JPS6220145A - 光学的情報再生装置 - Google Patents

光学的情報再生装置

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JPS6220145A
JPS6220145A JP60158965A JP15896585A JPS6220145A JP S6220145 A JPS6220145 A JP S6220145A JP 60158965 A JP60158965 A JP 60158965A JP 15896585 A JP15896585 A JP 15896585A JP S6220145 A JPS6220145 A JP S6220145A
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Shinichi Tanaka
伸一 田中
Haruo Isaka
治夫 井阪
Yuji Tanaka
裕治 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光学的情報再生装置、特にそのトラッキング
制御に関するものである。
従来の技術 近年、ビデオディスクやディジタル・オーディオ・ディ
スクなど記録媒体から光学的に情報を読み取る光学的情
報再生装置が多く用いられている。
これらは微細な幅の情報トラックに情報が記録されてお
り、これから情報を再生するためには一般に精密なトラ
ッキング制御が必要である。トラッキング制御を行うた
めにはトラッキング誤差の検出が必要であり、通常これ
を光学的手段を利用して行う。このトラッキング誤差の
検出を光学的に行うために、情報読取用の光スポットと
は別の補助的な光スポットを用いる方法と、情報読取用
と同一の光スポットを用いてトラッキング誤差検出も行
う方法とが知られている。補助光スポットを用いない方
法の中でも、検出光を受光して電気信号を出力する光電
検出器の2つの部分から出力されるそれぞれの信号の位
相差からトラッキング誤差を検出する方式(以後これを
位相差方式と呼ぶ)は、光学系が簡単で記録媒体の反り
などによる影響を受は難いという特徴を有している。
以下図面を参照しながら、上述した従来の光学的情報再
生装置の一例について説明する。
第9図は従来の光学的情報再生装置における位相差方式
を用いたトラッキング誤差の検出手段を示すものである
。第9図において、1は読取ヘッド、2は記録媒体、1
00aおよび100bは加算器、101aおよび101
bは波形整形手段、102は位相比較手段である。以上
のように構成された従来のトラッキング誤差検出手段に
ついて、以下その動作を説明する。
読取ヘッド1からは2種類の検出信号AおよびBが出力
される。検出信号AおよびBは読取ヘッド1に含まれる
光電検出器の異なる部分からの出力信号で、実際にはそ
れぞれが複数の信号で構成され、外部で加算される場合
が多いが、ここでは1つの信号とみなすことにする。こ
れらの検出信号が光電検出器上に形成された検出光の遠
視野像を情報トラックの射影される方向およびこれに垂
直な方向に4分割したそれぞれの対角方向の和の信号と
なるようにすれば、トラッキング誤差によってこれらの
検出信号の間に位相差が生じることが知られている(詳
しくは特開昭52−93222号公報参照)。検出信号
AおよびBには発振器103から出力される同一の信号
が加算器100aおよび100 bによってそれぞれ加
算される。波形整形手段101aおよび101bはそれ
ぞれ加算器100aおよび100bの出力を波形整形し
てそれぞれディジタル検出信号を得る。これら2つのデ
ィジタル検出信号は位相比較手段102によって位相比
較すればトラッキング誤差信号を得ることができる。記
録媒体の欠陥などのために検出信号AあるいはBの振幅
が低下しても、発振器103から出力されるかなり大き
な同相の信号をそれぞれの検出信号に加算しているため
波形整形手段101aおよび101bの動作が安定で雑
音を発生しにくいためトラッキング制御が安定であると
いう特長を有する。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このような構成では位相差の検出感度は検出信
号と発振器103の出力信号の振幅の比に依存するため
、検出信号のレヘルが変動すると、それにともなってト
ランキング誤差の検出感度も変動し、したがってトラッ
キング制御の利得も変動するという欠点があった。また
記録媒体上の引っ掻き傷などによる大きな振幅の雑音が
検出振幅に混入したときに発生する雑音に対してはあま
り効果がなく、トラッキング制御の安定性が改善されな
いという問題も有していた。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、検出信号の
振幅変動によるトラッキング誤差の検出感度の変動が少
なく、記録媒体上の引っ掻き傷によるトラッキング誤差
信号の雑音を抑制することによって、トラッキング制御
を安定にするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の光学的情報再生装
置は、2つの検出信号を波形整形して2つのディジタル
検出信号とし、これらのディジタル検出信号の位相を比
較してその位相差に応じてトラッキング誤差信号を得る
が、上記2つのディジタル検出信号が互いに等価な状態
から一方のディジタル検出信号が2回続けて状態反転し
て再び元の等価な状態になった場合にはその状態反転部
分の位相差を実質的に零とみなすようにする。
作用 本発明は上記した構成により、以下のような作用を有す
る。
すなわち、2つの検出信号をそれぞれ波形整形したディ
ジタル検出信号の位相を比較してその位相差を検出する
ように構成しているので、検出信号の振幅によらず常に
正確な位相差を検出することができる。また、記録媒体
からの反射光を検出して光電検出器上に遠視野像を形成
し、この遠視野像の略中心を通って情報トラックの射影
される方向に平行な分割線およびこれに垂直な分割線に
よって上記光電検出器を4分割したとき、これらの光電
検出器の対角同士を加算して得られる2つの検出信号に
は、トラッキング誤差に比例した位相差が生じることが
既に知られている(例えば、特開昭52−93222号
公報参照)。したがって検出信号の振幅によらず、常に
一定の検出感度によってトラッキング誤差を検出するこ
とが可能である。
さらに本発明は、検出信号にこれと同じ程度の振幅の雑
音が引っ掻き傷などのために混入するときにも、これに
よるトラッキング制御の乱れを抑圧することができる。
なぜならば、引っ掻き傷などによる大きな雑音が検出信
号に混入すると一方のディジタル検出信号が変化しない
にもかかわらず他方のディジタル検出信号が続けて状態
反転することが多く、位相比較手段は多くの場合これを
位相差とみなして位相差信号に大きな誤差を生ずるが、
本発明によればこのような位相差の誤検出を抑制するこ
とによってその影響を軽減することができるからである
。したがって、引っ掻き傷などによってトラッキング誤
差信号に大きな雑音が混入するのを抑圧することができ
、トラッキング制御を安定にすることができる。
実施例 第1図は本発明の光学的情報再生装置におけるトラッキ
ング誤差検出手段の一実施例を示すブロック図である。
第1図において、1は読取ヘッド、2は記録媒体で、読
取ヘッド1は記録媒体2の情報トラックから情報を読み
取って2つの検出信号AおよびBを出力する。検出信号
AおよびBは読取ヘッド1に含まれる光電ヰ★出器の2
つの部分から出力される信号で、読取ヘッド1が情報ト
ラックに対してトラッキング誤差を有するときにはこれ
らの検出信号の間に位相差を生ずる。4a、4bは波形
整形手段で上記検出信号AおよびBから低周波成分を除
去した後、零電位と比較することによって波形整形して
ディジタル検出信号CおよびDを出力する。5は位相比
較手段でディジタル検出信号CおよびDの位相を比較し
て位相差信号Fを出力する。また、6は有効性判別手段
で、2つのディジタル検出信号が互いに等価な状態から
一方のディジタル検出信号が2回続けて状態反転して再
び等価な状態になった場合には無効信号Fを出力する。
位相差信号Fをトランキング誤差信号とし、これに基づ
いて制御回路9は駆動手段10が読取ヘッド1のトラッ
キング誤差を打ち消すように動作させる。尚、上記波形
整形手段4a、4b、位相比較手段5および有効性判別
手段6はトラッキング誤差検出手段3を構成し、上記制
御回路9および駆動手段】Oはトラッキング制御手段8
を構成する。
第2図は上記実施例の各部の信号を示す信号波形図であ
り、波形A−Fは第1図のA−Fの各部の波形を示すも
のである。以下第2図を参照しながら本実施例の動作を
さらに詳しく説明する。尚、以下の説明では、ディジタ
ル信号の正電位を“1゛零電を′0”、負電位を“−1
” と表すことにする。読取ヘッド1から出力される検
出信号AおよびBは波形整形手段4a、4bによって波
形整形されて図に示すようなディジタル検出信号Cおよ
びDが得られる。ディジタル検出信号Cの状態反転を順
次状態反転CI+CZおよびC5とし、ディジタル検出
信号りの状態反転を順次状態反転d+、dz、d:+、
d4およびd、とする。このとき状態反転CI+状態反
転C2および状態反転c5はそれぞれ状態反転d0.状
前状態d2および状態反転d、と対になっており、これ
らの状態反転部分ではディジタル検出信号Cの位相が進
んでいるので位相差信号Fはその位相差に相当する時間
だけ“1′ となる。一方、ディジタル検出信号りの状
態反転d3ではディジタル検出信号CおよびDが共に“
Ooの状態からディジタル検出信号りに先に状態反転が
現れるのでディジタル検出信号りの方が位相が進んでい
ると位相比較手段5は判断して“−1°の位相差信号を
出力しようとする。ところが、ディジタル検出信号りの
状態反転d、に対応するディジタル検出信号Cの状態反
転はなく、ディジタル検出信号りの状態反転d4が続い
て現れるので有効性判別手段6はこれらの状態反転d、
およびd4を無効と判断して無効信号Eは“1”となる
。そこで位相比較手段5は、位相差信号Fのこの状態反
転dffおよびd4に基づく部分子を消去して“0゛ 
とする。この位相差信号Fのパルスfは、従来はトラッ
キング誤差信号の雑音となっていたが、こうすることに
よってトラッキング誤差信号の雑音を抑圧することがで
きる。
尚、上記説明で明らかなように、2つのディジタル検出
信号が互いに等価な状態からどちらか一方のディジタル
検出信号に状態反転が現れても、その有効性は次の状態
反転がどちらのディジタル検出信号に現れるかをみるま
ではわからない。したがって、2つのディジタル検出信
号が互いに等価な状態から一方のディジタル検出信号が
続けて2回状態反転するような異常な状態反転によって
、誤った位相差信号を出力しないようにするためには、
状態反転の有効性が判別できるまで位相差信号を蓄積し
て保持しておくか、遅延要素によって位相比較の動作を
遅延させるかする必要がある。
そこで、そのような位相比較手段の具体的な構成につい
て次に説明する。
第3図は位相比較手段5および有効性判別手段6の具体
的な構成を示す回路図、第4図は上記回路図のA−Qの
各部の信号波形図である。以下、第4図の信号波形図を
参照しながら第3図の位相比較手段5および有効性判別
手段6の動作を説明する。まず、位相比較手段5の動作
について説明する。波形整形手段4aおよび4bのそれ
ぞれから出力されるディジタル検出信号が第4図のAお
よびBのようになったとする。ここでディジタル検出信
号Aのa部分およびディジタル検出信号Bのb部分は雑
音などによる波形整形手段4aおよび4bの誤動作によ
って生じた状態反転である。
このときNANDゲート20の出力はディジタル検出信
号A、 Bがともに“1゛のときのみ“0°となるので
信号Cとなり、ORゲート21の出力はディジタル検出
信号A、Bがともに“0°のときのみ“O” となるの
で信号りとなる。NANDゲート32は後の説明から明
らかなようにディジダル検出信号A、Bがともに等しい
ときには通常“0゛であるので信号CあるいはDが0′
になるとフリップフロップ24はセットあるいはリセッ
トされ、信号Eを出力する。すなわち、ディジタル検出
信号AおよびBがともに“1′になるとフリップフロッ
プ24はセットされて信号Eは1′ となり、ディジタ
ル検出信号AおよびBがともに“0′になるとフリップ
フロップ24はリセットされて信号Eは“Oo となる
。そこで、例えばディジタル検出信号AおよびBがとも
に“1°であるとすれば、フリップフロップ24はセン
トされて“1゛ となるので、NANDゲート26から
出力される信号FおよびNANDゲート28から出力さ
れる信号Hは°0° となり、ORゲート27から出力
される信号GおよびORゲート29から出力される信号
Iは1′ となる。したがって、信号JおよびKはこの
とき“0゛である。次にディジタル検出信号Aあるいは
Bが“Ooになると、信号JあるいはKが“1°になり
、ディジタル検出信号AおよびBがともに0′になると
信号JおよびKはともに“1” となる。したがってN
ANDゲート32の出力は“0′となり、ORゲート2
1の出力りも“0′となるのでフリップフロップ24は
リセットされ、今度は信号FおよびHが“1° となり
信号GおよびIが0゛ となって信号JおよびKは再び
0゛となる。以後、ディジタル検出信号AあるいはBが
“1゛になると信号JあるいはKがそれぞれ“1° と
なり、ディジタル検出信号AおよびBがともに1゛にな
ると信号JおよびKは再び0゛となって最初の状態にも
どる。以上説明したように、ディジタル検出信号Aある
いはBの状態反転時にのみ信号JあるいはKがそれぞれ
“1゛となり、この信号JおよびKの“1”の時間の長
さの差がディジタル検出信号AおよびBの状態反転の位
相差を示すことになり、差動増幅器46によってその差
がとられ位相差信号として出力される。また、保持手段
45は直前の状態反転部分で検出された位相差に応じた
信号を記憶する。さらに有効性判別手段6がディジタル
検出信号AあるいはBの異常な状態反転を検出すると無
効信号が“1′となり、そのときこの保持手段45は記
憶している値を上記差動増幅器46の出力から差動増幅
器47で差し引くことによって、既に出力された位相差
信号から、異常な状態反転部分で検出された位相差部分
を打ち消すことができる。以上が位相比較手段5の動作
である。なお、上記のNANDゲート32はディジタル
検出信号AおよびBが共に反転したとき、信号Jおよび
Kが共に反転した後にこれらが“0゛になるように信号
JおよびKの状態を帰還するためのもので、こうするこ
とによって極めて小さな位相差に対しても信号Jおよび
Kは共に完全な立ち上りパルスを発生し、不感帯を生ず
ることなくこの位相差を検出することが可能となる。
次に、有効性判別手段6の動作について説明をする。デ
ィジタル検出信号AおよびBが共に“1゛になっている
とすればフリップフロップ24はセットされて信号Eは
“1゛ となっている。このときディジタル検出信号A
あるいはBのいずれか一方が状態反転して“0゛になる
と信号Cは1゛となりしたがってNANDゲート34の
出力である信号りは0゛ となりフリップフロップ36
はセットされて信号Nは°1” となる。このときOR
ゲート38〜41はすべて“1゛ となり、NANDゲ
ート42および43の出力する信号PおよびQははとも
に“0゛である。その後ディジタル検出信号AおよびB
の他方の信号が状態反転して共に“0°になるとORゲ
ート41の出力が“0゛ となり、NANDゲート43
の出力する信号Qは“1゛ となる。すなわちディジタ
ル検出信号AおよびBがともに“1゛の状態から共に°
0”の状態に正常な状態反転をしたときには信号Qは1
゛ となる。ところが、ディジタル検出信号AおよびB
がともに°1゛の状態から一方の信号が続けて2回状態
反転して再び共に“1° となるような異常な状態反転
をしたときには、ORゲート38の出力が°0”となり
、NANDゲート42の出力する信号Pが“1” とな
る。また逆に、ディジタル検出信号AおよびBが共に“
0′の状態から両方が状態反転して共にl゛になるよう
な正常な状態反転をしたときには、ORゲート40が“
0゛ となってNANDゲート43の出力するイ言号Q
が1゛ となり、ディジタル検出信号AおよびBが共に
“0゛の状態から一方の信号が2回続けて状態反転して
再びともに°0゛ となるような異常な状態反転をした
場合には、ORゲート39が“O′ となってNAND
ゲート42の出力する信号Pが“1°となる。以上の説
明から明らかなように、ディジタル検出信号AおよびB
が正常な状態反転した場合、すなわち、これらが互いに
位相差は含んでいるが同様な状態反転をしたような場合
にはNANDゲート43の出力する信号Qが”1゛ と
なり、逆にディジタル検出信号AおよびBの2つの信号
が異常な状態反転をした場合、すなわち、これらの一方
の信号が2回続けて状態反転するような場合にはNAN
Dゲート42の出力する信号Pが“lo となる。すな
わち、この信号Pは第1図あるいは第2図における無効
信号Eと等価である。
上記したように有効性判別手段6がディジタル検出信号
AあるいはBの異常な状態反転を検出すると、既に出力
された位相差信号から、異常な状態反転部分で検出され
た位相差部分を打ち消すことができる。以上のように簡
単な構成によって、異常な状態反転部分で生じたトラッ
キング誤差信号の雑音はその直後に打ち消され、その間
の時間はきわめて短いので上記雑音によってトラッキン
グ制御が乱されるのを未然に防ぐことができる。
なお、有効性判別手段6は上記実施例の構成に何等限定
されるものではなく、ディジタル検出信号の一方が状態
反転した後他方のディジタル検出信号が状態反転する前
に同じディジタル検出信号が続けて状態反転することを
検出するものであればどのような構成であっても差支え
ない。
上記実施例では、異常な状態反転部分で発生したトラッ
キング誤差信号の雑音を後から打ち消すように構成した
が、異常な状態反転部分でトラッキング誤差信号に始め
から雑音が混入しないようにすることもできる。第5図
は異常な状態反転部分でトラッキング誤差信号に雑音が
混入しないようにしたトラッキング誤差検出手段の他の
実施例を示すブロック図である。第5図において、50
aおよび50bは遅延手段で波形整形手段4aおよび4
bから出力されるディジタル検出信号をそれぞれ遅延す
る。51は位相比較手段で前記実施例と同様の機能を有
するが有効性判別手段6の出力に応じた動作のしかたが
少し異なる。その他の構成は第1図の実施例と同様であ
る。第6図は上記実施例の各部の信号を示す信号波形図
であり、波形A〜Hは第1図のA−Hの各部の波形を示
すものである。以下第6図を参照しながら本実施例の動
作をさらに詳しく説明する。読取ヘッド1から出力され
る検出信号AおよびBは波形整形手段4aおよび4bに
よって波形整形されてディジタル検出信号CおよびDと
なり、これらは遅延手段50aおよび50bで遅延され
て信号EおよびFとなる。位相比較手段51は、これら
信号EおよびFの状態反転部分で位相差を検出する。一
方、有効性判別手段6は遅延される前のディジタル検出
信号から、状態反転が正常であるか異常であるかを判別
し、異常の場合にはこれから出力される無効信号Gは°
1°になるものとする。位相比較手段51は遅延された
信号EおよびFの状態反転部分の位相を比較するので、
この比較動作をするまでに有効性判別手段6によって、
その状態反転部分が正常であるか否かを判別することが
可能である。そこで、位相比較手段51は上記無効信号
Gが“1′のときには位相比較動作を実質的に停止する
ように制御される。このようにすることによって、ディ
ジタル検出信号の異常な状態反転部分でトラッキング誤
差信号に雑音が混入するのを防ぐことができる。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は読取ヘッドか
ら出力される2つの検出信号を波形整形してディジタル
検出信号を得、これらのディジタル検出信号が互いに等
価な状態から共に状態反転して他方の等価な状態になっ
たときには正常な状態反転、またこれらのディジタル検
出信号が互いに等価な状態から一方のディジタル検出信
号が続けて状態反転することによって再び等価な状態に
なったときには異常な状態反転と判別して、正常な状態
反転部分においてはその位相差に応じた信号をトラッキ
ング誤差信号として出力し、異常の状態反転部分におい
ては位相差として検出された信号をトラッキング誤差信
号として出力しないようなトラッキング誤差検出手段を
有し、このトラッキング誤差信号に応じてトラッキング
制御を行うように構成されているので、トラッキング制
御の利得が安定で、記録媒体の引っ掻き傷などによって
検出信号に混入した大きな雑音によっても、トラッキン
グ制御が乱されにくいという優れた効果が得られる。
さらに位相比較手段の出力を一時記憶する保持手段を設
け、有効性判別手段によって状態反転が異常であると判
断した場合には上記保持手段に記憶されている値をトラ
ッキング誤差信号から減算することによって、簡単な構
成でトラッキング誤差信号の雑音を抑圧することができ
るという効果が得られる。
さらにまた、ディジタル検出信号を遅延した後に位相比
較することによって、状態反転部分で位相比較する前に
その状態反転部分が正常か否かが判定されているので、
異常な状態反転に基づく雑音がトラッキング制御信号に
まったく混入しないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における光学的情報再生装置
のトラッキング制御手段のブロック図、第2図は上記実
施例における各部の信号波形図、第3図は上記実施例の
主要部分の具体的構成例を示す回路図、第4図は上記回
路図の各部の信号波形図、第5図は本発明の他の実施例
における光学的情報再生装置のトラッキング制御手段の
ブロック図、第6図は上記実施例における各部の信号波
形図である。 1・・・・・・読取ヘッド、3・・・・・・トラッキン
グ誤差検出手段、4a、4b・・・・・・波形整形手段
、5・・・・・・位相比較手段、6・・・・・・有効性
判別手段、8・・・・・・トラッキング制御手段、45
・・・・・・保持手段、50・・・・・・遅延手段。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名第2図 し−m−」 第4図 必 第6図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録媒体の情報トラック上に照射光を投射して光
    スポットを形成し、その反射光あるいは透過光を検出し
    て記録されている情報に応じて変化するとともに上記光
    スポットのトラッキング誤差に応じて互いに位相が変化
    する2つの検出信号を少なくとも含む複数の信号を出力
    する読取ヘッドと、上記検出信号の位相差成分を抽出し
    てトラッキング誤差信号を出力するトラッキング誤差検
    出手段と、上記トラッキング誤差信号に応じて上記光ス
    ポットの位置を調節するトラッキング制御手段とを具備
    し、上記トラッキング誤差検出手段は、上記2つの検出
    信号をそれぞれ波形整形して2つのディジタル検出信号
    を出力する波形整形手段と、2つのディジタル検出信号
    の位相差を検出して位相差信号を出力する位相比較手段
    とを含み、2つのディジタル検出信号が互いに等価な状
    態から一方のディジタル検出信号が2回続けて状態反転
    して再び等価な状態になった場合には上記位相比較手段
    は実質的にその状態反転部分に応じた位相差信号を出力
    しないように構成して成ることを特徴とする光学的情報
    再生装置。
  2. (2)位相比較手段は、2つのディジタル検出信号の直
    前の状態反転部分に対応する位相差信号部分を保持する
    保持手段を有し、位相差信号に応じた信号を出力すると
    ともに、2つのディジタル検出信号が互いに等価な状態
    から一方のディジタル検出信号が2回続けて状態反転し
    て再び等価な状態になった場合には保持手段の保持して
    いる値を上記位相差信号から減じた値に応じた信号を出
    力することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
    の光学的情報再生装置。
  3. (3)位相比較手段は、2つのディジタル検出信号を遅
    延する遅延出力を有し、上記2つのディジタル検出信号
    が互いに等価な状態から一方のディジタル検出信号が2
    回続けて状態反転して再び等価な状態になった場合には
    位相差の検出動作を実質的に停止することを特徴とする
    特許請求の範囲第(1)項記載の光学的情報再生装置。
JP60158965A 1985-03-11 1985-07-18 光学的情報再生装置 Granted JPS6220145A (ja)

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JP60158965A JPS6220145A (ja) 1985-07-18 1985-07-18 光学的情報再生装置
US06/837,287 US4740940A (en) 1985-03-11 1986-03-06 Optical information read apparatus
DE8686301731T DE3675056D1 (de) 1985-03-11 1986-03-11 Optisches informationswiedergabegeraet.
EP86301731A EP0197666B1 (en) 1985-03-11 1986-03-11 Optical information-reproducing apparatus
KR8601708A KR900002997B1 (en) 1985-03-11 1986-03-11 Optical information player

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