JPS62202053A - 低降伏比チエ−ン用鋼材 - Google Patents

低降伏比チエ−ン用鋼材

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JPS62202053A
JPS62202053A JP4287786A JP4287786A JPS62202053A JP S62202053 A JPS62202053 A JP S62202053A JP 4287786 A JP4287786 A JP 4287786A JP 4287786 A JP4287786 A JP 4287786A JP S62202053 A JPS62202053 A JP S62202053A
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Fukukazu Nakazato
中里 福和
Noboru Yamada
昇 山田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、チェーン用鋼材、特に、高強度、高靭性で
、かつ降伏比が低く、チェーン製造工程において容易に
スタッドの固定を行うことのできるスタッド付チェーン
用鋼材に関するものである。
(従来の技術) 近年、エネルギー事情の変化にともなって、新たなエネ
ルギー資源を開発しようとの動きが世界の各地で活発化
してきている0、二のような状況下にあって、陸上での
開発資源が涸渇するζこっれ海底油田にまで注目が集ま
るようになって、石油掘削のリグを用いた開発が、大陸
だな付近を中心として南方から北海に至るまでの広範囲
な地域で行われるようになってきた。
そして、上記のような海底石油掘削用リグに代表される
海上構造物の増加にともない、これを係留するのに用い
る大径チェーンの需要も増大の一゛途をたどってきてお
り、その上、石油掘削リグ等の海上構造物は最近に至っ
て益々大型化する傾向を見せはじめてきたので、これら
を係留するためのチェーンにも直径が60〜160tm
waといったより太いものが使用されるようになった。
しかも積算重量制限の面からそれ以上に大径化できない
ので、例えば引張強さが90 kgf/+m’以上とい
う一層高強度のものが要求されるようになってきた。
更に、最近になつて条件の劣悪な掻寒冷地での石油掘削
頻度が益々高くなってきており、これにともなって、よ
り低い温度環境中であっても十分な高靭性を示すチェー
ン用鋼材が嘱望されるようになってきた。
その上、近年の係留チェーンの破断事故原因の解析結果
により、スタッドの緩みが大きく問題視されてきている
。つまり、スタンドが緩んでいる場合、チェーンの使用
時にチェーンリンクに曲げ応力がかかり、疲労破壊の原
因となることが究明されたのである。この観点より近年
チェーン製造に際しては、スタンドの緩みを防止する手
段が種々検討、実施されている。この中で、最も実用的
であり、現在−最的に用いられている方法は、チェーン
を製鎖、熱処理した後にチェーンに所定の引張荷重を付
与し、チェーンを塑性変形させることにより、スタンド
を固定するものである。この方法を容易にかつ確実に行
うため、チェーン用鋼材に対して、例えば降伏比が92
%以下という低降伏比化の要求が追加されてきている。
つまり、低降伏比鋼材の場合、所定の引張荷重によりチ
ェーンは容易に塑性変形し、スタンドの固定が確実に行
えるからである。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、大径チェーンは、熱間圧延棒鋼を所定長さに
切断して円環状に成形後、端面をフラッシュバット溶接
して製造され、スタンドを圧入した後熱処理を施すこと
によって所要の機械的性質を得るのが普通であり、高強
度、高靭性を得るための手段としてはチェーンに成形し
た状態での焼入れ焼戻し処理が最適であることは言うま
でもないことである。
しかしながら、例えば、引張強さが90 kgf/la
g”以上という高強度で、かつ、十分な低温靭性を得る
には鋼材に高い焼入性を付与し、チェーンの熱処理にて
完全に焼入れ組織、つまりマルテンサイト化した後に焼
戻し処理を施すことが必要であり、したがって、降伏比
は、必然的に高いものであった。つまり、一般に、高強
度と低降伏比とは相反する特性であると云わざるを得な
いのである。
よって、この発明の目的とするところは、高強度と高靭
性を兼ね備え、かつ低降伏比のチェーン用鋼材を提供す
ることである。
具体的には、この発明の目的とするところは、引張強さ
が90kgf/mm”以上で低温靭性にすぐれ、かつ降
伏比が92%以下であるチェーン用鋼材を提供すること
である。
(問題を解決するための手段) ここに、本発明者等は、高強度と高靭性を兼ね備え、か
つ、低降伏比のチェーン用鋼材を実現すべく、種々研究
を読けたところ、C含有量およびC「含有量が鋼材の焼
入、焼戻処理後の降伏比に大きな影響を与え、いずれの
成分も含有量を増大させると降伏比が低下する。特に、
青成分の含有量が下式を満足する場合、顕著な低降伏比
化が実現できるという知見を得た。
13.5xC(%) + Cr(%)上2゜85 (%
)更に、本発明者等はチェーン用鋼材についての豊富な
研究、製造実績より、下記の如き知見を存している: fat C含有量を高めることは、焼割れ感受性の増大
や靭性を劣化させる原因となるので、C含有量は0.3
5%以下にとどめる必要がある。
(bl鋼材に充分な焼入性を具備させるために、Mn、
Moの添加が必須であり、特にMo添加は、靭性改善に
非常にを効である。
(C)鋼材へのV、Nb、およびTiの添加により、鋼
材の結晶粒が微細化され、靭性が一層改善される。
(d)鋼材へのCaまたは希土類元素(ROM)の添加
は、硫化物系非金属介在物の形態を変化(球状化)させ
、これにより靭性が一層改善される。
この発明は、上記知見に基づいてなされたものであり、
重量%で、 C: 0.35%以下、  Si : 0.05〜0.
50%、Mn : 0.50〜2.50%、 P H0
,040%以下、S : 0.040%以下、 Cr 
: 5.00%以下、Mo : 0.30〜0.80%
、sol.Al : 0.010〜0.060%、N 
: 0.003〜0.020%、 かつ、8.5 ×C(%) + Cr(%)上2゜85
 (%)更に、必要に応じ、V、Nb、およびTiの1
種以上を合計量で0.20%以下、 および/または、 Ca : 0.010%以下およびIIEM  :0.
10%以下の1種以上、 残部Feおよび不可避的不純物 よりなる条件を満たす成分組成にその鋼組成を構成した
、高強度、高靭性でかつ降伏比が低く、チェーン製造工
程において容易にスタッドの固定を行うことのできる、
低降伏比チェーン用鋼材、特にスタッド付チェーン用鋼
材である。
なお、チェーンは、通常、海水中にて使用されるために
腐食が問題となる場合もあるが、このようなときには鋼
材中にCuを添加するのが効果的でである。
上記「チェーン」として、代表的にはスタンド付チェー
ンが挙げられるが、一般的な通常のチェーンであっても
よいのはもちろんである。
(作用) 次に、この発明のチェーン用鋼材において、各成分元素
の含有割合を前記のように限定した理由を説明する。
C(炭素): C成分には、鋼材の焼入性を確保して強度および靭性を
保持せしめる作用があるが、更にその含有量を増大させ
ると所定強度を得るための焼戻温度を高(することが可
能となり、降伏比の低下が実現できる。しかし、0.3
5%を越えて含有させると靭性が劣化する上、溶接部に
割れを発生させる確率が高くなることからその含有量を
0.35%以下と定めた。好ましくは、0.15〜0.
30%である。
Si (ケイ素) : Si成分は、鋼材の強度を確保する作用とともに脱酸剤
としての作用をも有するものであるが、その含有量が0
.05%未満では脱酸作用に所望の効果が得られず、鋼
材中の非金属介在物増加を来して靭性劣化を招くことと
なる。一方、0.50%を越えて含有させてもやはり靭
性劣化を引き起こすこととなるので、Si含有量を0.
05〜0.50%と定めた。好ましくは、0.15〜0
.40%である。
Mn (マンガン): Mnは所望の焼入れ性確保に必須の成分であるが、その
含有量が0.50%未満では十分に満足し得る焼入れ性
を確保できず、一方、2.50%を越えて含有させると
鋼材の靭性および溶接性を劣化させることとなるので、
Mn含有量を0.50〜2゜50%と定めた。
P(燐): Pは鋼材製造上避けることのできない不純物であるが、
含有量が0.040%を越えると、靭性を許容限以上に
劣化させることになるので、Pの含有量は0.040%
と定めた。なお、P含有量を0.020%以下にまで低
下させると、高強度での衝撃破面遷移温度が低下して低
温靭性が顕著に増大することから、必要に応じてP含有
割合を0.020%以下とすることも効果的である。
S(硫黄): Sは、Pと同様に鋼材製造上避けることのできない不純
物であるが、含有量が0.040%を越えると、靭性を
許容限以上に劣化させることになるので、Sの含有量は
0.040%以下と定めた。
なお、溶銑脱硫法等の特殊処理によってS含を量を0.
010%以下に低下させると、高強度での低温靭性が顕
著に増大することがら、必要に応じてS含有量割合をo
、oio%以下とすることも効果的である。
Cr (クロム): Cr成分には、鋼材の靭性をある程度改善するとともに
、焼入れ性を増大させる作用があるが、更にその含有量
を増大させると、降伏比を低下させる作用がある。
しかし、5.00%を越えて含有させても、降伏比低下
の効果が少ない上、溶接性の劣化を来すようになること
から、その含有量を5.00%以下と定めた。好ましく
は、0.80〜3.50%である。
Mo (モリブデン): Mo成分は、鋼材の靭性改善および焼入性の確保に極め
て有効な元素であるが、その含有量が0.30%未満で
は前記効果を期待することができず、一方、0.80%
を越えて含有させると焼入性が過大になるだけで、コス
トの上昇を招くという不都合な結果がもたらされるので
、その含有量を0.30〜0.80%と定めた。好まし
くは、0.40〜0.70%である。
sol.Al (酸可溶性アルミニウム):sol、へ
Q成分には、脱酸作用と併せて鋼材の結晶粒度を調整し
細粒化する作用があるが、その含有量が0.010%未
満では十分な細粒化効果を得ることができないので靭性
劣化の原因となり、一方、0.050%を越えて含有さ
せると鋼材中のアルミナ系非金属介在物が増加してやは
り靭性劣化を引き起こすことから、本発明ではsol.
Al含有量を0.010〜0.060%と定めた。
N(窒素): N成分には、Al1を結合して結晶粒度調整に有効なA
QNを析出させる作用があるが、その含有量が0.00
3%未満では前記作用が十分になされず、細粒化効果を
期待できない。一方、0.020%を越えて含有させる
と固溶Nが増大して鋼材の靭性劣化を来すようになるこ
とから、N含有量を0.003〜0.020%と定めた
8.5 X C〜+Cr(1)の値: この発明にあっては、後述する実施例および添付図面の
グラフからも明らかなように、降伏比が92%以下の低
降伏比を実現するには、C成分あるいはCr成分の含有
量を増大することが効果的であり、特に、8.5 X 
C(1)+Crに)の値を2゜85(ト)以上とするこ
とが必要である。
C成分、Cr成分含育量増量の効果については、いずれ
も鋼材の焼戻し軟化抵抗を増大させ、したがって所定強
度を得るための焼戻し温度を高くすることが可能となり
、これが低降伏比化に有利に作用することが考えられる
。しかし、その詳細な機構については不明の点も多い。
ところで、C成分あるいはCr成分の含有量は、8.5
 ×C(ト)+Cr(1)≧2.85〜を満足していれ
ば低降伏比化の観点からは各々の含有量の下限を定める
必要はないが、鋼材の焼入性確保の観点から、大径チェ
ーンに本発明鋼を通用する場合には、実用上、C成分は
0.15%以上、Cr成分は0゜80%以上とすること
が好ましい。
V、 Nb5Ti (バナジウム、ニオブ、チタン):
これらの成分はいずれも、鋼中で炭化物、炭窒化物ある
いは窒化物を析出して鋼材の結晶粒を微細化し、靭性を
改善する作用を有しているので、必要により1種以上の
添加がなされるものであるが、これらの含有量が合計で
0.20%を越えても前記作用にそれ以上の効果が得ら
れないばかりか、鋼材コストを上昇することとなるので
、これらの元素の含有量を合計で0.20%以下と定め
た。なお、これらの成分は極く微量の含有量で靭性改善
効果を発揮するものであるが、その効果をより顕著とす
るためには合計量で0゜03%以上の含有量とするのが
好ましい。
Ca (カルシウム)および希土類元素(REM)  
:これらの成分には、鋼をより清浄化する作用とともに
、非金属介在物の形態を変えて溶接部の低温靭性を一段
と向上させる作用があるので必要により1種以上を添加
するものであるが、Ca含有量がo、oio%を越えた
り、希土類元素の合計金を量が0.10%を越えた場合
には逆に靭性を劣化するようになることから、Ca含有
量は0゜01%以下、希土類元素含有量は0.10%以
下とそれぞれ定めた。なお、Caまたは希土類元素のい
ずれの成分も極く微量の含有量で低温靭性改善効果を発
揮するものであるが、より顕著な効果を得るためにCa
の場合にはo、ooos%以上、希土類元素の場合に0
.005%以上の含有量とするのが好ましい。
次いで、この発明を実施例により比較例と対比しながら
具体的に説明する。
大土医1 添付図面の第1図は、第1表に示す成分組成の各供試鋼
を熱間圧延または熱間鍛造して得た直径84鋼−の棒鋼
を通常の条件による焼入れ、焼戻し処理により引張強度
100 kgf/m@”に調整した場合のC成分、Cr
成分含有量と降伏比との関係を示す線図である。
図示線図からも明らかなように、8.5 ×C■+Cr
(ト)≧2.85mを満足することによって、降伏比は
いずれも92%以下となっている。なお、図中数字は降
伏比を、○付数字は第1表の鋼種番号を示す。
第1表 @1表つづき) 註1) 降伏比GΩ−−−X 100 引張強度 実m 本例では、70トン転炉あるいは3トン電気炉を用いて
、第2表に示される如き成分組成の鋼を溶製した後、熱
間圧延にて直径が76mmの丸棒鋼を得た。次に、これ
を切断後、熱間曲げ加工によってチェーンに成形し、フ
ラッシュバット溶接を施して整理した。そして、溶接部
のパリ取りを行ってからスタンドを装入し、次いで90
0℃に加熱して30分保持後水冷するという焼入れを行
った後、引張強度がほぼ95 kgf/mvx”となる
ように第3表に示す温度で焼戻し処理を施し、スタンド
付きチェーンを製造した。
このようにして製造された各チェーンから次に示す試験
片、 引張試験片:直径(D>が1h+mで、標点距離が5D
のものを母材部から、 衝撃試験片:JIS4号シャルピー試験片を溶接部から それぞれ採取して、その機械的性質を調べた。得られた
結果を第3表に併せて示した。
さらに、第2表の鋼1.2.3および27より製造され
たチェーンに610トンの引張荷重を付与し、除荷後ス
タッドの固定状況を調査した。得られた結果を第4表に
示した。
第3表に示される結果からも明らかなように、8.5 
×C■+Cr(ト)の値が2.85(1)以上の本発明
鋼1〜26および比較鋼29はいずれも92%以下の低
降伏比が得られている。これに対し、比較鋼27および
28は8.5 ×C(ト)+Cr(ト)の値が、本発明
範囲から外れており、降伏比が93%以上と高い値とな
ってい・る。
さらに、V、NbあるいはTiを添加した本発明鋼材5
〜24、Cmあるいは希土類元素を添加した本発明鋼材
10および13〜26では他の鋼に比べて溶接部の一2
0℃でのシャルピー吸収エネルギーが、1〜3 kgf
−一程度増加しており、その効果が確認された。
一方、第4表に示される結果からも明らかなように、低
降伏比化の実現された本発明鋼1.2および3は所定の
引張荷重負荷後のスタッドの緩みは皆無であり、その効
果が確認された。
なお、第2表中、比較鋼30は通常引張強度70 kg
f/mm”級のチェーンに用いられるJIS G310
5に規定されるSac 70相当鋼であるが、この鋼種
は、合金元素含有量が低く通常の焼戻し温度では引張強
度90kgf/mm!以上という高強度が得られなかっ
た。さらに溶接部靭性も著しく低下している。
(発明の効果) 上述のように、この発明によれば、極めて高い強度と、
低温下においても発揮される優れた靭性とを兼ね備え、
更に、降伏比が低く、チェーン製造工程において容易に
スタッドの固定を行うことのできる大径チェーン用鋼材
を低コストで得ることができ、苛酷な条件下での資源開
発等に極めて有用な役割を果たすことが期待できるなど
、工業上有用な効果がもたらされるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、式:8.5×C(ト)+Cr(至)の降伏比
におよぼす効果の臨界性を示すグラフである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量%で、 C:0.35%以下、Si:0.05〜0.50%、M
    n:0.50〜2.50%、P:0.040%以下、S
    :0.040%以下、Cr:5.00%以下、Mo:0
    .30〜0.80%、sol.Al:0.010〜0.
    060%、N:0.003〜0.020%、 かつ、8.5×C(%)+Cr(%)≧2.85(%)
    残部Feおよび不可避的不純物 よりなる組成を有することを特徴とする、高強度の低降
    伏比チェーン用鋼材。
  2. (2)重量%で、 C:0.35%以下、Si:0.05〜0.50%、M
    n:0.50〜2.50%、P:0.040%以下、S
    :0.040%以下、Cr:5.00%以下、Mo:0
    .30〜0.80%、sol.Al:0.010〜0.
    060%、N:0.003〜0.020%、 更にV、Nb、およびTiの1種以上を合計量で0.2
    0%以下、 かつ、8.5×C(%)+Cr(%)≧2.85(%)
    残部Feおよび不可避的不純物 よりなる組成を有することを特徴とする、高強度の低降
    伏比チェーン用鋼材。
  3. (3)重量%で、 C:0.35%以下、Si:0.05〜0.50%、M
    n:0.50〜2.50%、P:0.040%以下、S
    :0.040%以下、Cr:5.00%以下、Mo:0
    .30〜0.80%、sol.Al:0.010〜0.
    060%、N:0.003〜0.020%、 更にCa:0.010%以下およびREM:0.10%
    以下の1種以上、 かつ、8.5×C(%)+Cr(%)≧2.85(%)
    残部Feおよび不可避的不純物 よりなる組成を有することを特徴とする、高強度の低降
    伏比チェーン用鋼材。
  4. (4)重量%で、 C:0.35%以下、Si:0.05〜0.50%、M
    n:0.50〜2.50%、P:0.040%以下、S
    :0.040%以下、Cr:5.00%以下、Mo:0
    .30〜0.80%、sol.Al:0.010〜0.
    060%、N:0.003〜0.020%、 更にV、Nb、およびTiの1種以上を合計量で0.2
    0%以下、 Ca:0.010%以下およびREM:0.10%以下
    の1種以上、 かつ、8.5×C(%)+Cr(%)≧2.85(%)
    残部Feおよび不可避的不純物 よりなる組成を有することを特徴とする、高強度の低降
    伏比チェーン用鋼材。
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