JPS62208817A - ミ−リングカツタのインサ−トチツプ - Google Patents
ミ−リングカツタのインサ−トチツプInfo
- Publication number
- JPS62208817A JPS62208817A JP5103086A JP5103086A JPS62208817A JP S62208817 A JPS62208817 A JP S62208817A JP 5103086 A JP5103086 A JP 5103086A JP 5103086 A JP5103086 A JP 5103086A JP S62208817 A JPS62208817 A JP S62208817A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flank
- land
- angle
- cutting edge
- insert
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003801 milling Methods 0.000 title claims description 16
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims abstract description 9
- 229910000997 High-speed steel Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 3
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、ミーリングカッタのインサートチップにお
ける刃先形状の改良に係り、特に、セラミックチップの
脆性による初期欠損を防止し、これらのチップをミーリ
ングカッタに用いるために有効な刃先形状を備えたイン
サートチップに関するものである。
ける刃先形状の改良に係り、特に、セラミックチップの
脆性による初期欠損を防止し、これらのチップをミーリ
ングカッタに用いるために有効な刃先形状を備えたイン
サートチップに関するものである。
一般に、スローアウェイカッタのインサートチップでミ
ーリングカッタに用いられるものとしては、第13図な
いし第15図を参照して示すように、大略逆四角錐台形
を呈し、すくい而lとなる上面側の各辺の主切刃部5と
、各コーナーの副切刃部6およびヂャンファ部7とを備
え、これら各主切刃部5、各副切刃部6、各チャンファ
部7のすくい而8と逃げ而lとの間に面取り加工を施し
たネガランド部2を存する超硬合金製のものが知られて
いる。なお、このインサートチップCがカッタ本体に取
り付けられるときには、その底面4がカッタ本体の取り
付は座面(図示せず)に当接されて固定される。また、
第13図は第14図における■I−■、線、■、−[相
]、線、03−0.線のそれぞれに沿う断面図であり、
したがって各断面形状は同一である。このように、ネガ
ランド部2を形成するのは、第13図に仮想線で示すよ
うにネガランド部2がない形状の場合、すなわちすくい
面8と逃げ而Iとの交線部P°によって切刃が形成され
る場合には、刃物角θ′が小さくなってしまい、その結
果、切削初期(工具として切削長がまだ短く、切刃にお
ける工具強度が不安定な時期)の衝撃的荷重(切削抵抗
であるが、ミーリングという切削様式では比較的衝撃度
が強く作用する)に対してチッピングが生じ易くなるた
めであり、刃物角を大きくしてこの欠点を補うべくネガ
ランド部2が形成されている。ここで、すくい面8とネ
ガランド部2の面とのなす角をα、とし、かつ切刃上の
1点Pを通り底面4に垂直な面Sを考え、この面Sと逃
げ而lとのなす角をβとする場合、このネガランド部2
を形成したインサートチップCの刃物角θは(90°−
β+α1)であり、ネガランド部2を形成しない場合よ
りもα1だけ刃物角が大きくなっている。
ーリングカッタに用いられるものとしては、第13図な
いし第15図を参照して示すように、大略逆四角錐台形
を呈し、すくい而lとなる上面側の各辺の主切刃部5と
、各コーナーの副切刃部6およびヂャンファ部7とを備
え、これら各主切刃部5、各副切刃部6、各チャンファ
部7のすくい而8と逃げ而lとの間に面取り加工を施し
たネガランド部2を存する超硬合金製のものが知られて
いる。なお、このインサートチップCがカッタ本体に取
り付けられるときには、その底面4がカッタ本体の取り
付は座面(図示せず)に当接されて固定される。また、
第13図は第14図における■I−■、線、■、−[相
]、線、03−0.線のそれぞれに沿う断面図であり、
したがって各断面形状は同一である。このように、ネガ
ランド部2を形成するのは、第13図に仮想線で示すよ
うにネガランド部2がない形状の場合、すなわちすくい
面8と逃げ而Iとの交線部P°によって切刃が形成され
る場合には、刃物角θ′が小さくなってしまい、その結
果、切削初期(工具として切削長がまだ短く、切刃にお
ける工具強度が不安定な時期)の衝撃的荷重(切削抵抗
であるが、ミーリングという切削様式では比較的衝撃度
が強く作用する)に対してチッピングが生じ易くなるた
めであり、刃物角を大きくしてこの欠点を補うべくネガ
ランド部2が形成されている。ここで、すくい面8とネ
ガランド部2の面とのなす角をα、とし、かつ切刃上の
1点Pを通り底面4に垂直な面Sを考え、この面Sと逃
げ而lとのなす角をβとする場合、このネガランド部2
を形成したインサートチップCの刃物角θは(90°−
β+α1)であり、ネガランド部2を形成しない場合よ
りもα1だけ刃物角が大きくなっている。
ところで、上述のごとく構成されたインサートチップC
にあっては、切削抵抗を受ける切刃が逃げ面1とネガラ
ンド部2との交線によって構成されており、刃物角が大
きくなったとはいえ、依然として線状部分で切削抵抗を
受けなければならない。しかも、ミーリングカッタの切
削様式は比較的衝撃度合が大きく、したがって、超硬合
金よりもさらに脆性の強いセラミックにより形成される
インサートチップでは、ネガランド部2を形成しただけ
では切削初期のチッピング発生を十分に防止できず、こ
のため十分な実用には供し得ない。 また、上述のごとき構成のセラミック製インサートチッ
プについて、その工具強度が安定する領域を考えると、
切削長がまだ短いうちの摩耗進行速度は速く、工具強度
は不安定領域であるが、ある程度逃げ面摩耗(摩耗長さ
で表す)が進行した状態からは、その進行速度が急激に
低下し、工具強度は安定領域となっている。このことか
らも、切削初期の工具強度不安定領域におけるチッピン
グ発生が頻度として高いことが伺え、工具強度不安定領
域をなくすことにより、工具のチッピング発生頻度の低
下が期待できる。さらに言及すれば、セラミックにくら
べて比較的靭性に富む超硬合金製インサートチップや高
速度鋼製インサートデツプにおいても、チッピング発生
頻度の低下という点では同様に期待することができる。 本発明は、上述のごとき従来技術の問題点に鑑み、これ
を有効に解決すべく創案されたものである。したがって
本発明の目的は、切削初期のデツピング発生を十分に防
止し、ミーリングカッタ用に十分イJN、?鼻Aセーフ
3呵々別のI′ノ→l−−に$、、プを提供することに
ある。
にあっては、切削抵抗を受ける切刃が逃げ面1とネガラ
ンド部2との交線によって構成されており、刃物角が大
きくなったとはいえ、依然として線状部分で切削抵抗を
受けなければならない。しかも、ミーリングカッタの切
削様式は比較的衝撃度合が大きく、したがって、超硬合
金よりもさらに脆性の強いセラミックにより形成される
インサートチップでは、ネガランド部2を形成しただけ
では切削初期のチッピング発生を十分に防止できず、こ
のため十分な実用には供し得ない。 また、上述のごとき構成のセラミック製インサートチッ
プについて、その工具強度が安定する領域を考えると、
切削長がまだ短いうちの摩耗進行速度は速く、工具強度
は不安定領域であるが、ある程度逃げ面摩耗(摩耗長さ
で表す)が進行した状態からは、その進行速度が急激に
低下し、工具強度は安定領域となっている。このことか
らも、切削初期の工具強度不安定領域におけるチッピン
グ発生が頻度として高いことが伺え、工具強度不安定領
域をなくすことにより、工具のチッピング発生頻度の低
下が期待できる。さらに言及すれば、セラミックにくら
べて比較的靭性に富む超硬合金製インサートチップや高
速度鋼製インサートデツプにおいても、チッピング発生
頻度の低下という点では同様に期待することができる。 本発明は、上述のごとき従来技術の問題点に鑑み、これ
を有効に解決すべく創案されたものである。したがって
本発明の目的は、切削初期のデツピング発生を十分に防
止し、ミーリングカッタ用に十分イJN、?鼻Aセーフ
3呵々別のI′ノ→l−−に$、、プを提供することに
ある。
本発明に係るミーリングカッタのインサートチップは、
逃げ面とすくい面との間の切刃部に面取り加工を施した
ネガランド部を有するインサートチップにおいて、逃げ
面とネガランド部との間にさらに面取り加工を施して逃
げ面ランド部を形成し、この逃げ面ランド部となる二番
面と、切刃上の1点を通り当該インサートチップの底面
に垂直な面とがなす逃げ面ランド角を一10°〜+30
°とし、且つこの逃げ面ランド部の幅をそのインサート
チップの完全寿命時における逃げ面摩耗長さの10%〜
60%として構成されている。ここで、逃げ面ランド角
が一1O°〜+30°の場合、このインサートチップを
カッタ本体に取り付けた状態での二番角はほぼO’(−
3’〜+3@)になる。
逃げ面とすくい面との間の切刃部に面取り加工を施した
ネガランド部を有するインサートチップにおいて、逃げ
面とネガランド部との間にさらに面取り加工を施して逃
げ面ランド部を形成し、この逃げ面ランド部となる二番
面と、切刃上の1点を通り当該インサートチップの底面
に垂直な面とがなす逃げ面ランド角を一10°〜+30
°とし、且つこの逃げ面ランド部の幅をそのインサート
チップの完全寿命時における逃げ面摩耗長さの10%〜
60%として構成されている。ここで、逃げ面ランド角
が一1O°〜+30°の場合、このインサートチップを
カッタ本体に取り付けた状態での二番角はほぼO’(−
3’〜+3@)になる。
本発明に係るミーリングカッタのインサートチップによ
れば、切削初期における比較的衝撃度合の大きい荷重(
切削抵抗)が、従来は線状の切刃によって受けられてい
たのに比べて、面状の逃げ面ランド部によって受けられ
るのでその荷重は従来よりも分散され、チッピング発生
率は従来技術の約1/10に低減される。また、逃げ面
ランド部の幅はそのインサートチップの完全寿命時にお
ける逃げ面摩耗長さの10%〜60%に設定されるので
、切削初期においても工具強度は安定領域あるいはそれ
に十分近い領域にある。 以上の説明から明らかなように、本発明によれば次のご
とき優れた効果が発揮される。すなわち、切削初期のチ
ッピング発生を十分に防止し、セラミック製のインサー
トチップをミーリングカッタ用工具として十分実用に供
し得る。
れば、切削初期における比較的衝撃度合の大きい荷重(
切削抵抗)が、従来は線状の切刃によって受けられてい
たのに比べて、面状の逃げ面ランド部によって受けられ
るのでその荷重は従来よりも分散され、チッピング発生
率は従来技術の約1/10に低減される。また、逃げ面
ランド部の幅はそのインサートチップの完全寿命時にお
ける逃げ面摩耗長さの10%〜60%に設定されるので
、切削初期においても工具強度は安定領域あるいはそれ
に十分近い領域にある。 以上の説明から明らかなように、本発明によれば次のご
とき優れた効果が発揮される。すなわち、切削初期のチ
ッピング発生を十分に防止し、セラミック製のインサー
トチップをミーリングカッタ用工具として十分実用に供
し得る。
以下に本発明の好適実施例について第1図ないし第12
図を参照して説明する。 第1図は本発明に係るミーリングカッタのインサートチ
ップにおいて、逃げ面ランド角が負の場合の切刃部形状
を示す要部断面図であり、第2図はその平面図、第3図
はその側面図である。また、第4.5.6図は逃げ面ラ
ンド角が正の場合の要部断面図、平面図、側面図である
。各図はそれぞれ従来技術を示す第13図、第14図、
第15図に相当しており、同様の構成部分については同
一参照番号を付すことによって重複する説明を省略する
。各図に示すように、逃げ面lとネガランド部2との間
には、さらに面取り加工が施されて逃げ面ランド部3が
形成されている。ここで、逃げ面ランド部3とネガラン
ド部2との交線上の点をP、とし、逃げ面ランド部3と
逃げ面lとの交線上の点をP、とする。また、点P1を
通り底面4に垂直な面をSlとし、点P、を通り底面4
に垂直な面をS、とする。このとき、面S、と逃げ面l
とのなす角をβ(従来技術におけるβと同じ値)とし、
逃げ面ランド部3である二番面と面S2とのなす角を逃
げ面ランド角α、とすると、点P、での刃物角θ1は(
90°+α1−α、)であり、点P2での刃物角θ、は
(180°+α、−β)である。なお、ここでα1は従
来技術の場合と同じである。したがって、点Piでは(
β−α2)だけ、点P、では(90°+α、−α1)だ
け従来のインサートチップよりも刃物角θ1.θ2が大
きくなっている。そして、逃げ面ランド角α、の設定範
囲ついては、主切刃部5と副切刃部6とでその設定方法
が異なるが、いずれにしても、カッタ本体の軸方向すく
い角A、Rおよび径方向すくい角R,Rに応じて設定さ
れる。すなわち、点P、を含む上述の交線部分を切刃と
みなすとき、逃げ面ランド部3はその切刃の逃げ面とし
て存在することになり、逃げ面ランド角α。 はその切刃の逃げ角と同様に扱うことができる。 したがって、このインサートチップCがカッタ本体に取
り付けられた状態では、切削面に対してほぼ平行に近い
状態に設定されるべきであり、その角度(二番角)が−
3°〜+3°の範囲内となるように、逃げ面ランド角α
、は設定される。第7図はインサートチップCがカッタ
本体に取り付けられた状態で、径方向す(い角R,Rと
逃げ面ランド角α、との関係を示す説明図であり、第8
図はとの関係を示す説明図である。これら各図に示され
るように、主切刃部5については逃げ面ランド角α、を
カッタ本体の軸方向すくい角A、Rに等しくすれば二番
角を0°にすることができ、副切刃部6については逃げ
面ランド角α2をカッタ本体の径方向すくい角R,Rに
等しくすれば二番角を0°にすることができる。そして
、通常の各すくい角A、RおよびR2Hの設定角は一1
O°〜+30°であるので、逃げ面ランド角α2も一1
0°〜+30°の範囲内に設定されている。 一方、逃げ面ランド部3の幅TはO,1mm〜0 、6
111mの範囲内に設定されている。これは、セラミッ
クチップの場合、逃げ面摩耗長さが約1mmまでは荒加
工用として使用可能であり、この摩耗量を完全寿命時の
目安としてその10%〜60%までを逃げ面ランド部3
の幅′rとしている。ここで10%は工具強度不安定領
域から安定領域へ移り変わるほぼ境界値であり、60%
はインサートチップとして有効な寿命を確保する上限値
である。 笛Q I OII + つロレ士す春n日
小I山小11輛:虎1を示す平面図、側面図、主切刃部
およびチャンファ部の断面図、副切刃部の断面図である
。この実施例においては、主切刃部5と副切刃部6との
逃げ面ランド角α3.およびα7.とが異なる角度に設
定されている。具体的には、主切刃15とチャンファ部
7とが第4.5.6図に示した実施例と同様に逃げ面ラ
ンド角α21が負の角度に設定されており、副切刃部6
の逃げ面ランド角α、は正の角度に設定されている。
図を参照して説明する。 第1図は本発明に係るミーリングカッタのインサートチ
ップにおいて、逃げ面ランド角が負の場合の切刃部形状
を示す要部断面図であり、第2図はその平面図、第3図
はその側面図である。また、第4.5.6図は逃げ面ラ
ンド角が正の場合の要部断面図、平面図、側面図である
。各図はそれぞれ従来技術を示す第13図、第14図、
第15図に相当しており、同様の構成部分については同
一参照番号を付すことによって重複する説明を省略する
。各図に示すように、逃げ面lとネガランド部2との間
には、さらに面取り加工が施されて逃げ面ランド部3が
形成されている。ここで、逃げ面ランド部3とネガラン
ド部2との交線上の点をP、とし、逃げ面ランド部3と
逃げ面lとの交線上の点をP、とする。また、点P1を
通り底面4に垂直な面をSlとし、点P、を通り底面4
に垂直な面をS、とする。このとき、面S、と逃げ面l
とのなす角をβ(従来技術におけるβと同じ値)とし、
逃げ面ランド部3である二番面と面S2とのなす角を逃
げ面ランド角α、とすると、点P、での刃物角θ1は(
90°+α1−α、)であり、点P2での刃物角θ、は
(180°+α、−β)である。なお、ここでα1は従
来技術の場合と同じである。したがって、点Piでは(
β−α2)だけ、点P、では(90°+α、−α1)だ
け従来のインサートチップよりも刃物角θ1.θ2が大
きくなっている。そして、逃げ面ランド角α、の設定範
囲ついては、主切刃部5と副切刃部6とでその設定方法
が異なるが、いずれにしても、カッタ本体の軸方向すく
い角A、Rおよび径方向すくい角R,Rに応じて設定さ
れる。すなわち、点P、を含む上述の交線部分を切刃と
みなすとき、逃げ面ランド部3はその切刃の逃げ面とし
て存在することになり、逃げ面ランド角α。 はその切刃の逃げ角と同様に扱うことができる。 したがって、このインサートチップCがカッタ本体に取
り付けられた状態では、切削面に対してほぼ平行に近い
状態に設定されるべきであり、その角度(二番角)が−
3°〜+3°の範囲内となるように、逃げ面ランド角α
、は設定される。第7図はインサートチップCがカッタ
本体に取り付けられた状態で、径方向す(い角R,Rと
逃げ面ランド角α、との関係を示す説明図であり、第8
図はとの関係を示す説明図である。これら各図に示され
るように、主切刃部5については逃げ面ランド角α、を
カッタ本体の軸方向すくい角A、Rに等しくすれば二番
角を0°にすることができ、副切刃部6については逃げ
面ランド角α2をカッタ本体の径方向すくい角R,Rに
等しくすれば二番角を0°にすることができる。そして
、通常の各すくい角A、RおよびR2Hの設定角は一1
O°〜+30°であるので、逃げ面ランド角α2も一1
0°〜+30°の範囲内に設定されている。 一方、逃げ面ランド部3の幅TはO,1mm〜0 、6
111mの範囲内に設定されている。これは、セラミッ
クチップの場合、逃げ面摩耗長さが約1mmまでは荒加
工用として使用可能であり、この摩耗量を完全寿命時の
目安としてその10%〜60%までを逃げ面ランド部3
の幅′rとしている。ここで10%は工具強度不安定領
域から安定領域へ移り変わるほぼ境界値であり、60%
はインサートチップとして有効な寿命を確保する上限値
である。 笛Q I OII + つロレ士す春n日
小I山小11輛:虎1を示す平面図、側面図、主切刃部
およびチャンファ部の断面図、副切刃部の断面図である
。この実施例においては、主切刃部5と副切刃部6との
逃げ面ランド角α3.およびα7.とが異なる角度に設
定されている。具体的には、主切刃15とチャンファ部
7とが第4.5.6図に示した実施例と同様に逃げ面ラ
ンド角α21が負の角度に設定されており、副切刃部6
の逃げ面ランド角α、は正の角度に設定されている。
第1図は本発明に係るミーリングカッタのインサートチ
ップにおいて、逃げ面ランド角が正の場合の切刃部形状
を示す要部断面図であり、第2図はその平面図、第3図
はその側面図である。また、第4.5.6図は逃げ面ラ
ンド角が負の場合の要部断面図、平面図、側面図である
。第7図はインサートチップCがカッタ本体に取り付け
られた状態で、径方向すくい角R,Rと逃げ面ランド角
α、との関係を示す説明図であり、第8図は同様に軸方
向すくい角A、Rと逃げ面ランド角α、との関係を示す
説明図である。第9.10,11.12図は本発明の他
の実施例を示す平面図、側面図、主切刃部およびチャン
ファ部の断面図、副切刃部の断面図である。第13図は
従来技術によるミーリングカッタのインサートチップに
おける切刃形状を示す要部断面図、第14図はその平面
図、第15図はその側面図である。 1・・・逃げ面、2・・・ネガランド部、3・・・逃げ
面ランド部、4・・・インサートチップの底面、5・・
・主切刃部、6・・・副切刃部、7・・・チャンファ部
、8・・・すくい面、α、、α□、α2.・・・逃げ面
ランド角、T・・・逃げ面ランド部の幅 特許出願人 株式会社神戸製鋼所代理人弁理士
青白 葆(ほか2名)第1図 iKZ圀 第3凶 第4図 → 第5図 第6図 第7図 第aV!A
ップにおいて、逃げ面ランド角が正の場合の切刃部形状
を示す要部断面図であり、第2図はその平面図、第3図
はその側面図である。また、第4.5.6図は逃げ面ラ
ンド角が負の場合の要部断面図、平面図、側面図である
。第7図はインサートチップCがカッタ本体に取り付け
られた状態で、径方向すくい角R,Rと逃げ面ランド角
α、との関係を示す説明図であり、第8図は同様に軸方
向すくい角A、Rと逃げ面ランド角α、との関係を示す
説明図である。第9.10,11.12図は本発明の他
の実施例を示す平面図、側面図、主切刃部およびチャン
ファ部の断面図、副切刃部の断面図である。第13図は
従来技術によるミーリングカッタのインサートチップに
おける切刃形状を示す要部断面図、第14図はその平面
図、第15図はその側面図である。 1・・・逃げ面、2・・・ネガランド部、3・・・逃げ
面ランド部、4・・・インサートチップの底面、5・・
・主切刃部、6・・・副切刃部、7・・・チャンファ部
、8・・・すくい面、α、、α□、α2.・・・逃げ面
ランド角、T・・・逃げ面ランド部の幅 特許出願人 株式会社神戸製鋼所代理人弁理士
青白 葆(ほか2名)第1図 iKZ圀 第3凶 第4図 → 第5図 第6図 第7図 第aV!A
Claims (4)
- (1)、逃げ面(1)とすくい面(8)との間の切刃部
に面取り加工を施したネガランド部(2)を有するイン
サートチップ(C)において、 前記逃げ面(1)とネガランド部(2)との間にさらに
面取り加工を施して逃げ面ランド部(3)を形成し、該
逃げ面ランド部(3)となる二番面と、切刃上の1点を
通り該チップの底面に垂直な面とのなす逃げ面ランド角
(α_2)を−10°〜+30°とし、かつ該逃げ面ラ
ンド部(3)の幅(T)を当該インサートチップ(C)
の完全寿命時における逃げ面摩耗長さの10%〜60%
としたことを特徴とするミーリングカッタのインサート
チップ。 - (2)、前記インサートチップ(C)はセラミック製で
ある特許請求の範囲第1項記載のミーリングカッタのイ
ンサートチップ。 - (3)、前記インサートチップ(C)は超硬合金製であ
る特許請求の範囲第1項記載のミーリングカッタのイン
サートチップ。 - (4)、前記インサートチップ(C)は高速度鋼製であ
る特許請求の範囲第1項記載ミーリングカッタのインサ
ートチップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5103086A JPS62208817A (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 | ミ−リングカツタのインサ−トチツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5103086A JPS62208817A (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 | ミ−リングカツタのインサ−トチツプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62208817A true JPS62208817A (ja) | 1987-09-14 |
Family
ID=12875410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5103086A Pending JPS62208817A (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 | ミ−リングカツタのインサ−トチツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62208817A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01155111U (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-25 | ||
JPH06226523A (ja) * | 1993-02-05 | 1994-08-16 | Daehan Joong Suok Co Ltd | 切削インサート |
JP2002263901A (ja) * | 2001-03-02 | 2002-09-17 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 難削材の切削方法及びそれに用いる切削工具 |
US6669412B1 (en) * | 1999-07-09 | 2003-12-30 | Mitsubishi Materials Corporation | Cutting insert |
US7431540B2 (en) * | 2004-05-14 | 2008-10-07 | Sandvik Intellectual Property Ab | Turning insert |
US20090022554A1 (en) * | 2005-03-17 | 2009-01-22 | Essilor International (Compagnie Generale D' Optique) | Tool and Machine for Machining Operations Posing an Inverse Operation Risk |
JP2012040636A (ja) * | 2010-08-18 | 2012-03-01 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp | 刃先交換型チップおよびその製造方法 |
US20170106455A1 (en) * | 2014-07-10 | 2017-04-20 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp. | Cutting insert and face milling cutter |
JP2019005888A (ja) * | 2017-06-23 | 2019-01-17 | 株式会社タンガロイ | 切削工具 |
US20190061024A1 (en) * | 2017-08-29 | 2019-02-28 | Tungaloy Corporation | Cutting insert and cutting tool |
US20210178498A1 (en) * | 2019-12-16 | 2021-06-17 | Subaru Corporation | Cutting insert, cutting edge-replaceable rotary cutting tool and rotary cutting method |
-
1986
- 1986-03-07 JP JP5103086A patent/JPS62208817A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01155111U (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-25 | ||
JPH0735685Y2 (ja) * | 1988-04-08 | 1995-08-16 | 三菱マテリアル株式会社 | スローアウエイチップ |
JPH06226523A (ja) * | 1993-02-05 | 1994-08-16 | Daehan Joong Suok Co Ltd | 切削インサート |
US6669412B1 (en) * | 1999-07-09 | 2003-12-30 | Mitsubishi Materials Corporation | Cutting insert |
JP2002263901A (ja) * | 2001-03-02 | 2002-09-17 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 難削材の切削方法及びそれに用いる切削工具 |
US7431540B2 (en) * | 2004-05-14 | 2008-10-07 | Sandvik Intellectual Property Ab | Turning insert |
US20090022554A1 (en) * | 2005-03-17 | 2009-01-22 | Essilor International (Compagnie Generale D' Optique) | Tool and Machine for Machining Operations Posing an Inverse Operation Risk |
JP2012040636A (ja) * | 2010-08-18 | 2012-03-01 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp | 刃先交換型チップおよびその製造方法 |
US20170106455A1 (en) * | 2014-07-10 | 2017-04-20 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp. | Cutting insert and face milling cutter |
JP2019005888A (ja) * | 2017-06-23 | 2019-01-17 | 株式会社タンガロイ | 切削工具 |
US20190061024A1 (en) * | 2017-08-29 | 2019-02-28 | Tungaloy Corporation | Cutting insert and cutting tool |
US10525540B2 (en) * | 2017-08-29 | 2020-01-07 | Tungaloy Corporation | Cutting insert and cutting tool |
US20210178498A1 (en) * | 2019-12-16 | 2021-06-17 | Subaru Corporation | Cutting insert, cutting edge-replaceable rotary cutting tool and rotary cutting method |
US11786981B2 (en) * | 2019-12-16 | 2023-10-17 | Subaru Corporation | Cutting insert, cutting edge-replaceable rotary cutting tool and rotary cutting method |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5443334A (en) | Cutting insert with recess | |
JP3755832B2 (ja) | 丸コーナーを有する切削インサート | |
JP3350566B2 (ja) | 切削インサートの製造方法 | |
US5147158A (en) | Cutting insert | |
KR100492201B1 (ko) | 절삭 공구 | |
EP0682583B1 (en) | Cutting insert with a helically twisted chip surface | |
JPH0227085B2 (ja) | ||
JPS62208817A (ja) | ミ−リングカツタのインサ−トチツプ | |
US5176476A (en) | Router cutting bit | |
JPS59175915A (ja) | エンドミル | |
JPH0780714A (ja) | 超硬質ドリル | |
JPH10138033A (ja) | スローアウェイチップ | |
JPS61159315A (ja) | スロ−アウエイチツプ | |
JPH06335816A (ja) | 極小径エンドミル | |
JPH1086014A (ja) | フライス用ブレーカ付きスローアウェイチップ | |
JPH0217287B2 (ja) | ||
GB2339713A (en) | A cutting insert | |
JPH01252307A (ja) | 断続切削用硬質焼結体工具 | |
JPH06226523A (ja) | 切削インサート | |
JPS61188015A (ja) | セラミツク製スロ−アウエイチツプ | |
JPH039945Y2 (ja) | ||
JPH05293708A (ja) | 穴明け工具 | |
JPH1043912A (ja) | スローアウェイチップ | |
JPS6125935Y2 (ja) | ||
JPH0212015Y2 (ja) |