JPS62196683A - 複写機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 この発明は、原稿走査の際、原稿台に設けられた表示装
置とともに原稿走査を行うことによって、表示装置の表
示内容を複写画像に写し込む複写機に関する。

〈発明の概要〉 この発明に係る複写機は、原稿台の一部または全面にド
ツトマトリックス型表示装置が配置されたものであり、
この表示装置に任意のパターンを表示できるようにし、
複写画像に任意のパターンを映し込めるようにした複写
機である。

〈従来技術とその欠点〉 従来の一般の複写機は、原稿台に載置された原稿を走査
して原稿像を感光体に結像させるものであるが、感光体
に対して原稿像以外に日付等を写し込むようにしたもの
も提案されている。

このような従来の複写機では、複写画像に限られた情報
しか写し込むことができず、種々の複写作業に応じて汎
用的に用いることはできなかった〈発明の目的〉 い複写機を提供することにある。

〈発明の構成および効果〉 この発明は、原稿台の一部または全面にドツトマトリッ
クス型表示装置を配置するとともに、この表示装置に表
示すべきパターンを記憶するメモリと、 このメモリから読み出したデータに基づいて表示装置の
各ドツトを駆動する駆動回路と、前記メモリに記憶され
るパターンを設定するパターン設定手段と、 設定されたパターンの表示位置を移動させる表示位置移
動指示手段と、を設けたことを特徴とする。

以上のように構成したことにより、パターン設定手段に
より前記メモリに任意のパターンを設定することができ
、このことにより前記駆動回路はドツトマトリックス型
表示装置からなる表示装置の各ドツトを駆動する。また
表示位置移動指示手段によって設定されたパターンの表
示位置を移動させることができ、結局原稿台の一部また
は全面に設けられた表示装置に任意のパターンを任意の
位置に表示させることができる。このようにして表示さ
れたパターンは原稿とともに走査され、複写画像に写し
込むことができる。

この発明によれば、例えば複写された用紙の左端の中央
部にマークを複写することにより、パンチング（とじ穴
開け）の際のセンタ位置を表すことができる。また、複
写画像の内容に応じて種類を表す記号を写し込むことに
よって、仕分は作業やファイリングした場合の検索等に
役立てることができる。

〈実施例〉 第１図はこの発明の実施例である複写機の原稿台とその
周辺部分を表す図であり、原稿カバーを解放したときの
複写機上面に相当する。

原稿台ｌはガラス板から構成され、その左端部（斜線部
）にドツトマトリックス型液晶表示装置２が一体的に組
み込まれている。原稿台１の左方に原稿載置基準位置を
表す案内板３の右端部（図中Ｐ）に沿って原稿台の前後
方向の中央部に載置される。なお、図中原稿台に表す複
数の枠は定形サイズの用紙が載置される位置を表す。

ドツトマトリックス型液晶表示装置は多数のドツトセグ
メントからなる表示体であり、これらのドツトで表され
る任意のパターンを表示することができる。例えば第２
図に示すように表示装置の中央部に文字を表示すること
ができる。ただし、この表示はプリントキーが操作され
るまでは原稿台の上方から見て正常なパターンで表示さ
れるが、プリントキーが操作されたとき、第３図に示す
ようにその表示パターンは鏡像となって表示される。こ
れは原稿台の下部に設けられた原稿走査手段が原稿台の
裏面に沿って走査するためであり、複写画像に正常な向
きの表示パターンが写し込まれる。

第４図は同複写機の制御部のブロック図を表す。全体の
制御はＣＰＵｌ０のプログラム処理によって行われる。

ＲＯＭＩＩにはその制御プログラムが予め書き込まれて
いる。またこのＲＯＭには予め定められた固定の表示パ
ターンが書き込まれていて、必要に応じて読み出され、
表示装置に表示される。ＲＡＭ１２は前記制御プログラ
ムの実行に際してフラグやバッファ等のワーキングエリ
アとして用いられ、またキー人力装置１６の操作によっ
て設定された任意のパターンをパターンコードとともに
記憶する。このメモリはバッテリバックアップされてい
て、主電源がオフされてもその設定されたパターンを記
憶している。ＬＣＤコントローラ１３は表示用メモリ１
４の内容を順次表示タイミングに合わせて読み出し、ド
ツトマトリックス型液晶表示装置２のセグメント信号を
発生する。また、表示装置２に対してコモン信号を出力
する。表示用メモリ１４は表示装置２に対して表示すべ
きパターンをビットパターンとして記憶するメモリであ
り、ビットセットあるいはビットリセットによって表示
すべき表示パターンが定まる。キーコント西−ラ１５は
キー人力装置１６に対してストローブ信号を発生し、そ
のリターン信号を読み込むことによって操作されたキー
を判別する。ＣＰＵｌ０はこのキーコントローラ１５を
アクセスすることによって操作されたキーを読み込むこ
とができる。表示体１８は各キーの操作に応じてガイダ
ンス表示を行う表示体であり、ドライバ１７によって駆
動される。

第５図と第６図（Ａ）〜（Ｈ）は前記制御部の処理手順
を表すフローチャートである。電源がオンされると、第
５図に示すようにまずキーの読み込みを行う。何らかの
キー人力があった場合、フラグＦＭの状態に応じて入力
されたキーに対応する処理へ移る。ここでフラグＦＭは
パターン複写モータを表すフラグであり、このモードの
ときいくつかのキーがパターン複写モードのためのキー
として作用する。キー人力装置の複数のキーのうちいく
つかはパターン複写のための各種指定キーと通常の複写
のための指定キーが兼用されていて、このモードに応じ
て使い分けることができる。

モードキーが操作された場合、第６図（Ａ）に示すよう
にフラグＦＭの状態が反転される。このことによりモー
ドの切り換えを行うことができる。テンキーを操作すれ
ば第６図ＣＢ）に示すようにバッファＫに置数される。

０〜９の数値が入力された後、呼出キーが操作されたな
ら同図（Ｇ）に示すようにＲＯＭ内に構成された表示パ
ターンを記憶するメモリＲのうちバッファにで示される
内容を読み出し、表示用メモリへ書き込む。このことに
より置数された値をコードとする表示パターンがドツト
マトリックス型液晶表示装置２に表示される。このよう
に表示すべきパターンをテンキーを用いて数値入力した
後、呼出キーを操作することによって既に記憶されてい
る表示パターンのうち所望の表示パターンを呼出表示さ
せることができる。

このようにして表示されたパターンを上下方向に移動さ
せるときは上矢印キーあるいは下矢印キーを操作する。

同図（Ｈ）に示すように上矢印キーが操作されたときは
、表示用メモリの内容をビット単位で全体に上方向に移
動させることによって、表示パターン全体を上方向にス
クロールさせることができる。逆に下矢印キーが操作さ
れたときは、表示用メモリの内容をビット単位で下方に
シフトすることによって表示パターンを下方向にスクロ
ールさせることができる。このようにして表示パターン
の表示位置を任意の位置へ移動させることができる。

その後、原稿台に原稿をセットしてプリントキーを操作
すれば、同図（Ｅ）に示すようにまず表示用メモリの内
容が鏡像となるようにその内容のスワツピングを行う。

その後、原稿操作手段等を作動させて複写処理を行った
後、再び表示用メモリの内容をスワツピングさせること
によって通常のパターンを表示させる。

上記の例はＲＯＭ内に予め書き込まれている固定の表示
パターンを呼び出して用いる例であったが、任意の表示
パターンを設定し、これを用いることもできる。まず表
示すべきドツトの位置をＸ、Ｙ座標として指定する。す
なわち例えばＸ軸の位置をテンキーを用いて置数し、Ｘ
軸指定キーを操作することによって、同図（Ｃ）に示す
ようにバッファにの内容をＸに写し、またテンキーを操
作してＹ軸の位置を置数した後、Ｙ軸指定キーを操作す
ることによってその値をＹに設定する。このようにして
Ｘ、Ｙ座標を指定することによって対応するセグメント
を点滅表示させる。既に表示されているドツトを消去す
る場合は、前記の場合と同様にして所定の位置をＸ、Ｙ
座標として指定した後セット／リセットキーを操作する
ことにより同図（Ｄ）に示すように対応するビットを反
転させる。これにより対応するドツトを消去することが
できる。

以上の操作を繰り返して任意の表示パターンを作成した
後、そのパターンを表すコードとして１０以上の数値を
テンキーから入力した後、登録キーを操作すれば同図（
Ｆ）に示すように表示用メモリに設定されたビットパタ
ーンがＲＡＭ内に構成されたメモリＭのバッファにで示
されるエリアに記憶される。ここで、もしθ〜９のコー
ドを入力した後、登録キーを操作したときは登録不可能
であることを表すメツセージを表示する。これはコード
Ｏ〜９が固定の表示パターンを表すためである。

このようにして登録された任意の表示パターンを呼び出
す場合は固定の表示パターンを呼び出す場合と同様に、
テンキーからコードを入力した後、呼出キーを操作する
ことにより行う。すなわち同図（Ｇ）に示すようにメモ
リＭのバッファＫに示された値に対応する内容を読み出
し、表示用メモリへ書き込む。

以上のような機能を用いて第２図や第３図に示したよう
な文字等を表示させ、複写画像に写し込むことができる
。表示すべきパターンとして第７図と第８図に示したよ
うな図形を表示させることもできる。第７図と第８図の
例は原稿台の片側を基準として原稿を載置する形式の複
写機であり、図形２ａは複写された用紙をパンチングす
るときのセンタマークである。このような図形を複写す
べき原稿のサイズに応じてその縦方向の中央に位置させ
て用いる。なお、この場合、上下方向の移動範囲を複写
すべき原稿の範囲内に制限することによって無駄な移動
指示を防止することもできる。また、実施例はプリント
キーを°操作したとき、表示パターンが鏡像となる例で
あったが、原稿カバーを閉じたときに表示を切り換える
ように構成してもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例である複写機の原稿台とその
周辺部の外観を表す図、第２図は第１図に示した原稿台
に設けられたドツトマトリックス型液晶表示装置に具体
的な表示を行った状態を表す図、第３図は、複写開始の
際ドツトマトリックス型液晶表示装置に表示される例を
示す図、第４図は同複写機の制御部のブロック図、第５
図と第６図（Ａ）〜（Ｈ）は前記制御部の処理手順を表
すフローチャート、第７図と第８図は他の実施例を表す
図である。 １−原稿台、 ２−ドツトマトリックス型液晶表示装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）原稿台の一部または全面にドットマトリックス型
   表示装置を配置するとともに、 この表示装置に表示すべきパターンを記憶するメモリと
   、 このメモリから読み出したデータに基づいて表示装置の
   各ドットを駆動する駆動回路と、 前記メモリに記憶されるパターンを設定するパターン設
   定手段と、 設定されたパターンの表示位置を移動させる表示位置移
   動指示手段と、を設けたことを特徴とする複写機。