JPS62193079A - 発熱抵抗体 - Google Patents

発熱抵抗体

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JPS62193079A
JPS62193079A JP3479586A JP3479586A JPS62193079A JP S62193079 A JPS62193079 A JP S62193079A JP 3479586 A JP3479586 A JP 3479586A JP 3479586 A JP3479586 A JP 3479586A JP S62193079 A JPS62193079 A JP S62193079A
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JP
Japan
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heating resistor
specific resistance
resistor
mol
heating
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Pending
Application number
JP3479586A
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English (en)
Inventor
良一 柴田
飯村 勉
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、複写機のヒートロールあるいはポット、ジャ
ー等の加熱装置として使用する発熱抵抗体に関する。
[従来の技術] ホットプレート、電気釜、保温ポット等の熱源としてシ
ーズヒータを使用したのでは、温度分布にむらがあり、
また熱効率が低いため、最近では発熱抵抗体を使用する
ようになってきた。このような加熱用の発熱抵抗体は、
特開昭80−140893号公報に示されるように、ア
ルミナとニッケル、クロム等の合金をプラズマ溶射して
形成されている。
[発明が解決しようとする問題点1 従来のように、発熱抵抗体の材料がアルミナとニッケル
、クロム等の混合物からなるものは、ニッケル、クロム
等とアルミナの抵抗値の差が大きいので溶射の状況によ
り比抵抗に差が生じ、比抵抗の安定した発熱抵抗体が得
られなかった。
抵抗をR1発熱抵抗体の断面積と長さをそれぞれA、L
とすると、比抵抗pとの間には次の関係がある。
R=ρL/A この関係から比抵抗が小さい場合に所定抵抗値を得るた
めには、抵抗体を薄肉に形成する必要があり、その場合
、あまり薄肉にすると溶射表面が凹凸状となって安定し
た抵抗値が得られないという問題があった。また比抵抗
が大きい場合に所定抵抗値を得るためには抵抗体膜を厚
肉に形成する必要があり、その場合あまり厚肉にすると
大型化してしまうという問題があった。
このため安定した抵抗値が得られ、しかもあまり大型化
しないためには、ρは通常的0.01〜1.0が望まし
く、特に複写機のヒートロールのような場合にこの範囲
であることが望ましい。しかし前記従来の材料を円筒状
芯体の全体に溶射して発熱抵抗体を形成することにより
ヒートロールを作る場合、溶射条件を均一に保つことは
困難であり、比抵抗の安定した発熱抵抗体を得ることは
困難であった。
[問題点を解決するための手段] 本発明の発熱抵抗体は、Mel−x Fe、04で表わ
されるスピネルフェライトのMeを、1価または2価以
I−の金属のうち1種または2種以上で置換した組成の
材料をプラズマ溶射して膜状に形成したものである。
[作用] に把手段の発熱抵抗体に、電極を介して電圧を印加すれ
ば、発熱抵抗体は高温になる。なお、発熱抵抗体が所定
温度になった後は、適宜スイッチで電圧印加が中断され
、所定温度に保つようにして使用される。
[実施例] 本発明の発熱抵抗体を複写機のヒートロールに設けた実
施例を第1図により説明する。
数種類の発熱抵抗体を作るため、NiOをモル%で変化
させ、それぞれ残部なFe2O3とした数種類の混合材
料をボールミルで別個に混合した後、造粒して平均粒径
を30pmとした。この数種類の造粒粉をそれぞれ別個
に、円筒状芯体lの外周にプラズマ溶射して膜状の発熱
抵抗体2を形成した。なお、発熱抵抗体2の直径を30
mm、軸方向長さを2313 mmとした。そして発熱
抵抗体2の両端に電極3.3を設ければ複写機のヒート
ロールとして使用できる。この場合プラズマ溶射の条件
は次のように行なった。溶剤電圧は75〜80V、溶射
電流は500A、プラズマガスはAr801 / mi
nとH2151/winの混合ガスを使用した。
上記の実施例の各モル%での比抵抗は、第2図のグラフ
に示される。上記実施例の混合物成分のNiOの代りに
、MnO、MgO、GuOをそれぞれ使用して同様に発
熱抵抗体を形成し、それぞれのモル%での比抵抗を第2
図に示した。第2図かられかるように、それぞれの実施
例ともに約40モル%以下で、比抵抗が0.O1〜1.
0となりヒートロール−ZnOの1種類とFe2O3と
を混合し、各混合物をそれぞれ溶射距離を変えてプラズ
マ溶射することにより発熱抵抗体を作った。この場合の
各発熱抵抗体の比抵抗を測定し、その測定結果を第3図
に示した。この場合NiO等のMeとなる成分は25モ
ル%とし、残部はFe2O3とした。本発明の主たる効
果、すなわち適正かつ安定な比抵抗は、Me Fe2O
3を生成するMeとFe2O3の混合比によって決定さ
れる。Fe2O3が45モル以下ではFe2+の生成量
が少なくて比抵抗の低下は望めず、また80モル%以上
を越えるとスピネル系のフェライトとしての低抵抗は維
持できなくなる。したがって、本発明による最適組成範
囲は、Fe2O3が45〜80モル%、1種または2種
含むMeは20〜80モル%の範囲が望ましい。
第3図では、従来との比較のため、アルミナ中に約12
wt%のニッケル、クロム合金を混合した従来例の比抵
抗を破線で示した。第3図かられかるように、従来例に
比較して、本発明の材料を使用した方が、溶射距離が異
なっても比抵抗が安定した発熱抵抗体が得られる。
さらに上記実施例のうち、Cu−Zn、 Mg−Zn、
 Ni−Znを混合成分とした発熱抵抗体が、それ自身
の温度により比抵抗にどのような影響を受けるか25〜
200℃の範囲で測定した。この測定の結果いずれも比
抵抗は、0.O1〜1.0の範囲にあり、望ましいもの
であった。
なお、上記実施例中では、発熱抵抗体の材料としてFe
2O3に混合したものがCu、 Mn、 Mg、 Zn
、Niであったが、その他1価または2価のアルカリ金
属でももちろんよい。また前記実施例では発熱抵抗体を
ヒートロールに適用したものを説明したが、その外、ボ
ット、ジャーの面発熱体にも適用できる。
[発明の効果] 以上の通り、本発明の発熱抵抗体は、Nip、Mn01
Mg0.CuO等とFe2O3の混合造粒物を材ネ;I
としているので、プラズマ溶射により形成する発熱抵抗
体の比抵抗がFe2+の生成量に依存して安定したもの
となる。よって複写機のヒートロールあるいはポット等
の発熱部材として使用するのに望ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の発熱抵抗体を設けたヒートロールの概
略断面図、第2図は発熱抵抗体のモル%ど比抵抗との関
係を示すグラフ、第3図は溶射距第1 離と比抵抗との関係を示すグラフである。 工;芯体      2;発熱抵抗体 3;電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Me_1_−_xFe_2_+_xO_4(Me
    は2価の金属を示す)で表わされるスピネルフェライト
    のMeを、1価または2価以上の金属のうち1種または
    2種以上で置換した組成のプラズマ溶射膜からなる発熱
    抵抗体。
  2. (2)比抵抗が0.01〜1.0(Ω・cm)であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の発熱抵抗
    体。
  3. (3)Meが、Ni、Mg、Cu、Mn、Znのうち1
    種または2種以上である特許請求の範囲第1項に記載の
    発熱抵抗体。
  4. (4)組成中のFe_2O_3が45〜80モル%、1
    種またほ2種含むMeが20〜80モル%である特許請
    求の範囲第1項に記載の発熱抵抗体。
JP3479586A 1986-02-19 1986-02-19 発熱抵抗体 Pending JPS62193079A (ja)

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