1989-01-27 1990-08-09 Teijin Limited Recipient de stockage et procede de stockage de fruits, de legumes ou de fleurs
DE4040341A1 (de) * 1990-12-17 1992-07-16 Bosch Siemens Hausgeraete Mit einem deckel verschliessbarer behaelter

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990008474A1 (fr) * 1989-01-27 1990-08-09 Teijin Limited Recipient de stockage et procede de stockage de fruits, de legumes ou de fleurs
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