JPS62232348A - 天ぷら粉 - Google Patents

天ぷら粉

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Publication number
JPS62232348A
JPS62232348A JP61076302A JP7630286A JPS62232348A JP S62232348 A JPS62232348 A JP S62232348A JP 61076302 A JP61076302 A JP 61076302A JP 7630286 A JP7630286 A JP 7630286A JP S62232348 A JPS62232348 A JP S62232348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sesame
flour
tempura
sesame oil
oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP61076302A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Matsumoto
松本 喜之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOMAI KK
Original Assignee
OOMAI KK
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Publication date
Application filed by OOMAI KK filed Critical OOMAI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は天ぷら粉に関し、食品の製造、販売分野で利
用される。
(従来の技術) おいしい天ぷらの決め手は、■良い種(鮮度、下ごしら
え)、■揚げ油(種類、温度)、■衣(小麦粉の種類、
膨剤の配合具合)の三点と古くから言われている。
■の種については各自が用意する性質のものであるから
、種の仕入れ方や、下ごしらえの技術で良し悪しが決定
する。■の油については各種の白絞油、天ぷら油、サラ
ダ油、ごま油を一種又は二種以上混合して使用している
。■の衣については、小麦粉の中でも薄力粉と言われる
、蛋白倉口の少い粉を単独で使用したり、或いはこの薄
力粉に澱粉や卵および種々の膨剤等を必要により添加配
合しており、いわゆる花咲きが良く、からっと揚がり、
かつ油吸いが少い等、理想的な天ぷら扮が開発されてい
る。
天ぷらに使用する油は、古くからごま油が最適とされ、
その香りと味は今でも多くの人々に好まれているが、一
般的には白絞油又はサラダ油が主として使用されている
ごま油は高価である為、一般的には使用されていないが
、高級天ぷら店等では、使用する揚げ油に10〜30%
のごま油を混ぜて、風味の良い天ぷらを提供している。
〈発明が解決しようとする問題点) 揚げ油に10〜30%のごま油を温ぜる方法は、前記の
如く天ぷらの香りと味を向上する点で好ましい方法であ
るが、ごま油を大量に使用する為コスl〜的に不利であ
るばかりでなく、天ぷらを大量に揚げる場合には揚げ始
めと揚げ終りで、ごま油特有の香りと味が変化すること
から、逐次ごま油を足し油しなければならない問題点が
あった。
ごま油の消費量の低減と、足し油の必要を無くする方法
として、衣液にごま油、すりごま、ごま粕等を加える方
法が提案されているが(特公昭54−28459号)、
この方法は、調理時に水、或いは調製した衣液にごま油
等を加える方法であるので、ごま油等の添加割合、分散
などに気を配る必要があった。特に一般家庭でこの方法
を採用することは、ごま油を常備していない家庭も多い
ことと相俟って、難しく簡便な方法とは言い難かった。
(問題点を解決する為の手段) この発明は天ぷら粉中に、ごま油等を混合したものであ
る。
即ち、小麦粉又は配合粉に、ごま油、すりごま、ごま、
粉末ごま油又はごま風味のある香料のうち何れか一種又
は二種以上が予め添加混合してあることを特徴としてい
る。
前記配合粉は、小麦粉を主成分とし、澱粉、膨剤その他
の副資材を配合して成るものを用いる。
ごま油を小麦粉又は配合粉に添加混合するにはケミカル
ミキサーやフラッシュミキサー等を用いて常法により混
合すれば良い。すりごま、ごま又はごま風味のある香料
の場合には、通常の混合機を用いて混合する。
ごま油を単独で添加混合する場合、添加量は小麦粉又は
配合粉に対して2%〜30%(重量%)、望ましくは5
%〜10%である。2%未満では、ごま油の風味がほと
んど得られず、30%を超えると粉末状態を維持できな
くなり、かつコスト的にも効果が少なくなる。
すりごまやごまを添加混合する場合、すりつぶした粒度
や焙った程度によって、香味が変化するので、未だ好適
な添加量を得るに至っていないが、添加量が多過ぎると
、歯ざわりが悪くなり、かつ黒ごまの場合には、更に衣
の色も黒くなることが判明した。
(作 用) この発明の天ぷら粉は、従来の小麦粉又は配合粉を水に
溶く方法と同様の方法で、衣液を調製することができる
所望の種に、調製した衣液を付け、白絞油、サラダ油等
で揚げることにより、ごま風味のある天ぷらが得られる
。大量に天ぷらを揚げた場合でも、揚げ始めのものと、
揚げ終りのものとの間に風味の差はなく、均質な天ぷら
を得ることができる。
(実施例) 以下この発明の詳細な説明する。初めに、比較の目的で
従来方法の例を示し、次に本発明の詳細な説明する。
従来方法■ 配合粉を使用して「いか」と「さつまいも」を種として
天ぷらを揚げた。油は大豆サラダ油に純正ごま油を0%
、15%、30%(重量%)混合した三種の揚げ油を準
備し、夫々175〜180°Cに加熱して行なった。衣
液は5℃の冷水160CCに配合粉100(lを溶き、
粘度を8ポアーズに調製した。種の揚げ時間は、「いか
」の場合で1分20秒、「さつまいも」 (厚さ5mm
)の場合で片面2分反転して1分の合計3分とした。で
き上がった天ぷらを11名のパネラ−により食味テスト
を行い、第1表の如くの総合結果を得た。表中、◎は非
常に良い、Oは良い、△は悪いと判定したものである。
この結果からごま油を混合した場合の方が、混合しない
場合に比べて各項目共食いことが判り、従来から行なわ
れているごま油の使用の利点を確かめることができた。
ごま油の吊では、多い場合(30%)香りが強過ぎると
共に、油のもたれが認められるので、15%程度の混合
mが好適であると考えられる。
従来方法■ 5℃の冷水的1600Cに純正ごま油を加え、これに配
合粉100(lを溶き、粘度8ポアーズの衣液を調製し
た。衣液は3種調製し、ごま油の量を配合粉に対して0
%、15%、30%(重量%)と変化させた。この3種
の衣液と、前記従来方法■と同じ種を用い、175℃〜
180℃に加熱した大豆サラダ油で天ぷらを揚げた。揚
げ時間は従来方法■と同じ条件とした。
でき上がった天ぷらを、前記同様11名のパネラ−によ
り食味テストを行い、第2表の如くの総合結果を得た。
表中の記号は、第1表と同じ意味である。
第2表 この結果から、衣液にごま油を混合した場合の方が、混
合しない場合に比べて良いことが判った。ごま油の配合
量は、配合粉に対して15%〜30%が必要であり、3
0%の配合量では、従来方法■に比べて良いことが判る
が、ごま油の使用量が多くなることは言うまでもない。
実施例■ 配合粉に対し、ごま油を0%、5%、10%、15%(
重量%)、ケミカルミキサーを使用して混合し、4種の
天ぷら粉を調製した。
次いで4種の天ぷら紛100gを夫々5°Cの冷水に溶
き、粘度8ボアーズの衣液を調製した。
冷水の山は第3表の通りである。
上記の衣液を使用して、「いか」の天ぷらおよび「さつ
まいも」の天ぷらを揚げた。揚げ油は大豆サラダ油を使
用し、175℃〜180℃に加熱した。揚げ時間は、前
記の従来方法の場合と同一とした。
でき上がった天ぷらを10名のパネラ−により食味テス
トを行い、第4表の総合結果を得た。
表中の記号の意味は、第1表と同じである。
この結果から、ごま油を配合する割合は、5%〜10%
が好ましく、10%が最良であることが判った。
従来例■では、ごま油15%の割合が最良であったのに
比べて、ごま油の1を少くしても好結果が得られること
が判った。これは、配合粉にごま油を混合した為に、天
ぷらに含有させ得るごまの香りと味が多くなる為と考え
られる。
実施例■ 配合粉に対し、すりごま(白〉を0%、5%、10%、
15%(重M%)の割合で混合懇を用いて均一に混合し
て4種の天ぷら粉を調製した。
これらの天ぷら粉1009を、第5表の如く5℃の冷水
に溶き、8ポアーズの衣液を調製した。
この衣液を使用して、「いか」の天ぷらおよび「さつま
いも」の天ぷらを揚げた。揚げた油は大豆サラダ油を使
用し175℃〜180℃に加熱した。揚げ時間は、前記
の方法の場合と同一とした。
でき上がった天ぷらを10名のパネラ−により食味テス
トを行い、第6表の総合結果を得た。
表中の記号の愚昧は、第1表と同じである。
第6表 この結果から5%〜10%のすりごまの配合が多くの人
に好まれることが判った。すりごまの配合量が多くなる
と色が悪くなると共に、食感に違和感が生じるので5%
程度が最良と認められる。
(発明の効果) 以上に説明した通り、この発明によれば、ごま油等を小
麦粉又は配合粉に予め添加混合したので、ごまの香りお
よび味が天ぷらによく残存させることができ、ごま油等
を少くしても、従来の方法、即ち揚げ油にごま油を配合
する方法や、衣液にごま油等を配合する方法と同等の天
ぷらを揚げることができる効果がある。又、小麦粉又は
配合粉に予めごま油等を添加混合したものであるので、
調理者は、ごま油等を準備する必要が無いばかりでなく
、ごま油等の配合量や衣液中での分散に注意を払う必要
もなく、手軽にごまの香りおよび味を有する天ぷらを揚
げることができるなどの効果がある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 小麦粉又は配合粉にごま油、すりごま、ごま、粉末
    ごま油又はごま風味のある香料のうち何れか一種又は二
    種以上が予め添加混合してあることを特徴とした天ぷら
    粉 2 配合粉は、小麦粉を主成分として澱粉、膨剤その他
    の副資材を配合して成る特許請求の範囲第1項記載の天
    ぷら粉
JP61076302A 1986-04-02 1986-04-02 天ぷら粉 Pending JPS62232348A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61076302A JPS62232348A (ja) 1986-04-02 1986-04-02 天ぷら粉

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JP61076302A JPS62232348A (ja) 1986-04-02 1986-04-02 天ぷら粉

Publications (1)

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JPS62232348A true JPS62232348A (ja) 1987-10-12

Family

ID=13601574

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JP61076302A Pending JPS62232348A (ja) 1986-04-02 1986-04-02 天ぷら粉

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002027932A (ja) * 2000-07-13 2002-01-29 Showa Sangyo Co Ltd 揚げ物ころも用粉

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5435225A (en) * 1977-08-24 1979-03-15 Nisshin Oil Mills Ltd Tempra producing method
JPS57118759A (en) * 1981-01-16 1982-07-23 Asahi Denka Kogyo Kk "tempura" or fry coating improver

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