JPS62175998A - Romのリフレツシユ方式 - Google Patents

Romのリフレツシユ方式

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JPS62175998A
JPS62175998A JP61015657A JP1565786A JPS62175998A JP S62175998 A JPS62175998 A JP S62175998A JP 61015657 A JP61015657 A JP 61015657A JP 1565786 A JP1565786 A JP 1565786A JP S62175998 A JPS62175998 A JP S62175998A
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rom
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JP61015657A
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Kenichi Kuroda
謙一 黒田
Yuji Hara
原 雄次
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ROM (リード・オンリー・メモリ)の
リフレッシュ方式に関するもので、たとえば、そのメモ
リセルとしてFAMO3(フローティングゲート・アバ
ランシエインジエクシッン・MOS))ランジスタ等を
用いるEPROM (イレイザブル&プログラマブル・
リード・オンリー・メモリ)等を内蔵するマイクロプロ
セッサ等に利用して有効な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
EPROM等のROMについては、たとえば1985年
、日立製作所発行「日立ICメモリデータブック」に各
種の製品が記載されている。これらのROMが一般化さ
れ、その応用分野が広まるに従って、たとえばICカー
ドや自動車用のマイクロコンピュータ等の記憶装置とし
て用いられる場合のように、その使用環境を温度や湿度
等、比較的大きな範囲で許容しなくてはならない場合が
生じてきた。
このような場合、ダイナミック型RAM等で行われてい
るようなメモリセルの記憶内容のリフレッシュが有効で
ある。ROMのリフレッシュ方式については、特公昭6
0−22438号公報に記載されている。このリフレッ
シュ方式では、ROMの全てのメモリセルについてその
記憶内容を読み出し、そのまま無条件に同じデータを再
書込みする方法を採っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ROMのリフレッシュに関する上記従来の方式には次に
示す問題点があることが本発明者等によりて明らかにな
った。すなわち、ROMの全てのメモリセルについてそ
の記憶内容を読み出し、そのまま同じデータを同じアド
レスに再書込みしているため、全メモリセルのリフレッ
シュを行うために比較的長い時間を必要とするとともに
、特定のメモリセルの特性が劣化しても識別することが
できない。
この発明の目的は、新しいROMのリフレッシュ方式を
提供することにある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。すなわち、
通常のワード線選択電圧レベルで読み出された基準値デ
ータと、比較的誤読み出しされるようなレベルに近い試
験用のワード線選択電圧レベルで読み出された期待値デ
ータとを比較判定し、両データが一致しない場合に基準
値データによる再書込みを行うものである。
〔作  用〕
上記した試験読み出し、データ比較および再書込み動作
を、電源投入時あるいは一定時間ごとに全メモリセルに
ついて行うことにより、記憶状態が悪化し始めたメモリ
セルについてのみ再書込みが実施され、全メモリセルの
リフレッシュに要する時間を短縮化し、またメモリセル
の特性劣化を識別してそのメモリセルの使用を禁止する
ことができるROMのリフレッシュ方式を実現するもの
である。
〔実施例〕
第1図には、この発明が適用されたマイクロコンピュー
タの一実Mfi例のブロック図が示されている。
同図において、破線で囲まれた部分は半導体集積回路L
SIであり、ここに形成された各回路ブロックは、全体
として1チツプマイクロコンピユータを構成しており、
公知の半導体集積回路の製造技術によって単結晶シリコ
ンのような1個の半導体基板上において形成される。
記号CPUで示されているのは、マイクロプロセッサで
あり、このようなマイクロプロセッサCPUの構成や機
能については、たとえば、■オーム社から昭和53年4
月10に発行された矢田光治著rマイクロコンピュータ
の基礎1等によって公知であるので、その詳細な説明を
省略する。
記号I10で示されているのは、入出力ボートであり、
その内部にデータ伝送方向レジスフを含んでいる。記号
O5Cで示されているのは、発振回路であり、特に制限
されないが、外部に接続される水晶振動子Xtalを利
用して高精度の基準周波数信号を形成する。この基準周
波数信号により、マイクロプロセッサCPUにおいて必
要とされるクロックパルスが形成される。記号RAMで
示されているのは、ランダム・アクセス・メモリであり
、主として実行中のプログラムや演算途中のデータの一
時記憶回路として用いられる。記号EPROMで示され
ているのは、イレイザプル&プログラマブル・リード・
オンリー・メモリであり、各種情tia処理のためのプ
ログラムや辞書データ等が記憶される。このRAMおよ
びEPROMには、記憶素子の読み出しや書込み動作に
必要な制御回路が含まれる。EFROMにおけるデータ
の記憶は、メモリセルに用いられるFAMO3(フロー
ティングゲート・アバランシェインジェクション・MO
S))ランジスタのしきい値電圧を通常の比較的低い電
圧(論理“1”)か、フローティングゲートに対する電
荷注入書込みにより比較的高い電圧(論理“0”)にす
るかによって行われる。
記号VcxCONTで示されているのは、ワード線電圧
制御回路であり、EFROMのリフレッシュ時マイクロ
プロセッサCPUの指示により、EFROMのワード線
選択用電源電圧Vcxを制御するものである。
以上の各回路ブロックは、マイクロプロセッサCPUを
中心に入出力バスl10BUSによって相互に接続され
る。この入出力バスl10BUSには、データバスやア
ドレスバスが含まれる。
この実j1例のマイクロコンピュータにおいて、EPR
OMのリフレッシュ動作は概路次の手順により行われる
。すなわち、マイクロプロセッサCPUは電源投入時あ
るいは内蔵する時計装置から所定の時間間隔で起動され
ることにより、EPROMのリフレッシュ動作を開始す
る。
マイクロプロセッサCPUはリフレッシュを行う最初の
アドレスを決定した後、ワード線電圧制御回路VcxC
ONTに対し、ワード線選択電圧レベルを通常の電圧レ
ベルにさせるための指示を行う。ここで通常の電圧レベ
ルとは、EPROMの正常なメモリセルにおいて正常な
読み出しを行うことができるワード線選択電圧レベル範
囲のうち、最も安定した読み出しを行う中心近傍の電圧
レベルを示す、マイクロプロセッサCPUは上記最初の
アドレスによりEPROMの読み出し動作を行い、その
読み出しデータを基準値データとしてRAMに格納する
。この実施例のマイクロコンピュータに用いられるEF
ROMは、8ビット単位でアクセスを行うROMであり
、−回の読み出し動作により8ビツトの基準値データが
得られる。
次に、マイクロプロセッサCPUは、ワード線電圧制御
回路VcxCONTに対し、ワード線選択電圧レベルを
試験電圧レベルにさせるための指示を行う。ここで試験
電圧レベルとは、EFROMの正常なメモリセルにおい
て、高しきい値電圧とされた論理“0”の書込みデータ
を論理“1”として誤って読み出すことのない限界に近
いワード線選択電圧レベルを示す。この試験電圧レベル
において、その特性が劣化し始めたメモリセルではフロ
ーティングゲートの注入電荷が減少することでしきい値
電圧が低下するため、論理“O”を論理11t11とし
て読み出してしまう。マイクロプロセッサCPIJはそ
のままのアドレスでEFROMの読み出しを行い、8ビ
ツトの読み出しデータを期待値データとしてRAMに格
納する。
ここで、マイクロプロセッサCPUは前回通常のワード
線選択電圧レベルで読み出した基準値データと試験電圧
レベルで読み出した期待値データとをRAMから読み出
し、照合するための演算を行う、その結果、両データが
一致した場合はEPROMの読み出しアドレスのメモリ
セルは正常と判断し、アドレスを一つ進めて次のアドレ
スのメモリセルの読み出し動作に移る。一方、演算の結
果、両データが一致しなかった場合、EPROMの読み
出しアドレスのメモリセルの記憶状態が低下しているも
のとし、再度同じアドレスにてEPROMにアクセスし
、基準値データと同じデータの書込みすなわら、リフレ
ッシュを行う。特に制限されないが、上記再書込み後、
マイクロプロセッサCPUは再度同じアドレスのメモリ
セルについて試験読み出し、判定を行い、界雷がない場
合は次のアドレスに進むが、再度両データが一致しない
場合、そのメモリセルは特性が劣化しているものとみな
す。マイクロプロセッサCPUは特性が劣化していると
みられるメモリセルのアドレスを登録し、次のアドレス
に進む。
ツ上の読み出し、判定および再書込み動作をEP RO
Mの全アドレスについて実施すると、マイクロプロセッ
サCPUはリフレッシュ動作を終了し、他の演算処理に
移る。
第2図には、上記マイクロコンピュータに組み込まれる
EPROMの一実施例のブロック図が示されているう同
図において、EPROMは、電源電圧vr、cによる+
5■のような論理電圧系と、電源電圧VPpによる十数
Vのような高いレベルの書き込み用電圧系を動作電源と
しているが、通常の読み出し動作時は論理電圧系によっ
て動作する。
また、ワード線を選択するためのワード線選択電圧レベ
ルは、ワード線電圧制御回路VcxCONTから供給さ
れる電源電圧Vcxによって決定される。
EPROMは、アドレス入力端子XO〜XiおよびYO
−yjを介して供給されるアドレス信号と、制御端子G
E、OE、PGMを介して供給されるチップイネーブル
信号、出力イネーブル信号、プログラム信号によってそ
の動作が制御される。これらの制御信号は、マイクロプ
ロセッサCPUからの起動により図示されていないEP
ROM内のメモリ制御回路により中継されあるいは形成
される。
この実施例におけるEPROMは8ビット単位でメモリ
の読み出しあるいは書込み動作を行うが、第2図では、
メモリアレイM−ARYの1ビット分が代表的に示され
ている。メモリアレイM−ARYは、複数のFAMO3
)ランジスタ(不揮発性メモリ素子・・MO3FETQ
I〜Q6)と、ワード線Wl、W2を含む複数のワード
線と、データ線Di、D2およびD3を含む複数のデー
タ線とにより構成される。メモリアレイM−ARYにお
いて、同じ行に配置されたFAMO3)ランジスタQ1
〜Q3 (Q4〜Q6)のコントロールゲートは、それ
ぞれ対応するワード線Wl、W2に接続され、同じ列に
配置されたFAMO5)ランジスタQlとQ4、Q2と
Q5およびQ3とQ6のドレインは、それぞれ対応する
データ線D1〜D3に接続される。上記FAMO5)ラ
ンジスタの共通ソース線C8は、特に制限されないが、
ディプレッション型MO3FETQI Oを介して接地
される。
アドレス端子xo−x tおよびYO〜Yjを介してマ
イクロプロセッサCPUから供給されるXアドレス信号
およびYアドレス信号はXアドレスバッファXADBお
よびYアドレスバッファYADBに入力される。アドレ
スバッファXADB。
YADBは制御回路C0NTによって形成されるタイミ
ング信号ceによって動作し、マイクロプロセッサCP
Uから供給されるアドレス信号を取り込み、それと同相
および逆相の内部アドレス信号からなる相補アドレス信
号を形成し、XアドレスデコーダXDCRおよびYアド
レスデコーダYDCHに供給する。
XアドレスデコーダXDCRは、XアドレスバッファX
ADBにより供給される相補アドレス信号に従い、メモ
リアレイM−ARYのワード線を選択するための選択信
号を形成する。XアドレスデコーダXDCHにより形成
されるワード線選択信号の電圧レベルは、ワード線電圧
制御回路VcxCONTから供給される電源電圧Vcx
により決定される0通常の読み出しおよび書込み動作時
、ワード線選択電圧レベルは通常電圧レベル、すなわら
EPROMの正常なメモリセルにおいて正常な読み出し
を行うことができる電圧レベル範囲のうち、最も安定し
た読み出しを行う中心近傍の電圧レベルに設定される。
また、EFROMのリフレッシュ動作時は、マイクロプ
ロセッサCPUからの制御により、前述のような通常電
圧レベルと試験電圧レベル、すなわちE P ROMの
正常なメモリセルにおいて、高しきい値電圧とされた論
理“0”の書込みデータを論理“1”として誤って読み
出すことのない限界に近いワード線選択電圧レベルとに
繰り返し変化する。これに対して、メモリアレイM−A
RYによって必要とされる選択信号のレベルは、読み出
し動作においては後述するような電源電圧VCC以下に
低くされたハイレベルとはs’ o vのロウレベルで
あるが、書き込み動作の時においてはy′書き込み電圧
Vl)pレベルのハイレベルとは′>’ o vOロウ
レベルである。このため、XアドレスデコーダXDCR
から出力される選択信号に応答してメモリアレイM−A
RYのワード線をそれぞれ必要とされるレベルにするた
め、XアドレスデコーダXDCRの出力端子とメモリア
レイの各ワード線との間にディプレッション型MO3F
ETQI 1ないしQ12が設けられる。また、各ワー
ド線と書き込み電圧電源端子Vpρとの間には、署込め
動作時ワード線に書込み電圧Vl)pを供給するための
書き込み高電圧負荷回′gPrXRが設けられる。上記
ディプレッション型MO3FETQIIないしQ12は
、そのゲートに制御回路CON Tから出力される内部
書き込み制御信号マ;が供給される。内部書込み制御信
号1の電圧レベルは、1・込み動作時は接地電位のよう
なO■、また読み出し動作時はXアドレスデコーダXD
CRからの選択電圧レベルと同じ電圧のハイレベルとさ
れる。
読み出し動作において、内部書き込み制御信号weは上
述のようにXアドレスデコーダXDCRからのワード線
選択電圧レベルとおなし電圧レベルとされる。このため
、MO5FETQI 1およびQ12は、Xアドレスデ
コーダXDCRから出力されるワード線選択信号により
オン状態となる。
従って、XアドレスデコーダXDCRの出力がそのまま
各ワード線に伝達される。
一方書き込み動作において、内部書き込み制御信号we
は、は\゛0■のロウレベルにされる。このため、たと
えばXアドレスデコーダXDCRによりワード1llW
1が選択されているとその電位が選択電圧レベルとなる
ため、MO3FETQIIは、そのゲートに加わる電圧
がそのソースに加わる電圧に対して相対的に負レベルに
されるので自動的にオフ状態にされる。これに応じて、
ワード線W1は、高電圧負荷回路XRによっては一′書
き込み電圧Vppのレベルのハ・fレベルにされる。こ
れに対し、たとえばXアドレスデコーダXDCRにより
選択されていないワード線−v2のようにワード線の電
圧レベルがはゾOVのロウレベルであれば、MO3FE
TQ12はオフ状態のままとなる。従って、ワード線W
2は、ロウアドレスデコーダXDCRによってはVQv
のロウレベルにされる。
ところで、各ワード線には、通常の読み出し動作におい
てワード線の電位が必要以上に高くなって、誤読み出し
することを防止するため、ワード線の電位をクランプさ
せる定電圧回路VCとそれをワード線に接続させるスイ
ッチMOS F ETが設けられる。MO3FETQI
 6およびQ17に代表されるスイッチMO3FETの
ゲートには、書込み動作時あるいはリフレッシュ動作時
における試験電圧レベルでの読み出し時にローレベルと
なり、また通常の読み出し時にハ・fレベルとなる制御
信号reが供給される。これにより、通常の読み出し動
作時にはこれらのスイッチM OS I” ETがオン
状態となり、定電圧回路が選択されたワード線に選択さ
れるため、ワード線の電圧レベルはより安定した読み出
しを行うための電圧レベルにクランプされる。
第2図において、メモリアレイM−ARYには共通デー
タ線CDが設けられ、メモリアレイM−ARYの各デー
タ線と共通データ線CDとの間には、カラムスイッチ回
路C8Wを構成するMO5F E ’1’ Q 7〜Q
9が設けられる。
YアドレスデコーダYDCRは、アドレスバッファYA
DBにより供給される相補アドレス信号により、メモリ
アレイM−ARYのデータ線を選択するための選択信号
を形成する。YアドレスデコーダYDCRは、+5Vの
論理電圧系によって動作する。YアドレスデコーダYD
CRから出力される選択信号は、カラムスイッチ回路c
SwのM OS F’ E T Q 7〜Q9のゲート
に供給され、カラムスイッチC8Wの制御のために利用
される。
ここで、カラムスイッチ回路C3Wは、書き込み動作に
おいて、書き込み電圧レベルの書き込み信号を伝送でき
る能力が必要とされる。カラムスイッチMO3FETを
十分にオンオフさせるため、YアドレスデコーダYDC
Rの出力端子とカラムスイッチMO3FETのゲート、
すなわち、カラム選択線との間には、ディプレッション
型MO3FETQ13ないしQ15が配置される。これ
らMO3FETQ13ないしQ15のゲートには、前記
MO5FETQI 1ないしQ12と同様に、内部書き
込み制御信号WOが供給される。カラム選択線のそれぞ
れと、上記高電圧vppとの間には、上記ワード線の場
合と同様な書き込み高電圧負荷回路YRが設けらる。
上記共通データ線CDは、端子DIO−DI7を介して
入力される書き込みデータ信号を受けるデータ入力回路
DIBの出力端子に結合される。
4 データ入力回路DIBの出力回路は、マイクロプロ
セッサCPUから供給される書き込みデータ信号に従っ
てオン・オフ状態にされる出力MO5FETを介して書
き込み電圧vppを送出する。この出力回路は、害き込
みパルスweがローレベル(読み出し動作)なら、その
出力インピーダンスが高インピーダンス状態となるよう
にされる。
データ出力回路DOBの入力端子は、共通データ線CD
に結合される。データ出力回路DOBは、センスアンプ
と、その出力を受ける出カバ、2フアから構成される。
センスアンプは、特に制限されないが、共通データ線C
Dにバイアス電流を供給するためのバイアス回路を持つ
。このバイアス回路は、制御回路C0NTから供給され
る読み出し制御信号Oeによって動作状態にされ、その
動作状態においてバイアス電流を出力する。バイアス回
路は、適当なレベル検出機能を持つようにされる。これ
によって、データ出力回路DOBの入力レベルが所定電
位以下の時にバイアス電流が形成され、入力レベルが所
定電位に達するとバイアス電流が実質的にOになるよう
にされる。
選択されたメモリセルは、書込みが行われない初期状態
において比較的低いしきい値電圧(、!I2i理“1”
)であり、書込みが行われてそのフローティングゲート
に電荷が注入されると比較的高いしきい値電圧(論理“
O”)をもつようにされる。
メモリアレイM−ARY内の選択されたメモリセルが高
いしきい値電圧(論理“0′)をもっている場合、共−
通データ線CDと回路の接地点との間に直流電流通路が
形成されない。この場合、共通データ線CDは、センス
アンプからの電流供給によって比較的ハイレベルにされ
る。センスアンプにおけるバイアス回路からのバイアス
電流の供給は、共通データ線CDが所定電位に達すると
実質的に停止される。従って、共通データ線のハイレベ
ルは、比較的低い電位に制限される。
これに対し、メモリアレイM−ARY内の選択されたメ
モリセルが低いしきい値電圧(“l”)をもっている場
合、共通データ線CDと回路の接地点との間にカラムス
イッチMO3FET、データ線、選択されたメモリセル
およびMO5FETQIOを介する直流電流経路が形成
される。このため、共通データ線CDは、バイアス回路
から供給されるバイアス電流にかかわらずにロウレベル
となる。このようなバイアス回路による共通データ線C
Dのハイレベルとロウレベルとの振幅制限は、次の利点
をもたらす。すなわち、共通データ線CD等に信号変化
速度を制限する浮遊容量等が存在するにもかかわらずに
、読み出しの高速化を図ることができる。
データ出力回路DOBにおける出カバソファは、その動
作が読み出し制御信号oeによって制御される。出カバ
ソファは、制御信号Oeがハイレベルなら、センスアン
プから供給される信号と対応するレベルのデータ信号を
外部端子DIO〜DI7に出力する。これに対し、出カ
バソファは、制御信号Oeがロウレベルなら、高出力イ
ンピーダンス状態となる。
制御回路C0NTは、電源電圧Vccによって動作状態
にされ、マイクロプロセッサCPUからの指示により、
図示しないEPROMのメモリ制御回路から供給される
書き込み高電圧vpp、チップイネーブル信号CE、出
力・イネーブル信号OEおよびプログラム信号PGMに
応じて各種の制御信号を形成する。制御回路C0NTは
上記制御信号の組合せにより、通常読み出し、書込みお
よび試験読み出しなどの動作モードの識別を行う。
以上の本実施例に示されるように、この発明をマイクロ
コンピュータに内蔵されるE P ROMのリフレッシ
ュ等に適用した場合、次のような効果が得られる。すな
わち、 (11通常のワード線選択電圧レベルで読み出された基
準値データと、比較的誤読み出しされるようなレベルに
近い試験用のワード線選択電圧レベルで読み出された期
待値データとを比較判定し、両データが一致しない場合
にのみ基準値データによる再書込みを行うことにより、
EPROMの全メモリセルのリフレッシュを比較的短い
時間で行うことができるという効果が得られる。
(2)上記(1)項のリフレッシュ動作により、ICカ
ードや自動上mマイクロコンピュータ等のように比較的
廠しい使用環境でも、E F ROM等の記憶データ保
持時間に左右されることなく、安定した記憶装置が提供
できるという効果が得られる。
(3)リフL・ツシュ動作における読み出しおよび判定
を繰り返すことで、特性が劣化して使用不能となったメ
モリセルの識別が可能となり、マイクロプロセッサCP
 Uによりこのよ・)なメモリセルのアドレスの使用を
避けることができるという効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。たとえば、本実施例に
おいて、マイクロプロセッサCPUによる読み出しおよ
び判定動作はEPROMの1アドレスごとに行ったが、
これを適当な複数のアドレス単位でまとめて行うことも
よい。また、全アドレスに対するリフレッシュ動作を1
度で行う必要はなく、たとえば全アドレスをいくつかの
アドレスに分割し、最初のリフレッシュ動作の時、第1
の分割アドレスのリフレッシュを行い、次のリフレッシ
ュ動作の時、第2の分割アドレスのリフレッシュを行い
、これを順次繰り返すことによって全アドレスのリフレ
ッシュを行うこともよい。これにより、リフレッシュ動
作の時間を更に短縮できる。また、通常の電圧レベルで
読み出された基準値データおよび試験電圧レベルで読み
出された期待値データは一旦RAMに格納せずに、マイ
クロプロセッサCPU内のレジスタ等に保持し、比較判
定するものであってもよい。さらに、特性劣化の判定に
は、特定の基準パターンを書込み、これを試験読み出し
する方法を採ることもよい。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるマイクロコンピュー
タのEFROMのリフレッシュに適用した場合について
説明したが、それに限定されるものではなく、たとえば
、演算回路を有する各種の制御装置等におけるEPRO
MやEIF、PRCM(エレクトリカリイ・イレイザブ
ル&プログラマブル・ROM)等のリフレッシュに通用
できる。また、以上の実施例はデータメモリとしてのE
PROM、EEPROM等のり7 L/ ッシs、 ニ
ラいて説明したが、特開昭58−85638号公報に示
されるような電気的に書込み可能な不揮発性記憶素子に
よって論理を決定する装置におりる前記電気的に書込み
可能な不揮発性記憶素子のリフレッシュに適用すること
もできる。本発明は、少なくとも演算回路を有する装置
に含まれる電気的に書込み可能なROMのリフレッシュ
方式として通用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。すなわち、通常のワード線選択電圧レベルで読み出
された基準値データと、比較的誤読み出しされるような
レベルに近い試験用のワード線選択電圧レベルで読み出
された期待値データとを比較判定し、両データが一致し
ない場合にのみ基準値データによる再書込みを行うこと
により、比較的短い時間でEPROMの全メモリセルの
リフレッシュを行うことができ、また特性劣化したメモ
リセルの識別が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に利用される1チツプマイクロコン
ピユータの一実施例を示すブロック図、第2図は、その
E、 P ROMの一実施例を示すプロック図である。 CPU・・・マイクロプロセッサ、RAM・・・ラング
・アクセス・メモリ、EPROM・・・イレイザブル&
プログラマブル・リード・オンリー・メモリ、Ilo・
・・入出力ボート、O20・・・発振回路、l10BU
S・・・入出力バス、VcxCONT・・・ワード線電
圧制御回路、M−ARY・・・メモリアレイ、XDCR
・・・Xアドレスデコーダ、YDCR・・・Yアドレス
デコーダ、XADB・・・Xアドレスバッファ、YAD
B・・・Yアドレスバッファ、DOB・・・データ出力
回路、DIB・・・データ入力回路、C0NT・・・制
御回路、XR−YR・・・書き込み高電圧負荷回路、V
C・・・定電圧回路X′− 7・ へ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ROMと、ROMのワード線選択電圧レベルを制御
    するワード線電圧制御回路とを含む装置において、第1
    のワード線選択電圧レベルで読み出された基準値データ
    と第2のワード線選択電圧レベルで読み出された期待値
    データとを比較判定し、上記基準値データと期待値デー
    タが一致しないメモリセルに対し、再書込みを行うこと
    を特徴とするリフレッシュ方式。 2、上記ROMはEPROMあるいはEEPROMであ
    り、上記第1のワード線選択電圧レベルは、ROMの正
    常なメモリセルにおいて正常な読み出しを行うことがで
    きるワード線選択電圧レベル範囲のうち、最も安定した
    読み出しを行う中心近傍の電圧レベルであり、上記第2
    のワード線選択電圧レベルはROMの正常なメモリセル
    において、高しきい値電圧とされた論理“0”の書込み
    データを論理“1”として誤って読み出すことのない限
    界に近いワード線選択電圧レベルであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のリフレッシュ方式。 3、上記ワード線電圧制御回路は、上記演算回路の指示
    により、上記ROMのワード線選択用電源電圧を変化さ
    せることによりワード線選択電圧レベルを制御するもの
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第
    2項記載のリフレッシュ方式。 4、上記演算回路によって上記読み出しおよび判定動作
    あるいはそれをくりかえし、ROMの特性が劣化したメ
    モリセルを識別するものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項、第2項または第3項記載のリフレッシ
    ュ方式。
JP61015657A 1986-01-29 1986-01-29 Romのリフレツシユ方式 Pending JPS62175998A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02105393A (ja) * 1988-10-13 1990-04-17 Nec Corp プログラマブル・リードオンリ・メモリ
JPH0676600A (ja) * 1992-08-27 1994-03-18 Nec Ic Microcomput Syst Ltd Prom内蔵マイクロコンピュータ
JPH08235887A (ja) * 1994-12-20 1996-09-13 Sgs Thomson Microelectron Sa 電気的にプログラム可能なメモリ及びメモリへのデータ書き込み方法
JP2001076496A (ja) * 1999-09-02 2001-03-23 Fujitsu Ltd 不揮発性メモリのデータ化け防止回路およびその方法

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